-分類:短編小説 -初出:「週刊小説」1989年1月6日号 -雑誌時挿絵:大竹明輝 -収録短編集:&bold(){『[[顔のない肖像画>顔のない肖像画(短編集)]]』} *あらすじ > 乗りこんだ最初の瞬間から運転手の目は警戒の色をあらわにしていたと思う。 山岸が乗り込んだタクシーの中で、連続タクシー強盗のニュースが流れた。犯人の風体も目撃された場所も、山岸との共通点が多い。おまけに山岸は、別れを切り出した愛人が手首を切って自殺未遂をはかったときの血をシャツにつけている。運転手は自分をタクシー強盗と疑っているのではないか……いや、警察さえも……。 **登場人物 -&bold(){山岸} --サラリーマン。 -&bold(){運転手} --山岸が乗りこんだタクシーの運転手。 -&bold(){絹江} --山岸の愛人。 *解題 (スタブ) **関連作品 -『[[顔のない肖像画>顔のない肖像画(短編集)]]』収録作 --「[[瀆された目]]」 --「[[美しい針]]」 --「[[ぼくを見つけて]]」 --「[[夜のもうひとつの顔]]」 --「[[孤独な関係]]」 --「[[顔のない肖像画]]」 #comment