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| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
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火属性
赤血の腰鉈
かつて存在したという罪深き戦闘部隊、『赤鬼』。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
凶器としての価値を認められ、彼等はその縛めから解き放たれる。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
凶器としての価値を認められ、彼等はその縛めから解き放たれる。
獄中でさえ抑え切れぬ殺害衝動を買われ、部隊に入った一人の男。
わざわざ切れ味の悪い刃物を探し、殺人の道具とした彼は、
必要以上の痛みを与え、その悲鳴を浴びる事こそ至福と語った。
わざわざ切れ味の悪い刃物を探し、殺人の道具とした彼は、
必要以上の痛みを与え、その悲鳴を浴びる事こそ至福と語った。
結果、彼は部隊の中で最も多くの人間を殺めた者となる。
ある意味では、誰よりも熱心に任務に臨んだ彼であったが、
それだけ多くの恨みを買い、任務中に殺された。
ある意味では、誰よりも熱心に任務に臨んだ彼であったが、
それだけ多くの恨みを買い、任務中に殺された。
しかし、そもそも彼の投獄は冤罪に依るものだったと言う。
彼は無実の証明を諦め、赤鬼部隊へ入る為に快楽殺人鬼を演じた。
全ては檻の外に出て、一目家族に会う為に。
彼は無実の証明を諦め、赤鬼部隊へ入る為に快楽殺人鬼を演じた。
全ては檻の外に出て、一目家族に会う為に。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 赤血 |
| EN | Bloodied Broadknife | ||
黒イ花
その酒場には決して笑わない女がいました。面白がった男達は女を口説いて笑わせようと声をかけます。一人目の男は奔放な遊び人。軽い言葉で女を口説き落とし、一夜を共にしました。しかし、女は笑顔を見せません。女の目はどこか虚ろな色をしていました。
酒場では誰がその女を笑わせるかと賭けが始まりました。二人目は筋骨隆々とした軍人。その屈強な肉体で女を口説き落とし、女を抱き寄せます。しかし、女は笑みをこぼしません。何度、肌を重ねても、女は心を落としたかのような、力のない表情をしていました。
酒場の男達はある男を呼び寄せました。三人目は幾人もの女を喜ばせたという性豪。歯の浮くような甘い囁きで女を口説き落とし、濃密な時を過ごします。しかし、女の口元が緩むことはありません。男のどんな秘戯も、女の心を満たすことはできませんでした。
男達が失敗を続けていたある日、流浪の旅人が女を抱きながら『各地を統治する歌を歌う姉妹』の話をしました。そして、ふと気づきます。女の表情が歪んでいるのです。それは恐ろしい笑顔でした。翌日、女は姿を消し、絞め殺された旅人だけが残されていました。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年5月8日 | ||
| EN | The Black Flower | ||
| 解放: ゼロ(異分岐の長女) | |||
不死鳥の短剣
仲間の商人に裏切られ、砂漠に一人放り出された男がいた。水も食料もなく、どの方角に進めばいいのかも分からない。男は死を覚悟して、愛する妻を想い涙を流した。そのとき、一羽の青く光る小鳥が現れ、「ついて来てください」と囀った。
男は自分の目と耳を疑ったが、このまま死を待つよりはマシかと思い、青い光を追いかけることにした。すると、程なくして水場に辿り着く。驚き感謝する男に小鳥は、「お家までご案内しましょう」と再び囀り、羽を広げた。
青い光に付いていけば、砂漠を抜けることは容易かった。そうして男が、妻の待つ町に辿り着いたとき、小鳥がどこからか短剣を持ってくる。「これを持っていきなさい」と。すっかり小鳥を信用していた男は、言われた通りに短剣を携え帰宅した。
男が帰ると、妻は飲み物を差し出した。それを飲んだ途端、身体が痺れて床に崩れる。妻は男が持っていた短剣を手に取ると、躊躇わず男の胸に突き立てた。「貴方の言う通りね。こんなものを隠し持っているなんて」そう呟く妻の肩には、赤く光る小鳥がとまっていた。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年6月11日 | ||
| EN | Phoenix Dagger | ||
|
NieR Replicant
