-分類:短編小説 -初出:「小説新潮」1984年10月号 -雑誌時挿絵:早川良雄 -収録短編集:&bold(){『[[日曜日と九つの短篇]]』} *あらすじ > 曲がり角に子供服の店があった。 > 小さな店だが、渋谷の裏通りの、色気のないビルがせせこましく並んだ一画だったから、ショウウィンドウの賑やかな飾りつけはどうしても目についた。妻の安子がいちはやく、〝セール〟という英文字を見つけると、マモルのために買いたいと言いだした。家で祖母と留守番をさせているから、土産を買っていかないと喧騒いという。 妻と買い物をしている最中、宏行はかつての恋人、野口理子と八年ぶりに再会した。成り行きで、理子の夫と四人でお茶を飲むことになり……。 **登場人物 -&bold(){輪田宏行} --自動車会社の営業部員。元画家志望。 -&bold(){輪田安子} --宏行の妻。 -&bold(){野口理子} --宏行のかつての恋人。 *解題 (スタブ) **各種ランキング順位 -[[オールタイムベスト・連城三紀彦短編>http://togetter.com/li/742694]] &bold(){51位} **関連作品 -『[[日曜日と九つの短篇]]』収録作 --「[[裏町]]」 --「[[改札口]]」 --「[[青葉]]」 --「[[母の手紙]]」 --「[[敷居ぎわ]]」 --「[[日曜日]]」 --「[[形見わけ]]」 --「[[棚の隅]]」 --「[[一夜]]」 -画家・絵画テーマの作品 --「[[二つの顔]]」(『[[夜よ鼠たちのために>夜よ鼠たちのために(短編集)]]』収録) --「[[宵待草夜情]]」(『[[宵待草夜情>宵待草夜情(短編集)]]』収録) --「[[火箭]]」(『[[瓦斯灯>瓦斯灯(短編集)]]』収録) --「[[写し絵の女]]」(『[[離婚しない女>離婚しない女(短編集)]]』収録) --「[[鬼]]」(『[[夢ごころ]]』収録) --「[[顔のない肖像画]]」(『[[顔のない肖像画>顔のない肖像画(短編集)]]』収録) --「[[白雨]]」(『[[小さな異邦人>小さな異邦人(短編集)]]』収録) --「[[夜の自画像]]」(単行本未収録) --『[[残紅]]』 --『[[黄昏のベルリン]]』 --『[[あじさい前線]]』 --『[[ため息の時間]]』 --『[[美の神たちの叛乱]]』 --『[[花塵]]』 #comment