ア行

足元無敵
足元に当たる攻撃に対して無敵状態になる事。

入れ込み
出した技のヒットの有無に関わらず、次の技を入力する事。
ガードされても隙の少ない技、連続ガードになる技を入力するのが主になる。
中段攻撃→超必殺技といった、ヒットすればリターンの大きい連続技に対しても使われる。
決め打ちや、ヒット確信と呼ばれたりもする。

反対語→ヒット確認

ABCD
それぞれ弱P弱K強P強Kの事。
ネオジオのボタンがABCDと表記されていた事の名残。
ちなみにKOF13ClimaxACでもABCDの記載が残っている。
古参のプレイヤーが思わず6Dとか前Dとか言ってしまう場合もあるので、頭の中で変換してあげること。

EX必殺技
必殺技の上位互換システム技のこと。
昨今の格闘ゲームに多く採用されており大抵はパワーゲージなどを少量消費して使用できるものが多いが
ゲームによっては独自の名称がつけられていたり使用条件がそれぞれ異なる場合がある。

お願い◯◯
ヒット時のリターン重視で技を出すこと。高威力技や追撃可能性の高い技がよく使われる。
ぶっぱなしと似ているが、とくにリターンの大きい技でこう呼ばれる傾向がある。

類語→ぶっぱなし

起き攻め
ダウンして起き上がるタイミングの相手に対して攻めること。
起き上がろうとする相手は行動が制限されるため攻める側が比較的強いが相手側も無敵技の割り込みなどお互い読み合いが発生する。

類語→詐欺飛び、セットプレイ

押し合い判定
「当たり判定」、「押し当たり」、「接触判定」などとも呼ばれる、ゲーム上では表示されてはいないがこちらと相手に存在する見えない壁のようなもの。
当たり判定が接触対象で一部の格闘ゲームのトレーニングモードオプションに表示搭載されているものもある。
キャラクター同士がすり抜けないようにするためのもので、片方だけでもこの判定が消えているとすり抜ける。

このゲームではダッシュ速度が早いキャラがダッシュ速度が遅いキャラと接触した場合、ダッシュ速度が早いキャラのほうが相手を押して前進することが可能(ダッシュ速度が同じ場合は接触時両者同じ位置で留まる)。
またジャンプ時であれば押し合い判定が下に多いと相手をくぐれず目の前で着地し、押し合い判定が下に無いと見た目どおり相手をくぐるジャンプとなる。

パッチノート(バランス調整記載)で「〇〇攻撃の押し合い判定を後ろ側に変更しました」などの記載がある場合、その攻撃の押し合い判定が後ろにさがったことにより攻撃側が相手を押して相手の攻撃を届きにくくしたり、攻撃側のやられ判定が引っ込んで見えるような現象が抑えられる。
またダッシュや突進技の押し合い判定が上に多いまたは少ない場合はジャンプ下降中の相手をくぐり抜けず押したり、逆にくぐり抜けたりする。

カ行


ガードキャンセル
ガード中に攻撃を行ったり回避行動を行うシステム。
KOF15ではパワーゲージを1本消費またはマックスモードゲージを400消費して出す行動。
ガードキャンセル緊急回避(前転)、ガードキャンセル緊急回避(後転)、ガードキャンセルふっとばし攻撃の3つがある。

ガードキャンセル緊急回避(前転・後転)は動作終了まで完全無敵で、動作中に攻撃を受けることはない。
ガードキャンセルふっとばし攻撃は、無敵のあるふっとばし攻撃を行う。ダメージはあるが極端に低い。この技でK.O.する事も可能。
動作途中で無敵が切れる場合があるので、無敵時間の長い技やコマンド投げなどを出されると潰されてしまうこともある。また、ガードされると隙があり反撃を受ける。