NieR:Automata | |||
| + | NieR Replicant |
| + | NieR:Automata |
乞イスル剣
戦場に取り残された私を、彼は助けてくれた。療養の為、野戦病院で暮らす私のもとに、時折、見舞いだと言って会いに来てくれる平然と敵を殺すと噂される彼は、私の前ではたどたどしい口調で、日々の戦果や上官の愚痴を話してくれるのだ。
彼が私の隣の病床へとやってきた。作戦中に無理をして、両足に怪我をして運び込まれたらしい。日が落ちて周りが静かになる頃、彼の苦しそうな息遣いが聞こえてきた。私は何故か、その声をもっと聴きたくなって、彼のほうへ体を寄せる。
私は彼の手に触れる。戦場でしか生きられない、人を殺し続けるその手に。薄暗く、むせ返るような血の匂いの中で、彼は弱々しく私の手を握り返す。あの日、私を助けてくれた力強さとは真逆の……自分に失われた「何か」を求めるように。
私の目が、戦禍で侵され晴れることがないように。あなたの心とその未来に光が届くことは二度とないのかもしれない。それでも、私は願わずにはいられない。私たちが沈む間の中にも、きっと光が……それがどんなに小さなロウソクのような灯りでも……
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | |
| 追加日 | 2022年2月18日 | ||
| EN | Blade of Begging | ||
| 解放 | ラルス(兵士の祝宴) | ||
赫灼ノ瞑刃
気がついた時には手遅れだった。惑星間航行船は近くの衛星の重力に引き寄せられ、衝突を免れない。多くの人たちが一人乗り緊急ポッドで脱出し暗い宇宙に放り出された。
緊急ポッドは横たわるためのベッドと、生命維持に必要な装備があるだけ。冷凍睡眠装置の時間を10年にセットしてまぶたを閉じた。真っ暗な空間の中でひとり、仲間の助けを待つのみだ。
10年後。ゆっくりと目を覚ます。状況は何も変わっていなかった。私は震える手で100年と設定し再び眠りにつく。ポッドの外はどこまでも続く深い闇が広がっていた。
100年後。状況は変わっていなかった。秒速3万5000キロで宇宙空間を移動し、家族も友人も、誰一人私を知るものはいない。私は冷凍睡眠装置を限界時間に設定し、再び暗黒の旅を続けた。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 赫灼 |
| 追加日 | 2022年3月22日 | ||
| EN | Shiny Cecity | ||
純然たる大義
水属性
水骸の憎刃
お、さすがは旦那。お目が高いねぇ。
そいつぁ今朝入ったいわくつきの代物でね。
その昔、皆殺しにされた一族から生まれたと言われる剣さ。
そいつぁ今朝入ったいわくつきの代物でね。
その昔、皆殺しにされた一族から生まれたと言われる剣さ。
その一族はなんと水の中で文明を築いたそうだ。
奴らは特別な身体でね、死ぬ時に全身が朽ち果てるんだ。
だがこの剣みたいに、身体の一部分が武器となって残るらしい。
奴らは特別な身体でね、死ぬ時に全身が朽ち果てるんだ。
だがこの剣みたいに、身体の一部分が武器となって残るらしい。
これで人の手が入っていない天然物だってんだから驚いたもんさ。
武器としてだけでなく、美術的価値も相当高くてな。
裏じゃ昔から高値で取引され、殺し合いの争いが起きるらしい。
武器としてだけでなく、美術的価値も相当高くてな。
裏じゃ昔から高値で取引され、殺し合いの争いが起きるらしい。
うん? ゲヘヘヘさすが旦那だなぁ、察しがいい。
この一族を皆殺ししたのは俺達人間のご先祖様よ。
いつか俺達が見殺しにされても文句は言えねぇなあ。
この一族を皆殺ししたのは俺達人間のご先祖様よ。
いつか俺達が見殺しにされても文句は言えねぇなあ。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | 水骸 |
| EN | Seabone Blade | ||
古の覇王
とある遺跡の奥底に、不老不死の力を持った剣が隠されているらしい。そんな噂を聞いた多くの冒険者が旅立ったが、誰一人として戻ってはこなかった。ある時、名のある旅団が遺跡へ向かうという話を聞き、その剣を一目見たい私は同行したいと願い出た。
幾重にも張り巡らされた罠を潜り抜けて最深部へたどり着くと、一人の番人が待っていた。辺りには無数の屍が転がっているのが見える。番人を倒すことができれば剣が手に入るが、負ければ屍と化した冒険者と同じ末路を辿る、そういうことだろう。
一人の剣が番人の首を捉えた。しかし、番人は起き上がり襲い掛かってくる。番人は剣から不老不死の力を得ていたのだ。旅団の冒険者達は次々とやられ始め、恐ろしくなった私はあろうことかその場から一目散に逃げ出してしまった。それが十年前の出来事だ。
