「シグマ ハーモニクス」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
シグマ ハーモニクス - (2016/12/04 (日) 23:30:48) の編集履歴(バックアップ)
シグマ ハーモニクス
【しぐま はーもにくす】
ジャンル
|
ミステリーRPG
|
|
対応機種
|
ニンテンドーDS
|
開発•発売元
|
スクウェア・エニックス
|
開発協力
|
シンクガレージ
|
発売日
|
2008年8月21日
|
定価
|
5,490円
|
判定
|
なし
|
ポイント
|
推理ADV&RPGという異色作 ユーザービリティには欠ける 奥深いが説明不足なストーリー 良曲の宝庫
|
概要
-
RPGとミステリーを融合させたかなりの意欲作。「架空の大正時代」をイメージした、スクエニ作品には珍しいレトロ調の世界観も特徴。
-
具体的には、RPGにおけるダンジョン探索に事件の捜査を絡めており、戦闘でレベルを上げながら推理に必要な情報を集めていく。
-
情報が集まったら推理を行う。本作の事件はいずれも大逢魔(ボスモンスター)が犯人に取りついて凶行に走らせたものであり、事件の謎を解く事でボスを倒せるようになるのである。
-
これだけ聞くとかなり無理のある設定のように思えるかもしれないが、実際は作中の世界観と上手く絡めた、よく出来たシステムとなっている。
ストーリー
物語は東京区の地下にある「黒上の館」から始まる。
その館にある大時計は、はるか昔より「逢魔(おうま)」と呼ばれる魔物が封印され、「音使い」と呼ばれる力を持つ、黒上一族によって護られている。
一族の次期頭首である黒上シグマは、学生として平穏な日常を送っていた。
しかし、刹那の後、世界は全てを失う―。
世界は廃墟と化し、逢魔が空を覆い、人々の存在が消えていた。
残されたのはシグマと、「札使い」である月弓ネオンだけ。
「過去が書き換えられた」
何者かが過去を書き換えたために、世界が一変したと考えたシグマたちは、未来を取りもどすため、時を超え調査に赴く。
そこで次々と繰り返される凄惨な殺人事件。見覚えの無い過去。一体世界に何が起こったのか?
真実を知るための物語が今、始まる―――
(公式サイトより引用)
システム
ストーリーの各章は基本的に「第○楽章」と呼ばれ、本編は序章から第VI楽章までの全7章。エクストラシナリオとして「裏III楽章」「第死楽章」の2章が存在する。
-
捜査
-
序章、最終楽章を除き、各章が始まると事件が発生し、主人公達は舞台となる館を捜査して情報を集める事になる。
-
主人公達は実際の現場に居る訳ではなく、あくまで過去の光景を見ているだけなので、人に直接話を聞く事は出来ない。事件に関係するシーンが見られる場所には「魂の影」と呼ばれるオブジェクトが出現する為、これを探して情報を集めていく事になる。
-
調べる時は「調音査」と言う能力を使い、画面内をタッチする。主に「魂の影」を調べる際に使用するが、直接怪しい場所を調べる事もある。
-
超推理
-
推理パートでは「刻音」とよばれる情報の塊を集めていく事になる。推理画面は碁盤状になっており、そこに配置された「思考の闇」に刻音を隣接させて謎を解いていくというシステム。
-
刻音にかかれた情報だけでなく、それが手に入るイベントでの登場人物の会話や行動などにも注意深く気を配らねば謎は解けない。
-
推理結果に応じてその後に戦うボスの強さが決まる。解決率が高いほどボスが弱体化する。逆に言うと、必ずしも真相を全て解き明かさないとクリアできない訳ではない。
-
これはボス「大逢魔」が事件によって歴史を改変していると言う設定によって成り立っている。改変された歴史が確定するまで猶予があり、それまでに元凶である大逢魔を倒せば歴史は修正され、事件は無かった事になる。しかし大逢魔は通常では太刀打ちできないほどの力を持っているとされる為、主人公達でも倒せるように「時の調律」を行う必要がある。
-
