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ニッキーの旅するクイズ - (2021/03/27 (土) 08:02:17) の1つ前との変更点

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*ニッキーの旅するクイズ 【にっきーのたびするくいず】 |ジャンル|クイズ|&image(https://th.bing.com/th/id/OIP.84Mjtiz0Exr7TX-QZP10hgHaEc?pid=ImgDet&rs=1)| |対応機種|ニンテンドー3DS&br;(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|ジュピター|~| |発売日|2015年4月21日|~| |定価|80クラブニンテンドーポイント|~| |備考|クラブニンテンドー交換景品|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 かつて、ニンテンドー3DSの本体内蔵ソフトだった『いつの間に交換日記』から生まれたキャラクター「ニッキー」を使ったクイズゲーム。~ 『交換日記』は悪用するユーザーが出てしまった((任天堂によると、インターネット上でフレンドコードを交換したユーザーから公序良俗に反する画像などが送られてきたとの事。ちなみに「うごくメモ帳3D」のネットワークサービスである「フレンドうごメモギャラリー」にも影響を受けていた。))ためにサービス終了となってしまったが、ガイドキャラであったニッキーは人気を得ることに成功していた。~ 『交換日記』のサービス終了後も、任天堂公式サイトの『Nintendo News』の一部コーナーの解説役で再登場、『[[バッジとれ~るセンター]]』で景品化され、さらに人気が高まり、『クラブニンテンドー』のサービス終了に伴う「最後の交換景品の一つ」として再び主役に返り咲いたのが本作である。~ ニッキーたちが日本中を旅してご当地クイズに挑むクイズゲームとなっている。 ---- **プロローグ >''~クイズ番組「ニッキーの旅するクイズ」へようこそ!~''~ ちょっと天然?アナウンサー「ニッキー」の司会で、~ しっかり者の「ネコくん」、物知りの「パンダくん」と~ 一緒に全国を旅しながらご当地おみやげやメダルをかけたクイズに挑戦してみよう!~ ([[公式サイト>https://web.archive.org/web/20150904063111/http://club.nintendo.jp/tokuten/nikki/index.html]]より引用) ---- **特徴 -モードはメインとなる「旅するクイズ」と「フリークイズ」が用意されている。 --クイズは4択の選択問題。解答後、正解、不正解に関わらずその問題の解説をしてくれる。 -「旅するクイズ」では、日本を関東、中国などのいくつかの地域に分け、各都道府県を巡りながらクイズに挑戦していく。 --クイズは8問出題され、ノルマ3問を正解することでその県はクリアとなり、次の県へ移動出来る。 --ノルマをクリアすると一周目はその県の特産品などのおみやげが手に入り、2周目ではニッキーの衣装((『バッジとれ~るセンター』で配信されたものも流用されている。))が手に入る。 --地域を全てクリアするとニッキーが絵日記を描いてくれる。おみやげや絵日記はいつでも見ることが出来る。 --このモードでは、不正解が続くと"おたすけ"が発動する。 ---2問連続不正解で次の問題の時に答えを1つ消して3択にしてくれる「イレイサー」。 ---4問連続不正解で同じ問題を2択でやり直せる「キャンセラー」。 ---最後の問題で正解すればノリマクリアなのに間違えた場合のみ発動する「リトライ」。以上3種類。 -「フリークイズ」は選択した都道府県のクイズに挑戦できる。 --出題数は5問と10問から選択出来、一定数正解することでメダルが貰える。さらにその都道府県のクイズを制覇するとトロフィーが貰える。 --このモードでは"おたすけ"が発動しないガチのクイズとなる。 ---- **評価点 -「旅するクイズ」で行われるニッキーたちのやりとりが面白い。 --ニッキーの他に常識的なネコくん、ボケ役だが妙に博識なパンダくん((余談だが、この2人も『バッジとれ~るセンター』でバッジになっている。))が登場し、ほのぼのしたやりとりを見せてくれる。 --その都道府県の名産を紹介したり、有名な武将や場所に合わせた漫才をやったりとネタは幅広く、なかなか楽しい。 --地域クリア後に見られる絵日記もニッキーらしさが出ていて見るのが楽しみになる。 -クイズは全部で5,000問以上収録されている。 --都道府県1つにつき100問以上の問題が用意されているので、ボリュームたっぷりで楽しめる。ダウンロードソフトである点を考慮すれば、問題数は十分と言えよう。 --クイズの内容もかなりガチ。有名な事柄から寺などに伝わる言い伝え、マスコットに関する問題など幅広い問題が用意されている。 --全ての問題に詳しい解説が用意されているので、非常にためになる。日本各地の事をよく知るにはうってつけのソフトと言えよう。 -難易度も丁度良い。 --見た目と違ってガチすぎる問題に購入者からは「難しい」との声も上がったが、「旅するクイズ」は"おたすけ"機能のおかげで意外とクリア出来るようになっている。 ---もっとも、"おたすけ"を使ってもクリア出来ない時は出来ない絶妙なバランス。なお、2周目は自由に都道府県を選択出来るようになり、ノルマも4問になって難易度が上がる。 --一方「フリークイズ」は"おたすけ"に頼れない完全ガチの勝負なので「旅するクイズ」の難易度に物足りないプレイヤーでも楽しめる。 ---- **問題点 -BGMが少ない。 --クイズ中のBGMも1種類しかないため、ピンチになったりしても緊張感がない。 --もっとも、BGM自体は明るい曲なので盛り下がるような事はない。 -『クラブニンテンドー』での交換景品であるが、配信日がポイント登録終了後の翌日だったため交換できないユーザーもいた。 --もっとも、配信予定日や必要ポイントは告知されていたので、そちらを確認すれば入手は容易だった。が、普段から公式のHPを確認していないユーザーは入手できなかった可能性がある。 --サービスが終了した現在は''入手方法がない。'' ---- **総評 かわいいキャラクターとご当地クイズで遊ぶ、楽しいゲームである。~ 見た目に反してガチな問題と問題数、丁度良い難易度、丁寧な解説もあってクイズゲームとしてのクオリティも高い。~ 非常に出来が良かっただけに一般販売されない事を惜しむ声が多く聞かれるソフトとなった。~ ---- **余談 -本作配信の前に3DS用のニッキーのテーマ『ニッキー びんせんとなかまたち』が配信されており、配信週はダウンロード数1位を獲得した。 --配信開始してしばらくした後に、本作をモチーフにした3DSテーマも配信されている。こちらはクラブニンテンドーのポイントを交換することで入手できた。 -2018年12月7日発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』にニッキーがアシストフィギュアとして出演している。 -今作を含めたイラスト版のニッキーを描いたデザイナーは任天堂を退社して「ことり」という名義のフリーのイラストレーターとして活動している。 ----
*ニッキーの旅するクイズ 【にっきーのたびするくいず】 |ジャンル|クイズ|&image(https://th.bing.com/th/id/OIP.84Mjtiz0Exr7TX-QZP10hgHaEc?pid=ImgDet&rs=1)| |対応機種|ニンテンドー3DS&br;(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|ジュピター|~| |発売日|2015年4月21日|~| |定価|80クラブニンテンドーポイント|~| |備考|クラブニンテンドー交換景品&br()3D表示非対応|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 かつて、ニンテンドー3DSの本体内蔵ソフトだった『いつの間に交換日記』から生まれたキャラクター「ニッキー」を使ったクイズゲーム。~ 『交換日記』は悪用するユーザーが出てしまった((任天堂によると、インターネット上でフレンドコードを交換したユーザーから公序良俗に反する画像などが送られてきたとの事。ちなみに「うごくメモ帳3D」のネットワークサービスである「フレンドうごメモギャラリー」にも影響を受けていた。))ためにサービス終了となってしまったが、ガイドキャラであったニッキーは人気を得ることに成功していた。~ 『交換日記』のサービス終了後も、任天堂公式サイトの『Nintendo News』の一部コーナーの解説役で再登場、『[[バッジとれ~るセンター]]』で景品化され、さらに人気が高まり、『クラブニンテンドー』のサービス終了に伴う「最後の交換景品の一つ」として再び主役に返り咲いたのが本作である。~ ニッキーたちが日本中を旅してご当地クイズに挑むクイズゲームとなっている。 ---- **プロローグ >''~クイズ番組「ニッキーの旅するクイズ」へようこそ!~''~ ちょっと天然?アナウンサー「ニッキー」の司会で、~ しっかり者の「ネコくん」、物知りの「パンダくん」と~ 一緒に全国を旅しながらご当地おみやげやメダルをかけたクイズに挑戦してみよう!~ ([[公式サイト>https://web.archive.org/web/20150904063111/http://club.nintendo.jp/tokuten/nikki/index.html]]より引用) ---- **特徴 -モードはメインとなる「旅するクイズ」と「フリークイズ」が用意されている。 --クイズは4択の選択問題。解答後、正解、不正解に関わらずその問題の解説をしてくれる。 -「旅するクイズ」では、日本を関東、中国などのいくつかの地域に分け、各都道府県を巡りながらクイズに挑戦していく。 --クイズは8問出題され、ノルマ3問を正解することでその県はクリアとなり、次の県へ移動出来る。 --ノルマをクリアすると一周目はその県の特産品などのおみやげが手に入り、2周目ではニッキーの衣装((『バッジとれ~るセンター』で配信されたものも流用されている。))が手に入る。 --地域を全てクリアするとニッキーが絵日記を描いてくれる。おみやげや絵日記はいつでも見ることが出来る。 --このモードでは、不正解が続くと"おたすけ"が発動する。 ---2問連続不正解で次の問題の時に答えを1つ消して3択にしてくれる「イレイサー」。 ---4問連続不正解で同じ問題を2択でやり直せる「キャンセラー」。 ---最後の問題で正解すればノリマクリアなのに間違えた場合のみ発動する「リトライ」。以上3種類。 -「フリークイズ」は選択した都道府県のクイズに挑戦できる。 --出題数は5問と10問から選択出来、一定数正解することでメダルが貰える。さらにその都道府県のクイズを制覇するとトロフィーが貰える。 --このモードでは"おたすけ"が発動しないガチのクイズとなる。 ---- **評価点 -「旅するクイズ」で行われるニッキーたちのやりとりが面白い。 --ニッキーの他に常識的なネコくん、ボケ役だが妙に博識なパンダくん((余談だが、この2人も『バッジとれ~るセンター』でバッジになっている。))が登場し、ほのぼのしたやりとりを見せてくれる。 --その都道府県の名産を紹介したり、有名な武将や場所に合わせた漫才をやったりとネタは幅広く、なかなか楽しい。 --地域クリア後に見られる絵日記もニッキーらしさが出ていて見るのが楽しみになる。 -クイズは全部で5,000問以上収録されている。 --都道府県1つにつき100問以上の問題が用意されているので、ボリュームたっぷりで楽しめる。ダウンロードソフトである点を考慮すれば、問題数は十分と言えよう。 --クイズの内容もかなりガチ。有名な事柄から寺などに伝わる言い伝え、マスコットに関する問題など幅広い問題が用意されている。 --全ての問題に詳しい解説が用意されているので、非常にためになる。日本各地の事をよく知るにはうってつけのソフトと言えよう。 -難易度も丁度良い。 --見た目と違ってガチすぎる問題に購入者からは「難しい」との声も上がったが、「旅するクイズ」は"おたすけ"機能のおかげで意外とクリア出来るようになっている。 ---もっとも、"おたすけ"を使ってもクリア出来ない時は出来ない絶妙なバランス。なお、2周目は自由に都道府県を選択出来るようになり、ノルマも4問になって難易度が上がる。 --一方「フリークイズ」は"おたすけ"に頼れない完全ガチの勝負なので「旅するクイズ」の難易度に物足りないプレイヤーでも楽しめる。 ---- **問題点 -BGMが少ない。 --クイズ中のBGMも1種類しかないため、ピンチになったりしても緊張感がない。 --もっとも、BGM自体は明るい曲なので盛り下がるような事はない。 -『クラブニンテンドー』での交換景品であるが、配信日がポイント登録終了後の翌日だったため交換できないユーザーもいた。 --もっとも、配信予定日や必要ポイントは告知されていたので、そちらを確認すれば入手は容易だった。が、普段から公式のHPを確認していないユーザーは入手できなかった可能性がある。 --サービスが終了した現在は''入手方法がない。'' ---- **総評 かわいいキャラクターとご当地クイズで遊ぶ、楽しいゲームである。~ 見た目に反してガチな問題と問題数、丁度良い難易度、丁寧な解説もあってクイズゲームとしてのクオリティも高い。~ 非常に出来が良かっただけに一般販売されない事を惜しむ声が多く聞かれるソフトとなった。~ ---- **余談 -本作配信の前に3DS用のニッキーのテーマ『ニッキー びんせんとなかまたち』が配信されており、配信週はダウンロード数1位を獲得した。 --配信開始してしばらくした後に、本作をモチーフにした3DSテーマも配信されている。こちらはクラブニンテンドーのポイントを交換することで入手できた。 -2018年12月7日発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』にニッキーがアシストフィギュアとして出演している。 -今作を含めたイラスト版のニッキーを描いたデザイナーは任天堂を退社して「ことり」という名義のフリーのイラストレーターとして活動している。 ----

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