基本プロフィール


生年月日 1993年1月7日
職業 芸人

クロノスプロフィール


総参戦回数 2
賞金獲得回数 1
復活回数 2
累計逃走時間 2時間12分5秒
平均逃走率 55.23%
最高逃走率 65.32%
逃走ポイント 163万3540

各回成績

逃走中

出演回 逃走時間 逃走率 逃走ポイント 順位 備考
サザエさんSP 40分38秒/90分 45.15% 128440 6位/17人 復活
FNS逃走中2024 91分27秒/140分 65.32% 1505100 10位/31人 復活
自首成立

出演回 結果
逃走中inオールスター秋の祭典 30ポイント獲得
※祭典SPはエキシビション扱いのため参戦回数・逃走時間等には含まず

略歴

高校時代からアマチュア芸人として同級生とお笑いコンビを結成し「ハイスクールマンザイ」で決勝進出。「R-1ぐらんぷり」でもアマチュアながら準決勝進出を果たした。
大学進学後に吉本のオーディションに合格し大学を中退して芸能界入り。ハイスクールマンザイの時に知り合ったせいやを誘いお笑いコンビ「霜降り明星」を結成。2017年に「ABCお笑いグランプリ」を優勝しフジ「AI-TV」のレギュラーに抜擢。2018年にM-1グランプリを優勝。翌2019年にはR-1ぐらんぷりで優勝を果たし、M-1・R-1の2冠を達成。どちらも最年少優勝という記録を成し遂げている。

一方、自身のYouTubeチャンネルでは「『生涯収支マイナス3億円君(2024年現在)』として競馬予想」や「仲の良い後輩と共にチンチロリンや麻雀勝負」などを行っており、特にチンチロリンだけで日本武道館や横浜アリーナでライブを開く人気を誇っている。

クロノス略歴

逃走中本戦2回・エキシビション1回の参戦。

初参戦はエキシビション「逃走中inオールスター秋の祭典」。月9ドラマ「シャーロック」の助っ人として参戦した。
意気込みを聞かれ「運動神経はあんまりよくない」と言いつつも奮闘を誓い、ドラマ出演者の岩田剛典からも「シャーロック」ポーズで応援されるが、「何点行ったらいいですか?」という相談を無視され戸惑うも、せいやからは点数差があることから「『ハンターのサングラスを取る』という200点」とボケられ「死んでまうわ!」とツッコむ。
チャレンジが始まりハンター20体の圧に気押され、近づくにつれ「ハンターやばいって!!!」と怖がる。30ポイントの宝箱でも「えぐいっすよあれ!!!」とプレッシャーに負け5m下がり20ポイントの宝箱からハンターを見ても「えぐいですって!!!」と恐怖感一切変わらず。が、攻めて30ポイントに挑戦。順調に残り2カウントで宝箱を解錠しそのままダッシュ。ハンターに追われるもセーフティリードを保ち最後は悠々と帰還しクリア・30ポイント獲得し決めポーズ。

なお、翌日深夜にニッポン放送で放送されたラジオ「霜降り明星のオールナイトニッポン0」では本来相方・せいやが参戦する予定だったものの、せいやは足を骨折しており急遽代打で参戦することになったという事情を明かしている。