大逢魔は自分の過去改変を確定させる為に力を割いており、その過去改変の内容を明確に見定め(=事件の真相を解き明かす)、主人公の力で調律を行う事で、過去改変の確定に割いた力を奪う事ができる。この仕組みにより、推理の結果が真相に近ければ近いほどボスが弱体化する訳である。
-
調律は使い人の導き出した答えに基づいて行われる為、真相からかけ離れた調律をしてしまうと、その分だけ大逢魔の力を削げず強いボスと戦う羽目になる。
-
ボスを倒す事で推理の正誤に関係なく事件は解決し、その事件は起きなかった事になる(歴史が修正される)。従って、被害者が次の事件で平然と生きていたり、前の事件の犯人が何食わぬ顔で生活を送っているなどと言う事は普通にある。
-
最終楽章はイベントとラストダンジョンのみで捜査パートが無く、超推理は事件ではなく物語の真相を解き明かす為に行う。時の調律も行われない。
-
推理の結果は章クリア後にランクとして表示される。
-
戦闘
-
捜査中に敵と遭遇すると戦闘が始まる。実際に戦うのはヒロインのネオン。主人公のシグマは画面外から指示を出す。
-
戦闘はコマンド式やアクション式ではなく、所持する式札(カード)を出して行動を決定すると言うシンプルなもの。
-
ヒロインは「神降ろし」と呼ばれる術で神を憑依させ、戦う力を得ている。憑依させる神によって行動パターンやヒロインの姿、口調も変化する。
-
戦闘中のBGMを自分で決める事が出来る。どの曲を流すかで行動速度(カードが使用可能になるまでの時間)に影響する。
-
カードの性能はそのカード毎に「神」「曲」「技」の三種類に分類される。「神」は「神降ろし」で憑依させる神を変更する。「曲」は戦闘中のBGMを変更する。「技」は攻撃や防御と言った戦闘コマンドにあたる。
-
「技」カードは通常攻撃の他、瞬殺法(即死攻撃)、全周攻撃、停止、回復などがある。コマンド内容は神降ろしによって変わる。
-
「神」および「曲」に設定しているカードは「技」としては使用できない。
-
敵は四方向に展開する為、「右攻撃」「後方攻撃」などを使ってヒロインの向きを適宜変えて戦う必要がある。
-
ボスや一部のザコを倒すとSPが手に入り、一定値まで貯まると新たな神降ろしが可能になる。
-
SPは「使用カードが〇枚以下で勝利」「〇ターン以内に勝利」「全カード使用」など、戦闘結果によって倍率が増える。
評価点
-
RPGとミステリーの融合自体は非常に良く出来ている。
-
一見、無茶な設定だが、「使い人」「調律」と言った本作ならではの要素を上手く組み込み、不自然の無いように仕上げている。
-
正しい刻音を置いていくと、新しい刻音が生み出されて、それが他の謎を解く手がかりになるという「思考連鎖」も存在している。上手く思考連鎖が起こったときの達成感はなかなかのもの。
-
さらに推理が真相に近ければ近いほど、そのエピソードで戦うことになるボスが弱体化するため、戦闘面でも有利になる。この部分は上手く「ミステリー」と「RPG」を融合させているといえる。
-
超推理の達成度によって話す推理の内容が細かく変わる点も評価できる。
-
刻音の配置が完璧であれば、名探偵さながらに鮮やかな推理を披露する。その一方で、滅茶苦茶な配置をすれば主人公も滅茶苦茶な、文字通りの超推理を展開する。
-
「犯人は○○だ。動機や手段は分からないけど、僕が言うんだから間違いないだろう。」「ここまでしか分からないけど、これぐらい分かれば解決したも同然じゃないか」
と言って何食わぬ顔で推理を終わらせようとする主人公の姿、それになんともいえない返答を返すヒロインとのやりとりはある意味必見。
-
「音楽」をストーリーなど様々な点で前面に押し出しているだけあって、ゲーム中のBGMも全曲生音を使用するというDSの容量では驚異的な方法で収録されている。
-
作曲者は『サガフロンティア2?』『FFXIII』などで有名な浜渦正志氏。
-
曲自体も相当な高評価で、『希望与えし「戌吠の神楽」』や『心奮わす「窮鼠の神楽」』は浜渦氏の楽曲の中でもかなり評価が高い。
-
豪華声優陣
-
