- 分類:短編小説
- 初出:「小説新潮」1984年10月号
- 雑誌時挿絵:早川良雄
- 収録短編集:『日曜日と九つの短篇』
あらすじ
曲がり角に子供服の店があった。
小さな店だが、渋谷の裏通りの、色気のないビルがせせこましく並んだ一画だったから、ショウウィンドウの賑やかな飾りつけはどうしても目についた。妻の安子がいちはやく、〝セール〟という英文字を見つけると、マモルのために買いたいと言いだした。家で祖母と留守番をさせているから、土産を買っていかないと喧騒いという。
妻と買い物をしている最中、宏行はかつての恋人、野口理子と八年ぶりに再会した。成り行きで、理子の夫と四人でお茶を飲むことになり……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年06月05日 03:47