逃走中本戦初参戦は「サザエさんSP」編。自己評価ではスピードを4、決断力と運の良さを5とする一方、スタミナは1。賞金の使い道は「逃げ馬の馬券」とやはり競馬。
スタート前から放出待機中のハンターを見つけてしまうなどあたふた。ゲーム開始後は「同期」であるどんぐりと合流し相談後再び別れベストポイントを探す。
ハンター3体放出阻止ミッションでは驚きながらも波平らしき人物を見つけ「ミッションやらなアカンやん」と嫌々ながら接近。さらに近づくと奥からも波平らしき人物が現れ倒れて驚くビビリっぷりを見せる。が、カードキーを尋ねても持っておらず空振り。しかし、昔家系図を見たことから波平が双子であることを思い出しミッションクリアの手がかりをつかむ。その後も積極的に捜索。パン屋を覗いている海平を発見し「もう帰ってください」とツッコんだ所でハンターに見つかり逃走。フードコート内を逃げるも最後は曲がろうとした所をほぼ転倒した形で確保。地面に大の字で倒れ「海平のせいや~!あいつに構ってやってたら捕まった…」と海平さんのせいにする。
復活ゲームでは3階フードコートのボックスを発見。極限の2択に対し青のボックスを選択。開けた途端に再び後ろに倒れる大ビビリだが、出てきたのはフネさんで復活に成功する。
復活後は「1回捕まった反省は活かせます」とあまり動き回らない戦略を取る。
ハンター20体放出阻止ミッションでは古橋法生と相談し「復活したんで行こうと思ってる」と参加を決意しサザエさん一家を捜索。が、サザエさん一家を探すうちにタマを発見。その大きさに驚きつつも運んでいくことに。その大きさと重さに加え首輪の鈴が通報の役目をし苦戦しつつも階段を降りていくが、その行く手にハンターが。発見されUターンするもタマを運びながら階段を上るのは無謀に近く、「タマだけは!」と絶叫しながら確保。「このタマだけは…許してあげて…」とハンターに乞うもハンターは無機質にその場を去り、「ごめんなタマ…」とタマをその場に置くも、ミッション残り1分15秒でのこの事態にクリアはほぼ不可能となり「最悪や…」と戦慄。
1回目は海平、2回目はタマとどちらもミッションに関わったがための確保という結果となった。

また、クロノスゲーム全体において「エキシビションが初参戦→後にゲーム本戦に参戦」を経験した初の事例で、西村博之(ひろゆき)がエキシビション「スーパースター7番勝負」から本戦「生逃走中2023」へと参戦するまでは唯一だった。その後、ジヨンも同じ経験をした。
ちなみに逆パターンである「本戦が初参戦→後にエキシビションに参戦」を経験した者は現時点で8人いる*1

