本項では以下4作品を扱う。
判定はいずれも 良作 。
【ふぁみりーこんぴゅーた にんてんどー すいっち おんらいん】
【すーぱーふぁみこん にんてんどー すいっち おんらいん】
ジャンル | オムニバス | ![]() ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア | ダウンロード専売ソフト | |
発売元 | 任天堂 | |
発売日 |
FC:2018年9月19日 SFC:2019年9月6日 |
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定価 |
無料 (プレイは要Nintendo Switch Online加入) |
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プレイ人数 | 1~2人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
定額費用だけでファミコン・スーファミソフト遊び放題 様々なコンセプトのスペシャルバージョン オンライン同時プレイに対応 |
Nintendo Switch用の有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」(以下「Online」)の加入者向けサービスの一つで、ファミコンとスーパーファミコンのソフトがたくさん内蔵されたオムニバスソフト。
ソフトのダウンロード自体は無料だが、Online会員になっていない場合はソフトを起動できない。
WiiやWii U、ニンテンドー3DSなどで展開していたバーチャルコンソール(以下「VC」)の後継サービスに当たる。
システム面においては、プラグアンドプレイゲーム機である『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』(以下「ミニFC」)や『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』(以下「ミニSFC」)と共通する仕様が多い。
+ | ファミコン版の収録ソフト一覧(追加日・五十音順) |
+ | スーパーファミコン版の収録ソフト一覧(追加日・五十音順) |
オマケとして考えると非常にお得なソフト。
Nintendo Switchの利点として屋外への持ち運びやおすそわけプレイでも気軽に楽しめるので、Nintendo Switch Online加入者ならばとりあえずダウンロードしておいて損はない。
「遠くの友達や親戚ともファミコンやスーファミで一緒に遊べる」という点だけでも遊ぶ価値はある。
【にんてんどう ろくじゅうよん にんてんどー すいっち おんらいん】
【せが めがどらいぶ ふぉー にんてんどー すいっち おんらいん】
ジャンル | オムニバス | ![]() ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
任天堂 M2(MD版開発協力) |
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発売日 | 2021年10月26日 | |
定価 |
無料 (プレイは要Nintendo Switch Online + 追加パック加入) |
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プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング |
N64:CERO:C(15才以上対象) MD:CERO:B(12才以上対象) |
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判定 | 良作 | |
ポイント | お値段に比例して拡張 |
先述した月額サービスであるNintendo Switch Onlineに2021年に追加された「Nintendo Switch Online + 追加パック」の特典である、NINTENDO64/メガドライブのソフトが遊び放題のソフト。ファミコン・スーファミ同様にダウンロードは誰でも無料でできるが、遊ぶには同追加パックの購入が必要となる。
+ | N64版の収録ソフト一覧(追加日・五十音順) |
+ | MD版の収録ソフト一覧(追加日・五十音順) |
レトロゲーマーなら加入を考えるべきだが、追加料金をどう見るか。
他社のサブスクリプションサービス(*15)と比較するとこれでも安い方ではあるが、現在プレイ可能な作品数と、作品の追加ペースを考えると本当に安いのかはユーザーで評価が割れるところではある。
ただ、「+追加パック」の特典は本作だけではないので、他の特典をフル活用できるかどうかでコストパフォーマンスへの評価も変わってくるだろう。
*1 例えば『ジョイメカファイト』では、雑誌『ファミコン通信』(現:ファミ通)の広告が削除されている。
*2 3DSのVCでは、持ち運ぶことはできたが二人プレイはできなかった。
*3 もっともバーチャルコンソールは一つ一つが別ソフト扱いだったため逆に横のつながりはない。
*4 厳密には暗転しているごくわずかの間もコントローラーの操作は受け付けている。
*5 カートリッジが金色で通常の物よりも大きく、現在ではプレミアソフトとしても有名。
*6 ※日本国内で発売された類似タイトルの『ジェリーボーイ』(Jerry Boy、海外名『Smart Ball』)とは全く異なるゲーム。
*7 スーパーファミコン版『す〜ぱ〜ぷよぷよ』のキャラクター等をカービィのものに差し替えたもの
*8 『スーパーマリオコレクション』版ではこちらの仕様が引き継がれた。
*9 権利の都合上、従来の英語名称の『Tetris Attack』というタイトルが使用できなかったためと思われる。
*10 2019年9月までは300円だった。なお365日間の個人プランとファミリープランは消費税増税後も値段は据え置き。
*11 MDソフトは基本的に2~3ヵ月ペースで配信されている。
*12 64のコントローラーは元々搭載されているボタンを全て使う設計にはなっていないが、それでも64コントローラーはA・Bボタン+Cトリガー4つ+R・L・Zトリガー+スタートボタンの10ボタンとスティック。Joy-Conは4ボタンとSR・SLボタンR・ZRボタン、+ボタンの9ボタンとスティック。Joy-Con横持ち時はRとZRは非常に押しづらい位置に来てしまうので、このボタン数で再現するのはかなり無茶な話ではある。
*13 一例として、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で雲海が正常に描写されなかった。2022年1月のエンジンアップデートで解決。
*14 64GBパックに刺されたカートリッジからゲームのデータをロードしてプレイするという、GBビルの特徴が原因と思われる
*15 新作メインのXbox Game Passは月850円、旧作メインのProject EGGは月550円に対し、NSO+は409円