同意語→GC

ガードクラッシュ
体力ゲージの下にある青いバーのガードクラッシュゲージが0になり一定時間行動不能になる事。
行動不能になる時間が長く、弱攻撃など隙の少ない攻撃でガードクラッシュさせると小ジャンプ攻撃から連続技が決まる程。
多少隙のある攻撃でガードクラッシュさせても、強攻撃から連続技を決めることが出来る。
今作でもガードクラッシュが発生するとコールされるように。

同意語→ガークラ

ガードポイント
相手の攻撃判定を受け止めながら、こちらの攻撃を出せる判定。一部のキャラの通常技や必殺技に実装されている。
通常のガードと違い、ガードゲージが減少せず、削りダメージも受けない。
また、ガードポイントで相手の技を受け止めてもゲージは増加しない。
なお攻撃をガードポイントで取られた側は攻撃を「ガードされた状態」なので該当の攻撃がキャンセル可能攻撃であればキャンセルすることは可能。

今作では新システムのシャッターストライクが追加され、これによりパワーゲージを消費してガードポイント技を全キャラ行うことが可能になった。

同意語→GP、打撃防御、アーマー技

カウンターヒット
相手の特殊技や必殺技、小、中ジャンプ攻撃を潰すと発生する。ヒットさせた技のダメージが上がる。
空中の相手にジャンプふっ飛ばし攻撃以外の攻撃をカウンターヒットさせると短い時間だが追撃可能に。
京の弱七拾五式・改の2段目等、元々追撃可能な技をカウンターヒットさせると追撃可能時間が長くなる。
また前作と今作の地上ふっとばし攻撃はカウンターヒットさせると壁に叩きつけられるまでの間の吹き飛び部分も追撃可能になる。
ver2.41からジャンプ吹っ飛ばし攻撃カウンターヒット時の挙動を変更されきりもみやられ+地面に落ちるまで追撃可能に変更。

確反
相手の攻撃に対し、こちらの反撃が確定する技を指す。「確」定「反」撃の略。
海外ではpunish(パニッシュ)と呼ばれこの場合はこちら側がパニッシュしたことになる、ちなみにパニッシュは日本語で「罰する」という意味
例)相手の攻撃をガード後相手の不利硬直が~フレームなので、~フレーム以内であればこちらの◯◯技で確反。

反対語→反確
同意語→パニッシュ

下半身無敵
腰より下に当たる攻撃に対して無敵状態になる事。
足元無敵より無敵になる範囲が上に大きい。

空振りキャンセル
キャンセル可能な通常技を空振りした際に、攻撃判定が出ている間に特殊技や必殺技のコマンドを入力することでフォロースルーモーションをキャンセルする事。
主に通常技が空振りした時の隙を消すために行う。通常のキャンセルよりキャンセルするタイミングが早いので、ほぼ入れ込みになる。
中段判定の特殊技の場合、中段判定でなくなり上段(キャンセル版性質)になるものが多い。

同意語→空キャン

完全無敵
打撃技、飛び道具、投げ技全てに対して無敵状態になる事。
全身無敵と似てそうだがこちらは存在判定や押し合い判定そのものがなく、無敵を無視できる特殊追撃判定技に引っかかることがない。
完全無敵がつく必殺技は極稀の存在ではあるが移動のみの必殺技につく場合が多い。

逆ガード
攻撃が当たる瞬間、位置が入れ替わりガード方向が逆になる事。海外ではcrossup(クロスアップ)と呼ばれる。

類語→めくり

キャンセル
通常技が相手に当たった瞬間に、特殊技や必殺技のコマンドを入力する事でフォロースルーモーションをキャンセルして技を出せる。

キャンセルが可能な技はキャラ毎に決められており、(EX)超必殺技以上の技でのみキャンセル可能な技もある。
キャンセルを使用することで連続技の幅が大きく広がる。また、隙の少ない技でキャンセルすることで反撃を受けにくくする事も出来る。

同意語→空振りキャンセル

空中攻撃無敵
名の通り空中攻撃に対して無敵状態になる事。
上半身無敵などとは違いジャンプ打撃攻撃と空中打撃必殺技に``だけ``無敵が付く、そのため地上攻撃(例外を除いた空中属性の地上攻撃も含む)や投げ技、飛び道具に対しては食らってしまう。
例としてダーリィ・ダガーの必殺技「高巻波」などが該当する。

