ラウドボーン

登録日:2022/11/27 Sun 03:11:13
更新日:2024/04/06 Sat 11:00:23
所要時間:約 4 分で読めます





歌声で姿かたちを変える炎の鳥は、頭上の火玉に魂が宿ったものだという。

優しい歌声は聴いた者の魂を癒す。3000度の炎で敵を焼き尽くす。


ラウドボーンは『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの1種である。



■データ


全国図鑑№:911
分類:シンガーポケモン
英語名:Skeledirge
高さ:1.6m
重さ:326.6kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂87.5♀12.5


特性もうか(HPが1/3以下になるとほのおタイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:てんねん(自分が攻撃するときは、相手の回避率・ぼうぎょ・とくぼうのランク補正を無視する。
    相手から攻撃を受けるときは、相手の命中率・こうげき・とくこうのランク補正を無視する)

種族値
HP:104
攻撃:75
防御:100
特攻:110
特防:75
素早さ:66

合計:530

努力値:特攻+3

進化:ホゲータ→アチゲータ(Lv16)→ラウドボーン(Lv36)

■アチゲータ


全国図鑑№:910
分類:ほのおワニポケモン
英語名:Crocalor
高さ:1.0m
重さ:30.7kg

タイプ:ほのお

■ホゲータ


全国図鑑№:909
分類:ほのおワニポケモン
英語名:Fuecoco
高さ:0.4m
重さ:9.8kg

タイプ:ほのお

■概要


スカーレット・バイオレット』にて最初に貰える御三家の一匹、ホゲータの最終進化形。
ワルビアルや過去作御三家のワニノコ系列同様ワニがモチーフのポケモンで、ホゲータ時代はのんびりとしたような表情だったが、アチゲータになると精悍な顔つきとなりよりワニらしくなる。
更に顔面が燃え尽きたらしく顔の一部が白骨化したように白くなっている。
また、アチゲータまでは2足歩行だったが、ラウドボーンは4足歩行となっている。とは言え、2足で立てないわけではないようだ。

3000度の炎を吐いて相手を焼き尽くすとされているが、その外見に似合わず歌が得意であり、その歌を聞くものは魂が癒されるという。性格も穏やかであり面倒見がよくおせっかい焼きであるという。歌うワニだからといって、『シング・フォー・ミー・ライル』とか言ってはいけない
頭上の火玉に宿った魂の影響でゴーストタイプの力を得た。この火玉の魂は自立しており、ラウドボーンの歌声のパワーで自由自在に変形することができるらしい。
その凶悪な面構えとは裏腹にゴーストタイプでは珍しく人の利になる行為を行っている
また、アチゲータ時代には頭に卵型の炎が宿っていたが、ラウドボーンになると小鳥のような姿に変化し、更にスタンドマイクにも変形する。孵化したのか?
専用技「フレアソング」の際にはここから火の鳥を飛ばす。カイザーフェニックスとか言ってはいけない。

ちなみにアチゲータ時代に比べ体重が劇的に増量しており、ドダイトスを抜いて御三家最重量となった。

■ゲーム


ゲーム開始時にクラベル校長からニャオハクワッスと共に選出され、ホゲータを選択すれば入手できる。
また、クワッスを選択した場合ライバルネモの手持ちに加わり、ニャオハを選択した場合クラベルが手持ちに加える。
両者ともテラスタルを使うポケモンとして繰り出してくる。

ホゲータを選んだ場合のストーリーは序盤の「チャンピオンロード」はむしくさと続くため有利に進められ、
ラウドボーンに進化すればゴーストが追加されるので後半のゴースト・エスパーこおりにも有利に戦える。
「レジェンドルート」では逆に最初がいわタイプのガケガ二が相手なのでやや不利となるか。あくタイプや同タイプと戦う「スターダスト☆ストリート」もやや苦手。
また、素早さが低めなのでゴーストとの戦いでは先手を取られて大ダメージを受ける可能性もあるのには注意。

