旅人



あなたたちは旅をする双子で、いくつもの世界を渡って、星屑に分かれた国境を乗り越えてきた。
この「テイワット」という大陸に降臨する前に、あなたはこの世界と仲良くなろうと思った。
だが目を覚ますと目の前は天地異変と災禍の光景だった──。
でもあなたたちがここを離れて、次の世界へ行こうとした時…見知らぬが、あなたたちの前に現れた。
塵一つもない神が濁世の天空に浮かび、あなたを俯瞰していた。
神があなたの唯一の血縁者を奪い去った。そしてあなたは封印され眠りへと落ちた。
再び目を覚ませば、目の前の光景が変わった。
そこは戦火もなく、見たことのない世界だった。
自分は何年眠っていたのか?答える人など誰一人いない
そしてかつて会ったその神の居場所を突き止めるために、君はひとり、旅に出た…



中国のゲーム会社、miHoYoによる第三作目『原神』の主人公。
男女選択式で、デフォルトネームは男性だと「」、女性は「」。
英語名は空が「Aether」、蛍は「Lumine」だがレプリロイドとは無関係。
劇中では「」と呼ばれる事が多く、所持キャラ欄でもこの表記であるため、本稿のページ名もこれに倣う。
名前を呼ぶ場面では名を呼ばれなくても不自然の無い台詞でボイスが再生される。
また、蛍はプレイヤーから「ほたちん」とも呼ばれる
公式イラストで描かれているのは空が多く、男性主人公がデフォの傾向にある。蛍が空をお兄ちゃんと呼んでいる事から、兄妹の関係。
日本語吹替声優は男性が 堀江瞬 氏、女性は 悠木碧 女史。
中国語・英語・日本語・韓国語ボイス比較

+ 『原神』作品概要
7つの元素が絡み合う幻想世界「テイワット」へようこそ──。

「新世代オープンワールド型アクションRPG」と謳った大作RPG。
PC・Android・iOS・PS4・PS5で配信されており、基本無料のソーシャルゲームながら美麗なグラフィックを誇る。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』からの影響を多大に受けていると開発チームが公言しており、
グラフィックや世界観の類似性、翼による滑空等から見て取れる。

主な楽しみ方は広大な大陸を自由に旅し、強大な敵に立ち向かう事。
もちろん気の赴くままに探索したり、大陸に散りばめられた謎を解くなど、楽しみ方は旅人次第である(流石にNPCの殺害は出来ないが)。
メインストーリー以外も作り込まれており、装備や育成素材、作中で手に入る書籍にも濃密な解説が書かれている。

旅の途中や祈願(ガチャ)によって仲間を集めていき、4人で構成したパーティーを組んで『テイルズオブシリーズ』の如く、
戦闘中にキャラを交代しつつ戦っていく。
各キャラはの7つの元素の内、いずれか一つを持っており、
これらの攻撃を組み合わせる事で発生する「元素反応」を駆使して戦闘を有利に進められる。

なお、同企業がリリースした『崩壊3rd』とは基本的に舞台は異なるのだが、同作のメインストーリーのムービーにて、
本作に登場するドラゴンと思わしきシルエットが浮かんだ事、同作のキャラに似た雷電将軍や八重神子、天理の調停者の存在などから、
何がしかの繋がりがある事が示唆されている。

サブコンテンツとしてデジタルカードゲーム「七聖召喚」も存在し、こちらも賞金が貰える大会が開催される程の人気を持つ
ルールとしては場のキャラカードの技を使って相手キャラのHPを0にし全滅させるのが基本で、他作品で例えるなら『ポケモンカードゲーム』が近いか。
その割には「見えるけど見えないもの…」なんていうアチーブメントもあるが

2020年にサービスを開始してから2年で売上高5200億円という大ヒットを飛ばしており、
SONYもPS5販促を狙ってか自社のゲーム『Horizon』シリーズのキャラをゲスト参戦させている事からもその影響力は計り知れない。
ゲーム以外の方面でのコラボも積極的で、東京スカイツリーやスシローといった企業・施設とのキャンペーンを行っている。
オベリスクの巨神兵のコスプレで知られるYouTuberあまくだり氏も本作の動画を上げている。
劇中料理再現
七聖召喚