喰らい判定
攻撃がヒットしたさいキャラクターが攻撃を喰らうかどうかの判定。やられ判定とも呼ばれる。
これが設定された範囲に相手の攻撃判定が触れると、攻撃がヒットする。
キャラクターのグラフィックが存在している部分すべてに喰らい判定があるわけではない、逆にグラフィックが存在しない部分に喰らい判定がある場合もある。
技を出すときは、攻撃判定だけではなく喰らい判定も技ごとに設定されている。
相手と技をぶつけあった場合、喰らい判定が小さければ、相手の攻撃判定に触れずにこちらの攻撃判定だけを触れさせることができ、一方的に技をヒットさせられる。これは判定勝ちと呼ばれる。

類語→やられ

小足
しゃがみ弱K、屈弱Kの事。「こあし」と言われてるが「しょうあし」と読んでも同じ。
起源はストIIで技の強弱が「小中大」になっていたことから。KOFは中が無いが、そのまま小大で使われている。
なお一部の屈弱Kを除いては姿勢が低くなるのを利用して相手のジャンプ攻撃を避けつつ着地に屈弱Kを当てることを小足対空と呼ぶ。

反対語→大足

コンボ
連続技の事。
英語ではcomboと書き本来「組み合わせ」という意味を持つ。コンビ(combi)、コンビネーション(combination)も同じ意味を持つ。

同意語→連続技
関連語→補正

サ行

詐欺飛び
ダウン中の相手に対してこちらがジャンプをした際、相手の攻撃や対空技を着地と同時にガードするテクニック(相手の対空技がヒットするとみせかけて着地でガードというヒットヒット詐欺)。
よく使われる状況としてダウンしてる状態の相手にジャンプ攻撃でしかけるさいそれに反応して起き上がった相手がリバサ無敵対空などを出した場合にガードをして反撃できる。
特に強制ダウン攻撃から詐欺飛びがしやすく例としては草薙京の琴月陽ヒット後強制ダウンから詐欺飛びなどがしやすい。
一部は少し遅らせるか、なんらかの通常攻撃を出した後で詐欺飛びが成立するものもある。
今作では大体4F必殺技までに対して詐欺飛びガード可能で、相手がなにもしなければジャンプ攻撃がヒットする。投げ技に対しての場合は着地後ジャンプで回避など。
ジャンプ攻撃を出す出さない関係なく着地まで全体フレームは変わらないので詐欺飛びのガードは可能。
近年は「詐欺」の語感が悪すぎるため、「安全飛び」の名称が代替として使われている。

類語→起き攻め

上半身無敵
腰より上に当たる攻撃に対して無敵状態になる事。
打点高めの攻撃をかわすことが可能だが腰より低い攻撃は食らってしまう。

すかし(スカシ)
ジャンプ攻撃を出さずに着地、またはジャンプ攻撃を相手に当たらないように空振りして、下段攻撃や投げで相手のガードを崩すテクニック。◯◯下段や◯◯投げと呼ばれる。
ジャンプ攻撃を当てないので、相手が反撃してきた場合空中で一方的にやられてしまう。

スタン
攻撃を受けてスタン値が0になるとの特徴のあるやられモーションでダウンし、起き上がり後スタン状態になり一定時間行動不能になる。
スタン状態になるとスタン値がリセットされ、一定時間は攻撃を受けてもスタン値が下がらなくなる。
スタン値は相手の攻撃を一定時間受けなければ回復していく。(相手の攻撃をガードしていても回復する)
スタン値を常に表示する数字カウントなどはないが、今作でもスタン寸前になるとキャラのアイコンが点滅し、スタンするとコールがかかるようになった。