テラレイドバトルにおいては、火力を上げ続けられる「フレアソング」のおかげでそこそこ有利に戦える。
とくせいパッチが必要になるものの、隠れ特性「てんねん」で相手の能力上昇を無効化できる為高ランクの相手でも安定して戦えるのが強み。


■対戦


シャンデラから始まり、アローラガラガラズガドーンに続き、今や同じ組み合わせのポケモンが六種いるほのおとゴーストタイプの複合
同期にもバイオレット限定のソウブレイズがいる上、御三家という意味ではヒスイバクフーンに続き2連続である。
弱点が多めだが耐性も多い組み合わせとなる。

ワニモチーフということで物理型かと思いきや、攻撃より特攻の方が高い。
また、その重量通りにHPと防御が高く、反面特防と素早さはやや低め(それでも同じ炎御三家のエンブオーガオガエンよりは速い)。

専用技として「フレアソング」を習得し、威力は80と平均的だが使用すると確定で特攻が1段階上がる。また音技なので相手のみがわりを無視してダメージを与えられる特徴もあり、癖がなく扱いやすい性能となっている。
炎技としては他に「ねっぷう」「かえんほうしゃ」とお馴染みの技も勿論覚える。
ゴースト技としては「シャドーボール」「たたりめ」を覚える。

サブウェポンは「だいちのちから」「ソーラービーム」や、シンガーという設定故に「バークアウト」「りんしょう」「ハイパーボイス」「チャームボイス」といった音技が充実している。
ただし、歌が上手いせいか「ばくおんぱ」は覚えない。
さらに歌技代表かつゴーストタイプに相応しい「ほろびのうた」もゴーストではなくノーマルタイプの変化技だが覚えなかったりする。
しかし、総合的に見ると火力と安定性に優れたサブウェポンが少なく、基本的には攻めにおいては一致技を振り回す立ち回りになりがち。

一応「フレアドライブ」「シャドークロー」「かみくだく」「げきりん」「じしん」「じだんだ」等、物理技もそれなりに揃っている。何故か「タネばくだん」も覚えられる。
攻撃も意表を突くぶんには最低限の数値があるので物理アタッカーでの運用もアリかもしれない。
また「ニトロチャージ」で素早さを補うこともでき、1回でちょうど最速マスカーニャまで抜ける。前述の通りアタッカーだと枠が余りやすいため採用も一考かも。

補助技も非常に充実しており、回復技の「なまける」を始めとして「ほえる」「あくび」「おにび」「アンコール」と持久戦と相手の妨害に向いた技を多数覚える。

隠れ特性はほのおタイプ初のにしてSVでやたら増えまくった「てんねん」。
相手の積みを許さずに持ち前の物理耐久力を活かせるので安定性が高く、対戦では第一選択になりうる強特性である。

ランクバトルのシングルルールではやはり天然物理受けでの運用がメジャー。
相手の攻撃を楽々受けながらフレアソングで全抜きを狙ってくるため、相手にすると非常に厄介な要対策ポケモンとなっている。
さらにフレアソングの性質上、安易なみがわりによる様子見やしっぽきりによる安全な交代が通用しない。

シリーズ4時点ではまだランクマッチ参戦の見込みが立っていないが、物理耐久の高いとくせい「てんねん」を持ったほのお・ゴーストタイプのポケモンであるラウドボーンは前作の対戦環境を荒らしまわったザシアンの天敵となりうる存在である。
(主力技のきょじゅうざんとじゃれつくが半減、ザシアン側の有効打がかみくだくくらいしかない。更に「ふとうのけん」やつるぎのまいもてんねんの前では無駄となり、前述の通り様子見のみがわりすらフレアソングで貫通されてしまう)

パラドックスポケモン参戦後の環境ではハバタクカミ、テツノツツミら弱点をついてくる高速特殊アタッカーが台頭し、使用率が落ちてしまった。

■アニメ


ホゲータの方はアニメ第7シリーズ『ポケットモンスター』第134話のおまけコーナー「愛と真実の悪を貫くロケット探検団」で初登場(CV:武隈史子)。ロケット団にゲットされそうになるも、ムサシがモンスターボールと間違えてオレンの実を取り出してしまい、飛び込んだため失敗した。