彼はかつてこの地を治めた王の亡き姿。剣の力を求めて自国を滅亡させてしまった王は、この地の誰かが同じ過ちを犯さぬようにと、自らを不死の身体にして剣を守り続けていることが分かった。今後、剣を求める者が現れぬことを願い、この手記を残す――
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年3月31日 | ||
| EN | Ancient Overlord | ||
| 解放: カイネ(異分岐の戦士) DOD DOD2 NieR Replicant NieR:Automata | |||
| + | DOD |
| + | DOD2 |
| + | NieR Replicant |
| + | NieR:Automata |
信義
遥か東の国の都に歌を詠むことで生計を立てている歌人がいた。その歌はどこか退廃的だが、透き通るような美しさを併せ持つ。人々はその歌を、失った過去を思い出す、心が洗われたなどと評価した。
その歌人が歌に傾倒するようになったきっかけは、幼い頃に聴いた祖父の歌だった。その歌に聞き惚れて以来、彼の生涯はいつも歌と共にあり、どんな辛いことも歌を詠めば忘れられた。
そんな歌人へある日、裕福な屋敷の者から誘いの声がかかる。その才能を買いたい、主人の為に毎日歌を詠めば、君の生活は一生約束すると。歌を詠むだけでいいならと、歌人はその誘いを快諾した。
しかし主人へ歌を詠み続けるうち、歌人の心は病んでいった。それは生きる力を分け与える歌だった。自分の為ではなく、主人の為に歌を詠み続けた歌人は、やがて枯れ果てて死んでしまったという。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年4月28日 | ||
| EN | Faith | ||
|
DOD
DOD2 NieR Replicant NieR:Automata | |||
| + | DOD |
| + | DOD2 |
| + | NieR Replicant |
| + | NieR:Automata |
銀雪の爪
始めは私一人だった。当然と言えば当然のことだ。
規範だとか、伝統だとか、過去に従って安心したいだけの奴等に、
私はこれ以上関わりたくなかった。だから一人で逃げ出したんだ。
規範だとか、伝統だとか、過去に従って安心したいだけの奴等に、
私はこれ以上関わりたくなかった。だから一人で逃げ出したんだ。
雪山で狼と暮らすようになった私の元に、ある日来訪者が現れた。
それはかつての友人。彼女も多くの過去に苦しんでいたのを、
私も知っている。狼は群れる物、私は彼女を受け容れる事にした。
それはかつての友人。彼女も多くの過去に苦しんでいたのを、
私も知っている。狼は群れる物、私は彼女を受け容れる事にした。
しかしそれから、段々と群れの人数は増えていった。
それどころか私に教えを求める者まで現れる。私は仙人ではない。
しかし、狼の群れにも長がいる。私は彼等を導こうとした。
それどころか私に教えを求める者まで現れる。私は仙人ではない。
しかし、狼の群れにも長がいる。私は彼等を導こうとした。
だが、私の考えと彼等の態度はどうしてもずれている。
彼等は私を誇張して妄信し、従う事で安心したいだけなのだ。
何という皮肉だろう、それこそ私が憎んだ物であった筈なのに。
彼等は私を誇張して妄信し、従う事で安心したいだけなのだ。
何という皮肉だろう、それこそ私が憎んだ物であった筈なのに。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 水 | シリーズ | 銀雪 |
| 追加日 | 2022年1月21日 | ||
| EN | Silversnow Claw | ||
風属性
塗炭の剣
戸惑いを無くしたのはいつからか。
迷いを無くしたのはいつからか。
砂と骨と瓦礫だらけのこの場所で、
私は過去に思いを馳せた。
迷いを無くしたのはいつからか。
砂と骨と瓦礫だらけのこの場所で、
私は過去に思いを馳せた。
「生きるために」そう言い聞かせ、
「取り戻すために」そう思い込み、
それでも私がやってきたことは、
間違いなく人殺しだった。
「取り戻すために」そう思い込み、
それでも私がやってきたことは、
間違いなく人殺しだった。
この分厚い装甲が守っていたものは、
本当は、私の心だったのかもしれない。
崩壊した街を眺めながら、
ここにかつてあった風景を想像した。
本当は、私の心だったのかもしれない。
崩壊した街を眺めながら、
ここにかつてあった風景を想像した。
私の全てを奪っていったあの殺人者達と、今の私。
そこにどれくらいの違いがある?