同意語→気絶、ピヨリ

ずらし押し
ボタンを押した後ずらすように離し、素早く違うボタン押すテクニック。
など一部のキャラの特殊コンボが該当し・の部分がずらし押しの表記、今作でのこの表記技は実際は素早くずらし押しを意識しなくても順番にすぐに違うボタンを押せば従来よりは出やすくなっている。

ただしKOF15では複合入力とずらし押しを活用することで簡単に必殺技コンボを行えるキャラが存在する
詳しくは 小ネタ、テクニック 参照

類語→連携攻撃

先行入力
技の硬直中やダウンから起き上がる際に、あらかじめ次の行動を入力しておく事。
先行入力することで硬直がとけた瞬間に最速で行動をおこせる。
起き上がり直後に無敵必殺技を出したり、連続技の繋ぎにと様々な場面で使える。
なお必殺技コマンド入力後ボタン押しっぱなしで、入力の受付時間を伸ばすことが出来る。

この先行入力とボタン押しっぱなし要素は特に
草薙京の荒咬み、毒咬みの各種追加技やクラークのフラッシングエルボーやラモンのボディプレスなどの追加技を入力する際や、超必殺技(の暗転時や演出中)からクライマックス超必殺技に繋げる時などに安定して出すのに役立つ

全身無敵
全ての打撃技と飛び道具技に対して無敵状態になる事。完全無敵と違い投げ技は食らってしまう。
発生の遅い対空必殺技や一部の超必殺技の多くに存在する。

セットプレイ
用いられるニュアンスにもよるが、主に「準備を要するが非常に強力な連係」や、「画面の位置や起き上がりの行動を考慮せず行える起き攻め」などを指す。
海外ではsetup(セットアップ)と呼ばれ、さらにそこに下段か投げかの揺さぶり択を混ぜたものをmixup(ミックスアップ)と呼ばれることがある。
中でも設置型飛び道具を活用したものや強制ダウン後の起き攻めに対して使われることが多い。
これらが成功時にもう1セット繰り返す(=ループ)ことが出来る場合、一度の攻撃チャンスから畳み掛けることが可能な為、非常に強力なテクニックとして扱われる。

同意語→起き攻め
類語→補正切り

タ行

大足
屈強Kの事。足払いとも呼ばれる。「だいあし」と一般的に読まれている。
大半の大足はリーチが長く相手をダウンさせる性能がほとんどだがキャラによってはダウンしなかったりする。

反対語→小足

中段
しゃがみガードができない攻撃判定のこと。海外ではoverhead(オーバーヘッド)と呼ばれていることがある。
上から攻撃を振り下ろすような見た目の攻撃が多く、無防備な頭部分が攻撃を受けるような感じ。
多くの中段は直接出すと発生が遅く見切られやすい物が多いがKOF15ではレバー入れ特殊技が中段判定の場合、キャンセル可能な通常攻撃から繋げると中段判定がなくなるが発生が早くなりかつ必殺技でキャンセル可能になり連続技パーツに変化するものが存在する。
逆に立ちガードができない攻撃判定のことを下段判定という。

ディレイ方式ネットコード
オンライン対戦で使用される仕組みの一つでオンライン通信上の遅延(ラグ)処理方法

格ゲーのネットコードはほぼ2種類が採用され一つはディレイ方式、もう一つはロールバック方式(GGPO)が主流。
KOF15では後者のロールバックネットコードが採用されているが前作のKOF14ではディレイ方式が採用されている。

  • ディレイ方式ネットコードについて
ディレイ方式ではネットワークでの情報伝達の遅延を考慮して入力に対してあえて画面を遅らせる方式。
こうすることで相手の画面と自分の画面の表示を同じにすることが可能で
どれくらい入力に対して画面を遅らせるかは、相手との回線の状況によって変わってくるがネット回線の遅延が大きいほど画面を遅らせることになる。
遅延による影響がオフライン対戦に比べて1~3Fまでの画面の遅れは大きな違和感がほぼありません。
ただし遅延がひどくなり4F以上遅れると操作感に非常に違和感を生じさせまるで水中にいるかのようなゆっくりになったりカクカクが発生し、最悪画面が止まってオンラインエラーによる試合中断が発生することも。
そのためコマンドを入力したにもかかわらず入力されてなかったり複雑な連続技や早い展開についていくことがシビアになったり、遠方のプレイヤーとオンライン対戦が非常に厳しくなる。

