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スクールガールゾンビハンター - (2020/03/21 (土) 21:24:53) のソース

*スクールガールゾンビハンター
【すくーるがーるぞんびはんたー】
|ジャンル|ゾンビパニック・シューティングアクション|CENTER:&amazon(B01LRKDWJC)|
|対応機種|プレイステーション4&br()Windows(Steam)|~|
|発売元|ディースリーパブリッシャー|~|
|開発元|タムソフト|~|
|発売日|2017年1月12日&br()【Win】2018年6月5日|~|
|定価|6,900円&br()【Win】4,176円|~|
|レーティング|CERO:D(17才以上対象)|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|凶悪なタイム制限&無制限ゾンビ&br;|~|

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**概要
-[[SIMPLE2000シリーズ Vol.61 THE お姉チャンバラ]]から独立したお姉チャンバラシリーズのスピンオフ作品で、同シリーズがセクシーな女の子による剣アクションであるが、本作は女子高生によるガンシューティングアクションである。
-ストーリーは大きく分けて、学校から脱出するまでの流れメインミッションと、5人の主人公らの性格や趣向、過去に日常生活で体験した思い出などを知る事が出来るサイドミッションが有る。
**シナリオ
-ゾンビが出没する世界で、高校にも重火器が備えられている&bold(){私立霧策高校}(しりつきりさくこうこう)に突如として現れたゾンビの群れに、&bold(){秋葉サユリ、久保田リサ、姫路まやや、神城エナミ、金崎レイ}の5人の女子高生が支援を受けながら、力を合わせて戦い、脱出することなった。

**システム
-銃を使用してゾンビを撃退したり、それぞれのミッションを達成するのが目標。
ミッションは殲滅ミッション、目的地到達ミッション、探索ミッション、拠点防衛ミッション、ボス戦でそれぞれタイムリミットが決められている。
--ゾンビは女の子の服や下着に反応して、脱いで囮にすることもできる。ただし、女ゾンビには効かない。
--ミッションは一度目では決められたキャラで行うが、二回目からは他のキャラもできるようになる。
-部活攻撃
--各キャラの銃以外の体術であり、サブミッションをクリアすると強化することができる時がある。
-銃には弾制限はないが、その代わりスタミナ制限があり、走ったり、部活攻撃をすると減る。
--銃や服はそれそれステージに落ちていて、それを拾いクリアすると持ち物となる。
---銃や服にキャラの制限はなく、それぞれ自由にカスタマイズできる。
--クリアするとキャラのレベルが上がり、体力とスタミナが上がる。
カロンという鳥ゾンビを撃つことで、下着やロケットランチャーが手に入る。
-アイテム
--ワイヤー、非常食、AEDなどはあらかじめ数が決まっており、ゾンビを倒したら手に入れることができる。
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**問題点
***&bold(){システム・ゲーム}
&bold(){UI・ミニマップが不完全}
--ミニマップが表示されるが、何故か味方キャラと自操作キャラしか現れず、&bold(){何故かゾンビは表示されない}。そのせいで&bold(){背後からゾンビに非常に戸惑う。また、曲がり角にゾンビがいていきなり殴られたりが日常茶飯事。}
--また、探索ミッションでは何故か姫路まやや以外はアイテムの場所が分からない。またカロン&服もまややのみしか表示されない。その為、&bold(){まやや以外のキャラが探索ミッションをクリアするのは自力ではまず不可能}。というか探索アイテムぐらい誰でもわかるようにして欲しいものである。

&bold(){スタミナ}
--他のゲームでもそうだがスタミナ制を取っており、評判が悪い。
--特に本作はタイムリミットがあり、自由に走り回なくてならないのに制限がかかって余計難易度が上昇している。

&bold(){ゾンビ}
--本作のゾンビは倒しても、すぐに新しいゾンビが現れてしまう&bold(){無制限に沸く}。その為、ゾンビを全部倒して安全地帯を作るということができない。
--攻撃的な赤ゾンビ
赤ゾンビは出現して1秒でタックルをしてきたり、一度こちらを認識したら全力ダッシュで追い掛けて来てストレスが溜まる。
--緑色の毒ゾンビと黄色のパニックゾンビ。
--毒ゾンビは殴られると一定時間体力が減り続け、難易度ノーマルでも一撃で半分くらい持っていかれる。
--パニックゾンビで、攻撃が一発でも当たるとスタミナが一定時間ゼロになる。
--さらに毒ゾンビとパニックゾンビは倒すと大爆発を起こす。巻き込まれればダメージであり、毒ダメージとスタミナゼロの効果がある。銃弾のフレンドファイアは無いが、爆発物には仲間のダメージがあるので苦痛。
-爆弾タマゴ
--接近すると爆発を起こすゾンビのタマゴであり、こちらも毒を持っている。
--上記のようなゾンビ達に非常にストレスになりがち。

&bold(){タイムリミットが厳しい。}
--殲滅ミッション拠点防衛ミッションは問題ないが、目的地到達ミッション、探索ミッションは5~10分と難易度が高い。
--そもそも上記のようにスタミナやゾンビの仕様でのんびり探索や移動できない仕様であり、 ストレスそのもの。


***シナリオ・キャラクター
-キャラの成長格差
--キャラのイベントが決まっているのに、複数参加するミッションでは動かすキャラのみしか成長しない。
--その為キャラのレベルに格差が生じやすい。特に体力が少ない久保田リサはレベル上げが他キャラより必要となる。

-キャラが邪魔
--トイレなどの狭い場所では仲間は入口を封鎖して迷惑。下手すると詰む。

-ミッションの人選
--ミッションではボス戦など何故か一人で対決することなど人選が不明な部分がちらほら。

-シナリオはしょぼい
--正直よくあるゾンビゲーそのものであり、内容もあらすじで終わっている。
--そもそも学校の設定や何故ゾンビは出現したのか意味不明である。ボスの目的も謎のままである。雑と言わざる得ない。

-表情が固い
--キャラの表情が固く、マネキンとの声もある。
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**評価点
-女の子モデリングは良い 
--お姉チャンバラで鍛えたモデリングは中々のもの

-下着の衣装が凝っている。 
--複数の色と模様が用意されており、お色気ゲーのポイントは抑えている。 

-部位破壊の武器
--部位破壊系の武器を使うと一気に難易度が下がり、ほぼ一発でゾンビ達が倒せる。この銃アクションは中々爽快。

-ボタン配置
--ボタン配置がオプションでできるので、自分の好きなように設置できる。

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**総評
-ゾンビとお色気ゲーという本作。お色気ゲームは及第点であるものの、肝心の銃アクションは難易度が高く、ストレスの溜まるゲームとなっている。

**余談
-2018年6月5日にWindows版がSteamにて配信開始された。PS4版との違いはほぼ無い((あえて言うならフレームレートが60fps固定可能と言ったところ))。