そして、テレビアニメ第8シリーズ『ポケットモンスター』では第2話からレギュラーとして登場(CV:山下大輝)。当初はライジングボルテッカーズの飛行船である「ブレイブアサギ号」にいた野生のポケモンの内の一匹だったが、第4話および第5話でもう一人の主人公であるロイに気に入られ、続く第6話で正式にゲットされパートナーになった。使用する技は「ひのこ」(第5話で習得し、第20話まで使用)→「かえんほうしゃ」(第20話で習得)、「たいあたり」、「じだんだ」(第10話で習得)。特性は「もうか」*1。また、アチゲータの方は第16話にて本物ではないが、ロイのホゲータが進化するよりも先にゲームと同様にハッコウシティの電光掲示板に映る形で初登場。

ゲーム『スカーレット・バイオレット』のストーリーの前日譚を描いたWEBアニメ『放課後のブレス』ではオレンジアカデミーの生徒でフルート奏者であるオハラのパートナーとして第1話から登場(CV:愛河里花子)。のんびり屋でマイペースな性格で、食べ物を見つけると目を輝かせて夢中になってしまうが、彼女の奏でるフルートが好き。



■余談


  • 名前の由来は大音量を意味する「ラウド」と骨を意味する「ボーン」からだと思われる。
  • 同じワニモチーフ御三家のオーダイルも、地上では4足歩行で移動するという設定がある。
  • 炎御三家の最終進化系としては初となる4足歩行のポケモンである。当然ながら予想できたプレイヤーはおらず、専らの関心は同時期のニャオハが進化して厳つい2足歩行になるかどうかというところにあった。
  • 骨と歌という組みあわせは、グリム童話の「歌う骨」が由来だと思われる。
  • 進化前のアチゲータはソンブレロのような頭部をしているので、メキシコの祭り「死者の日」をモチーフにしていると思われる。他の御三家のポケモンの最終進化系もマスカーニャ『仮面』(イタリアなど)ウェーニバル『サンバ・ラテンミュージック』(ブラジルなど)ラテン系の諸国の文化をモチーフにしており、メキシコもラテン系の国であるため、本作の御三家はラテン系の要素が強いデザインとなっている。
  • また、メキシコの往年の大女優かつベテラン歌手としてワニをこよなく愛好したマリア・フェリックスという人物がおり、♀の場合頭が女優帽に見えるという話も。
  • ワニと鳥という組み合わせは、ワニチドリが由来だと思われる。
  • 同期御三家のニャオハはだいたいガオガエンのせいで進化して立ったことでネタにされてしまったが、その煽りを受けてホゲータは進化して伏せたことでネタにされてしまった。
    また、ホゲータという名前とその容姿から某ガキ大将を連想したプレイヤーは多い。とはいえ、最終進化先の専用技が歌であるため、あながちそのイメージは間違ってないのだが…
  • ホゲータ、アチゲータはレベルアップで「あくび」を覚えるのだが、ラウドボーンは覚えることができない。進化後に技思い出しで思い出すことも出来なかったため、ラウドボーンに進化させた後に一度でも忘れさせてしまうと二度と覚えなおすことが出来なかった……のだが、DLC第一弾『ゼロの秘宝・碧の仮面』配信のタイミングで修正が入り、ラウドボーンになってからもあくびを思い出せるようになった。SV本体のアップデートのため、DLCを購入していなくても問題なく思い出せる。
  • ポケモンのフィギュアグッズ『ポケモンスケールワールド』のパルデア地方セットはアオイとパルデア御三家の一式だが、ラウドボーンだけ同梱から外されてしまった。これはサイズの問題と思われ、過去にもガラル地方セットにゴリランダーが含まれないといったことがあった。『ポケモンスケールワールド』のラウドボーン自体はネモのセットに同梱されるため、両方買えば重複することなく全御三家を揃えることが出来る。


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最終更新:2024年04月06日 11:00

*1 第6話でピンチになった時に「ひのこ」の威力が上がった描写から