まとめるとメリット・デメリットとして
■メリット
  • ゲーム開発側としては実装が簡単
  • ロールバック方式のようなワープや違った場面表示が起こらない
■デメリット
  • 遅延が大きいと非常に操作に影響が及ぶ上にロールバックに比べ、数フレームの遅延でも影響が生じる(いわゆる水中で操作してるような重い感覚が生じる)。

関連語→熱帯ネットコードロールバックネットコード

特殊追撃判定
このゲームでは通常、空中で復帰するタイプの吹き飛びやられ(空中やられ)中は食らい判定が消え、攻撃を受けない。
が、一部の技の中には無条件で追撃できるものがあり、これを特殊追撃判定技またはなんでも判定技と呼ぶ。
代表的な技としてやリョウの「EX暫烈拳 」やロバートの「EX幻影脚」など。
しゃがみ強Pなどで対空を取った後の追い撃ちや、コンボの締め、あるいはコンボ途中の拾い直し等が主な使用ポイント。
今作でも無敵技の無敵部分を無視して特殊追撃判定技をヒットさせることが可能。
詳しくは システム解説の特殊追撃判定 を参照

同意語→どこでも判定、特殊追撃判定

どこでも判定
「特殊追撃判定」項目を参照のこと。呼び名の由来は文字通りどこでも拾えることから。

同意語→なんでも判定、特殊追撃判定

飛び道具無敵
闇払いやベノムストライク等の、飛び道具に対してのみ無敵状態になる事。打撃技は食らってしまう。
例としてクローネンのクライマックス超必殺技中のクローネン本体やオロチシェルミーの突進超必殺技の「しゅくめい・げんえい・しんし」などが飛び道具無敵に該当する。

ナ行

投げ無敵
投げ技に対して無敵状態になる事。
打撃技、飛び道具、そして移動投げは例外として食らってしまう。
また投げ無敵になる必殺技などに通常投げをしようとすると打撃攻撃が発生する(通常投げはコマンド投げのような掴みのスカりモーションは存在しないため)。
例としてクラークの弱スーパーアルゼンチンバックブリーカーやキング・オブ・ダイナソーの強ゼツメツハリケーンなどに該当する。

なんでも判定
「特殊追撃判定」項目を参照のこと。呼び名の由来は文字通りなんでも拾えることから。

同意語→どこでも判定、特殊追撃判定

熱帯
「ネット対戦(オンライン対戦)」の略称。ネッ対=熱帯
ゲーム上で使用する場合は亜熱帯地域の事ではない。

関連語→ネットコードロールバックネットコード

ネットコード
オンライン対戦で使用される仕組み、ネットコード=通信対戦をする為のプログラムの事

格ゲーのネットコードはほぼ2種類が採用され一つはディレイ方式、もう一つはロールバック方式(GGPO)が主流。
KOF15では後者のロールバックネットコードが採用されている。
詳しくはロールバックネットコードを参照。

関連語→熱帯ロールバックネットコード

ハ行

バクステ
バックステップの略語。
ストⅡが登場した始めた時代には導入が少なかったが今ではほとんどの格闘ゲームに導入されているシステム。
素早く少し飛んだり後ろに少しダッシュするように下がる行動で即座に空中状態になり一部のキャラは空中特殊技や空中必殺技を行える、KOF15では着地硬直が4Fあるが一部のキャラの空中特殊技を行ってからバクステ着地を行うと硬直が1Fになる。
後ろジャンプに比べると早く移動距離も長め、KOFは同じように後ろに下がる後転というシステムもあるため後ろジャンプと後転とそれぞれ使い分けて活用する。
KOF15からバクステ中に攻撃が当たるとカウンターヒットが発生。


