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*チョコ犬のちょこっと不思議な物語 ショコラ姫と魔法のレシピ 【ちょこけんのちょこっとふしぎなものがたり しょこらひめとまほうのれしぴ】 |ジャンル|アクションRPG|&amazon(B00MB5OZ2G);| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |発売元|日本コロムビア|~| |開発元|ラクジン|~| |発売日|2014年10月9日|~| |定価|5,280円(税込)|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|チョコ犬シリーズ第4作目&br女児向けRPGとしては無難な出来&br|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -チョコ犬シリーズ4作目。かつ初の3DSタイトル。 -スイーツを作って販売していく経営ゲームだった前作までとジャンルが変わり、アクションRPGとなった。 ---- **ストーリー >ここはおかしとまほうの世界「デリシャール」。~ &bold(){ショコラ姫}のショコラティエ王国と&bold(){ベジール女王}のベジタール王国は仲の良い関係でした。~ ところが!ある日とつぜん!ベジタール王国が攻めてきました。~ ショコラ姫は魔法でチョコ犬たちを呼び出して助けを求めます。~ **特徴 #region(キャラクター一覧) -ストロベリー --本作の主人公かつプレイアブルキャラクター。 --明るく元気一杯で、スイーツ作りが得意。 -わたこ --羽の生えたケセランパサランのような妖精。ストロベリーの相棒兼ナビキャラクター。 --見かけによらずお調子者で、本作のコメディリリーフ的な立ち位置。 -ショコラ姫 --ショコラティエ王国のお姫様。 --ストロベリー達を魔法で召喚させた。ちなみに料理の腕は… -ベジール女王 --ベジタール王国の王女。 --元々はショコラ姫とは仲良しの優しい王女だったらしいが…? -ホワイト --ストロベリーの親友である白いチョコ犬。お願いでは回復アイテムであるスイーツを頼む。 --おっとりしているように見えてしっかり者。いちごが大好物。 -抹茶 --太く大きな眉が特徴のチョコ犬。お願いではモンスターがドロップする素材を頼む。 --謙虚で古風な男の子。語尾にござるを付ける。 -クランチ --丸くふわふわした耳のチョコ犬。お願いではモンスター図鑑の登録数を増やすことを頼む。 --快活でさくさくと喋る。関西訛りで商売魂が強い。 -ミルク --トロンとした表情のチョコ犬。お願いでは作物の収穫を頼む。 --おっとりとした癒し系キャラだが、一緒に召喚されなかった弟のキャラメをかなり心配している。 -バナナ --バナナ型のアクセサリーを付けたチョコ犬。お願いでは鉱石を頼む。 --ラテン系の明るい女の子。かなり惚れっぽい。 -パイン --バナナの妹の、幼いチョコ犬。お願いではこっそりと状態異常回復アイテムであるキャンディを頼む。 --やんちゃでイタズラ好き。この世界に召喚されてからきせきの魔法が使えるようになったらしい。 -ビター --柴犬のような容姿のチョコ犬。お願いでは杖or防具を頼む。 --基本的にクールだが、物に対するこだわりが強くつい我を忘れてしまうことも。 -村長 --緑色のハニワとなってしまった国民。 --村長ではあるがお茶目な部分も多い。会話ではしょっちゅう置いてけぼりにされてしまう。 -マフィンおばあさん --濃いピンク色のハニワとなってしまった国民。 --おっとりとした優しいおばあさん。 -マンゴー --黄色のハニワとなってしまった国民。 --生意気だが何だかんだで心配するツンデレ少年。 -タルト --朱色のハニワとなってしまった国民。 --キザな性格で、ストロベリー達を口説く事が多い。 #endregion &bold(){ショコラティエ王国} -本作の拠点となる町。 -宿屋 --ホワイトが担当する宿屋。 --日記を書いて、ゲームをセーブする事が出来る。 -アイテム屋 --抹茶が担当するアイテム屋。 --回復アイテムとどうぐの購入・アイテムの売却が出来る。 -図鑑屋 --クランチが担当する図鑑屋。 --モンスターを倒すと図鑑に加わる。同じモンスターを10回倒す事で((大ボスの場合は再戦不可能である為1回倒すと詳細が記載される))そのモンスターの詳細が分かる。 -畑 --ミルクが担当する畑。 --ダンジョン内で拾ったどんぐりを植えて、合成屋で回復アイテムを作る際に必要な素材を収穫する事が出来る。 -お願い屋 --バナナとパインが担当するお願い屋。 --チョコ犬達のお願いを叶えるとハピネが溜まり、溜まったハピネで新しい魔法が使えるようになる、ストロベリーの着るふくを仕立てる等の「きせき」を起こす事が出来る。 -合成屋 --ビターが担当する合成屋。 --集めた素材を合成して、回復アイテムやどうぐ、杖・防具を作ってもらう事が出来る。 -ぼうけん --ダンジョンへ出発する。 &bold(){ダンジョン} -入るたびに地形が変わる、所謂ランダムダンジョン。((この世界のダンジョンは魔法の力が働いている為入るたびにマップが毎回変わるという設定)) -ステータス --体力と満腹のゲージが存在する。 --体力は攻撃を受けたり、ワナにかかる、毒にかかるとゲージが減る。 ---体力が0となるとゲームオーバーとなり、わたこが町までに強制的に連れて帰る。 ---また、レベルが上がると体力が全回復される。 --満腹に関しては、ダンジョン内で時間が経過したり、Rボタンでダッシュをするとゲージが減っていく。 ---満腹が0になると体力が少しずつ減少し、ダッシュが出来なくなる。 -ストロベリーの魔法 --Yボタン長押しでシャボンファイア系統、Bボタン長押しでシャボンストーム系統の魔法が使える。 ---後者は前者よりもゲージが溜まるのが遅い分、広範囲に攻撃できる。 --ゲームを進めるとパインの魔法で新しい魔法を覚える事が出来る。 ---レベル2の魔法を覚えるとゲージの長さが2倍かつ2段階になり、そのゲージを満タンまで溜めるとより強い魔法が出せる。 ---レベル3の場合は3倍かつ3段階になる。 -状態異常 -毒 --一定時間体力が減少していく。 -混乱 --一定時間移動操作が逆になる。 -暗闇 --周囲が一定時間見えづらくなる。 -ダンジョン内のギミック・仕様等 #region(一覧) -ゲート --次のフロアに行くことが出来るゲート。 --モンスターを倒すことで手に入るカギが無いと作動しない。 --次のフロアがボスの場合は赤紫色に光る。 -チェックポイント --3の倍数のフロアに存在する。 --Aボタンで調べるとチェックができ、次にダンジョンに入る時にチェックした事のあるフロアから進められる。 -トラバサミ --踏むとダメージを受ける。 -落とし穴 --踏むと落とし穴にハマってしまう。 --Aボタンを連打すると早く抜け出すことが出来る。 -スイッチ --何が起こるかは踏んでみないと分からない。 --しかし状態異常にかかる場合がある為、注意するべき。 -ワープ --踏むと同フロアの別の場所に飛ばされる。 -ベジタルスポット --モンスターがたくさんいる場所。 --その場所内にいる全てのモンスターを倒さない限り「とおせんぼーくん」で塞がれたベジタルスポットから出られない。 #endregion -採集について --どうぐを使って合成屋等で使える素材を採集できる。 --どうぐは何回か使うと壊れてしまうので注意。 --畑で使えるどんぐりは花、回復アイテムやどうぐが取得できる宝箱は対象物に対してAボタンを押すと採集できる。 -木 --オノを使って伐採ができる。 --ボタンを長押しして、ストロベリーが大きく光った瞬間にタイミングよくボタンを離すと素材が二つ採集できる。 -採掘 --ツルハシを使って鉱石を採掘できる。 --操作は木の伐採と同様。 -虫捕り --虫捕り網を使い、花畑に飛んでいるちょうちょを捕まえられる。 --ちょうちょがお花にとまった時に!マークが出てくる為、そのタイミングに合わせでAボタンを押すとちょうちょのこなが手に入る。 -釣り --釣竿を使い、水辺で鳥の羽を釣る事が出来る。 --操作は虫捕りと同様。 ---- **評価点 -女児向けとして配慮された難易度、親切さ --ダンジョン内ではわたこに話しかける事でいつでも町に戻ることが出来る。 --初めて行う事や、初めて満腹やHPが低い状態になった時等にはわたこからの説明が画像付きで入る。 ---次のフロアがボスステージの場合も、事前に「一旦セーブして町に帰った方がいい」と報告してくれる。 --難易度もアクションRPGに不慣れなプレイヤーでも遊びやすいものとなっている。 ---遠距離攻撃や範囲攻撃を扱うモンスターも多いが、装備に気を付けてさえいればダメージ自体は高くなく、すぐにメニューを開いてアイテムで回復できる。(状態異常も同様。) ---HPが全て無くなりゲームオーバーとなった時のペナルティも殆ど無い。 -可愛らしくほのぼのした世界観 --ストーリーやテキストはゆるくほんわかとした物となっている。 --テキストが増えた事で以前までよりも様々なキャラの一面が見られるようになった。 ---お願いを解決した際にはキャラクターとの雑談が入り、小ネタやキャラクターの意外な一面が見られる事も。 --新キャラであるショコラ姫やベジール女王のデザインも好評。 ---ハニワとなってしまった国民や野菜がモチーフとなったモンスター達も愛嬌のあるデザインであり、世界観とマッチしている。 -キャラクターモデルのクオリティ --1,2作目のイラストレーションをそのまま3DCGに落とし込んだようなグラフィックで、クオリティが高い。 ---挨拶をしたり、手をぴょこぴょこと動かしたりとモーションも愛くるしいものばかり。 --輪郭線や表情の感じも上手く表現されている。 -ボイス実装 --チョコ犬シリーズでは初となるゲーム内ボイス。 --パートボイスではあるが、ボイスが追加された事により、キャラクターがより生き生きとして見える。 ---当時は新人であったが、加隈亜衣、黒沢ともよといった人気声優も出演している。 --ダンジョン内でのベジモン達にもボイスが付いている。 ---「うにょーん」等ゆるい鳴き声のたまねきんぐや、どこかキザな鳴き声のドンコダケなどとてもユーモラス。 ---- **賛否両論点 -ゲームジャンルの変更 --前作まではスイーツを作って販売する経営シミュレーションゲームであったが、本作ではアクションRPGに変更された。 --キーアイテムが伝説のスイーツ、回復・状態異常を改善するアイテムは全てシェイクやケーキといった物とスイーツとの関わりは多いがアクションRPGというジャンルに引っ張られている部分も。 ---- **問題点 -出来る事が少ない --これといった収集・やり込み要素は殆どなく、全体的なボリュームも低い。 ---モンスター図鑑は大ボスを除いて特定のモンスターを10回倒すと詳細が記載されるが、普通にゲームを進めているだけで達成できるレベル。 --お願いも対象物や回数が変化するだけで、目新しさがない。 --ミニゲームやおまけ要素も無し。特に前者はチョコ犬シリーズではお馴染みの要素だったのだが… -登場するチョコ犬・猫((こちらは2作目に初登場したので実質全員未登場))が少ない --2作目、3作目で初登場したキャラはどれも未登場。しかし1作目から登場しているキャラでも、アーモンドとブルーベリーは未登場。 ---一応キャラメに関しては彼の兄であるミルクから言及されるシーンが存在するが、&bold(){他はそういったテキストすら存在しない。} --&bold(){これらはジャンルが変わった事で役割分担が難しくなった、さらに声優が付くようになった・グラフィックが2Dから3DCGになった事で全体的なコストが上がった為と思われる。} -モンスター図鑑のモンスター達は何故か表情が変わらない --バグなのかは不明だが、アクションをさせても一切表情が変わらずデフォルトの表情で固定されている。 ---例えばキャロコは攻撃をする時に口を開けながら目が> <になるのだが、図鑑では変わらない。 -採掘中でも容赦なしに攻撃してくるモンスター --「宝箱を開ける」、「木を伐る」等といった採掘の際にもモンスターの行動は一時停止されずにそのまま動くため、採掘中でも攻撃される事があり、そうなると即採掘がキャンセルとなる。 ---特に採掘時間が他と比べて長く、タイミングが重要となる「釣り」と「虫捕り」の場合は注意が必要。 --幸い採掘の方はキャンセルとなってもまたすぐに再開出来る。 -ダンジョン内のワープについて --トコナツじまから登場するギミックであるワープだが、見た目が全体的に目立たない。