キャラボイスは事件の捜査中こそ無いものの、メインストーリーはフルボイスで展開する。
-
主人公役に小野大輔、ヒロイン役に平野綾。他にも小山力也、能登麻美子、藤原啓治と言った有名所が起用されている。
-
また、平野綾はエンディングテーマのボーカルも担当している。
-
背景CGはDSではトップクラスの出来。
-
キャラのポリゴンは少々粗があるものの、DSとしては頭身の高いキャラを十分表現出来ている。
-
立ち絵CGも縦持ちのため大きく表示されて見やすい。
問題点
-
上述したように「音楽」を前面に押し出したストーリーとなっていて、世界観設定は大変凝っているのだがゲーム中のストーリーがかなりの説明不足。
-
基本設定はおろか、物語の核心部分などをメニューの「用語集」という項目で解説をすべてまかせっきりにしてしまっている。そのため、ただ本編をやっただけではシナリオについていくのも一苦労。
-
その「用語集」も閲覧に厄介な条件が必要なものが多く、よりによって本編では分からない、寧ろ本編で語るべき重要な情報ほど面倒な条件が設定されている。
-
何もない場所を調音査で調べる、完全クリアした後で特定の章をもう一度クリアする、ヒロインに特定の神を憑依させて特定の魂の影を調べる、推理を思い切り外すなど、見つけようと思って見つけられるものではない用語も多い。せめてヒントぐらい表示できなかったのだろうか。
-
しかも解禁されたと言うアナウンスも一切無い為、増えたのかどうかも、その条件も分かり辛い。
-
同社の『すばらしきこのせかい』でもクリア後に特定条件を満たして物語の裏の事実を知る、と言う要素はあったが、あちらはその条件が明確に提示されていた。
-
特に終盤はそれまでの常識が悉く覆され、タイムパラドックスやパラレルワールドも絡んで二転三転する怒涛の展開が続くにも関わらず、あまり詳しく解説してくれないので初見では置いてきぼり必至。
-
特に首謀者の動機やヒロインの正体などは極めて断片的にしか語られない為、本編だけで理解するのはまず不可能。
-
さらにラスボス戦ではかなりのトンデモ展開がある。
+
|
ネタバレ
|
-
なんと主人公が巨大人型兵器に搭乗してラスボスと対決すると言うもの。ラストバトルはまさかのロボットバトルなのである。
-
この兵器については世界観に沿った説明付けがされているし、登場に至るまでの描写もちゃんとある。演出も相俟って展開自体は熱い。
-
簡潔に言うと、大きさも強さも桁違いのラスボスに主人公達が手も足も出ない中、彼等に未来を託す為にある人物達が命と引き換えに別の可能性の未来から召喚した、と言うもの。スケールの違いを表すかのように、ラストバトルはそれまでの戦いとは桁の違うダメージの応酬戦となる。
-
しかし最後の最後で、それまでのレトロチックな作風から大きく逸脱したSF兵器が飛び出した事に面食らうプレイヤーが続出したのも事実である。
|
-
とは言え、その凝った世界観と相まってストーリーそのものは奥深く、大きな矛盾や破綻も無い仕上がりになっている。それぞれの事件で完結していた各章にも伏線が仕込まれていたり、それを終盤で回収するなど驚かされる所もある。プレイヤーがしっかり理解できる作りではないのが惜しまれる所。
-
全ての事件でA以上の成績を出せば高難易度の「第死楽章」がプレイ可能になるが、これが少々本編ぶち壊し。
-
敵は強く、中ボスも複数体現れるシナリオで、RPGの隠しダンジョン的な位置付けとしては良い。しかし内容的には色々と本編からズレており、特に本編の終盤やエンディングを知った上でやると何とも言えない気持ちになる。しかしこのシナリオをプレイ可能と言う事は本編クリア済みを意味するので…。
-
推理ゲームとしても残念な出来。犯人は殆どトリックを用いず姿を晒して堂々と殺人を犯す為、ミステリーのミの字も無いような展開が続く。最後の方に至っては捜査、推理と言うよりただの事実の確認である。(バトルで)苦労する割にはただ単に殺人鬼と戦って倒すだけの話で終わる。
-