発動
MAX MODE(マックスモード)を行うことをさす。
MAX MODE QUICK(マックス モード クイック)の場合はクイック発動、キャンセル発動など。
由来はKOF97以降の「MAX発動」。
2002の頃はコンボを伸ばすためのクイック発動で使うのがメインだったゆえに、通常発動を「生発動」なんて言い方もした。
KOF14以降は生発動にもメリットがあるため、どっちで発動したかは文脈で判断する必要がある。

パニッシュ
こちらまたは相手の攻撃が確定する事、反確または確反。
今作ではパワーゲージの真上に「PUNISH」と表示されるようになり
技や行動後に攻撃が間に合うまたはガードが間に合わないことの確認が行いやすくなった。
ちなみにパニッシュは日本語で「罰する」という意味。 

類語→確反、反確


反確
こちらの攻撃に対し、相手の反撃が確定する事。「反」撃「確」定の略。
海外ではpunish(パニッシュ)と呼ばれこの場合は相手側がパニッシュしたことになる、ちなみにパニッシュは日本語で「罰する」という意味
例)◯◯をガードされると、発生の早い技で反確。

反対語→確反
同意語→パニッシュ

ヒット確認
技を出してヒットorガードを確認する事。主に弱攻撃2~3回や、通常技キャンセル特殊技など2つ以上の技を出して確認する。
ヒット時は必殺技でキャンセルして連続技へ。ガード時はそこで止めたり、隙の少ない技でキャンセルする。

反対語→入れ込み

フォロースルーモーション
技の攻撃判定が消えてから動けるようになるまでの間の事。
ガードやジャンプ等の行動が一切不可能な状態。

同意語→隙、技の戻り

ぶっぱなし
試合状況やガード(回避)された場合のリスクを無視して必殺技や超必殺技などを出すこと。「ぶっぱ」とも呼ばれる。
無敵技や発生の早い突進技などが使われることが多い。基本的に牽制目的の飛び道具などは該当しない。
ほとんどノーリスクで出せる技やシステムの存在する作品もあるため、プレイヤーの間でも意見が激しく対立している。
本作では基本的にリスクが大きすぎるため、出す方も食らう方も自己責任、という意見が大勢を占める。

類語→お願い◯◯

フレーム
絵の動きを1コマずつに分けたときの1コマ。転じてゲーム内の時間を表す単位。
単位の場合は「〜フレ」と略したり、頭文字を取って「〜F」と書かれることがある。
ほぼ全ての格闘ゲームは1フレームが1/60秒=おおよそ約0.03秒である。
難しいことは省いた説明として攻撃を出す場合数字が少なければ攻撃の出が早く、数字が多ければ攻撃の出が遅いと思えば良い(各キャラの攻撃フレームデータは外部サイト検索)。
このゲームでの弱攻撃は一部のキャラを除いては基本どれも発生が4フレームではあるので体感の速さの基準にするのがおすすめ。

攻撃をガードさせた際+~フレームは相手のガード硬直が長く有利に動け、逆に-~フレームはガード硬直がなく不利(場合によっては反確)を表す。(0フレームはお互い五分状態)
なおこのゲームでは発生3フレームまでの攻撃を詐欺飛び可能。(それより少ない数字フレームは詐欺飛び不可能)
ただし発生時の攻撃判定が前方に広い一部の必殺技などは詐欺飛びできないものがあるので注意。

KOF15からトレーニングモード時などのアタックデータにフレームデータ表記が追加
「=」は+-0Fで五分状態、「+」は+1~3F有利で反対に「-」は1~3F不利、「++」は4F以上の大幅有利で反対に「--」は4F以上の大幅不利。

なお余談だがガード後などに必殺技などで反撃した、された際punishの表記が出た場合は
反撃した、された技が間に合っているという表記になる=相手の技をガードした際5Fこちらが有利の++が取れ(相手が不利の--を取り)、相手との距離が離れていなければ発生が5Fより速い技(4F発生のしゃがみ弱キックなど)であればpunish表記が出て確実に反撃が間に合っている証拠。
この辺を理解すると「格ゲー、実はターン制のゲーム」という意味がわかるようになる。

