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ポップンミュージック Best Hits! - (2024/03/14 (木) 18:27:51) の1つ前との変更点

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*ポップンミュージック Best Hits! 【ぽっぷんみゅーじっく べすとひっつ】 |ジャンル|音楽シミュレーション|&amazon(B00007IRCQ)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ|~| |発売日|2003年2月27日|~| |定価|5800円|~| |判定|なし|~| |ポイント|ボリューム不足&br()前作(CS7)との重複が多い上に、総曲数自体も少ない&br()ゲームシステムや内容そのものに不備は無く、遊ぶ分には問題ない|~| |>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 長らくプレイステーションを中心にリリースされ続けたポップンミュージック(以下、アーケード版を「AC」、家庭用作品を「CS」と称する)シリーズであったが、シリーズが進むにつれ曲数やモード数などが多彩化し、後期になるとPS1の性能では完全収録するのは厳しい現状であった((実際、PS1最後のポプであるCS6は収録曲こそ100曲オーバーとPS1にしてはかなりのボリュームであったが、その代償として、音質の低下やロードの長さ、アーケードにあったバトルモードの削除、曲・譜面の一部未収録と質的に劣化された部分が多かった。))。~ すでにPS2がメインハードになりつつある時期だった事もあり、PS2でのCS作品の登場を期待するプレイヤーは多かった。~ そして、遂に念願のPS2のデビュー作であるCS7が登場。PS1時代のポップンを大幅に超える出来で、多くのプレイヤーを喜ばせた。~ その後CS7人気も覚めやらぬまま、「PS1版CS1~6の曲を厳選収録」という触れ込みで登場したのが本作『Best Hits!』である。~ その謳い文句から、CS7と同様のボリュームを求めるプレイヤーからは大きな期待が寄せられたのだが、評価は芳しいものではなかった。 //そして、遂に念願のPS2のデビュー作であるCS7が登場((曲数こそCS6に比べ微少に減ってしまった(97曲)が、PS2移行による音質向上やロード時間短縮、家庭用でのバトルモード初搭載、新たにスタディモード(9ボタンで基本プレイの仕方をアーティストのミッキー・マサシ(林陽一)がレクチャーするモード)の追加など、PS1時代のポップンを大幅に超える出来で、多くのプレイヤーを喜ばせた))。~ ////ベストヒッツの項目で6や7をここまで詳しく書く必要性はないのでは。 //その後ポプ7人気も覚めやらぬまま、「PS1版CS1~6の曲を厳選収録」という触れ込みで本作『Best Hits!』が登場。CS7と同様のボリュームを求めるプレイヤーからは大きな期待が寄せられたのだが、評価は芳しいものではなかった。 ---- **収録モード 主にCS7がベースではあるが、モードが再編されている。 -ノーマルモード --基本のモード。オプション設定でオジャマをONにすることで従来のチャレンジモードとほぼ同内容になる。 -ベストヒッツモード --CS7には無い本作オリジナルモード。まるで歌番組のようにポップ君たちの掛け合いを聞きながら人気投票ランキングに沿って1曲ずつ順番にプレイしていくモード。 -エキスパートモード --4曲分で構成されたコースをぶっ続けでプレイするモード。 -フリートレーニングモード --ステージ数の制限なく好きな曲を選んでプレイできるモード。スピードを変えたり一部フレーズを切り取ったり等の練習も可能。 -上記のほか、記録を確認できるレコーズや各種設定のオプションが存在。 --なお、CS7に存在したチャレンジモードやバトルモード、スタディモードやタイセンモード等は本作では省かれている。 **問題点 //若干読みづらかったので内容ごとに箇条書きを整理して分離。 ''総楽曲数の少なさ'' -過去曲の再収録がメインであるので新曲数が少ないのは致し方ないにしても、CS6、CS7に比べ、収録曲数が''全55曲''(デフォルト44曲・隠し11曲)と極端に少ない。CS7に馴れたプレイヤーにとっては、「いくらなんでもこの曲数はケチりすぎ」との声も多かった。 --しかもCS7との重複曲が''14曲''((「カントン」「アンビエント」「フューチャー」「パーカッシヴ」「ネオGS」「ドリーミー」「クラシック4」「ハート」「スピリチャル」「オイパンク」「J-ガラージポップREMIX」「ナイトアウトREMIX」「ヴィジュアル2REMIX」「ソフトロックLONG」))もあり、CS7を持っているプレイヤーからして見ると、さらにガッカリする結果に。 --隠しで本作収録曲のリミックス曲が7曲存在するが、それらも全て過去のリミックスの再収録な上、さらにそのうち4曲がポプ7収録曲の再収録(上記の重複)である。 --上記の他に本作オリジナルの新規リミックスが3曲存在するが、何故か原曲の方は未収録。 ---リミックスのみを収録するのは他のナンバリング作品でもよくあることなのだが、ベスト盤を謳う本作で新規リミックス製作した曲の原曲を収録しない意図が読めない((これらのリミックスの原曲のうち、ポプ7には「テクノ'80」のみ再録されていた。また、後の12いろはには「J-ポップ」が再録されたが、PS2版では「キュート」のみ再録されていない))。 --そもそも「ユーザーからの人気投票」で厳選収録されているはずなのだが、''選曲が本当に人気順で選ばれたのか疑わしいラインナップ''で、出来選曲との噂がある。 ---なお、[[人気投票の結果はこれ>https://web.archive.org/web/20150507104506/http://www.konami.jp/bemani/popn/gs/best_hits/best8_2.html]]だが、実際にはTOP10が全て収録された以外は「ランクインしているのに未収録」の曲もいくつかある。 ---逆に、31位以下だが「スタッフおすすめの曲」として収録されている曲が存在する…のだがなぜかそこにCS7にも入っていた曲があったりする。 ''モード数の減少'' -CS7では存在していた対戦型モードが非搭載。 --CS7にはAC版にもあった両サイド3ボタン譜面のバトルモード、独自システムのタイセンモードがあったのだが、本作はどちらも未収録となっている。 -初心者向けのスタディモードも非搭載 --CS7では初心者向けプレイヤーのためにゲームの基本ルールをレクチャーする「スタディモード」があったのだがこれもなし。本作からプレイを始めた新規ユーザーにとって不親切である。 -ベストヒッツモードを除くメインのモードに関しても、中級者以上のプレイヤー向けのチャレンジモードが非搭載で、AC版から引き継がれたのはノーマルモードとエキスパートモードのみ。 --オプションでノーマルモードとフリートレーニングモードにおけるノルマ設定の有無を設定できるため、一応チャレンジモードの代替にはなっている。 ---ただし、設定できるのはオジャマノルマのみで、コンボ系、スコア系、BAD系のノルマは削除されている。~ 加えて、仕様の都合でチャレンジポイント制自体が廃止されており、それに伴ってEXステージや恒例のごほうびCGなどの特典も一切存在していない。代替え要素としては中途半端であり、やり込み要素としても物足りなくなっている。 --本格的なやり込み要素が事実上エキスパートモードしかないため、上述の楽曲の新鮮味のなさもあって、人によっては飽きがきやすい。 ''エキスパートモードの粗'' -熟練向けであるエキスパートモードはコースが4つしかなく、隠しも存在しない(CS6、7では10以上ものコースが存在)。 --また、中でも「ポップン5&6コース」の構成が極端で、本作のレベル表記で表すと「シンパシーH(Lv16)→J-テクノ2H(Lv24)→トランス(Lv32)→オイパンクEX(Lv41)」という1コース内で非常にレベル差の激しい内容になっている。 --これまでと同様にオリジナルコース作成機能は搭載しているため、コースを自分で作って補うことは可能。 ''システム面の不便さ'' -全体のゲームシステムは先に出たCS7の使いまわし --従って、オプション関連も7のまま(青:Hi-SPEEDx2~4、黄:HIDDEN、緑:MIRROR、白:RANDOM)。~ 当時のアーケード最新作だったAC9で使えたBEAT-POP、S-RANDOM、HS6速、SUDDENなどは使えない(ビートポップ君や高速HSは7同様にオジャマで擬似的に可能だが)。 --グルーヴゲージが細分化されていたCS7とは違い、ゲージの見た目そのものは他作品同様の粒状になっているのだが、比率自体はCS7と同じものを使っているため「24:8」で他作品よりやや厳し目になっている。 ---また、外見は粒状態でも内部データそのものはCS7同様に細かくなっているらしく、終盤でBADを少し出してクリアすると、見た目はフルゲージなのに実際にはフルゲージにはなっていないのか、キャラのアクションがFEVER WINではなく通常WINになることがある。 --CS7における「選曲画面上でクリア状況が確認できない((CS7からクリア状況が記録されるようになったもののクリアメダルはつかないため、RECORDS画面でしか確認できない。))」「BPMが選曲画面で表示される代わりに曲開始前のオプション設定画面で表示されない」という欠点も引き継がれてしまっている ---また、ベストヒッツモードでは歌番組のようにランキング掲示板を徐々に開けていくという演出の都合か、ノーマルモードと違ってジャンル名以外の曲情報が選曲画面で一切表示されないという、これまた不親切な仕様になっている。 ''メディア媒体の変更'' -他のPS2ポプシリーズはDVD-ROM供給だが、本作は容量の少ないCD-ROM供給(盤面裏が青)になっている。 --モード数や曲数が少ないのはCD媒体による容量制限のためと思われる((同じくCD-ROM媒体だったPS1で出されたCS6も、楽曲の充実と引き換えに、初登場のバトルモードや色譜面(及び譜面解禁のためのイベント)、一部の版権曲などのゲームプレイに関わる要素が軒並み未収録だった))が、その割には当時のポプ7より定価が1000円程度安いだけ。ボリュームは大幅半減しているため、実質的には割高感の方が強い。 --媒体がCD-ROMのため仕方ないが、DVDの他作品よりも読み込み音が若干うるさい。 --さらに今はCS7、8、9、10はベスト化により価格が税込2940円まで下がっているのに、CS7~8の間にリリースされた本作だけは再販されず、未だに当時の定価のままである。CS11以降もベスト化されていないが、こちらはどれも総100曲オーバーの驚愕ボリュームなので、本作と比べると割高感は無に等しい。((ちなみに11以降の作品は流通量が少なく店頭価格が新品・中古共に高騰している。)) ---後述のベストヒッツモードにおいて、後に騒動を起こしてポップンから干されたアーティストの新堂敦士が上位曲のインタビューで堂々とトークしていたのが原因かもしれない。(廉価版が出た他作品にも彼の曲自体は入っているのだが) ---- **評価点 -本作オリジナルであるベストヒッツモードの存在。 --歌番組風の演出で、青ポップ君(CV:すわひでお)と赤ポップ君(CV:新谷さなえ)が漫才トーク風味で収録曲を順番に紹介し、その曲をプレイできるというもの。 --人気投票ランキング10位~1位の楽曲をそれぞれ10個のグループに分け、その前座として他の歴代ポップン曲も一緒に紹介していくという内容になっており、それぞれのグループのラストで人気投票TOP10にランクインした楽曲が判明するという形式。譜面難易度は毎回変更可能。 ---曲順は固定であり、最初はランキンググループ10から始まって「ポップス」→「シンパシー」→「人気投票10位の曲」を順に紹介、その次はランキンググループ9へ、と言った内容である。 なお、グループの前座に配置されているのは惜しくもランクインを逃した11位以下の楽曲や、スタッフおすすめとして収録された楽曲たちである。~ もちろん最終グループのラストに待っているのは人気投票1位の楽曲。 ---前座の曲も含め1曲ずつ明かされていくというシステム上、どの曲が来るのかは紹介直前まで分からないためドキドキ感も味わえる。~ さらにランキングの途中で、たまに投票とは関係無い完全新曲や新規REMIXが突然サプライズとして混ざってくるなど、飽きさせない作りになっている。 --「BEMANIの漢担当」とも呼ばれる熱血のすわひでおと「コナミの歌姫」こと新谷さなえの漫才は一見の価値あり。このモードだけで本作の価値があると言える。 ---曲紹介時の掛け合いだけでなく、しばらく1分ほど操作せず放置しているとランダムで雑談を始めるという隠し要素も存在する。 --あくまで曲紹介がメインのモードで、全曲クリアすると番組終了のような演出になる。 -プレイしたステージの''リプレイ(1曲丸々のプレイ動画)を任意に記録・保存''して、再生(鑑賞)する事ができる。これはすべての家庭用ポプにおいて、本作だけのシステムにあたる。 --このシステムについては評価が高く、他のナンバリングシリーズへ実装されなかった事を惜しむ声もある。 -他のCS作品ならば隠し扱いのEX譜面が初めから全て選べる。 --これまではAC版同様にチャレンジモードでEXステージを出現させた上でEX譜面をプレイしなければ解禁されなかった。恐らくはチャレンジモード自体が未収録であるためと思われる。 -隠し要素解禁が楽 --本作は家庭用シリーズで唯一タイムリリースによる解禁ができず、曲ごとの出現条件をプレイ中に満たす必要があるが、[[条件はどれも易しいものばかり>https://web.archive.org/web/20100107001923/http://www.konami.jp/bemani/popn/gs/best_hits/best7_1.html]]で解禁自体は非常に楽。また、コマンド入力による一時解禁もこれまで通り可能。 ---REMIXの解禁条件はキュートREMIXを除き一律で「原曲もしくは関連曲をBAD数0(フルコンボ)でクリア」となっているが、一番簡単な5ボタン譜面でも条件を満たせる。~ さらに言うと、''フリートレーニングでオートプレイにして流しっぱなしにするだけでも条件を満たせる。''さすがにこれはどうかというところだが、本作からプレイを始めたばかりの初心者にとっては救済措置と言えるだろう。~ また、CS7までの隠し曲は条件を満たしても一時的にしか解禁せず常駐はタイムリリース頼みであったが、本作ではタイムリリースがないため1度条件を満たせば常駐する。 ---前述の条件が違うキュートREMIXに至っては「ウオヲを使ってノーマルモードの選曲画面に入る」だけというかなり簡単な条件。~ こちらは実際に曲をプレーする必要すらなく、隠し出現後にキャンセルして好きなキャラクターを選び直してもいい。 ---本作新規のREMIXや新曲についてはベストヒッツモードを普通に進めるだけでも解禁される。 -PS1時代には存在しなかった新譜面がいくつか追加されている。 --ほとんどが当時アーケードで稼動していた[[AC9>ポップンミュージック9]]の先行収録であり、アケ版プレイヤーからして見れば新鮮味はないものの、この時の譜面はのちに発売されたCS9には再録されず、後のCS作品でも収録されていない譜面もあるので、希少価値はある。 ---「アイドルガール」のHYPER譜面、「フューチャー」のHYPER・EX譜面、「ヴィジュアル2」のHYPER・EX譜面は家庭用では本作のみ。「J-テクノ2」はCS11に再録された。((また、「ヴィジュアル2」は携帯機版portable2の有料DLCとしても移植されている。)) --唯一の本作オリジナルの新規追加譜面として「キャンディポップ」のHYPER譜面が追加されている。なお、この譜面はAC版にも10で逆輸入され、後にCS10にも再収録。 -数は2曲と少ないが完全オリジナルの新曲がしっかり追加されている。 --通常枠として登場した「エレクトロ」はブタパンチ名義でおなじみのパーキッツの片岡嗣実によるボーカル曲。明るいながらもどこか寂しさも感じさせる切ない曲調で聞かせてくれる。通常枠らしく難易度はほどほどだが、その分、気軽に楽しめる。 --隠し曲「スクリーン」は、クラシックシリーズでお馴染みの兼田潤一朗の手によるオーケストラ調のインスト曲で、ホラー映画のBGMを思わせるような恐ろし気な曲調と怖さ・かわいらしさを併せ持った担当キャラクター、そしてH・EX譜面における当時としては常軌を逸した超高難易度譜面((初出時はH=37、EX=42という詐称難度だったが、AC移植の際に修正され、現在はそれぞれ46(旧基準で40)、EXに至っては49(旧43)という高難度を誇る。))の三拍子で絶大なインパクトを与えた。 ---BPM379というこれまでにない高速ぶりに加え、HYPERは中盤で非常に取り辛い配置で振ってくる同時押しの発狂と終盤の高速階段が待ち構え、EX譜面ではHでの発狂箇所が格段に強化された高密度発狂+高速階段のコンボで殺しにかかってくるという別方面で恐ろしいものになっており、本作最大のボス曲として恐れられている。((ちなみにAC版ではAC16のトイコンテンポラリーの登場までAC出身のLv43は存在しなかった。現在はレベル修正により、LV42のAC楽曲の中からかなりの数がLV43に昇格されたことで曲数は増加している。現在、AC21作目でレベル基準が50段階に引き上げられたこともあり、旧LV43の曲はすべて、LV49もしくは最高のAC50へ昇格した。)) --上記新曲も2曲とも後のAC10に移植され、CSポプ10にも再収録された。 #region(スクリーンEXプレイ動画) #video(http://www.youtube.com/watch?v=xgd33uba9W0) -※動画はAC版「pop'n music 19 TUNE STREET」のもの。 #endregion -キャラクター面。 --新キャラクター「ニコ」「リデル」が登場。 ---特にリデルは「ゴスロリファッションが大好きなゾンビ少女」という独特な設定と不気味さ・かわいらしさの同居したデザイン性や各種アクションに担当曲のホラーチックな曲調とその高難度ぶりのインパクトも合わせ、初登場当初から高い人気を得ている。 --REMIX担当の「プリティ」「ボーイ」「アンズ」も、衣装とアクションも含めて書き下ろされている(その内、ボーイのアクション自体は過去のものの流用だが)。 --イメージキャラクターの「ミミ」と「ニャミ」も本作独自の新衣装で描かれている。 ---ただし、タイトルのムービー等で登場するのみで、残念ながらプレイヤーキャラとしては使用できない。 -PS1時代のシリーズで収録されていた楽曲が再録されたことにより、過去の曲を高音質で楽しめる。 --特にPS1のポップン6で収録された曲は楽曲大量収録の代わりに音質がやや犠牲となっていたため、改めて本作で高音質で再収録された事は評価できる。 -総集編のため、曲だけでなく過去の人気キャラも多数再録。このため過去作のキャラを使って別シリーズの曲をプレイできる。 --このため、中にはその曲の担当キャラを主眼にして収録されたと思われる楽曲もある。 -PS1版ポップン6当時は収録が漏れていたAC6版権曲の一部が収録。独自REMIX曲を含む以下の8曲は家庭用では本作でしかプレイできない。 --ちなみに現行のAC版の最新作では以下8曲は全てプレイ不可(6当時の版権曲は全て削除、REMIXも未移植のため)なので、その点でも価値はある。 #region(リスト) |ジャンル名|曲名|アーティスト|担当キャラクター| |>|>|>|CENTER:~ポップン6からの版権曲| |ショウテン|笑点のテーマ|インスト曲|ニャミ| |キャンディキャンディ|キャンディ・キャンディ|中山マミ|ミミ| |フランダース|よあけのみち|新谷さなえ|ニャミ| |ヤッターマン|ヤッターマンの歌|山本正之と森の木児童合唱団|ミミ| |ルパン|ルパン三世のテーマ'78|インスト曲|ミミ| |>|>|>|CENTER:~新規REMIX| |J-ポップREMIX|Life|Haya-P&Maru|プリティ| |キュートREMIX|取り返してやる!~Again my lovery day~|Akko's|アンズ| |テクノ'80REMIX|Water Melon Woman|NAKATEK|ボゥイ| #endregion -プレイ面に関するシステムについては上述の通り不便な点が目立つが、それ以外の個所での改善点がわずかであるが見られる。 --カーソル位置の保存。 ---前回のプレイで選んだキャラクター、楽曲のカーソル位置が保存される。選択キャラクターの保存に関してはCS10以降でオプション設定に加えられた。 ---- **総評 曲数のボリュームの低さで不評を買ってしまった一方で、ゲームシステム自体は他のCS作品となんら変わりはなく、安定した面白さはきちんと保っている。操作性やゲームバランスの不備もなく、新規ユーザーからの評価は決して悪くはない。~ PS1時代の曲がPS2の良音質でプレイできる、ここでしかプレイできない曲や譜面がいくつか存在する、ベストヒッツモードやリプレイ機能の存在などの他シリーズにはない魅力的な部分もある。特に、ここでしか遊べないオリジナルのREMIX曲3つは、サントラ未収録ではあるものの隠れた人気がある。~ 上記の通り、低ボリュームゆえに発売意義があまり感じられないのも否定はできないが、音ゲーのベスト盤はむしろ''新規ユーザーを取り込むための総集編''の意味合いが強いため、既にシリーズを揃えたコアなファンが物足りないのはある程度は仕方のない事かもしれない。 ---- **その他 -本作以前にもPS1で『ビートマニア BEST HITS』『ダンスダンスレボリューション BEST HITS』といったソフトが登場しているが、これらも同様に新規ユーザー向け総集編の意味合いが強く、コアユーザーからの評判が乏しいという共通点がある。 //--本作の後にも、PS2のDDRシリーズで本作と同じ過去曲の再収録がメインの『ダンスダンスレボリューションパーティコレクション』という作品が存在する。曲数及び新曲が少ない、超ボリュームだった前作『[[エクストリーム>Dance Dance Revolution EXTREME]]』とのダブり曲が多い((しかもそのダブり曲の殆どがextremeの旧曲枠(EXTREME以前の曲)である。))などの共通点が多く、評判はあまり良くない。 //↑その被り曲は家庭版EXTREMEに入ってないのばかりだよ。 //--ただし、音ゲーのベスト盤はむしろ''新規ユーザーを取り込むための総集編''の意味合いが強いため、既にシリーズを揃えたコアなファンが物足りないのはある意味仕方のない事かもしれない。 //こちらは文面的に総評にもっていった方がいいと思われるので、総評に移します。 -後のPS2版『[[12 いろは>ポップンミュージック12 いろは]]』と『13 カーニバル』には、本作とはまた別で集計された人気投票にて選ばれた曲を紹介する「ポップンリクエスト」という本作のコンセプトに近いモードが存在する。ただし、そちらはメインではなく、あくまでおまけ的なモードである。 **余談 -今作の発売を記念して2003年3月1日、アソビットシティにてポップン初の公式ゲーム大会が開催された。さらに人気アーティストのSana、すわひでお、ミッキーマサシのミニライブ、トークショーも行われ、ファン達は大いに盛り上がった。 --ちなみにチケットは本作を予約購入することで入手できた。 -本作のコナミスタイル限定特別版には、恒例のレア音源収録CD「Vレアサウンドトラック4」が付属していた。ここだけでしか聞けないリミックス音源の他、ゲームボーイ版『ポップンミュージックGB』のオリジナル曲から8曲をGB音源でCD初収録していた((なお、今回収録されなかった「モーター5」と「ヌーディ」のGB音源はCS8特別版付属の「Vレア6」に収録。))。 -本作初出の新曲である「エレクトロ」と「スクリーン」は長らく本家シリーズのサントラに未収録であり、LONG音源が後のVレアサウンドトラック((「エレクトロ」LONGはCS10限定版付属の「Vレア9」、「スクリーン」LONGはCS11限定版付属の「Vレア11」に収録。))及びポップン20作目到達記念としてリリースされた復刻版サウンドトラック&bold(){「pop'n music SUPER BEST BOX」}に収録されたが、ゲームサイズ音源は未だにCD化されていない。 -今作で青ポップ君&赤ポップちゃんの声を担当したすわひでお&Sanaの二人は、その後PS2版『ポップン対戦ぱずるだまONLINE』でも引き続き赤ポップ君と青ポップちゃんとして共演し、実況%%というより漫才%%を行っている。((実況の例:「今だ!必殺!16連射ぁぁ!!」『回転するだけだから…』、「えー、本日のゲストは…」『来ないから。』、「あー、ダルっ」『返す言葉もないわ。』、『現場の赤ポップさん、如何ですか?』「そうですね、どちらとも…ってやらすなっ!!」など。)) -再録曲の「ポップスREMIX」は、アーケードでは『5』以降担当キャラがMZDに変更されている((ただし、『6』のみ初代リエちゃんの1Pカラーに戻っている。))が、今作では担当キャラクターに『4』当時の新カラーリエちゃんを起用しつつも新規のバナーや固有背景を使用している事から、後のシリーズ作品にも存在しない希少価値のある存在としてファンに知られているとか無いとか。 -本作オリジナル衣装のミミニャミはオープニングムービーに登場するのみでプレイアブルキャラクターとしては作られていないため、タイトル画面には『1』~『6』のミミニャミが毎回ランダムで登場するようになっている。 --にもかかわらず、2006年に発刊されたキャラクターブックの第1弾『わくわく! ポップンイラストブック』における本作分のキャラクターページでは、何故か本作の衣装のミミニャミの2Pカラーも掲載されている。プレイアブル化される予定があったのだろうか。 **おまけ #region 参考:[[公式サイトの人気投票結果>https://web.archive.org/web/20150507104506/http://www.konami.jp/bemani/popn/gs/best_hits/best8_2.html]](当時のアーカイブ) 【人気投票で30位以内に入ったが収録されていない楽曲】 |ジャンル名|収録作品|曲名|アーティスト|担当キャラクター|順位| |パワーフォーク7|CS6|Shake!-Game Ver.-|新堂敦士|アッシュ|16位| |パワーフォーク|AC3|なんか変だ!|新堂敦士|アッシュ|22位| |パワアコ|AC5|君が好きだよ~守って守ってあげるから …Folky Version|新堂敦士|マコト|23位| |コケティッシュ|AC4|恋は天然|ナチュラルベア|リエちゃん|25位| |パワーフォーク3|AC5|君が好きだよ~守って守ってあげるから|新堂敦士|アッシュ|28位| |J-テクノ|AC1|Quick Master|act deft|ショルキー|29位| おそらく収録アーティストやキャラクターの偏りを避けたものと思われる。~ 上記のうち、J-テクノ(CS12に収録)以外はその後もPS2版に再収録されなかった。 ---- 【人気投票ランク外だがスタッフおすすめとして再録された楽曲】 |ジャンル名|収録作品|曲名|アーティスト|担当キャラクター|備考| |ラップ|AC1|YOUNG DREAM|Little Fingers|ジャムおじさん|| |ディスコキング|AC1|FUNKY TOWN '75|JV & THE SEXY MACHINE GUN|バンブー|| |キャンディポップ|CS2|Give me your pain|Haya-P & Maru|シンディ|追加H譜面あり| |セクシーガールズ|CS2|淋しくてLoneliness|ワンダース|メイファ|| |カントン|AC3|和你一起走|Cathy Lau|リンリン|CS7にも収録| |ドリーミー|CS3|penguin|NAKATEK|ボウイ|CS7にも収録| |ラテンロック|CS4|ヤバイオンナ|ラジカル・ツグ&ミッキー・マサシ|アントニオ|| |クラシック4|CS4|Concertare|Waldeus vön Dovjak|ハマノフ|CS7にも収録| |ネオGS|AC5|Shock of Love|Kiddy & Sunshine Lovers|ワッキー|CS7にも収録| |アニメヒロイン|AC5|魔法の扉(スペース@マコのテーマ)|a.s.a.|スペース@マコ|| |メロコア|AC6|H@ppy Choice|good-cool feat. すわひでお|おとこマン|| |スピリチャル|CS6|lasting|Shaker Boo|アゲハ|CS7にも収録| |オイパンク|CS6|悲しいね|ブタパンチ|ウオヲ|CS7にも収録| ---- 【PS2ポップンシリーズ曲数、及び9ボタンモード譜面数の比較】 |タイトル|曲数|5ボタン/&br()NORMAL|HYPER|EX| |7|97曲|97|87|32| |''Best'' ''Hits!''|''55曲''|''55''|''37''|''13''| |8|104曲|104|100|50| |9|111曲|111|107|61| |10|103曲|103|102|72| |11|100曲|113|113|86| |12 いろは|102曲|102|102|79| |13 カーニバル|114曲|114|113|102| |14 FEVER!|112曲|112|112|88| 以上は通常のアーケード&フリーモードで遊べる曲のみをカウントし、スタディモードの練習専用曲やバトル用譜面などは含まない。~ ポプ11の曲数は公式では113曲だが、曲自体は全く同じで譜面のみ完全一新した「ウラ譜面」が13曲分重複しているので、厳密には100曲である。~ ちなみに、7・10・11・12には基礎プレイを学べる独立したモード(スタディモードやスタディランド)、~ 8・12・13・14は一部の通常曲の譜面を簡単にして遊べるモード(スタディチャンネルやエンジョイモード)があるが、~ PS2版では本作と9のみ初心者向けのモードが搭載されていない。 #endregion