いや、なにもない。それでも……。
私はこの剣に、全ての敵を殺すと誓った。
そこにどれくらいの違いがある?
いや、なにもない。それでも……。
私はこの剣に、全ての敵を殺すと誓った。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 塗炭 |
| EN | Wretched Blade | ||
| 解放: フレンリーゼ(形而上の狩人) | |||
裁定の剣
◆第一四條
裁定ハ正義ノ名ニ於イテ
王ニ依リ裁定者之ヲ行ウ
裁定ハ正義ノ名ニ於イテ
王ニ依リ裁定者之ヲ行ウ
◆第一六條
裁定ノ結末ト其之道程ハ
機密情報ト為スコトヲ得
裁定ノ結末ト其之道程ハ
機密情報ト為スコトヲ得
◆第一九條
裁定ヲ司ル者ハ其之表決
ニ於テ責ヲ負フコトナシ
裁定ヲ司ル者ハ其之表決
ニ於テ責ヲ負フコトナシ
◆第一三五八四一三五條
民衆ハ此ノ裁定者ニ対シ
全テノ反抗行為ヲ禁ズル
民衆ハ此ノ裁定者ニ対シ
全テノ反抗行為ヲ禁ズル
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 裁定 |
| 追加日 | 2021年4月10日 | ||
| EN | Blade of Judgment | ||
| 解放 | ラルス(形而上の兵士) | ||
三翼の剣
俺はバイクの修理屋だった。「どんなものでも直してやる」というのが謳い文句だ。しかし、その日の依頼には驚いた。ある女の客が跨った愛機から降りると「こいつを直してくれ」と何かを俺に差し出した。それは身体の一部だった。
何でも直すとは言ったが、それはバイクの話であって……俺は理由をつけて断ろうとしたが、結局は根負けして、渡された「機械でできた左腕」を見てやることになった。しかし、それは見れば見るほど興味深い技術だった。
あり合わせの道具で調整することになったが、腕の不調は解消したようだった。指先の感覚を確かめながら、女が礼を言いかけた瞬間、俺の眼前に爆炎が広がった。煙の向こうに見えたのは、剣を取り、襲撃者を次々と輪切りにしていく彼女の姿だった。
俺はその女に助けられ、一命を取り留めた。しかし、爆炎に巻き込まれて利き腕を失ってしまった。女は詫びの代わりにと、身体の機械化を生業にしている男を紹介してくれた。俺はその後、失った身体を機械化し、そいつの元で修理屋を営んでいる。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 三翼 |
| 追加日 | 2021年6月22日 | ||
| EN | Three-Wing Sword | ||
| 解放: フレンリーゼ(黒緋染の狩人) | |||
恢棄ノ鉄刃
戦場で腕を失った俺が辿り着いたのは、廃棄場の町だった。
俺は捨てられていた部品で義手を作り、戦場へ戻る。
まだ、剣を手に取らねばならぬのだ。
俺は捨てられていた部品で義手を作り、戦場へ戻る。
まだ、剣を手に取らねばならぬのだ。
戦場で脚を失った俺が這って向かったのは、廃棄場の町だった。
俺は捨てられていた部品で義足を作り、戦場へ戻る。
まだ、立ち向かわねばならぬのだ。
俺は捨てられていた部品で義足を作り、戦場へ戻る。
まだ、立ち向かわねばならぬのだ。
戦場で頭部を失った俺が運ばれた先は、廃棄場の町だった。
俺は捨てられていた部品で代わりの頭を用意され、戦場へ戻る。
まだ、死ぬことなど許されぬのだ。
俺は捨てられていた部品で代わりの頭を用意され、戦場へ戻る。
まだ、死ぬことなど許されぬのだ。
戦場で恋人を失った俺は彷徨い、あの廃棄場の町に辿り着いた。
俺は捨てられていた部品で、胸に空いた穴を埋めようとする。
だが、彼女の代わりとなる部品など、どこにも存在しなかった。
俺は捨てられていた部品で、胸に空いた穴を埋めようとする。