(小さい灰色の突起が3つ並んでいるような物) --一応中心が光ったりはするものの、サイズが小さいのもあってか誤って踏んでしまいやすい。 -王国の住民の正体について #region(エンディングのネタバレ注意!) --はにわ化が解けた本来の姿は&bold(){一切判明されず}、クリア後はベジール女王戦前の王国に戻される。 --様々な情報を提供したり、ストロベリーを序盤から応援していた仲間たちであったため3DCGのモデルは無くとも、せめて1枚絵等で本来の姿が描かれた物があっても良かったと思われる。 #endregion ---- **総評 良くも悪くも、女児向けという枠に収まったゲーム。~ 気軽に遊べるアクションRPGだが、ある程度そういったジャンルに慣れているプレイヤーの場合は物足りなさを感じるかもしれない。~ しかし、難易度からアクションRPGが苦手なプレイヤーでも手に出しやすく、可愛らしいキャラクターからそちら目当てでプレイしたい人にもお勧めできるゲームでもある。 ---- **余談 -本作を最後に、チョコ犬シリーズは作られていない。 --公式twitterも2015年2月で更新が止まっており、本作の公式サイトやポータルサイトも閉鎖されている。 -本作と発売時期の近い日本コロムビアの3DSソフト((『JSガール ドキドキ モデルチャレンジ』や『ほっぺちゃん みんなでおでかけ! ワクワクほっぺランド!!』等))には、本作の紹介とシール、南条アキマサによる4コマ漫画が同梱されていた。 -2015年4月23日に同じく日本コロムビアから発売された『見習い魔女とモコモコフレンズ』とは共通点が多い。 --開発会社は本作と同じラクジン、ランダムダンジョン方式の女児向けRPGであり素材の採掘方法もほぼ同じである。 --しかしこちらはアクションRPGではなく、『[[ポケットモンスターシリーズ]]』のような育成バトルRPGとなっている。
*チョコ犬のちょこっと不思議な物語 ショコラ姫と魔法のレシピ 【ちょこけんのちょこっとふしぎなものがたり しょこらひめとまほうのれしぴ】 |ジャンル|アクションRPG|&amazon(B00MB5OZ2G);| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |発売元|日本コロムビア|~| |開発元|ラクジン|~| |発売日|2014年10月9日|~| |定価|5,280円(税込)|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|チョコ犬シリーズ第4作目&br女児向けRPGとしては無難な出来&br|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -チョコ犬シリーズ4作目。かつ初の3DSタイトル。 -スイーツを作って販売していく経営ゲームだった前作までとジャンルが変わり、アクションRPGとなった。 ---- **ストーリー >ここはおかしとまほうの世界「デリシャール」。~ &bold(){ショコラ姫}のショコラティエ王国と&bold(){ベジール女王}のベジタール王国は仲の良い関係でした。~ ところが!ある日とつぜん!ベジタール王国が攻めてきました。~ ショコラ姫は魔法でチョコ犬たちを呼び出して助けを求めます。~ **特徴 #region(キャラクター一覧) -ストロベリー --本作の主人公かつプレイアブルキャラクター。 --明るく元気一杯で、スイーツ作りが得意。 -わたこ --羽の生えたケセランパサランのような妖精。ストロベリーの相棒兼ナビキャラクター。 --見かけによらずお調子者で、本作のコメディリリーフ的な立ち位置。 -ショコラ姫 --ショコラティエ王国のお姫様。 --ストロベリー達を魔法で召喚させた。ちなみに料理の腕は… -ベジール女王 --ベジタール王国の王女。 --元々はショコラ姫とは仲良しの優しい王女だったらしいが…? -ホワイト --ストロベリーの親友である白いチョコ犬。お願いでは回復アイテムであるスイーツを頼む。 --おっとりしているように見えてしっかり者。いちごが大好物。 -抹茶 --太く大きな眉が特徴のチョコ犬。お願いではモンスターがドロップする素材を頼む。 --謙虚で古風な男の子。語尾にござるを付ける。 -クランチ --丸くふわふわした耳のチョコ犬。お願いではモンスター図鑑の登録数を増やすことを頼む。 --快活でさくさくと喋る。関西訛りで商売魂が強い。 -ミルク --トロンとした表情のチョコ犬。お願いでは作物の収穫を頼む。 --おっとりとした癒し系キャラだが、一緒に召喚されなかった弟のキャラメをかなり心配している。 -バナナ --バナナ型のアクセサリーを付けたチョコ犬。お願いでは鉱石を頼む。 --ラテン系の明るい女の子。かなり惚れっぽい。 -パイン --バナナの妹の、幼いチョコ犬。お願いではこっそりと状態異常回復アイテムであるキャンディを頼む。 --やんちゃでイタズラ好き。この世界に召喚されてからきせきの魔法が使えるようになったらしい。 -ビター --柴犬のような容姿のチョコ犬。お願いでは杖or防具を頼む。 --基本的にクールだが、物に対するこだわりが強くつい我を忘れてしまうことも。 -村長 --緑色のハニワとなってしまった国民。 --村長ではあるがお茶目な部分も多い。会話ではしょっちゅう置いてけぼりにされてしまう。 -マフィンおばあさん --濃いピンク色のハニワとなってしまった国民。 --おっとりとした優しいおばあさん。 -マンゴー --黄色のハニワとなってしまった国民。 --生意気だが何だかんだで心配するツンデレ少年。 -タルト --朱色のハニワとなってしまった国民。 --キザな性格で、ストロベリー達を口説く事が多い。 #endregion &bold(){ショコラティエ王国} -本作の拠点となる町。 -宿屋 --ホワイトが担当する宿屋。 --日記を書いて、ゲームをセーブする事が出来る。 -アイテム屋 --抹茶が担当するアイテム屋。 --回復アイテムとどうぐの購入・アイテムの売却が出来る。 -図鑑屋 --クランチが担当する図鑑屋。 --モンスターを倒すと図鑑に加わる。同じモンスターを10回倒す事で((大ボスの場合は再戦不可能である為1回倒すと詳細が記載される))そのモンスターの詳細が分かる。 -畑 --ミルクが担当する畑。 --ダンジョン内で拾ったどんぐりを植えて、合成屋で回復アイテムを作る際に必要な素材を収穫する事が出来る。 -お願い屋 --バナナとパインが担当するお願い屋。 --チョコ犬達のお願いを叶えるとハピネが溜まり、溜まったハピネで新しい魔法が使えるようになる、ストロベリーの着るふくを仕立てる等の「きせき」を起こす事が出来る。 -合成屋 --ビターが担当する合成屋。 --集めた素材を合成して、回復アイテムやどうぐ、杖・防具を作ってもらう事が出来る。 -ぼうけん --ダンジョンへ出発する。 &bold(){ダンジョン} -入るたびに地形が変わる、所謂ランダムダンジョン。((この世界のダンジョンは魔法の力が働いている為入るたびにマップが毎回変わるという設定)) -ステータス --体力と満腹のゲージが存在する。 --体力は攻撃を受けたり、ワナにかかる、毒にかかるとゲージが減る。 ---体力が0となるとゲームオーバーとなり、わたこが町までに強制的に連れて帰る。 ---また、レベルが上がると体力が全回復される。 --満腹に関しては、ダンジョン内で時間が経過したり、Rボタンでダッシュをするとゲージが減っていく。 ---満腹が0になると体力が少しずつ減少し、ダッシュが出来なくなる。 -ストロベリーの魔法 --Yボタン長押しでシャボンファイア系統、Bボタン長押しでシャボンストーム系統の魔法が使える。 ---後者は前者よりもゲージが溜まるのが遅い分、広範囲に攻撃できる。 --ゲームを進めるとパインの魔法で新しい魔法を覚える事が出来る。 ---レベル2の魔法を覚えるとゲージの長さが2倍かつ2段階になり、そのゲージを満タンまで溜めるとより強い魔法が出せる。 ---レベル3の場合は3倍かつ3段階になる。 -状態異常 -毒 --一定時間体力が減少していく。 -混乱 --一定時間移動操作が逆になる。 -暗闇 --周囲が一定時間見えづらくなる。 -ダンジョン内のギミック・仕様等 #region(一覧) -ゲート --次のフロアに行くことが出来るゲート。 --モンスターを倒すことで手に入るカギが無いと作動しない。 --次のフロアがボスの場合は赤紫色に光る。 -チェックポイント --3の倍数のフロアに存在する。 --Aボタンで調べるとチェックができ、次にダンジョンに入る時にチェックした事のあるフロアから進められる。 -トラバサミ --踏むとダメージを受ける。 -落とし穴 --踏むと落とし穴にハマってしまう。 --Aボタンを連打すると早く抜け出すことが出来る。 -スイッチ --何が起こるかは踏んでみないと分からない。 --しかし状態異常にかかる場合がある為、注意するべき。 -ワープ --踏むと同フロアの別の場所に飛ばされる。 -ベジタルスポット --モンスターがたくさんいる場所。 --その場所内にいる全てのモンスターを倒さない限り「とおせんぼーくん」で塞がれたベジタルスポットから出られない。 #endregion -採集について --どうぐを使って合成屋等で使える素材を採集できる。 --どうぐは何回か使うと壊れてしまうので注意。 --畑で使えるどんぐりは花、回復アイテムやどうぐが取得できる宝箱は対象物に対してAボタンを押すと採集できる。 -木 --オノを使って伐採ができる。 --ボタンを長押しして、ストロベリーが大きく光った瞬間にタイミングよくボタンを離すと素材が二つ採集できる。 -採掘 --ツルハシを使って鉱石を採掘できる。 --操作は木の伐採と同様。 -虫捕り --虫捕り網を使い、花畑に飛んでいるちょうちょを捕まえられる。 --ちょうちょがお花にとまった時に!マークが出てくる為、そのタイミングに合わせでAボタンを押すとちょうちょのこなが手に入る。 -釣り --釣竿を使い、水辺で鳥の羽を釣る事が出来る。 --操作は虫捕りと同様。 ---- **評価点 -女児向けとして配慮された難易度、親切さ --ダンジョン内ではわたこに話しかける事でいつでも町に戻ることが出来る。 --初めて行う事や、初めて満腹やHPが低い状態になった時等にはわたこからの説明が画像付きで入る。 ---次のフロアがボスステージの場合も、事前に「一旦セーブして町に帰った方がいい」と報告してくれる。 --難易度もアクションRPGに不慣れなプレイヤーでも遊びやすいものとなっている。 ---遠距離攻撃や範囲攻撃を扱うモンスターも多いが、装備に気を付けてさえいればダメージ自体は高くなく、すぐにメニューを開いてアイテムで回復できる。(状態異常も同様。) ---第2形態を持っているボスの場合、敗北しても第1形態を倒していた場合は第2形態からの再戦となる。 ---HPが全て無くなりゲームオーバーとなった時のペナルティもカカオ((ゲーム内の通貨))を半分落とす程度。 -可愛らしくほのぼのした世界観 --ストーリーやテキストはゆるくほんわかとした物となっている。 --テキストが増えた事で以前までよりも様々なキャラの一面が見られるようになった。 ---お願いを解決した際にはキャラクターとの雑談が入り、小ネタやキャラクターの意外な一面が見られる事も。 --新キャラであるショコラ姫やベジール女王のデザインも好評。 ---ハニワとなってしまった国民や野菜がモチーフとなったモンスター達も愛嬌のあるデザインであり、世界観とマッチしている。 -キャラクターモデルのクオリティ --1,2作目のイラストレーションをそのまま3DCGに落とし込んだようなグラフィックで、クオリティが高い。 ---挨拶をしたり、手をぴょこぴょこと動かしたりとモーションも愛くるしいものばかり。 --輪郭線や表情の感じも上手く表現されている。 -ボイス実装 --チョコ犬シリーズでは初となるゲーム内ボイス。 --パートボイスではあるが、ボイスが追加された事により、キャラクターがより生き生きとして見える。 ---当時は新人であったが、加隈亜衣、黒沢ともよといった人気声優も出演している。 --ダンジョン内でのベジモン達にもボイスが付いている。 ---「うにょーん」等ゆるい鳴き声のたまねきんぐや、どこかキザな鳴き声のドンコダケなどとてもユーモラス。 ---- **賛否両論点 -ゲームジャンルの変更 --前作まではスイーツを作って販売する経営シミュレーションゲームであったが、本作ではアクションRPGに変更された。 --キーアイテムが伝説のスイーツ、回復・状態異常を改善するアイテムは全てシェイクやケーキといった物とスイーツとの関わりは多いがアクションRPGというジャンルに引っ張られている部分も。 ---- **問題点 -出来る事が少ない --これといった収集・やり込み要素は殆どなく、全体的なボリュームも低い。 ---モンスター図鑑は大ボスを除いて特定のモンスターを10回倒すと詳細が記載されるが、そこまでの時間は要しない。 --お願いも対象物や回数が変化するだけで、目新しさがない。 --チョコ犬シリーズではお馴染みのミニゲームもなし。 -合成に関する問題 --合成する際の演出が地味に長く、スキップできない。 --回復アイテム・どうぐも生成できるが、一度に複数生成はできず、素材が要求されるため多少値段が高くてもアイテム屋で買った方が手っ取り早い。 -登場するチョコ犬・猫((こちらは2作目に初登場したので実質全員未登場))が少ない --2作目、3作目で初登場したキャラはどれも未登場。しかし1作目から登場しているキャラでも、アーモンドとブルーベリーは未登場。 ---一応キャラメに関しては彼の兄であるミルクから言及されるシーンが存在するが、&bold(){他はそういったテキストすら存在しない。} --&bold(){これらはジャンルが変わった事で役割分担が難しくなった、さらに声優が付くようになった・グラフィックが2Dから3DCGになった事で全体的なコストが上がった為と思われる。} -モンスター図鑑のモンスター達は何故か表情が変わらない --バグなのかは不明だが、アクションをさせても一切表情が変わらずデフォルトの表情で固定されている。 ---例えばキャロコは攻撃をする時に口を開けながら目が> <になるのだが、図鑑では変わらない。 --また、これとは別にデ(マ)キャベロールの「~大きくなっても」以降の説明が抜けている。 -採掘中でも容赦なしに攻撃してくるモンスター --「宝箱を開ける」、「木を伐る」等といった採掘の際にもモンスターの行動は一時停止されずにそのまま動くため、採掘中でも攻撃される事があり、そうなると即採掘がキャンセルとなる。 ---特に採掘時間が他と比べて長く、タイミングが重要となる「釣り」と「虫捕り」の場合は注意が必要。 --幸い採掘の方はキャンセルとなってもまたすぐに再開出来る。 -ダンジョン内のワープについて --トコナツじまから登場するギミックであるワープだが、見た目が全体的に目立たない。(小さい灰色の突起が3つ並んでいるような物) --一応中心が光ったりはするものの、サイズが小さいのもあってか誤って踏んでしまいやすい。 -王国の住民の正体について #region(エンディングのネタバレ注意!) --はにわ化が解けた本来の姿は&bold(){一切判明されず}、クリア後はベジール女王戦前の王国に戻される。 --様々な情報を提供したり、ストロベリーを序盤から応援していた仲間たちであったため3DCGのモデルは無くとも、せめて1枚絵等で本来の姿が描かれた物があっても良かったと思われる。 #endregion ---- **総評 良くも悪くも、女児向けという枠に収まったゲーム。~ 気軽に遊べるアクションRPGだが、ある程度そういったジャンルに慣れているプレイヤーの場合は物足りなさを感じるかもしれない。~ しかし、難易度からアクションRPGが苦手なプレイヤーでも手に出しやすく、可愛らしいキャラクターからそちら目当てでプレイしたい人にもお勧めできるゲームでもある。 ---- **余談 -本作を最後に、チョコ犬シリーズは作られていない。 --公式twitterも2015年2月で更新が止まっており、本作の公式サイトやポータルサイトも閉鎖されている。 -本作と発売時期の近い日本コロムビアの3DSソフト((『JSガール ドキドキ モデルチャレンジ』や『ほっぺちゃん みんなでおでかけ! ワクワクほっぺランド!!』等))には、本作の紹介とシール、南条アキマサによる4コマ漫画が同梱されていた。 -2015年4月23日に同じく日本コロムビアから発売された『見習い魔女とモコモコフレンズ』とは共通点が多い。 --開発会社は本作と同じラクジン、ランダムダンジョン方式の女児向けRPGであり素材の採掘方法もほぼ同じである。 --しかしこちらはアクションRPGではなく、『[[ポケットモンスターシリーズ]]』のような育成バトルRPGとなっている。

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