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*Catch! 気持ちセンセーション 【きゃっち きもちせんせーしょん】 |ジャンル|恋愛アドベンチャー|&amazon(B00005OV0Y)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|パンドラボックス|~| |発売日|2000年8月10日|~| |定価|1980円|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|誰得ゲー&br()1周がひたすら長い&br()いい加減システムデータぐらい作れ!|~| |>|>|CENTER:''[[パンドラMAXシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1544.html]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 -「1980円の超大作」がキャッチコピーであった「パンドラMAXシリーズ」の第4作にして、「安かろう悪かろう」の見本となってしまった、所謂「遂にやっちゃった」作品。 -当時メーカーのサイトで、社長の飯島健男(現・多紀哉)は「シリーズの中で1番盛り上がっていない。ギャルゲーといううちのメーカーらしくない作品だからか?」とのたまっていたが、単にキャラや設定がイタいから引かれたのか、それともシリーズのメッキが剥げてきたからか…。 -あらすじの通り、超フェミニスト生徒会を敵に回してしまった主人公となり、敵との対決(各種ミニゲーム)をクリアしながら進めていくタイプのアドベンチャーである。 **あらすじ 中学から一緒の憧れの女の子「本間あゆり」と一緒の高校に入るために猛勉強し、ついに彼女と同じ志望校に合格した主人公。しかし学校は「学内において女生徒の手を煩わせることは許さない」とする生徒会の支配を受けていた。さらに憧れのあゆりは、親同士の再婚によってフェミニスト生徒会長の義妹となっていた。ショック続きでクサクサしていた主人公は生徒会に心酔する女生徒からのイヤミに逆上し、メンツをかけて決闘するハメになってしまう。それをきっかけに、主人公は生徒会やそれを支持する女子たちとの泥沼の戦いに巻き込まれるのであった…。 **問題点 -キャラデザは、漫画家の瀬口たかひろが担当しており、隠しとして設定画も収録されている。しかしこの設定画、目の焦点の合っていない女キャラがいたりと、やる気を疑う。 -ストーリーは1本道だが、ストーリーの合間に参加できるサブイベントによって女性キャラの好感度を上げることができ、それに応じてエンディングは変化する。 --ストーリー中では、攻略対象キャラを含めた様々な敵キャラとミニゲームで試合を行う。負けると基本的にゲームオーバー。難易度変更はできないので、いつまで経っても先に進めないということも有り得る。 ---ミニゲーム自体は非常に簡単であるが。 -主人公はメインヒロインの「あゆり」にベタ惚れなのだが、他のキャラを攻略していた場合は、前述の仕様ゆえに「さっきまであゆり一筋だったのに、突然他の女に乗り換えた」様にしか見えない。 -キャラ絵など何か一つ読み込むだけでも入るロードが類を見ないほどひじょ~~~~に遅く、そのたびにストップするのでゲームがまったく進まない。よってそれほど長くないストーリーなのに一周するだけでかなりの時間がかかる。一応メッセージ早送り機能が有るには有るのだが、スキップしていてもこのロード待ちが発生する為やはり全く進まない。早送りプレイではロード待ちがプレイ時間の半分以上を占めることも。&br()さらに相変わらずシステムデータがないのでクリアしたらまた最初から周回せねばならない。にもかかわらず各女性キャラごとにエンディングが複数用意されていたり、周回しないと集められないデータがあったりする。正直、全てを自力で揃えた人がどれだけいるのか怪しい。 --メインキャラ8人のエンディングを見ると、滝沢(主人公のセコンド役)がラスボスとして立ちはだかるというエンディングのフラグが立つが、その後の内容は滝沢とのやり取りは全員共通で、エンディングの内容は普通のエンディングと何も変わらない。 --異様に見るのが面倒臭いエンディングにはあゆり・しずくとの三角関係エンディングがあり、あゆり・しずく・滝沢の好感度を上げないと駄目。むしろ「ごちゃちる」のマンガ喫茶でエンディングフラグを買った方が精神的にも時間的にも楽。 --しかもあゆり以外の女キャラは基本的に性悪と電波しかいないので、そもそも攻略する気になるかどうか…。 ---展開も少し話をしたことがある先輩や養護教諭が突然仲良くなるというものばかり。イタいというより怖かった。 -パケ裏には「豪華声優陣によるボイス入り」とあるが、なぜかパケ裏にも説明書にも声優名は一切載っておらず、エンディングを見ないと明かされない。 --声優に詳しい人にしかわからないネタだが、同じ声優の別名義を使って声優が2人いるように見せるという新手のセコさも披露した(ちなみにおぐらふみえ(小倉文江)=関和美で、実際あゆりとやよいは同じ声優が声を当てている事になる)。 --だが一部の男キャラはパンドラボックスのスタッフが演じており、特に生稲というキャラのCVの下手さ加減は(本人のキャラクターと相まって)殺意すら覚えるほどである。 --ちなみにパンドラボックス側は声優に払うギャラを渋っていたようで(低価格で販売するソフトだから、できる限りコストを抑えたい考えはそりゃあるだろうが)、パンドラボックスが主催したファンイベントに呼ぼうとした際ギャラを請求され、逆ギレし「金の亡者だ」と罵ったという痛い逸話もある。 ---開発前に出演声優を募集していたが、条件が「ギャラなし」という恐ろしいものだった。いくらなんでもそれはまずいだろう…プロにお願いする以上その対価を払うのは当然のことだと思うのだが。 -生稲は物語の後半でしずくを誘拐するという犯罪行為を行っているがお咎めなし。誘拐を指示した聖悟も同様である。が、もともとストーリー部分はバカゲーの類なのであまり気にしてはいけないだろう。 -同シリーズのソフトのセーブデータを読み込むと隠し要素が出現する「コンバート」というシステムが有るが、本作と次作の「ごちゃちる」ではこの機能が上手く働いておらず、「特定のアイテムを持っているのになぜか読み込まれない」という不具合がある。 -なぜか本シリーズではこれ以降、サウンドがステレオ固定で、モノラルにできなくなる。 -シナリオは『死者の呼ぶ館』に続いて大池叙子が書いている。本作には番外編として「死者~」のキャラが登場するシナリオもあるのだが、メインヒロインだった葵が只のバケモノ扱いをされているなど、所謂原作ボッコものとなっている。 **余談 -余談だがシリーズ第6作『[[ONI零 ~復活~]]』の「お便りコーナー」にて、本作の感想の手紙が紹介されているのだが、これのイタさは必見である。 --「''あゆりにメロメロパーンチ!しずくにパーンチ!''」 //-なお東方projectの原作者・ZUN氏はこのゲームがお気に入りらしく、チルノの性格は里見英彦(バカ⑨と呼ぶにふさわしいバカ振りを見せているから)、十六夜咲夜の性格は市松ちづる(ちづる自体主に仕えるメイドというイメージで作られたキャラゆえ)をモデルにしているとか。 //↑検索してもこのページしか出てきません。出典求む。(ガセだと思うけど) &br
*Catch! 気持ちセンセーション 【きゃっち きもちせんせーしょん】 |ジャンル|恋愛アドベンチャー|&amazon(B00005OV0Y)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|パンドラボックス|~| |発売日|2000年8月10日|~| |定価|1980円|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|誰得ゲー&br()1周がひたすら長い&br()いい加減システムデータぐらい作れ!|~| |>|>|CENTER:''[[パンドラMAXシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 -「1980円の超大作」がキャッチコピーであった「パンドラMAXシリーズ」の第4作にして、「安かろう悪かろう」の見本となってしまった、所謂「遂にやっちゃった」作品。 -当時メーカーのサイトで、社長の飯島健男(現・多紀哉)は「シリーズの中で1番盛り上がっていない。ギャルゲーといううちのメーカーらしくない作品だからか?」とのたまっていたが、単にキャラや設定がイタいから引かれたのか、それともシリーズのメッキが剥げてきたからか…。 -あらすじの通り、超フェミニスト生徒会を敵に回してしまった主人公となり、敵との対決(各種ミニゲーム)をクリアしながら進めていくタイプのアドベンチャーである。 **あらすじ 中学から一緒の憧れの女の子「本間あゆり」と一緒の高校に入るために猛勉強し、ついに彼女と同じ志望校に合格した主人公。しかし学校は「学内において女生徒の手を煩わせることは許さない」とする生徒会の支配を受けていた。さらに憧れのあゆりは、親同士の再婚によってフェミニスト生徒会長の義妹となっていた。ショック続きでクサクサしていた主人公は生徒会に心酔する女生徒からのイヤミに逆上し、メンツをかけて決闘するハメになってしまう。それをきっかけに、主人公は生徒会やそれを支持する女子たちとの泥沼の戦いに巻き込まれるのであった…。 **問題点 -キャラデザは、漫画家の瀬口たかひろが担当しており、隠しとして設定画も収録されている。しかしこの設定画、目の焦点の合っていない女キャラがいたりと、やる気を疑う。 -ストーリーは1本道だが、ストーリーの合間に参加できるサブイベントによって女性キャラの好感度を上げることができ、それに応じてエンディングは変化する。 --ストーリー中では、攻略対象キャラを含めた様々な敵キャラとミニゲームで試合を行う。負けると基本的にゲームオーバー。難易度変更はできないので、いつまで経っても先に進めないということも有り得る。 ---ミニゲーム自体は非常に簡単であるが。 -主人公はメインヒロインの「あゆり」にベタ惚れなのだが、他のキャラを攻略していた場合は、前述の仕様ゆえに「さっきまであゆり一筋だったのに、突然他の女に乗り換えた」様にしか見えない。 -キャラ絵など何か一つ読み込むだけでも入るロードが類を見ないほどひじょ~~~~に遅く、そのたびにストップするのでゲームがまったく進まない。よってそれほど長くないストーリーなのに一周するだけでかなりの時間がかかる。一応メッセージ早送り機能が有るには有るのだが、スキップしていてもこのロード待ちが発生する為やはり全く進まない。早送りプレイではロード待ちがプレイ時間の半分以上を占めることも。&br()さらに相変わらずシステムデータがないのでクリアしたらまた最初から周回せねばならない。にもかかわらず各女性キャラごとにエンディングが複数用意されていたり、周回しないと集められないデータがあったりする。正直、全てを自力で揃えた人がどれだけいるのか怪しい。 --メインキャラ8人のエンディングを見ると、滝沢(主人公のセコンド役)がラスボスとして立ちはだかるというエンディングのフラグが立つが、その後の内容は滝沢とのやり取りは全員共通で、エンディングの内容は普通のエンディングと何も変わらない。 --異様に見るのが面倒臭いエンディングにはあゆり・しずくとの三角関係エンディングがあり、あゆり・しずく・滝沢の好感度を上げないと駄目。むしろ「ごちゃちる」のマンガ喫茶でエンディングフラグを買った方が精神的にも時間的にも楽。 --しかもあゆり以外の女キャラは基本的に性悪と電波しかいないので、そもそも攻略する気になるかどうか…。 ---展開も少し話をしたことがある先輩や養護教諭が突然仲良くなるというものばかり。イタいというより怖かった。 -パケ裏には「豪華声優陣によるボイス入り」とあるが、なぜかパケ裏にも説明書にも声優名は一切載っておらず、エンディングを見ないと明かされない。 --声優に詳しい人にしかわからないネタだが、同じ声優の別名義を使って声優が2人いるように見せるという新手のセコさも披露した(ちなみにおぐらふみえ(小倉文江)=関和美で、実際あゆりとやよいは同じ声優が声を当てている事になる)。 --だが一部の男キャラはパンドラボックスのスタッフが演じており、特に生稲というキャラのCVの下手さ加減は(本人のキャラクターと相まって)殺意すら覚えるほどである。 --ちなみにパンドラボックス側は声優に払うギャラを渋っていたようで(低価格で販売するソフトだから、できる限りコストを抑えたい考えはそりゃあるだろうが)、パンドラボックスが主催したファンイベントに呼ぼうとした際ギャラを請求され、逆ギレし「金の亡者だ」と罵ったという痛い逸話もある。 ---開発前に出演声優を募集していたが、条件が「ギャラなし」という恐ろしいものだった。いくらなんでもそれはまずいだろう…プロにお願いする以上その対価を払うのは当然のことだと思うのだが。 -生稲は物語の後半でしずくを誘拐するという犯罪行為を行っているがお咎めなし。誘拐を指示した聖悟も同様である。が、もともとストーリー部分はバカゲーの類なのであまり気にしてはいけないだろう。 -同シリーズのソフトのセーブデータを読み込むと隠し要素が出現する「コンバート」というシステムが有るが、本作と次作の「ごちゃちる」ではこの機能が上手く働いておらず、「特定のアイテムを持っているのになぜか読み込まれない」という不具合がある。 -なぜか本シリーズではこれ以降、サウンドがステレオ固定で、モノラルにできなくなる。 -シナリオは『死者の呼ぶ館』に続いて大池叙子が書いている。本作には番外編として「死者~」のキャラが登場するシナリオもあるのだが、メインヒロインだった葵が只のバケモノ扱いをされているなど、所謂原作ボッコものとなっている。 **余談 -余談だがシリーズ第6作『[[ONI零 ~復活~]]』の「お便りコーナー」にて、本作の感想の手紙が紹介されているのだが、これのイタさは必見である。 --「''あゆりにメロメロパーンチ!しずくにパーンチ!''」 //-なお東方projectの原作者・ZUN氏はこのゲームがお気に入りらしく、チルノの性格は里見英彦(バカ⑨と呼ぶにふさわしいバカ振りを見せているから)、十六夜咲夜の性格は市松ちづる(ちづる自体主に仕えるメイドというイメージで作られたキャラゆえ)をモデルにしているとか。 //↑検索してもこのページしか出てきません。出典求む。(ガセだと思うけど) &br

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