だが、彼女の代わりとなる部品など、どこにも存在しなかった。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 恢棄 |
| 追加日 | 2021年8月31日 | ||
| EN | Iron Abandonment | ||
| 解放 | ラルス(破砕裂の兵士) | ||
別離の剣
光属性
巨人の剣
その巨人は身体に不釣合いなほど器用だった。
人間用に作られた小さな剣を巧みに操り、
数百を超える軍勢を斬り伏せたそうだ。
人間用に作られた小さな剣を巧みに操り、
数百を超える軍勢を斬り伏せたそうだ。
その巨人は器用さに不釣合いなほど豪快だった。
牛をまるごと食らい、酒を樽ごと飲み干す姿は、
見るもの全てを驚かせたそうだ。
牛をまるごと食らい、酒を樽ごと飲み干す姿は、
見るもの全てを驚かせたそうだ。
その巨人は豪快さに不釣合いなほど繊細だった。
恋した女巨人に、もう婚約者がいることを知ると、
深い悲しみのあまりに涙の川を作ったそうだ。
恋した女巨人に、もう婚約者がいることを知ると、
深い悲しみのあまりに涙の川を作ったそうだ。
その巨人は繊細さに不釣合いなほど馬鹿だった。
食べた肉が美味すぎたショックで息の仕方を忘れてしまい、
そのまま死んだそうだ。
食べた肉が美味すぎたショックで息の仕方を忘れてしまい、
そのまま死んだそうだ。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 巨人 |
| EN | Sword of the Titan | ||
四〇式戦術刀
※※CONFIDENDIAL※※ Y.T.D dept me
mbers only
-index-
I. The survey of machine cores
----------------------- P.009
mbers only
-index-
I. The survey of machine cores
----------------------- P.009
II. Approximation structure to
plant cells ------------P.113
plant cells ------------P.113
III. Protection of cores(plant
cell wall) -------------P.135
cell wall) -------------P.135
IV. Diversion machine cores to
■■■■■■■■ -------P.157
■■■■■■■■ -------P.157
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 四〇式 |
| 追加日 | 2021年2月18日 | ||
| EN | Type-4O Sword | ||
| 解放: 9S(異分岐ノ探機) NieR:Automata | |||
| + | NieR:Automata |
黒鳥ノ短剣
ある国で暮らす青年は、国同士の紛争に巻き込まれる。彼は妻も生まれたばかりの赤ん坊も失い、絶望の淵に立っていた。そんな彼を助けてくれたのは、彼と同じ境遇の人間が集まる暗殺者集団だった。
それから数年後、青年は暗殺者集団の頭領となった。彼は新たな紛争を企てている主犯格たちの抹殺に動く。奴らを始末すれば、自分と同じ悲劇に見舞われる人が少しでも減るはずだと信じて。
任務を完了し、青年は血に濡れた剣を下ろす。その場を離れようとした時、背後から少年の声が聞こえた。両親を殺された少年の、嗚咽とも悲鳴ともつかない叫び声が部屋に響き渡る。
暗殺者集団の元に、一人の少年が連れられてきた。その少年は、何者かによって親を殺されてしまったらしい。復讐心に燃える少年の手には、漆黒の羽根が一枚だけ握りしめられていた。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 黒鳥 |
