「ボンバーマン (FC)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
ボンバーマン (FC) - (2015/06/28 (日) 06:32:29) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*ボンバーマン
【ぼんばーまん】
|ジャンル|アクション|&amazon(B001C5Q2QI)|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51E9PV011ZL.SL150.jpg)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|~|
|発売・開発元|ハドソン|~|~|
|発売日|1985年12月19日|~|~|
|定価|4,900円|~|~|
|備考|GBA『[[ファミコンミニシリーズ]]』第一弾(2004年2月14日発売)|~|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ボンバーマンシリーズリンク>ボンバーマンシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
-8ビットパソコン用ゲーム『爆弾男』の家庭用リメイクソフト。事実上のボンバーマン第1作。
--当初は『[[ロードランナー]]』のスピンオフ作品で(ただしロードランナーの版権元(ブローダーバンド社)からは無許可((ハドソンはFC版ロードランナーの移植権を得ただけに過ぎず、日本国内だけでも多数の会社から移植版が出ている(セガハード用のセガ、MSX用のソニー、PC-8801用のシステムソフト等)。)))、ボンバーマンのデザインもロボット風。そしてロードランナーの人気に頼る必要がないほどの人気が出た%%事と、版権元に訴えられないため%%からか、次回作からはこの設定は捨て去られた。
-1998年にはプレイステーションでリメイク作品『[[ボンバーマン>ボンバーマン (PS)]]』が発売された。
**ストーリー
>キミはあのロードランナーのランナーくんの過去を知っているかい?~
じつはランナーくんも、むかしはロボットだったのだ。
>まだロボットだったランナーくんは、ボンバーマンとよばれ、爆弾を作る仕事をしていた。~
もちろんほかのロボットたちと同じように、悪の手先として地下迷宮のなかで働かされていたのだ。~
そんな毎日がいやでいやでたまらなかったボンバーマンは、ある日こんなうわさを耳にした。~
''“地下迷宮を抜けだして地上に出れば、人間になれるらしい。”''
>ボンバーマンはすぐに決心した。なんとか地上に出て、人間になろう。~
でも、そう簡単に地上に出られるわけがないのだ。~
裏切り者のボンバーマンをつかまえるために、たくさんの敵が追いかけてくる。~
ボンバーマンの武器は、自分で作った爆弾だけ。~
はたして地上に出ることができるのだろうか。~
そして、本当に人間になることができるのだろうか……。
//取扱い説明書より
**基本システム
後のシリーズの基礎となった基本システム。
-Aで爆弾設置。しばらくすると爆弾は十字状の炎を出して爆発する。この爆弾を用いてブロックを破壊し、敵を倒しつつ出口を捜し出す。敵を全滅させた後に出口に入るとステージクリア。
-また爆弾に爆風が当たると誘爆するためこれを用いてまとめて敵を倒すことも可能。
--ただしプレイヤーが爆風に当たるとミスになるため「自分の仕掛けた爆弾で自滅する」という要素ももちろん健在。スタート地点および右と下の各1ブロックは必ず空白となっているが、開幕早々スタート地点に爆弾を置いてしまいどう逃げても爆風に巻き込まれるのが確定しミス確定となる場合もあった。このため自分と爆弾及び敵の位置取りをよく考える必要があるという、パズル要素も設立させた。
-火力アップ、爆弾アップ、Bボタンで起爆させることができるリモコン、ブーツといったシリーズ恒例のパワーアップアイテムもある。
-敵の種類もかなり多い。基本的に後の面に出てくる敵ほど強いが、序盤のバロムですらいきなり方向転換したりすることもあるので侮れない。