「FNS逃走中2024」は4年8か月ぶりに参戦。同年の27時間テレビの母体番組「新しいカギ」から総合司会として挑む。なお、相方のせいやと共に出るのは初めて。
自己評価は「スポーツ経験はないが足は速い」というスピードを5(1ランクアップ)、賢さと決断力も5とするがスタミナと運の良さは1であり丁度三角形のような形に。「50m5秒台」と自称するも、それを検証するために大阪の番組でスタジオで全力ダッシュした所、床のカーペットにつまずいて死にかけたというエピソードも。「好感度をまったく気にしないのでどんな卑怯な手も使えます」「他人を蹴落として逃げます」とやはり怖い文言が。賞金の使い道は「借金返済」。
ゲーム前の意気込みでは、M-1グランプリ優勝は勿論、TBS「オールスター感謝祭」では何度もピリオドチャンピオンを獲得し、3度の総合優勝を誇るなどやはり賞金がかかった場に対する勝負強さはピカイチということから自信を見せるが、「最悪アレ(後ろにある飛行機)で逃げます。」と賞金のためなら何をしでかすか分からないタイプ。一方、逃走中と言えば逃走者がすれ違った際にハンターの位置情報や情報交換するのも恒例だが「今日ホンマに知らんやつ半分くらい」「ホンマに知らんやつだらけ。見ごたえある?」とここ最近ネットを騒がせる毒舌もダダ漏れ。「全員ぶちのめしたいと思います」とただ1人頂点を掴むことを目指す。
ゲーム前にはYouTuber嫌いで知られる粗品に対しはじめしゃちょーから「YouTuberと仲良くしてください」と懇願。それに対し「今日逃げ切ったら仲良くする」と約束するが、ワイプの中の粗品は表情筋が死んだ恐ろしい顔に。
ゲーム開始後、ハンター10体の中で教室棟を拠点とすることに。開始2分でハンターに追われるはじめしゃちょーから「もう来てます」と言われる中、別のハンターに見つかり逃走。しかし、かなりの至近距離から階段を上手く使い撒くことに成功。教室の中で一息つきながらも「FNS27時間テレビのMCやで!捕まりかけましたよ!」と容赦ゼロのハンターに文句。カギメンバーの丸山礼を含む4人が6分半で確保され「クロノス社本気やぞ」と敵対心を見せるが、ハンター消滅レバー捜索には向かわず。ミッションは増田貴久がクリアするが、最初からこの難易度に「今回ハード!」と早くも苦しい表情。教室に入ってきた生徒にもビビるが、「ここまで全力でやってる」と逃走成功を目指す。しかし現在の借金はなんと1億円弱であり、最早50回逃走成功しないと完済できないレベル。最高1億円もらえる「MISSION IN TOKYO」にぜひ出場を…が、そんな中でも階段を登って来るハンターを察知し反対の階段に移動し教室に隠れるなど良い凌ぎ方を見せる。
賞金単価アップミッションでは高所にいることが多い「ハイポジ」菊田竜大狙いで校舎内からも見える場所を中心に捜索。「ハイポジの菊田」や柱や室外機など「物の中」に隠れることの多い岡部大などカギメンバーとして隠れ場所のセオリーを知っているだけにここは活躍しどころ。そして生徒や先生、番組スタッフに紛れることも多い「コント職人隠れ」秋山寛貴は「どこかで授業している可能性」と語るが、まさにその通りに横を通る教室の中で女生徒に扮した秋山が潜伏。せいやと共に教室内を捜索するがスルー。残り6分となり「人がやってくれます。人の金で生きる。」と安全を優先しミッションを諦めるが、スルーした秋山は長田庄平が発見し認証し賞金単価がアップする。
一方、教室棟内で武尊と合流。プライベートで仲のいい豊ノ島に電話するというアスリート同士の交流網に感心する一方、豊ノ島に対し開口一番「逃げ切れてるんですか?」という武尊の問いかけに「失礼やな」と親しき仲にも礼儀ありの姿勢。さらに「次のミッションは校舎だから全力疾走で来てほしい」と言った武尊の真意が「走っている所が見たい」という興味本位であることに流石に「最悪や」と呆れながらも、2人で3階から両サイドの階段を警戒するという鉄壁の布陣の中で階段を上がってくるハンターを発見し武尊に報告するが、その言葉に焦った武尊はすぐに階段を下りた結果2階でハンターと鉢合わせする事態となり、武尊が追われている間に一旦校舎を脱出する。
再び校舎に戻るが、ハンター放出阻止ミッションでは「知りません!」と不参加。近くの生徒にもミッションに行かなくていいことへの同意を求める一方、はじめしゃちょーはミッションに動いて確保され「という事ははじめしゃちょー、仲良くできへんわ」と無情にも約束の実現ならずの宣告。そしてせいやも確保され相方の確保に頭を抱える。
ハンター放出阻止ミッションがクリアされゲームも折り返し。逃走成功すれば204万円という金額にはやはり目が眩む中、窓の外から渋谷凪咲を発見して大声で呼びかけ。渋谷を驚かせながらもミッションに貢献した渋谷にエールを送る。一方、逃走中好きで知られる相方・せいやだが自身も逃走中大好き。特に初期逃走中では逃走者とハンターの位置が画面隅にミニマップで表示され位置関係が分かるようになっているが、第1回の渋谷ではハンターが黒い星、男性逃走者が青い星、女性逃走者が赤い星で表示されるが、KABA.ちゃんだけ青と赤半々の星という「本当に初期から逃走中を見てないと知っていないトリビア」を披露するマニアぶりを見せる一方、逃走中ファンとして次は復活ミッションが来ると予想。
その通りに次は復活ミッションが発令。相方・せいやを復活させるチャンスだが「行く訳ない。疲れるだけ。」「ピンチの連続やった、ずっと前半。後半はゆっくりしたい。」と体力を温存するために不参加。と、教室に出入りする黒…のポロシャツ&坊主の先生を「坊主のハンター」「ハゲハンター」「動きがハンターっぽい」とビビりまくり。だが実は本物のハンターも接近中。ここは一旦上の階に移動するが、実はその数秒後に下からハンターが上がってきており気づかぬうちに命拾い。新たな拠点となる教室で一旦体を休めることに。「都会の…オアシス…」とマークモノマネしながらウォーターサーバーからペットボトルに水を補充する一方、学校のウォーターサーバーの水の勢いが弱く「めっちゃ低い」「あれ口ついてまうで」と椅子に座りながら文句を言った所で教室内にハンターが侵入し発見。「オーマイガー…」と嘆く間に一歩も動けず確保。呆気ない終わり方に「最悪や…自首したらよかった…」と後悔。
そして残る松尾駿・長田も確保され40分を残してMC陣は全滅。が、そんなMC陣に喝を入れながらもすがちゃん最高No.1から「ここでどっちが逃走成功できるか勝負しましょう」と挑戦状代りの復活カードを貰い復活。すがちゃんに感謝しつつ牢獄から離れる…が、通常復活させてもらった後は「復活できて嬉しい」「ラッキー」といった喜びのコメントや「改めて逃走成功を狙います!」といった決意のコメントをするのが恒例。だが、粗品は一言も発さず黙って移動。そして何かを発見し走って近づくが、それは自首用公衆電話。あまりのノーモーションにスタッフも10円を手渡してないという大奇襲の中、復活してくれたすがちゃんに感謝しながら自首成立し賞金150万5100円を獲得。重圧から解放され青空に「こんなに晴れていたのか空は」と晴れ晴れとした顔。
一方、メインMCとして粗品の逃走成功を願う牢獄にとってはある意味「確保情報」よりも最悪な通知に騒然し長田は激怒。牢獄に帰還後も怒りの声が上がる確保者達には目もくれず、「おい詐欺師!」と説教する長田の声も「150万円~」と全く届かず。ここは先輩としてガツンと一言と長田は真栄田賢を呼ぶが、真栄田は「いいよ!」でオチに。
そしてラストは橘ケンチだけとなり「橘の逃走成功で華々しく終わる」か、「橘の確保で粗品の一人勝ち」になるかという中で橘が確保されGAME OVERとなり、落胆する牢獄に対し1人ガッツポーズ。150万を受け取るが、当然「こんな奴とやりたくない」と怒りが収まらない長田に対し、実は学校のウォーターサーバーが古いことに気づき、生徒たちに対し「勢いよく出るよう賞金で買い替える」と約束していたことを明かし、ということはそのために…と思いきや「このお金でギャンブルします!」と宣言しやっぱり大ブーイングを受ける事に。