| 追加日 | 2021年3月13日 | ||
| EN | Blackbird Dagger | ||
四〇式戦術刀・擬
プログラムの起動音と共に意識が覚醒する。意識は、自動的に機械生命体のデータベースへ接続され、多様な情報が「からっぽな器」の中に満たされてゆく。
取得情報の中に、破損したまま保存されている個体データを発見する。損傷が激しく、完全に復元することはできなかったが、その個体が消滅する間際に抱いた「記憶」に興味を引かれた。
記憶は別の個体に対する感情だった。その香りは、私の中に変換をもたらす。思考領域に非合理的なデータが増加し、私は「私が何者であるか」という事について計算しはじめた。
私は暫く思考を巡らした後、自らをデータベースから切り離した。一本の白き刀を携えて、アンドロイドを探しに行く。この刃が交わるとき、私は……私の「からっぽ」を埋めることができるはずだ。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 四〇式模倣 |
| 追加日 | 2021年7月31日 | ||
| EN | Mock Type-4O Sword | ||
| 解放: 2P(擬ノ造機) | |||
遺印の宝剣
二つの国が統合を目指して話し合いを進めていた。
しかし、実権を巡っての話し合いは膠着し、空中分解する。
国は、お互いの国を代表する騎士を立てて戦わせることになった。
騎士の勝った国が、実権を握ることができるという約束だ。
しかし、実権を巡っての話し合いは膠着し、空中分解する。
国は、お互いの国を代表する騎士を立てて戦わせることになった。
騎士の勝った国が、実権を握ることができるという約束だ。
二人の騎士は出会い頭に、挨拶もなく剣を交える。
戦を始めてから三日三晩、剣技の音が途切れることは無かった。
やがて疲れ果てた騎士達は、膝を突き合わせ互いの力を称え合う。
もう、ただ殺し合う為だけの関係ではなくなっていた。
戦を始めてから三日三晩、剣技の音が途切れることは無かった。
やがて疲れ果てた騎士達は、膝を突き合わせ互いの力を称え合う。
もう、ただ殺し合う為だけの関係ではなくなっていた。
二人の騎士は反旗を翻し、二つの国を相手取って戦いを挑んだ。
背中を預け合い戦う二人は、嬉々とした表情で戦いに身を投じる。
突然の謀反に戦いは免れず、二つの国は一時的に手を組んだ。
しかし騎士達の振るう剣に、国陣営の体力は削り取られていく。
背中を預け合い戦う二人は、嬉々とした表情で戦いに身を投じる。
突然の謀反に戦いは免れず、二つの国は一時的に手を組んだ。
しかし騎士達の振るう剣に、国陣営の体力は削り取られていく。
二人の騎士は、晴れ晴れとした表情で地に臥せる。
その身体は、幾本もの剣や槍に貫かれ、血を流していた。
共に手を結び、強大な敵を討ち取った二つの国は、
これを機に協力し合うことを誓い合い、一つの国となった。
その身体は、幾本もの剣や槍に貫かれ、血を流していた。
共に手を結び、強大な敵を討ち取った二つの国は、
これを機に協力し合うことを誓い合い、一つの国となった。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年8月18日 | ||
| EN | Blade of the Lost Seal | ||
| 解放: フレンリーゼ(狩人の祝宴) | |||
篤行の仇剣
私には息子がいる。心優しい自慢の息子だ。19歳となった息子は国のお達しにより戦地へと駆り出されている。私は彼が無事帰還することを毎日心から祈っていた。出征してから半年ほど経とうとした今日、息子からもうすぐ本国に戻ると知らせがあった。
家の近くから息子は電話をよこした。実家を出て2人で暮らしたい人がいる、今日はその人を紹介したいと真剣な様子で訴えかける。私は息子もついに結婚を考える年齢になったのかと、幸せを願い快諾した。