同義語→~F

補正
ゲームバランスを調整するためにダメージの増減、超必殺技ゲージなどの増減など様々なシステム面に施されているシステム。
KOF14の場合、追撃判定がつく必殺技ヒット後に再度同じ技をヒットさせようとすると当たらない、又はヒットできても追撃判定がなくなる永久コンボ防止措置の同技補正と
ヒット数が多くなるとダメージ量を調整する補正システムが存在しダメージ調整に関してはコンボ補正、ダメージ補正などとも呼ばれている。

例えば、敵の体力を1000とした時、ダメージ100の技を10回ヒットさせれば相手を倒せるが(100×10ヒット=1000)、
その技をコンボとして10HITさせた時、このゲームの場合ダメージはおおよそ775になってしまう。
ゲームによって補正のかかり方は様々だが、
KOF15の場合、KOF13、KOF14と同じように基本的にヒット数が多い程一定の補正がかかってダメージ量が減っていくと考えれば良い。最初の内は特に気にしなくても良い。

反対語→補正切り

補正切り
前述にある補正とは反対に名の通りコンボダメージの補正を切るテクニック。つまり最初のコンボを最後まで繋げずに途中でやめ、新たに2回目のコンボ始動を行う。
補正の解説欄にあるようにヒット数が多い=コンボが多いと補正がかかり総合ダメージが下がるシステムだが
繋げず補正をリセットすることで高いダメージのコンボを新しく行うのでヒット数をそのまま伸ばすコンボより総合ダメージが高いリターンを得られる。
なお途中でコンボをやめることで自分のパワーゲージの温存(コンボによる使用消費抑え)、または相手にパワーゲージを与えすぎないなど状況を作ったり切り替える役割もある。
ただし途中でコンボ(ヒット数)を切るということは相手をコンボで拘束しなくなるため、補正切り狙いの新しいコンボ始動をした際対応されて始動攻撃をガードもしくは無敵技で割り込まれた場合、仕切り直しまたは相手のターンになるリスクも生じる。
コンボをそのまま行うか、補正切りをして高いダメージや良い状況を得るか、プレイヤーの判断力が問われるテクニックとも言える。

類語→セットプレイ

マ行

無敵
名の通り攻撃を一切受け付けない状態のこと。
無敵部分は基本的には相手の打撃攻撃や飛び道具がすり抜けるような見た目となる。
○○無敵など様々なタイプの無敵が存在し、緊急回避や一部の必殺技などの各行動の部分部分に搭載されており
この要素を使って攻撃に対応するなど攻守の読み合いが発生する。

目押し
技の硬直が解けてから、最速で次の技を出して連続技に繋ぐ事。
代表的なものとして、草薙京の近立ち弱P→近立ち強Pなどがある。
必殺技から通常技が目押しで連続技になるキャラもいる。
またマキシマの屈弱K→屈弱P繋げなどは屈弱Kのキャンセル受け付けタイミングが決まっており、連打キャンセルとは異なりボタン連打では繋がりにくくタイミングよく目押しする必要がある。

類語→連打キャンセル、連携攻撃、ずらし押し

めくり
相手を飛び越すようにジャンプ攻撃を出すことで、ガード方向が逆になる現象。
海外ではcross up(クロスアップ)と呼ばれる。
めくりで出す技を◯◯技、◯◯攻撃とも呼ぶ。

類語→逆ガード、裏回り

ヤ行

やられ
攻撃がヒット際のキャラクターのリアクションのことをここではさす。~やられまたは~喰らいとも言う。
大雑把に立っている状態で攻撃を喰らう「立ちやられ」または「地上やられ」、しゃがんでいる状態で攻撃を喰らう「しゃがみやられ」、空中で攻撃を食らう「空中やられ」など。
特殊なやられとしては「膝崩れやられ」や「壁叩きつけやられ」など様々なものが存在する。
一部の地上攻撃はしゃがんでいる相手にヒットするとしゃがみやられにならず「強制立ちやられ」にするものが存在する。

