【ふろむてぃーびーあにめーしょん わんぴーす とびだせかいぞくだん】
ジャンル | 海賊アドベンチャーRPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 1枚 | |
発売元 | バンダイ | |
開発元 | エイムアット・エンターテインメント | |
発売日 | 2001年8月2日 | |
定価 |
6,090円(通常版) 9,240円(ポケットステーション同梱版) |
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レーティング |
CERO:全年齢対象 ※ベスト版で付与されたレーティングを記載 |
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判定 | なし | |
ポイント |
ストーリーで空気な主人公たち、戦闘で空気な原作キャラたち 「海賊なりきりRPG」として見ると地味に完成度高し |
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ONE PIECEゲームリンク |
ローグタウンの近海、「イニシエの黄金」と呼ばれる財宝の手掛かりとなる「イニシエのかけら」を探すルフィたち。
無事5つの「イニシエのかけら」を探し当てることに成功するも、その直後一行は謎の敵の襲撃を受け、それぞれがかけらをもったまま離れ離れになってしまう。
一方、そのころ大海賊になるという夢を掲げて3人の少年少女が大海原へと乗り出そうとしていた…。
まとめて言うと「ワンピース要素が邪魔」。
「キャラゲーとしてはよくできているが、ゲームとしては微妙」という作品は多いが、その逆は珍しい。
そもそも原作漫画は「海賊」を名乗ってはいても実際のところ、そのような行為はほぼ皆無な上、海の上での冒険のシーンもほとんどなしと、本作のようなゲームとはあまり相性が良くなかったのかもしれない。
むしろワンピース無関係の単発のゲームとして売り出した方が高い評価を得られたのでは……? と考えるといろいろと残念な作品である。
攻略本は一応出ている。敵のデータ、アイテムのデータは上限レベル含めてちゃんと載っているのだが…よりによって肝心の成長式(上述)が欠けているため、本に載っているデータをそのまま見たところで何のことか全く理解できず、真価を発揮できない(*16)。
なお、この本にはポルスター諸島までのシナリオしか載っておらず、その先は一切不明。結果的にグランドラインに突入した場所で詰まり、誰一人としてLV70以上の装備を見ることは叶わない。
また、助っ人のうち、「エース」「クロコダイル」「コビー、ヘルメッポ」は載っておらず、データも無い。
本作には『From TV Animation ONE PIECE グランドバトル!』の隠しキャラ出現条件リストと、実際に使えるカードダスが一枚同梱されている。
*1 違いとしては、海軍船の敵は「守備力が他より高めであり、戦闘終了後に得られる経験値が大きい」、民間船の敵は「非常に素早さが高いが、得られるお金は最も多い」、海賊船の敵は「攻撃力が非常に高く、得られる経験値、お金は海軍と市民の中間」、という特徴がある
*2 ただし、オリジナルキャラ2名を含むため、純粋な原作キャラは66名。
*3 全体攻撃に加え、こちら全員に敵の攻撃を一回無効にするバリアを張ってくれる。ドーピング無しでは非常に頼もしいキャラ
*4 単体攻撃だが、何故か異様な威力を誇る
*5 隠しパスワードで「クロコダイル」が出てくるのだが、彼の賞金が8000万
*6 実際にはその島の周辺の島の上陸ポイントも全て回らないとクリアできない
*7 4つ全てを回らないとイベントが進まない
*8 「まきもの」で全体攻撃してくる忍者や「槍」で攻撃してくるキャラなど。当然市民船であればもっと速くなる
*9 攻略本等を見るとデータ上はレベル100まで用意されているようだが、シナリオがグランドライン突入(装備の最大レベル70)で打ち止めになるのでどうやっても高レベル武器を買えるようにできない
*10 味方全体の速さを上げる効果を全武器で唯一持っていて、ドーピング無しでやるならほぼ必須になってくる
*11 ルーレットの回転がやたら速いが、全武器で唯一敵全員の防御を下げる効果持ち
*12 アーロンの武器。敵全員の速さを下げる効果はこの武器だけ
*13 敵のルーレットの目がやたら強化され、こっちの強攻撃以上の威力で殴ってくるため。もちろんそんな攻撃力でノードーピングのキャラが殴られたら一発で死ぬため、ドーピングしない通常プレイではちゃんと「非常に」加減されている。それでも大抵2~3発で転がるが
*14 この場合、毎レベル91体力が上昇し、レベル最大でカンストする
*15 無論、ドーピングさえしなければこの成長率の影響は一切ない
*16 計算式に当てはめる「基準値」しか載っておらず、LVに対応した補正を出す方法が載っていない