がっき で あそぼ♪ たのしい どうよう(1)

【がっき で あそぼ たのしい どうよう いち】

がっき で あそぼ♪ たのしい どうよう(2)

【がっき で あそぼ たのしい どうよう に】

がっき で あそぼ♪ たのしい どうよう(3)

【がっき で あそぼ たのしい どうよう さん】

ジャンル 音楽知育
対応機種 ニンテンドー3DS
メディア ダウンロード専売
発売・開発元 ソニックパワード
配信開始日 【1】2014年4月23日
【2】2014年6月25日
【3】2014年7月9日
定価 110円
プレイ人数 1人
セーブデータ 1箇所・オートセーブ方式
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 なし
ポイント 児童向けの知育演奏ソフト
歌付きの収録曲を5曲ずつ収録
収録曲は多めだが楽器が少ない


概要

『ぼくは航空管制官シリーズ』などで知られる名古屋のメーカー、ソニックパワードからリリースされたニンテンドー3DS専用ダウンロードソフト。

ジャンルは児童向けの知育用演奏ソフト。知育用だけあって演奏そのものを楽しむ内容であり、リズムゲームなどのゲーム性は一切含まれていない。
全3作がリリースされているが、ゲーム中に表示される絵柄とメイン楽曲の収録以外での差異はなく、本ページでも3作一括での紹介を行う。


ゲームルール

  • 好きな楽曲を自由に選んで演奏を行う。楽器は各作共通で「タンバリン」「ラッパ」「トライアングル」「太鼓」の4つの音色が演奏対象。
  • 概要でも述べた通り、本作には演奏を楽しむソフトであり、クリア等を目指すようなゲーム性はない。演奏中においても楽曲の切り替えが可能。
  • メイン楽曲はすべて歌入りの童謡が収録されている(5曲)。その他にも身近に聞こえる日常の音をBGM仕立てで流すサブ楽曲も収録(3曲・各作共通)。
  • メイン楽曲は上画面には絵本風の絵柄と歌詞が表示され、歌と歌詞が連動する。サブ楽曲には絵柄と歌詞はないが、代わりに専用のグラフィックが表示される。
  • 画面下の楽器アイコンをタッチすると楽器の演奏。同じく曲アイコンをタッチすると楽曲の選択。共にボタン操作でも代用可能。
  • 児童のプレイ状況に触れておきたい保護者向けの操作として「プレイ時間の設定」や「選んだ楽曲や操作した楽器の総合回数の確認」も行える。

収録楽曲

ゲーム中に表示されるメイン楽曲の曲名と歌詞はすべてひらがな表記となる。サブ楽曲には曲名の表記はない。

+ 収録曲
  • 『1』のメイン楽曲
    • げんこつやまのたぬきさん
    • 大きな栗の木の下で
    • むすんでひらいて
    • かもめの水兵さん
    • しゃぼん玉
  • 『2』のメイン楽曲
    • おもちゃのマーチ
    • ちょうちょう
    • どんぐりころころ
    • アルプス一万尺
    • くつが鳴る
  • 『3』のメイン楽曲
    • ももたろう
    • きんたろう
    • あめふり
    • かたつむり
    • ウサギとカメ
  • サブ楽曲(『1』『2』『3』共通)
    • 心臓の鼓動音
    • 紙をクシャクシャに丸める音
    • 水道の放水音
    • BGMなし(無音)

評価点

  • 価格の割には収録曲が豊富
    • メインとサブを合わせて8曲も収録されており、110円のソフトとしては収録網は豊富。
      • メイン楽曲はすべて歌入りという豪華さなのも嬉しい。もっとも製作費と容量の関係なのか、ほとんどの歌は1番のみのループなのが寂しいところ。
  • 賑やかな絵本的な演出
    • ただ楽器を演奏するだけでなく、絵本の中でエフェクトが発生する演出が賑やか。
      • これはデジタルな映像基材ならではの演出で、アナログの絵本では真似できない特典。児童受けしそうな演出を採り入れるのは純粋なる評価点といえる。

問題点

  • 楽器数の少なさ
    • 楽器が各作品共通で4つの音色しか鳴らせないため、必然と演奏のバリエーションが乏しくなってしまう。
      • 楽器の音質・音程調整が行えず、どう演奏しようが鳴らせる音は4つのみ。いくら児童向けとはいえ、この音の乏しさは飽きられやすい気も…。

総評

ほぼワンコインの価格を考慮すればそれなりの満足感があるであろう作品。とはいえ演奏できる範囲は悪い意味で価格相当なのが残念。
あくまでも児童を対象とした知育演奏ソフトなので、まとまったボリュームやゲーム性を目当てにプレイできない点に注意。

最終更新:2021年11月28日 16:24