本編冒頭において「天理の調停者」と呼ばれる神と空中戦を繰り広げた末に、プレイヤーが選ばなかった方の兄妹と生き別れてしまい、
幻想世界「テイワット」へ辿り着いてから長い時間眠っていた
目覚めた後、旅の道中で相棒となる妖精「パイモン」を釣り上げ、彼女と共に兄妹を探す旅に出る。
テイワットにおいて元素を自由に操れる「元素力」を使うには、「神の目」と呼ばれる魔力器官が必要で、一人につき一元素しか使えないのだが、
旅人はテイワット各地に点在する「七天神像」に触れる事で、それぞれの国に応じた元素へ変えて使用可能。
このためか、神の目の所持者に対して拒絶反応を示す結晶に触れても何ら影響は無く、それどころかその結晶を持っているだけで浄化するという現象も起こした。
料理の腕も優れており、初めてのレシピを完璧に仕上げられた事で調理に詳しい冒険者も唸らせる程
(尤も本作のシステム上、プレイアブルキャラは一人を除いて全員完璧な料理を作れるが。中には料理の追加入手等といったバフを持ったキャラもいるし)。

名前を決められるRPG主人公としては珍しく、劇中で言葉を発する機会が多い。
ストーリー中では極一部を除いてボイスこそ無いものの、選択肢で台詞が提示されている事から、人並みには話しているのだろう。
プロフィールで聞けるストーリーボイスでは他のキャラが自身の経歴や私事について話す中、旅人はパイモンとの漫才会話を繰り広げている。
一方で、己の分身として楽しみたいプレイヤーのためか、任務の説明文における旅人の表記は「あなた」となっている。
人物像としては、正義感が強く困っている人や悪事を見過ごせない典型的な主人公タイプであるものの、
選択肢によってはパイモンを非常食と紹介したり、相手の好意を今一つ掴めていなかったりと、エキセントリックな一面も。


「七星は必ず恩を返す。知ってると思うけど私たちにできないことはないわ
 ──言ってみなさい。君がもらうべきものなんだから。」

「わぁ…」

「……では、『人探しのお知らせ』を」


MUGENにおける旅人

GTFoxN6Y氏によるMUGEN1.0以降専用の蛍が存在。
スプライトは3Dモデルを使用している。

操作方法は5ボタン方式で、スーパージャンプやチェーンコンボ、アドバンシングガードが可能。
風・岩・雷・草元素が再現されており、必殺技で元素スキル、超必殺技で元素爆発が使える。
風元素スキルは原作通り、溜めて撃つ事も可能。
なお、readmeに記載されている草元素と雷元素の爆発はコマンドは間違っているため、正しいコマンドはcmdファイルで確認しよう。
ゲージがMAXかつ体力が4割以下になると一撃BASARA技「Sacrificing the Jade Chamber」が使える。
本編の山場の一つである、璃月の建造物「群玉閣」を落とすシーンを再現した物で、原作のキャプチャ映像も映し出される。
なおBGMは何故か『ドラゴンボール改』のOP『Dragon Soul』のインスト版。
AI程度の強さの物が搭載されている。
DLは下記の挿画から


「フォンテーヌの水中世界ってキレイだよな!見たこともない魚がいっぱいいるぞ!」

「他の場所でもダイビングできたらいいのにね」

「そうだな。オイラもちょっと残念だぜ…
 もし他の場所でも潜れたらお前はどこでする?」

「うーん…璃月港か孤雲閣の近くかな?

「おっ!わかるぞ!沈没船とかがあったら、財宝がざっくざっく見つかるからだろ?

「それと稲妻の珊瑚宮もいいよね。あそこは水の中がきっとキレイだろうし。パイモンは?」

「うーん…そうだな、おまえが璃月と稲妻にしたから、オイラはモンドのシードル湖にするぜ!」

「うん、そこも悪くないね。けど、パイモンが泳いでると…」

「な…なんだよ?」

「何かがゆっくりと、目の前を沈んでいくのに気づく…」

「えっ!?」

「それはまん丸とふっくらしていて、赤と白の模様がある。そしてパイモンは気づいた。それは──」

「ボンボン爆弾!!」

「ドッカ──ン!」

「うわぁああッ!!ドカーンされちゃったぞ──!」

出場大会

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最終更新:2025年04月02日 10:56