2022年、日本郵政は32施設を売却(うち29施設はマイステイズ・ホテル・マネジメントが取得して「亀の井ホテル」に改称)。売却後、日本郵政が運営するのは「かんぽの宿恵那」(岐阜県恵那市)のみとなったが、2023年1月30日の宿泊をもって営業を終了したため、全て消滅した。
2013年に日本郵政社長に就任した西室泰三は「かんぽの宿」売却手続きを再開。施設の個別売却(譲渡)を進めた上で、2019年には保有する53施設のなかでとりわけ採算が悪く、存続が困難と判断した11施設の営業終了を決定していた。
参考
かんぽの宿公式サイト
かんぽの宿 wikipedia
観光産業ニュース 日本郵政、「かんぽの宿」32施設を4社に譲渡、総評価額は約88億円、コロナ禍による経営悪化で決断
日本郵政公式サイト かんぽの宿68年の歩み
"1955(昭和30)年に静岡県熱海市に「簡易保険郵便年金加入者ホーム」が設置されてから、全国に145か所の施設を設置・運営し、2023年(令和5年)にその歴史に幕を下ろした「かんぽの宿」等のあゆみを振り返ります。"
なお、かんぽの宿恵那は、2023年1月末で営業を終了し、4月18日より「恵那峡温泉ホテル ゆずり葉」として営業を再開しました。
最終更新:2025年03月21日 00:20