今回の自首は「復活後の自首」であり、山内健司に次ぐ番組史上2人目の「復活自首成立達成者」に。逃走時間は当該回31人中11位ながら1回の自首における獲得賞金は2位である。地上波放送版に限れば最高金額となる。
さらに山内は「復活ゲームを自力で勝ち上がってからの自首」に対し、粗品は「助けてもらって自首」というまた新しいパターンを生み出した。

が、当然心証は最悪極まりなく、放送前に行われたFNS27時間テレビの記者会見では逃走中大ファンの菊田から「ファンとしてカギメンバーの1人がちょっと良くない動きをしていた」「ファンとして許せなかった」と苦言。
そして生放送で見届け人を務めた田中卓志も突然の自首アタックから「これやばいって」「ひどい」「(牢獄に)とんでもないことになる。とんでもない情報がはいる。前代未聞だぞ。」「(真栄田でオチをつけたことに)よくない。お笑いにしないでもう。」と文句が止まらず、放送終了直後のスタジオ下りから「そ~し~な~!」と激怒。仮眠から戻ってきた粗品に対し「ラスト30分MC陣がいない」「誰もいないとなったら1人だけ残ろうとするはず」「生徒への約束を反故にする」と説教の嵐だが、もちろん「そういうゲーム」というのはもとより田中は今回の逃走中にも映画「逃走中 THEMOVIE」に出演していないという痛い所を付き取っ組み合いとなるが田中を投げ飛ばしジャンガジャンガ…では田中の怒りが収まらず「今からこいつを落とします!」とチョーク・スリーパーをかけられる結末に。
とはいえ、良くも悪くも「粗品らしい」戦い方と結末に、ネットのトレンドでは「粗品クズ」と「粗品最高」の2つがかち合い、直後の「高校生クイズ今何問目?」でも「そしあの」として親交の深いあのから「さっきから『粗品クズ』でトレンドに入っていた」といじられることに。

ちなみに、粗品は今年の深夜枠である「粗品ゲーム」の賞金として自腹で100万円を提供。さらに毎年FNSの日恒例の競馬レースである中京記念で300万円負けており、結局最終収支は-249万4900円に。2年連続でMCが自首で得た賞金を競馬で溶かしてる…

最終更新:2024年12月12日 21:50

*1 田中卓志小峠英二今野浩喜斎藤司オカダ・カズチカ菜々緒竜星涼鈴木伸之。なお、鈴木のみ初参戦は戦闘中。