*ポップンミュージック Best Hits! 【ぽっぷんみゅーじっく べすとひっつ】 |ジャンル|音楽シミュレーション|&amazon(B00007IRCQ)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ|~| |発売日|2003年2月27日|~| |定価|5800円|~| |判定|なし|~| |ポイント|ボリューム不足&br()前作(CS7)との重複が多い上に、総曲数自体も少ない&br()ゲームシステムや内容そのものに不備は無く、遊ぶ分には問題ない|~| |>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 長らくプレイステーションを中心にリリースされ続けたポップンミュージック(以下、アーケード版を「AC」、家庭用作品を「CS」と称する)シリーズであったが、シリーズが進むにつれ曲数やモード数などが多彩化し、後期になるとPS1の性能では完全収録するのは厳しい現状であった((実際、PS1最後のポプであるCS6は収録曲こそ100曲オーバーとPS1にしてはかなりのボリュームであったが、その代償として、音質の低下やロードの長さ、アーケードにあったバトルモードの削除、曲・譜面の一部未収録と質的に劣化された部分が多かった。))。~ すでにPS2がメインハードになりつつある時期だった事もあり、PS2でのCS作品の登場を期待するプレイヤーは多かった。~ そして、遂に念願のPS2のデビュー作であるCS7が登場。PS1時代のポップンを大幅に超える出来で、多くのプレイヤーを喜ばせた。~ その後CS7人気も覚めやらぬまま、「PS1版CS1~6の曲を厳選収録」という触れ込みで登場したのが本作『Best Hits!』である。~ その謳い文句から、CS7と同様のボリュームを求めるプレイヤーからは大きな期待が寄せられたのだが、評価は芳しいものではなかった。 //そして、遂に念願のPS2のデビュー作であるCS7が登場((曲数こそCS6に比べ微少に減ってしまった(97曲)が、PS2移行による音質向上やロード時間短縮、家庭用でのバトルモード初搭載、新たにスタディモード(9ボタンで基本プレイの仕方をアーティストのミッキー・マサシ(林陽一)がレクチャーするモード)の追加など、PS1時代のポップンを大幅に超える出来で、多くのプレイヤーを喜ばせた))。~ ////ベストヒッツの項目で6や7をここまで詳しく書く必要性はないのでは。 //その後ポプ7人気も覚めやらぬまま、「PS1版CS1~6の曲を厳選収録」という触れ込みで本作『Best Hits!』が登場。CS7と同様のボリュームを求めるプレイヤーからは大きな期待が寄せられたのだが、評価は芳しいものではなかった。 ---- **収録モード 主にCS7がベースではあるが、モードが再編されている。 -ノーマルモード --基本のモード。オプション設定でオジャマをONにすることで従来のチャレンジモードとほぼ同内容になる。 -ベストヒッツモード --CS7には無い本作オリジナルモード。まるで歌番組のようにポップ君たちの掛け合いを聞きながら人気投票ランキングに沿って1曲ずつ順番にプレイしていくモード。 -エキスパートモード --4曲分で構成されたコースをぶっ続けでプレイするモード。 -フリートレーニングモード --ステージ数の制限なく好きな曲を選んでプレイできるモード。スピードを変えたり一部フレーズを切り取ったり等の練習も可能。 -上記のほか、記録を確認できるレコーズや各種設定のオプションが存在。 --なお、CS7に存在したチャレンジモードやバトルモード、スタディモードやタイセンモード等は本作では省かれている。 **問題点 //若干読みづらかったので内容ごとに箇条書きを整理して分離。 ''総楽曲数の少なさ'' -過去曲の再収録がメインであるので新曲数が少ないのは致し方ないにしても、CS6、CS7に比べ、収録曲数が''全55曲''(デフォルト44曲・隠し11曲)と極端に少ない。CS7に馴れたプレイヤーにとっては、「いくらなんでもこの曲数はケチりすぎ」との声も多かった。 --しかもCS7との重複曲が''14曲''((「カントン」「アンビエント」「フューチャー」「パーカッシヴ」「ネオGS」「ドリーミー」「クラシック4」「ハート」「スピリチャル」「オイパンク」「J-ガラージポップREMIX」「ナイトアウトREMIX」「ヴィジュアル2REMIX」「ソフトロックLONG」))もあり、CS7を持っているプレイヤーからして見ると、さらにガッカリする結果に。 --隠しで本作収録曲のリミックス曲が7曲存在するが、それらも全て過去のリミックスの再収録な上、さらにそのうち4曲がポプ7収録曲の再収録(上記の重複)である。 --上記の他に本作オリジナルの新規リミックスが3曲存在するが、何故か原曲の方は未収録。 ---リミックスのみを収録するのは他のナンバリング作品でもよくあることなのだが、ベスト盤を謳う本作で新規リミックス製作した曲の原曲を収録しない意図が読めない((これらのリミックスの原曲のうち、ポプ7には「テクノ'80」のみ再録されていた。また、後の12いろはには「J-ポップ」が再録されたが、PS2版では「キュート」のみ再録されていない))。 --そもそも「ユーザーからの人気投票」で厳選収録されているはずなのだが、''選曲が本当に人気順で選ばれたのか疑わしいラインナップ''で、出来選曲との噂がある。 ---なお、[[人気投票の結果はこれ>https://web.archive.org/web/20150507104506/http://www.konami.jp/bemani/popn/gs/best_hits/best8_2.html]]だが、実際にはTOP10が全て収録された以外は「ランクインしているのに未収録」の曲もいくつかある。 ---逆に、31位以下だが「スタッフおすすめの曲」として収録されている曲が存在する…のだがなぜかそこにCS7にも入っていた曲があったりする。 ''モード数の減少'' -CS7では存在していた対戦型モードが非搭載。 --CS7にはAC版にもあった両サイド3ボタン譜面のバトルモード、独自システムのタイセンモードがあったのだが、本作はどちらも未収録となっている。 -初心者向けのスタディモードも非搭載 --CS7では初心者向けプレイヤーのためにゲームの基本ルールをレクチャーする「スタディモード」があったのだがこれもなし。本作からプレイを始めた新規ユーザーにとって不親切である。 -ベストヒッツモードを除くメインのモードに関しても、中級者以上のプレイヤー向けのチャレンジモードが非搭載で、AC版から引き継がれたのはノーマルモードとエキスパートモードのみ。 --オプションでノーマルモードとフリートレーニングモードにおけるノルマ設定の有無を設定できるため、一応チャレンジモードの代替にはなっている。 ---ただし、設定できるのはオジャマノルマのみで、コンボ系、スコア系、BAD系のノルマは削除されている。~ 加えて、仕様の都合でチャレンジポイント制自体が廃止されており、それに伴ってEXステージや恒例のごほうびCGなどの特典も一切存在していない。代替え要素としては中途半端であり、やり込み要素としても物足りなくなっている。 --本格的なやり込み要素が事実上エキスパートモードしかないため、上述の楽曲の新鮮味のなさもあって、人によっては飽きがきやすい。 ''エキスパートモードの粗'' -熟練向けであるエキスパートモードはコースが4つしかなく、隠しも存在しない(CS6、7では10以上ものコースが存在)。 --また、中でも「ポップン5&6コース」の構成が極端で、本作のレベル表記で表すと「シンパシーH(Lv16)→J-テクノ2H(Lv24)→トランス(Lv32)→オイパンクEX(Lv41)」という1コース内で非常にレベル差の激しい内容になっている。 --これまでと同様にオリジナルコース作成機能は搭載しているため、コースを自分で作って補うことは可能。 ''システム面の不便さ'' -全体のゲームシステムは先に出たCS7の使いまわし --従って、オプション関連も7のまま(青:Hi-SPEEDx2~4、黄:HIDDEN、緑:MIRROR、白:RANDOM)。~ 当時のアーケード最新作だったAC9で使えたBEAT-POP、S-RANDOM、HS6速、SUDDENなどは使えない(ビートポップ君や高速HSは7同様にオジャマで擬似的に可能だが)。 --グルーヴゲージが細分化されていたCS7とは違い、ゲージの見た目そのものは他作品同様の粒状になっているのだが、比率自体はCS7と同じものを使っているため「24:8」で他作品よりやや厳し目になっている。 ---また、外見は粒状態でも内部データそのものはCS7同様に細かくなっているらしく、終盤でBADを少し出してクリアすると、見た目はフルゲージなのに実際にはフルゲージにはなっていないのか、キャラのアクションがFEVER WINではなく通常WINになることがある。 --CS7における「選曲画面上でクリア状況が確認できない((CS7からクリア状況が記録されるようになったもののクリアメダルはつかないため、RECORDS画面でしか確認できない。))」「BPMが選曲画面で表示される代わりに曲開始前のオプション設定画面で表示されない」という欠点も引き継がれてしまっている ---また、ベストヒッツモードでは歌番組のようにランキング掲示板を徐々に開けていくという演出の都合か、ノーマルモードと違ってジャンル名以外の曲情報が選曲画面で一切表示されないという、これまた不親切な仕様になっている。 ''メディア媒体の変更'' -他のPS2ポプシリーズはDVD-ROM供給だが、本作は容量の少ないCD-ROM供給(盤面裏が青)になっている。 --モード数や曲数が少ないのはCD媒体による容量制限のためと思われる((同じくCD-ROM媒体だったPS1で出されたCS6も、楽曲の充実と引き換えに、初登場のバトルモードや色譜面(及び譜面解禁のためのイベント)、一部の版権曲などのゲームプレイに関わる要素が軒並み未収録だった))が、その割には当時のポプ7より定価が1000円程度安いだけ。ボリュームは大幅半減しているため、実質的には割高感の方が強い。 --媒体がCD-ROMのため仕方ないが、DVDの他作品よりも読み込み音が若干うるさい。 --さらに今はCS7、8、9、10はベスト化により価格が税込2940円まで下がっているのに、CS7~8の間にリリースされた本作だけは再販されず、未だに当時の定価のままである。CS11以降もベスト化されていないが、こちらはどれも総100曲オーバーの驚愕ボリュームなので、本作と比べると割高感は無に等しい。((ちなみに11以降の作品は流通量が少なく店頭価格が新品・中古共に高騰している。)) ---後述のベストヒッツモードにおいて、後に騒動を起こしてポップンから干されたアーティストの新堂敦士が上位曲のインタビューで堂々とトークしていたのが原因かもしれない。(廉価版が出た他作品にも彼の曲自体は入っているのだが) ---- **評価点 -本作オリジナルであるベストヒッツモードの存在。 --歌番組風の演出で、青ポップ君(CV:すわひでお)と赤ポップ君(CV:新谷さなえ)が漫才トーク風味で収録曲を順番に紹介し、その曲をプレイできるというもの。 --人気投票ランキング10位~1位の楽曲をそれぞれ10個のグループに分け、その前座として他の歴代ポップン曲も一緒に紹介していくという内容になっており、それぞれのグループのラストで人気投票TOP10にランクインした楽曲が判明するという形式。譜面難易度は毎回変更可能。 ---曲順は固定であり、最初はランキンググループ10から始まって「ポップス」→「シンパシー」→「人気投票10位の曲」を順に紹介、その次はランキンググループ9へ、と言った内容である。 なお、グループの前座に配置されているのは惜しくもランクインを逃した11位以下の楽曲や、スタッフおすすめとして収録された楽曲たちである。~ もちろん最終グループのラストに待っているのは人気投票1位の楽曲。 ---前座の曲も含め1曲ずつ明かされていくというシステム上、どの曲が来るのかは紹介直前まで分からないためドキドキ感も味わえる。~ さらにランキングの途中で、たまに投票とは関係無い完全新曲や新規REMIXが突然サプライズとして混ざってくるなど、飽きさせない作りになっている。 --「BEMANIの漢担当」とも呼ばれる熱血のすわひでおと「コナミの歌姫」こと新谷さなえの漫才は一見の価値あり。このモードだけで本作の価値があると言える。 ---曲紹介時の掛け合いだけでなく、しばらく1分ほど操作せず放置しているとランダムで雑談を始めるという隠し要素も存在する。 --あくまで曲紹介がメインのモードで、全曲クリアすると番組終了のような演出になる。 -プレイしたステージの''リプレイ(1曲丸々のプレイ動画)を任意に記録・保存''して、再生(鑑賞)する事ができる。これはすべての家庭用ポプにおいて、本作だけのシステムにあたる。 --このシステムについては評価が高く、他のナンバリングシリーズへ実装されなかった事を惜しむ声もある。 -他のCS作品ならば隠し扱いのEX譜面が初めから全て選べる。 --これまではAC版同様にチャレンジモードでEXステージを出現させた上でEX譜面をプレイしなければ解禁されなかった。恐らくはチャレンジモード自体が未収録であるためと思われる。 -隠し要素解禁が楽 --本作は家庭用シリーズで唯一タイムリリースによる解禁ができず、曲ごとの出現条件をプレイ中に満たす必要があるが、[[条件はどれも易しいものばかり>https://web.archive.org/web/20100107001923/http://www.konami.jp/bemani/popn/gs/best_hits/best7_1.html]]で解禁自体は非常に楽。また、コマンド入力による一時解禁もこれまで通り可能。 ---REMIXの解禁条件はキュートREMIXを除き一律で「原曲もしくは関連曲をBAD数0(フルコンボ)でクリア」となっているが、一番簡単な5ボタン譜面でも条件を満たせる。~ さらに言うと、''フリートレーニングでオートプレイにして流しっぱなしにするだけでも条件を満たせる。''さすがにこれはどうかというところだが、本作からプレイを始めたばかりの初心者にとっては救済措置と言えるだろう。~ また、CS7までの隠し曲は条件を満たしても一時的にしか解禁せず常駐はタイムリリース頼みであったが、本作ではタイムリリースがないため1度条件を満たせば常駐する。 ---前述の条件が違うキュートREMIXに至っては「ウオヲを使ってノーマルモードの選曲画面に入る」だけというかなり簡単な条件。~ こちらは実際に曲をプレーする必要すらなく、隠し出現後にキャンセルして好きなキャラクターを選び直してもいい。 ---本作新規のREMIXや新曲についてはベストヒッツモードを普通に進めるだけでも解禁される。 -PS1時代には存在しなかった新譜面がいくつか追加されている。 --ほとんどが当時アーケードで稼動していた[[AC9>ポップンミュージック9]]の先行収録であり、アケ版プレイヤーからして見れば新鮮味はないものの、この時の譜面はのちに発売されたCS9には再録されず、後のCS作品でも収録されていない譜面もあるので、希少価値はある。 ---「アイドルガール」のHYPER譜面、「フューチャー」のHYPER・EX譜面、「ヴィジュアル2」のHYPER・EX譜面は家庭用では本作のみ。「J-テクノ2」はCS11に再録された。((また、「ヴィジュアル2」は携帯機版portable2の有料DLCとしても移植されている。)) --唯一の本作オリジナルの新規追加譜面として「キャンディポップ」のHYPER譜面が追加されている。なお、この譜面はAC版にも10で逆輸入され、後にCS10にも再収録。 -数は2曲と少ないが完全オリジナルの新曲がしっかり追加されている。 --通常枠として登場した「エレクトロ」はブタパンチ名義でおなじみのパーキッツの片岡嗣実によるボーカル曲。明るいながらもどこか寂しさも感じさせる切ない曲調で聞かせてくれる。通常枠らしく難易度はほどほどだが、その分、気軽に楽しめる。 --隠し曲「スクリーン」は、クラシックシリーズでお馴染みの兼田潤一朗の手によるオーケストラ調のインスト曲で、ホラー映画のBGMを思わせるような恐ろし気な曲調と怖さ・かわいらしさを併せ持った担当キャラクター、そしてH・EX譜面における当時としては常軌を逸した超高難易度譜面((初出時はH=37、EX=42という詐称難度だったが、AC移植の際に修正され、現在はそれぞれ46(旧基準で40)、EXに至っては49(旧43)という高難度を誇る。))の三拍子で絶大なインパクトを与えた。 ---BPM379というこれまでにない高速ぶりに加え、HYPERは中盤で非常に取り辛い配置で振ってくる同時押しの発狂と終盤の高速階段が待ち構え、EX譜面ではHでの発狂箇所が格段に強化された高密度発狂+高速階段のコンボで殺しにかかってくるという別方面で恐ろしいものになっており、本作最大のボス曲として恐れられている。((ちなみにAC版ではAC16のトイコンテンポラリーの登場までAC出身のLv43は存在しなかった。現在はレベル修正により、LV42のAC楽曲の中からかなりの数がLV43に昇格されたことで曲数は増加している。現在、AC21作目でレベル基準が50段階に引き上げられたこともあり、旧LV43の曲はすべて、LV49もしくは最高のAC50へ昇格した。)) --上記新曲も2曲とも後のAC10に移植され、CSポプ10にも再収録された。 #region(スクリーンEXプレイ動画) #video(http://www.youtube.com/watch?v=xgd33uba9W0) -※動画はAC版「pop'n music 19 TUNE STREET」のもの。 #endregion -キャラクター面。 --新キャラクター「ニコ」「リデル」が登場。 ---特にリデルは「ゴスロリファッションが大好きなゾンビ少女」という独特な設定と不気味さ・かわいらしさの同居したデザイン性や各種アクションに担当曲のホラーチックな曲調とその高難度ぶりのインパクトも合わせ、初登場当初から高い人気を得ている。 --REMIX担当の「プリティ」「ボーイ」「アンズ」も、衣装とアクションも含めて書き下ろされている(その内、ボーイのアクション自体は過去のものの流用だが)。 --イメージキャラクターの「ミミ」と「ニャミ」も本作独自の新衣装で描かれている。 ---ただし、タイトルのムービー等で登場するのみで、残念ながらプレイヤーキャラとしては使用できない。 -PS1時代のシリーズで収録されていた楽曲が再録されたことにより、過去の曲を高音質で楽しめる。 --特にPS1のポップン6で収録された曲は楽曲大量収録の代わりに音質がやや犠牲となっていたため、改めて本作で高音質で再収録された事は評価できる。 -総集編のため、曲だけでなく過去の人気キャラも多数再録。このため過去作のキャラを使って別シリーズの曲をプレイできる。 --このため、中にはその曲の担当キャラを主眼にして収録されたと思われる楽曲もある。 -PS1版ポップン6当時は収録が漏れていたAC6版権曲の一部が収録。独自REMIX曲を含む以下の8曲は家庭用では本作でしかプレイできない。 --ちなみに現行のAC版の最新作では以下8曲は全てプレイ不可(6当時の版権曲は全て削除、REMIXも未移植のため)なので、その点でも価値はある。 #region(リスト) |ジャンル名|曲名|アーティスト|担当キャラクター| |>|>|>|CENTER:~ポップン6からの版権曲| |ショウテン|笑点のテーマ|インスト曲|ニャミ| |キャンディキャンディ|キャンディ・キャンディ|中山マミ|ミミ| |フランダース|よあけのみち|新谷さなえ|ニャミ| |ヤッターマン|ヤッターマンの歌|山本正之と森の木児童合唱団|ミミ| |ルパン|ルパン三世のテーマ'78|インスト曲|ミミ| |>|>|>|CENTER:~新規REMIX| |J-ポップREMIX|Life|Haya-P&Maru|プリティ| |キュートREMIX|取り返してやる!~Again my lovery day~|Akko's|アンズ| |テクノ'80REMIX|Water Melon Woman|NAKATEK|ボゥイ| #endregion -プレイ面に関するシステムについては上述の通り不便な点が目立つが、それ以外の個所での改善点がわずかであるが見られる。 --カーソル位置の保存。 ---前回のプレイで選んだキャラクター、楽曲のカーソル位置が保存される。選択キャラクターの保存に関してはCS10以降でオプション設定に加えられた。 ---- **総評 曲数のボリュームの低さで不評を買ってしまった一方で、旧作からのシステム流用によって不便な点はあるもののゲームシステム自体は他のCS作品となんら変わりはなく、安定した面白さはきちんと保っている。操作性やゲームバランスの不備もなく、新規ユーザーからの評価は決して悪くはない。~ PS1時代の曲がPS2の良音質でプレイできる、ここでしかプレイできない曲や譜面がいくつか存在する、ベストヒッツモードやリプレイ機能の存在などの他シリーズにはない魅力的な部分もある。特に、ここでしか遊べないオリジナルのREMIX曲3つは、サントラ未収録ではあるものの隠れた人気がある。~ 上記の通り、低ボリュームゆえに発売意義があまり感じられないのも否定はできないが、音ゲーのベスト盤はむしろ''新規ユーザーを取り込むための総集編''の意味合いが強いため、既にシリーズを揃えたコアなファンが物足りないのはある程度は仕方のない事かもしれない。 ---- **その他 -本作以前にもPS1で『ビートマニア BEST HITS』『ダンスダンスレボリューション BEST HITS』といったソフトが登場しているが、これらも同様に新規ユーザー向け総集編の意味合いが強く、コアユーザーからの評判が乏しいという共通点がある。 //--本作の後にも、PS2のDDRシリーズで本作と同じ過去曲の再収録がメインの『ダンスダンスレボリューションパーティコレクション』という作品が存在する。曲数及び新曲が少ない、超ボリュームだった前作『[[エクストリーム>Dance Dance Revolution EXTREME]]』とのダブり曲が多い((しかもそのダブり曲の殆どがextremeの旧曲枠(EXTREME以前の曲)である。))などの共通点が多く、評判はあまり良くない。 //↑その被り曲は家庭版EXTREMEに入ってないのばかりだよ。 //--ただし、音ゲーのベスト盤はむしろ''新規ユーザーを取り込むための総集編''の意味合いが強いため、既にシリーズを揃えたコアなファンが物足りないのはある意味仕方のない事かもしれない。 //こちらは文面的に総評にもっていった方がいいと思われるので、総評に移します。 -後のPS2版『[[12 いろは>ポップンミュージック12 いろは]]』と『13 カーニバル』には、本作とはまた別で集計された人気投票にて選ばれた曲を紹介する「ポップンリクエスト」という本作のコンセプトに近いモードが存在する。ただし、そちらはメインではなく、あくまでおまけ的なモードである。 **余談 -今作の発売を記念して2003年3月1日、アソビットシティにてポップン初の公式ゲーム大会が開催された。さらに人気アーティストのSana、すわひでお、ミッキーマサシのミニライブ、トークショーも行われ、ファン達は大いに盛り上がった。 --ちなみにチケットは本作を予約購入することで入手できた。 -本作のコナミスタイル限定特別版には、恒例のレア音源収録CD「Vレアサウンドトラック4」が付属していた。ここだけでしか聞けないリミックス音源の他、ゲームボーイ版『ポップンミュージックGB』のオリジナル曲から8曲をGB音源でCD初収録していた((なお、今回収録されなかった「モーター5」と「ヌーディ」のGB音源はCS8特別版付属の「Vレア6」に収録。))。 -本作初出の新曲である「エレクトロ」と「スクリーン」は長らく本家シリーズのサントラに未収録であり、LONG音源が後のVレアサウンドトラック((「エレクトロ」LONGはCS10限定版付属の「Vレア9」、「スクリーン」LONGはCS11限定版付属の「Vレア11」に収録。))及びポップン20作目到達記念としてリリースされた復刻版サウンドトラック&bold(){「pop'n music SUPER BEST BOX」}に収録されたが、ゲームサイズ音源は未だにCD化されていない。 -今作で青ポップ君&赤ポップちゃんの声を担当したすわひでお&Sanaの二人は、その後PS2版『ポップン対戦ぱずるだまONLINE』でも引き続き赤ポップ君と青ポップちゃんとして共演し、実況%%というより漫才%%を行っている。((実況の例:「今だ!必殺!16連射ぁぁ!!」『回転するだけだから…』、「えー、本日のゲストは…」『来ないから。』、「あー、ダルっ」『返す言葉もないわ。』、『現場の赤ポップさん、如何ですか?』「そうですね、どちらとも…ってやらすなっ!!」など。)) -再録曲の「ポップスREMIX」は、アーケードでは『5』以降担当キャラがMZDに変更されている((ただし、『6』のみ初代リエちゃんの1Pカラーに戻っている。))が、今作では担当キャラクターに『4』当時の新カラーリエちゃんを起用しつつも新規のバナーや固有背景を使用している事から、後のシリーズ作品にも存在しない希少価値のある存在としてファンに知られているとか無いとか。 -本作オリジナル衣装のミミニャミはオープニングムービーに登場するのみでプレイアブルキャラクターとしては作られていないため、タイトル画面には『1』~『6』のミミニャミが毎回ランダムで登場するようになっている。 --にもかかわらず、2006年に発刊されたキャラクターブックの第1弾『わくわく! ポップンイラストブック』における本作分のキャラクターページでは、何故か本作の衣装のミミニャミの2Pカラーも掲載されている。プレイアブル化される予定があったのだろうか。 **おまけ #region 参考:[[公式サイトの人気投票結果>https://web.archive.org/web/20150507104506/http://www.konami.jp/bemani/popn/gs/best_hits/best8_2.html]](当時のアーカイブ) 【人気投票で30位以内に入ったが収録されていない楽曲】 |ジャンル名|収録作品|曲名|アーティスト|担当キャラクター|順位| |パワーフォーク7|CS6|Shake!-Game Ver.-|新堂敦士|アッシュ|16位| |パワーフォーク|AC3|なんか変だ!|新堂敦士|アッシュ|22位| |パワアコ|AC5|君が好きだよ~守って守ってあげるから …Folky Version|新堂敦士|マコト|23位| |コケティッシュ|AC4|恋は天然|ナチュラルベア|リエちゃん|25位| |パワーフォーク3|AC5|君が好きだよ~守って守ってあげるから|新堂敦士|アッシュ|28位| |J-テクノ|AC1|Quick Master|act deft|ショルキー|29位| おそらく収録アーティストやキャラクターの偏りを避けたものと思われる。~ 上記のうち、J-テクノ(CS12に収録)以外はその後もPS2版に再収録されなかった。 ---- 【人気投票ランク外だがスタッフおすすめとして再録された楽曲】 |ジャンル名|収録作品|曲名|アーティスト|担当キャラクター|備考| |ラップ|AC1|YOUNG DREAM|Little Fingers|ジャムおじさん|| |ディスコキング|AC1|FUNKY TOWN '75|JV & THE SEXY MACHINE GUN|バンブー|| |キャンディポップ|CS2|Give me your pain|Haya-P & Maru|シンディ|追加H譜面あり| |セクシーガールズ|CS2|淋しくてLoneliness|ワンダース|メイファ|| |カントン|AC3|和你一起走|Cathy Lau|リンリン|CS7にも収録| |ドリーミー|CS3|penguin|NAKATEK|ボウイ|CS7にも収録| |ラテンロック|CS4|ヤバイオンナ|ラジカル・ツグ&ミッキー・マサシ|アントニオ|| |クラシック4|CS4|Concertare|Waldeus vön Dovjak|ハマノフ|CS7にも収録| |ネオGS|AC5|Shock of Love|Kiddy & Sunshine Lovers|ワッキー|CS7にも収録| |アニメヒロイン|AC5|魔法の扉(スペース@マコのテーマ)|a.s.a.|スペース@マコ|| |メロコア|AC6|H@ppy Choice|good-cool feat. すわひでお|おとこマン|| |スピリチャル|CS6|lasting|Shaker Boo|アゲハ|CS7にも収録| |オイパンク|CS6|悲しいね|ブタパンチ|ウオヲ|CS7にも収録| ---- 【PS2ポップンシリーズ曲数、及び9ボタンモード譜面数の比較】 |タイトル|曲数|5ボタン/&br()NORMAL|HYPER|EX| |7|97曲|97|87|32| |''Best'' ''Hits!''|''55曲''|''55''|''37''|''13''| |8|104曲|104|100|50| |9|111曲|111|107|61| |10|103曲|103|102|72| |11|100曲|113|113|86| |12 いろは|102曲|102|102|79| |13 カーニバル|114曲|114|113|102| |14 FEVER!|112曲|112|112|88| 以上は通常のアーケード&フリーモードで遊べる曲のみをカウントし、スタディモードの練習専用曲やバトル用譜面などは含まない。~ ポプ11の曲数は公式では113曲だが、曲自体は全く同じで譜面のみ完全一新した「ウラ譜面」が13曲分重複しているので、厳密には100曲である。~ ちなみに、7・10・11・12には基礎プレイを学べる独立したモード(スタディモードやスタディランド)、~ 8・12・13・14は一部の通常曲の譜面を簡単にして遊べるモード(スタディチャンネルやエンジョイモード)があるが、~ PS2版では本作と9のみ初心者向けのモードが搭載されていない。 #endregion

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