**本作・初期シリーズのみの仕様
後の作品ではほとんど変更されている。
-アイテムを破壊したり出口に爆風を当てたりすると、大量の敵キャラが出現する。うっかり爆破してしまうと焦ることに。
--ただ、得点目当てだったり縛りプレイを行う時には敢えて爆破するのもあり。
-「火炎バリア」(爆風によってミスしなくなるアイテム)というアイテムが、''敵に接触してミスをしない限り永続的に効果が続く''。そのためこれがあるか無いかで難易度及びゲーム性がガラリと変わる。爆弾を爆発させた後爆風に留まりすぐに爆弾を出すことの繰り返しで移動しつつ爆風を連打することが可能で余程の事が無い限り敵に接触するミスをしない。
-制限時間がゼロになると、ミスにはならないがステージ全体に強力な敵「ポンタン」が出現する。
-本作はパスワード制で、それゆえ通常では遊ぶ事ができないバグ面が遊べたり、爆弾が通常とはかけ離れた火力になったりといったパスワードも存在している。
-初期状態は火力1&爆弾設置数1&低速移動。後の面では死なない限り有効なリモコンやファイアーマンなどが出てくるため、「パワーアップの揃わない序盤は難しく、パワーアップが揃ってくる後の面は容易」という奇妙なゲームバランスとなっている。
-残機を増やす方法がなんとステージクリア。つまり1ステージをクリアするたびに残機が1機増えていく。
**総評
ボンバーマンシリーズの基礎を築いた記念すべき作品。ミニマル系の独特なBGMや洗練されたシステムは今でも評価が非常に高い。
**余談
本作の原作である『爆弾男』がリリースされる直前、皇居にミサイル弾が打ち込まれるという事件が発生し、タイトルがまずいということで直訳の『ボンバーマン』に変更され、これが以後のシリーズの正式タイトルになった。
//wikipedia参照。時系列が逆らしいよ?
ドイツでのリリース直前には爆弾テロが起きたらしく、タイトルが『エリック&フローター』に変更されたという、なんともキナ臭い逸話が残っている。
また『爆弾男』のシステムをそのままに、フィールドを主観視点の3D迷路化にした『3次元ボンバーマン』なる珍品も。しかしいずれも公式では黒歴史扱いされているようで、ハドソンのサイトにも記載がない。
*ボンバーマン
【ぼんばーまん】
|ジャンル|アクション|&amazon(B001C5Q2QI)|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51E9PV011ZL.SL150.jpg)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|~|
|発売・開発元|ハドソン|~|~|
|発売日|1985年12月19日|~|~|
|定価|4,900円|~|~|
|備考|GBA『[[ファミコンミニシリーズ]]』第一弾(2004年2月14日発売)|~|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ボンバーマンシリーズリンク>ボンバーマンシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
-8ビットパソコン用ゲーム『爆弾男』の家庭用リメイクソフト。事実上のボンバーマン第1作。
--当初は『[[ロードランナー]]』のスピンオフ作品で(ただしロードランナーの版権元(ブローダーバンド社)からは無許可((ハドソンはFC版ロードランナーの移植権を得ただけに過ぎず、日本国内だけでも多数の会社から移植版が出ている(セガハード用のセガ、MSX用のソニー、PC-8801用のシステムソフト等)。)))、ボンバーマンのデザインもロボット風。そしてロードランナーの人気に頼る必要がないほどの人気が出た%%事と、版権元に訴えられないため%%からか、次回作からはこの設定は捨て去られた。
-1998年にはプレイステーションでリメイク作品『[[ボンバーマン>ボンバーマン (PS)]]』が発売された。
**ストーリー
>キミはあのロードランナーのランナーくんの過去を知っているかい?~
じつはランナーくんも、むかしはロボットだったのだ。
