【おにむしゃ つー】
ジャンル | 戦国サバイバルアクション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2002年3月7日 | |
定価 | 7,140円 | |
廉価版 |
MEGA HITS! 2002年12月12日/3,980円 |
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判定 | 良作 | |
鬼武者シリーズ |
愛と哀しみのバッサリ感
PS2用ソフトとしては国内初のミリオンセラーを達成した『鬼武者』の続編。
前作と同様、本作も主人公には実在する俳優をモデルに起用している。
起用されたのは何と1980年代を代表する名優として知られる故・松田優作氏(*1)氏。
テーマソングは布袋寅泰氏の『RUSSIAN ROULETTE』となっている。
鬼の力を得た若武者、明智左馬介が稲葉山城で幻魔王フォーティンブラスを討ってから13年後…。
旅先で故郷の急を聞きつけた柳生十兵衛は急ぎ柳生の庄へと帰還。
だが時既に遅く、故郷は無残に焼き払われ、一族の者は皆殺しにされた後だった。
己の母を名乗る女から一族の仇は織田信長であることと鬼の力を与えられた十兵衛は信長を討つ決意をするのであった。
ボリューム・爽快感・やり込み要素とあらゆる面が前作からパワーアップした正当続編。
前作プレイ者・アクションゲーム好きは勿論、松田優作氏をモデルとして起用したゲームであるため氏のファンなら絶対にプレイしておきたい一品。
+ | 『鬼武者2』のCM |
*1 松田氏は1989年に死去しているので、声はモノマネタレントのハードボイルド工藤氏が担当している。
*2 一部の雑魚敵にも一撃では倒せないものが存在するが。
*3 本作の攻略本では絆値と表記されている。
*4 通常攻撃の最後に出る大振りに近い。
*5 方向キーの前を倒しながら攻撃ボタンを押せば出るため、名前に反して実際に走る必要はほとんどない。
*6 旋風丸を使ってヒュカーンのジャンプに対して一閃をした場合など発動はするものの絶対に当たらない組み合わせもごく一部存在する。
*7 例として黒ビールは食べ物なら大抵のものは(カエルすら)喜ぶエケイに渡すと渋い顔をされる。黒ビールを渡して喜ぶのは本やサイコロなどの嗜好品が好みのマゴイチ。
*8 同様のイベントは4人のうちオユウとマゴイチのルートにしかない。
*9 他はせいぜいないよりはマシ程度、オユウのものに至っては使い方次第でマイナスになる。
*10 他のルートでは類似のイベントはない。正確にはオユウルートでもルート限定の武器はあるものの、使用はごく短いイベント時の間のみで実用性は皆無。
*11 例として構え状態でなければ一閃が出せず、複数の敵を巻き込みづらい。それぞれの武器が他の仲間キャラと異なり単純な上位互換、下位互換の関係になっておらず、使い分ける必要があるなど。
*12 仲間操作時のボス役として現れる幻魔。攻撃範囲が広いのに全ての攻撃がガード不能と攻撃面だけは本作中最強。体力もボス程ではないが多い。
*13 ちなみに、この時のイベントでマゴイチが使用する武器は上記の鬼組で使用可能。ラスボスすら当てれば一発で体力を8割から9割奪える。ただし、撃てるのは一度きりなので、試し撃ち厳禁。
*14 倒れた信長の口から多数の目玉が勢いよく飛び出し(この時、「ブン!ブン!」と過剰なSEが鳴るのもよくない)、部屋の奥に安置されていた仏像風のマシンの口に入ってその勢いで頭が回転、「死ねぃ!十兵衛!」のセリフとともに "下半身の象の頭" がパオォォーンと鳴き声を上げる…というもの。
*15 一応その前作の舞台や、石化させられた人間が置かれている洞窟など完全に不気味さがないわけではないのだが…。
*16 武器に関しては最強武器が最初から使えるので問題なし。