数時間後。玄関を叩く音がする。とうとう息子が家に帰ってきた。私はいそいそと扉を開ける。外は暗くて視界が悪い。よく見ようとランタンをかざす。私は椅子に座る息子とその隣にいる人物の姿を見て息を飲んだ。
息子は自分の力で体を動かすことができないほど、戦傷を負っていた。息子の隣にいたのは、息子が自己犠牲をしてまで庇った友人。友人は私に向かって一生かけて恩を返し、償うと涙ながらに申し出る。私は息子の優しさを初めて心から憎んだ。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年10月11日 | ||
| EN | Benevolent Ruination | ||
| 解放 | ラルス(彩涙光の兵士) | ||
黒角ノ怨刀
始まりは、どれも同じ色をしていた。
等しく黒く、均しく価値のない。空っぽの鳥たち。
等しく黒く、均しく価値のない。空っぽの鳥たち。
しかし、彼らは多くの物語に触れるうちに、
それぞれ違う色を見出し始めた。違う色に憧れ始めた。
それぞれ違う色を見出し始めた。違う色に憧れ始めた。
だが、彼らは残念なことに、皆黒く濁り切っている。
何を望めど役割は変わらず、他の色を受け容れる余地もない。
何を望めど役割は変わらず、他の色を受け容れる余地もない。
色に憧れた彼らは、しかし何も変わらず終わりを迎える。
何度繰り返そうとも、そう生み出されたが為に。
何度繰り返そうとも、そう生み出されたが為に。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 黒角 |
| 追加日 | 2022年2月18日 | ||
| EN | Blackhorn Grudge | ||
畏友の献身
戦友が死んだ。あいつの剣を継いで、敵国の兵士を一人でも多く、同じ目にあわせてやる。俺はあいつの顔を思い浮かべて、心に誓った。友が殺された痛みを慰めるには、そうするほかないだろう。
殴るような俺の一撃によって、敵軍将校の頭蓋に気持ちの良い大穴が空く。穴の入り口は捲れて、大きな花弁が開いたようだ。ただ、そんな無様な屍を見ても、予想に反して心の曇りは晴れなかった。
心を静めようと敵をなぎ倒すうち、剣は撃力の反作用を受けて、 負荷に耐えきれず壊れてしまった。それを自分の手で直してみると、ようやく心の傷が少し癒えたような、 心地好い感覚を覚えたんだ。
敵を殺し、剣が壊れ、直す。それを繰り返して友の剣が原形を留めなくなった頃、俺はついに立ち直れた。ただ、引き換えにあいつへの想いに靄がかかってしまったような、そんな気がするのだが。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | |
| 追加日 | 2022年2月28日 | ||
| EN | Amicable Devotion | ||
| 解放 | フレンリーゼ(破砕裂の狩人) | ||
闇属性
拷奪の裂刑
今日の肉は固い。
筋肉質で筋張ってしまっているな。
もう少し栄養バランスを考えたほうがいい。
筋肉質で筋張ってしまっているな。
もう少し栄養バランスを考えたほうがいい。
今日の肉は脂が多い。
クドい味だ、食感も悪い。
運動が足りていない証拠だ。
クドい味だ、食感も悪い。
運動が足りていない証拠だ。
今日の肉は味が薄い。
熟成が足りていないな。
若ければいいってものではないのだ。
熟成が足りていないな。
若ければいいってものではないのだ。
父親、母親、子供。こいつらは私を満足させる肉ではなかった。
だが、母親の腹には卵があるらしい。ああ、楽しみだ。
その卵は一体どんな味で私を楽しませてくれるのだろうか!
だが、母親の腹には卵があるらしい。ああ、楽しみだ。
その卵は一体どんな味で私を楽しませてくれるのだろうか!