>まだロボットだったランナーくんは、ボンバーマンとよばれ、爆弾を作る仕事をしていた。~
もちろんほかのロボットたちと同じように、悪の手先として地下迷宮のなかで働かされていたのだ。~
そんな毎日がいやでいやでたまらなかったボンバーマンは、ある日こんなうわさを耳にした。~
''“地下迷宮を抜けだして地上に出れば、人間になれるらしい。”''
>ボンバーマンはすぐに決心した。なんとか地上に出て、人間になろう。~
でも、そう簡単に地上に出られるわけがないのだ。~
裏切り者のボンバーマンをつかまえるために、たくさんの敵が追いかけてくる。~
ボンバーマンの武器は、自分で作った爆弾だけ。~
はたして地上に出ることができるのだろうか。~
そして、本当に人間になることができるのだろうか……。
//取扱い説明書より
**基本システム
後のシリーズの基礎となった基本システム。
-Aで爆弾設置。しばらくすると爆弾は十字状の炎を出して爆発する。この爆弾を用いてブロックを破壊し、敵を倒しつつ出口を捜し出す。敵を全滅させた後に出口に入るとステージクリア。
-また爆弾に爆風が当たると誘爆するためこれを用いてまとめて敵を倒すことも可能。
--ただしプレイヤーが爆風に当たるとミスになるため「自分の仕掛けた爆弾で自滅する」という要素ももちろん健在。スタート地点および右と下の各1ブロックは必ず空白となっているが、開幕早々スタート地点に爆弾を置いてしまいどう逃げても爆風に巻き込まれるのが確定しミス確定となる場合もあった。このため自分と爆弾及び敵の位置取りをよく考える必要があるという、パズル要素も設立させた。
-火力アップ、爆弾アップ、Bボタンで起爆させることができるリモコン、ブーツといったシリーズ恒例のパワーアップアイテムもある。
-敵の種類もかなり多い。基本的に後の面に出てくる敵ほど強いが、序盤のバロムですらいきなり方向転換したりすることもあるので侮れない。
**本作・初期シリーズのみの仕様
後の作品ではほとんど変更されている。
-アイテムを破壊したり出口に爆風を当てたりすると、大量の敵キャラが出現する。うっかり爆破してしまうと焦ることに。
--ただ、得点目当てだったり縛りプレイを行う時には敢えて爆破するのもあり。
-「火炎バリア」(爆風によってミスしなくなるアイテム)というアイテムが、''敵に接触してミスをしない限り永続的に効果が続く''。そのためこれがあるか無いかで難易度及びゲーム性がガラリと変わる。爆弾を爆発させた後爆風に留まりすぐに爆弾を出すことの繰り返しで移動しつつ爆風を連打することが可能で余程の事が無い限り敵に接触するミスをしない。
-制限時間がゼロになると、ミスにはならないがステージ全体に強力な敵「ポンタン」が出現する。
-本作はパスワード制で、それゆえ通常では遊ぶ事ができないバグ面が遊べたり、爆弾が通常とはかけ離れた火力になったりといったパスワードも存在している。
-初期状態は火力1&爆弾設置数1&低速移動。後の面では死なない限り有効なリモコンやファイアーマンなどが出てくるため、「パワーアップの揃わない序盤は難しく、パワーアップが揃ってくる後の面は容易」という奇妙なゲームバランスとなっている。
-残機を増やす方法がなんとステージクリア。つまり1ステージをクリアするたびに残機が1機増えていく。
**総評
ボンバーマンシリーズの基礎を築いた記念すべき作品。ミニマル系の独特なBGMや洗練されたシステムは今でも評価が非常に高い。
**余談
本作の原作である『爆弾男』が1983年7月にリリースされたが、本作の発売前には皇居にミサイル弾が打ち込まれるという事件が発生し、タイトルがまずいということで直訳の『ボンバーマン』に変更され、これが以後のシリーズの正式タイトルになった。
//wikipedia参照。時系列が逆らしいよ?
原作の『爆弾男』はドイツでのリリース直前に爆弾テロが起きたらしく、タイトルが『エリック&フローター』に変更されたという、なんともキナ臭い逸話が残っている。
また『爆弾男』のシステムをそのままに、フィールドを主観視点の3D迷路化にした『3次元ボンバーマン』なる珍品も。かつての旧ハドソン公式サイトには家庭用ゲーム中心の掲載のみで、『爆弾男』などは記載がなく、現在は公式サイトが閉鎖されている。