耳千里

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奈落一派(一時的な協力者) 妖怪 生き字引 登場人物

来たな奈落。貴様が来るのは、四里も先から聞こえとった。
登場 29巻9話(287話)「耳千里」
退場 29巻9話(287話)「耳千里」
所属 奈落一派(一時的な協力者)
種族 妖怪
性別
出身 耳千里の沼
CV 西村 淳二
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 耳千里(みみせんり)は、この世のあらゆる物事を聞く力を持つ妖怪である。耳千里の沼と呼ばれる、深い森の奥にある沼の底に住んでいる。目とまぶたが退化しており、目を開く事はできないが、その巨大な耳によってあらゆる情報を聞く事ができる。彼の力は天耳通(てんにつう)と呼ばれ、奈落白心上人が誇る天眼通と対を成す極めて特異な能力である。耳千里の情報収集能力は、並外れた天眼通の覚醒者である奈落をも上回っていた。奈落は、四魂の玉の最後の一かけらを見つけ出す事ができず、耳千里の力を頼った。わずかな時間でその行方を探り当てた耳千里は、最後のかけらが妖怪の墓場にある事を奈落に教えた。

  • 耳千里は超然的な性格であり、奈落が自分を取り込む可能性を考慮しつつも、全く奈落を怖れてはいなかった。彼は、奈落の依頼によって四魂のかけらの場所を教えたが、それ以上の助力を奈落に行う事はなく、奈落も耳千里にそれ以上の協力を求めなかった。

【アニメ】

  • 犬夜叉 TVアニメ
    • 第127話「煮ちゃダメ! 恐怖の干物妖怪」、128話「干物妖怪と激闘文化祭」に登場。128話からの第五期OPにも登場しており、まるで奈落一派の正規メンバーのように扱われている。どちらも現代を舞台としたアニメオリジナルストーリーだが、序盤と終盤に奈落が耳千里の元を訪れるシーンが描かれる。アニメオリジナルストーリーに挟まれた結果、かけらの行方を探るのに相当な時間を要した設定になってしまっている。その影響で奈落の機嫌が非常に悪くなっており、「遅かったな」「焦らすな、殺すぞ」といった耳千里が奈落に脅迫される台詞が追加されている。
  • 半妖の夜叉姫
    • 『犬夜叉』では森の中にある耳千里の沼に住んでいたが、この作品では羅漢像に囲まれた洞窟内に住んでいる。聞こえた声を羅漢像を通して流す事ができるらしく、聞こえた声を直接理玖に聞かせている。理玖とは既知の仲であるらしいが、その後は一度も登場せず特に重要な設定ではなかった様子である。ビジュアルも変更されている。目が退化しておらず、まぶたがはっきりと描かれており、単に目を閉じているだけの描写になっている。作画ミスなのか、意図的なデザイン変更なのかは明らかではない。


【能力】

  • 耳千里はこの世のあらゆる物事を聞く、天耳通(てんにつう)の能力を持っている。その情報収集能力は奈落さえも上回っており、本人の知力以上の知識を持っている存在と言える。また、あらゆる物事を聞くという能力は、ある種の未来予知のように使う事もでき、耳千里は奈落の到来をはるか前から予測する事ができていた。沼の中に住んでいる為、水中でも生きられるようだが、戦闘に関わる身体能力や妖力はほとんど持たない。


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最終更新:2023年01月31日 18:28