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | 拷奪 |
| EN | Tormented Eviscerator | ||
ヨルハ制式鋼刀
敵通信の傍受に成功。アンドロイド達はこの「ラジオ」なるものを熱心に聞いているようダ。我々機械生命体がこの戦争に勝利するための、有益な情報が得られるかもしれなイ。ワタシは傍受を続けル。
「ラジオパーソナリティ」なる者が戦術等の指示をしている様子はなイ。ただ陽気に、励ましの言葉や労いの言葉をかけるだけダ。有益な情報は得られないが、ワタシは「ラジオ」を聞き続けていル。
大規模な戦闘があり、「ラジオ」に「お便り」が届かなくなっタ。「ラジオパーソナリティ」は「リスナー」がいないのではと、酷く不安そうダ。大丈夫。「リスナー」はいル。ワタシが、聴いていル。
黒いアンドロイドが単身、攻め込んできタ。何かをブツブツ唱えながら、我々を破壊していク。そしてワタシに剣を突き立て、高らかに笑っタ。その笑声は「ラジオ」で聴き続けた、あの声だっタ。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年2月18日 | ||
| EN | YoRHa-issue Blade | ||
| 解放: 2B(異分岐ノ攻機) NieR:Automata | |||
| + | NieR:Automata |
忘我の記憶
僕は記憶がない。僕自身が何者なのか、名前も家族のことも、どうしてこの真っ白な部屋に立っているのか、全く覚えていない。ただ目を瞑ると、真っ暗な夢の中に何かが見えてきた。
見えてきたのは、大勢の敵に囲まれた僕自身だった。敵の多くは刀を持ち、一斉に自分に襲いかかる。四方から刀に貫かれ、目の前が赤くなり、やがて暗くなった。
目が覚め、刺された腹を見たが血一滴出ていなかった。見回すと、黒い服の女性が刀を持って目の前に立っている。彼女は僕の体に刀を深く沈めた。僕はゆっくり瞼を閉じた。
全てを思い出す。この記憶は僕にとって大切な宝物だった。やるべきことはわかっている。瞼を開き夢から覚めると、黒い服を纏った僕は、この白い部屋を後にする。もっと宝物を増やすために。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年7月21日 | ||
| EN | Entranced Memory | ||
黒趾ノ短剣
死者を弔う場として存在していた、とある教会。そこには身寄りのない子供達も暮らしていた。教会が街から離れた地に位置していたため、子供達は教会から離れた事もなく退屈な日々を送っている。
ある日教会に、黒い鳥を肩に乗せた怪しい雰囲気の女が現れた。旅の途中だという女は、世界各地の逸話や伝奇を語り、大いに子供達を沸き立たせる。女性の去り際、子供達は旅への同行を懇願した。
すると女は子供達に条件を出す。「代わりに何か贈り物を頂戴。私を一番驚かせた贈り物をくれた子だけ着いて来ても良い」。子供達は教会の中にある限られた物の中で、三者三様の贈り物を用意した。
最終的に女の旅に同行を許されたのは、教会の地下にある死者の骸を差し出し、女の怒りを買った子供だった。もっとも、旅に同行したのは、女の連れた鳥の胃袋に入った肉片だけであったが。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | 黒趾 |
| 追加日 | 2021年10月11日 | ||
| EN | Blacktoe Dagger | ||
涅の羽装
童女たちが、遊んでいました。ソレで羽根を突き合い、地に落とさぬように競い合いながら。損なった方は、その相貌を墨で汚して。楽しそうにコンコンと音を響かせながら、遊んでいました。
その遊戯は、童女たちが健やかに育つようにと、願いが込められていたといいます。疫病を運ぶ虫を撥ね退け、患うことがないようにと。ソレには親が子を想う、真心が込められていたのです。
次第にソレは、祭礼の意が強くなりました。厄を払い、魔を除けるようにと装飾を施され、童女への贈り物になったのです。華美に飾られ、美術品としての価値を得るようにもなりました。
娘を想う母親が、ソレを血で染めました。娘に付く悪い虫の頭を撥ね、地に転がった頭を叩き潰したのです。娘に近づく男たちを殺す度、装飾は剥がれ落ち、ソレはどす黒く汚れていきました。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
| 属性 | 闇 | シリーズ | |
| 追加日 | 2022年1月1日 | ||
| EN | Blackened Plumage | ||
| 解放 | フレンリーゼ(狩人の正月) | ||
| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
| 星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
| 星2・星3 | 星2・星3 | 星2・星3 |
| 星4・真暗 | 星4・真暗 | 星4・真暗 |
