【えすかあんどろじーのあとりえ たそがれのそらのれんきんじゅつし】
ジャンル | 旧約錬金術RPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売・開発元 | ガスト(コーエーテクモゲームス) | |
発売日 | 2013年6月27日 | |
定価 |
通常版:7,140円 ダウンロード版:6,300円 プレミアムボックス:10,290円 |
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レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
廉価版 |
PlayStation 3 the Best 2014年5月29日/3,800円 |
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判定 | なし | |
ポイント |
ぬるいが高い完成度 エスカ&ロジーの愛の巣 |
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アトリエシリーズ |
ここは、何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。
その世界に存在する、「黄昏の大地」の遙か西方にある、
かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。
そこでは、いつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、
人々は失われた錬金術の技術の発見と再生に力を注いでいた。
再生された前時代の技術は、「中央」と呼ばれる錬金術の研究都市に結集され、
進行する黄昏を阻止するための利用方法が研究されている。
主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、
この辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。少女の名はエスカ。
人々の役に立ちたくて、自前の古い錬金術の知識を使い
頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。青年の名はロジー。
中央で最新の錬金術を学んでいた彼は、その力を役立てるために
人手不足の地方の街への転属を願い、
配属先の開発班でエスカと出会うことになる。
二人は錬金術の力を駆使し協力して開発班をもり立てていこうと約束する。
(公式サイトより引用)
前作『アーシャのアトリエ』と次ぐ、ガストの看板RPG『アトリエシリーズ』のうち『黄昏シリーズ』二作目。
前作のキースグリフEDから1年後の世界を描く。
今作の舞台は、前作の舞台「黄昏の大地」の遙か西にある辺境の街「コルセイト」。
そこに拠点を構える「未開発地方特別調査局コルセイト支部」の開発班に所属するエスカ、ロジーを中心にストーリーが展開される。
初回特典は『マナケミア2』のPS2アーカイブスダウンロードコードが付属していた。
PS3のアトリエシリーズでは初のDL版もパッケージ版発売と同時に配信開始となった。
シナリオ担当はガスト社員に変更された。
アトリエシリーズではコーエーテクモゲームスのゲームエンジン「KTGL」が初めて採用された。
調合・戦闘システムは前作から正統進化しており、安定感のある続編として仕上がっているが、難易度の低さやシナリオの薄さには不満の声もある。
ただ問題点にしろ評価点にしろ、またシリーズ初となるアニメ放映があった(出来はともかくとして)ことも加味し、新規プレイヤーには親切なつくりといえる。
2014年4月~6月、TOKYO MXなどでアニメ版が放映。
原作と違う点はウィルベルの出番が大幅に増えている、アーシャがとあるシーンで一瞬だけ出る等がある。
最後は次回作主人公のシャリステラ、シャルロッテの登場で締めている。
【えすかあんどろじーのあとりえ たそがれのそらのれんきんじゅつし】
ジャンル | 旧約錬金術RPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
発売・開発元 | コーエーテクモゲームス | |
発売日 | 2015年1月22日 | |
定価(税抜) |
通常版:5,800円 プレミアムボックス:8,800円 ダウンロード版:5,143円 |
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判定 | なし | |
ポイント |
画質と音質は下がったが、快適度がアップ 特典は結婚式の引き出物 |
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アトリエシリーズ |
エスカ&ロジーのアトリエをプレイステーション・ヴィータに移植したゲーム。
ガストがコーエーテクモゲームスと合併して初めてのアトリエである。
劣化点も一部あるものの、改良点や追加要素などのメリットが大きく、エスカ&ロジーのアトリエを楽しむには十分な出来となっている。
人によってはPS3版よりも快適にプレイできるだろう。
*1 詳しく言うと、未踏遺跡に関する割と重要な情報を知ることができ、汎用性の高い素材アイテム「流れ動く金属」や、ノーコストで使用できる専用アイテム群を調合できる。
*2 苦労して飛行船を作って乗り込んでいったら、「もう用は済んだからいいや」と未踏遺跡を落下させるという努力を踏みにじる暴挙に出ている(一応、主人公らが到達したから目覚めたらしいので無駄でないのだが)。
*3 ラスボスはある種の被害者で、グッドエンド以上では救うことになる。しかし、とあるイベントでそのキャラの存在を維持している遺跡は世界の寿命を縮めるものなので、最低でも稼働停止させないといけない。
*4 前作、大婆様に申し付けられた課題をアーシャにレアアイテムを作ってもらって楽にクリアしようとした結果、見限られた。その後、体を張って別の結果を示したことで破門は解除された、という経緯がある。
*5 イベントスキップについては5ヶ月後に発売された『新・ロロナのアトリエ』でやっと実装された。
*6 かつて起きた破滅は周辺国が力を合わせても回避できなかった、世界中に設置された遺跡のせいで環境は破壊され続けている、「存在しない土地」という大地が砕かれ雲海が広がっている生存不可能領域が存在する、黄昏のせいでかつて人類が用意した世界を維持する機構そのものが破綻しつつある、など。
*7 今作では、友好度の上昇量が前衛>後衛>控えとなっている。