類語→喰らい判定

ラ行

連係攻撃
通常技から続けて別の通常技を入力する事で、連続技になる攻撃。キャンセルや連打キャンセル、目押しとは異なる。
舞の近立ち弱K→強Kや、アンディの立ち弱K→強Kなどがある。
今作では主に特殊コンボと言う名称で存在する。

同意語→チェーンコンボ、コンビネーション
類語→ずらし押し

リバサ
リバーサルの略称。起き上がりと同時になんらかの行動を取る事。(例)リバサ無敵技→起き上がりと同時に鬼焼きなどの無敵のある技を出す事。
本作ではリバーサルでバックステップ(通称リバサバクステ)を出すことで、起き上がりと同時に空中判定になり足元への攻撃を回避することができる。
攻撃を重ねられていても空中やられになる為、連続技を受けずに済む。体力に余裕のある時に起き攻めを回避するのに使ったりする。
KOF15では従来のKOFと同じように起き上がる前に必殺技コマンドを入力しボタンを少し長押しすると起き上がり時最速でリバサ必殺技を出すことができる。

連続技
攻撃をヒットさせて相手がのけぞり状態の間に、次の攻撃をヒットさせる事。
一度に多くの攻撃をヒットさせる事が出来るので、大きいダメージを取れる。

同意語→コンボ

連打キャンセル
通常技のフォロースルーモーションを、通常技でキャンセルして連続技に繋ぐ事。
多くのキャラの屈弱K→屈弱Kや、屈弱K→立ち弱Kなどが代表的。
こちらは目押しと違いただタイミング関係なくボタン連打で簡単に行える。

反対語→目押し

ロールバックネットコード
オンライン対戦で使用される仕組みの一つでオンライン通信上の遅延(ラグ)処理方法

格ゲーのネットコードはほぼ2種類が採用され一つはディレイ方式、もう一つはロールバック方式(GGPO)が主流。
KOF15では後者のロールバックネットコードが採用されている。

  • ロールバックネットコードについて
ロールバック方式では自分の入力が相手に届いたときにキャラの中間動作を省略して表示して相手と自分の画面を同期させる方式。
例えば自分の入力が相手に2F遅れて届くとすると相手の画面でキャラクターは始めの2Fを飛ばして動き始める。
相手の画面で自分のキャラの動作を飛ばすことで、自分の画面を遅らせることなく相手の画面と同期することができ
相手の画面でのキャラクターの動きも少しのフレームなら不自然にはならないという、一種の誤魔化しの手法ではあるが
これにより入力に対して画面表示が遅れないので、コンボの入力タイミンが取りやすくなるメリットが生じる。
また、ディレイ方式とくらべて遅延が多少大きくなっても比較して操作の違和感が出づらい。
昨今の格ゲーではロールバックが多く採用され始めたが
遅延があまりにひどくなってくるとキャラクターがワープしたような挙動をしてやはりゲームが破綻してしまう。
また、相手の画面に自分の入力が到達するまで、相手の画面での自キャラの入力を仮で入力しておく必要があり、そのためディレイ方式よりプログラムが難しくなる。

まとめるとメリット・デメリットとして
■メリット
  • 遅延による違和感を抑えやすく感じにくい
  • 遠方のプレイヤーとの対戦も比較的快適に行いやすい

■デメリット
  • ゲーム開発側としてはプログラムが難しく実装が困難
  • 遅延が酷いとまるで場面がワープしたり場面と一致しない音声が生じたりするような現象が発生する
  • 試合展開次第ではありえない巻き戻りが生じて意図せぬミスや試合が台無しになるなど

関連語→熱帯ネットコードディレイ方式ネットコード

ワ行

割り込み
連続ガードになっていない連係に無敵技やコマンド投げで反撃する事。

同意語→割る、割り込む

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最終更新:2025年01月14日 20:46