そのボスも、最強の裏ボスの割には終始本編の登場人物の姿で行動するので印象も薄く(寧ろ、他人の姿で悪逆非道の限りを尽くし、その人物の印象をひたすら悪化させるばかり)、捜査中や戦闘前に主人公達にバカにされたりと貫禄も何もあったものではない。
-
更に、クリアしても他の章と同じクリア台詞とあっさりしたスタッフロールが入るだけで驚きの真相やら苦労に見合う演出やらも無い。恐らくパラレルワールドの一種なのだろうが、『すばらしきこのせかい』のアナザーデイのようにはっちゃけている訳でも、実は本編とリンクしていると言う訳でも無い。
-
操作性やUIが非常に悪い
-
戦闘前にロードが入る。
-
だいたい2~3秒ほどの長さで、PSPなどなら十分早いのだが、ロード皆無が多いDS用ソフトとしては気になる。
-
メニューから式札や神降ろしの設定画面を開く際の切り替わりもややもっさりしている。もっと素早くと切り替えて欲しい所。
-
「調音査」でエリアを調べる際にもメニューから項目を選んで切り替えるのだが、こちらもかなりもっさり。ゲーム中で何度も使用するコマンドなので、だんだん煩わしくなってくる。
-
似たシステムを持つ『すばらしきこのせかい』ではワンタッチで済む上に画面の切り替えすら無かった。それに引き換え、本作は3D画面である事を考慮しても、やはりもっさりとしか言い様が無い。
-
推理のやり直しが億劫
-
一度置いた刻音は個別で取り外す事が出来ず、刻音の配置が間違っていると気付いて再推理する際は、現在の画面で配置した刻音をすべてリセットしなくてはならない。
-
一つずつロジックを組み立てて行くので仕方ない部分はあるものの、アンドゥ機能ぐらいは不可能でもなかったのではないだろうか。思考連鎖などもあり、実際に配置してみないと正しいかどうか解らないケースも多いので尚更である。
-
後半は刻音の数がとても多くなるのでかなり面倒。
-
イベントシーンを飛ばせない。さらにテキストの早送り機能も無く、テキストの表示も癖がある。
-
一度見た時の再演(調音査で魂の影を調べた際のイベント)はスキップ可能だが、その後の主人公達の会話は不可。また、再演もスキップ出来ない場合もある。
-
メインストーリーのイベントも用語集からいつでも見られるのだが、こちらでもスキップ不可。間違えて選んだ時はリセットした方が早い場合も。
-
但し、再プレイ時にはメインストーリーのイベントは殆ど省略される。
最終楽章に限ってはラストダンジョン突入以後のイベントは一切省略されないが、捜査自体が無く超推理もかなり早い段階で終わるので、ラスボス戦やエンディングが観たい時でもなければそうそうやり直す事も無いだろう。
-
メニュー画面からいつでも章を移動できるので、他の章をプレイする為にわざわざ現在の章をクリアしなければならないと言う事もない。
-
戦闘
-
全体攻撃系カードと回復系カード、または自動攻撃カードの3枚があれば何とかなってしまい、戦略性に乏しい。
-
特に自動攻撃カードが有用過ぎる。通常攻撃を複数回行うと言うもので、発動から完了までが長く、他のカードが使用可能になるまでの時間を稼ぐには十分過ぎるほど。よって、自動攻撃→他のカードを使う→自動攻撃カードが再使用可能になっているので使う→他のカードが再使用可能なので使う、を繰り返すだけで敵に攻撃させず一方的に攻め続ける事が出来てしまう。
-
一方、第死楽章はこの戦法前提の難易度にされている。ハメ続けなければ死と言うような極端なバランスである。
-
戦闘中に流す曲が固定されがち。
-
高性能の曲が手に入ればそれを使い続ければ良く、せっかくの名曲もほとんど聞かずに終わることも。
-
曲の中には(曲そのものの良し悪しは別として)戦闘向きではない曲もある。当然、ボス戦だろうが設定している曲しか流れないので、イベント戦闘がいまいち盛り上がらない事が多々。
-
一部ボスにはボス曲っぽい独自の曲を流して強制的に行動速度を下げる者もいる。ラスボスもそれに当たり、最終決戦らしい雰囲気(とこちらに不利な状況)を作り出してくれる。
-
サウンドテストにあたる機能が無いのも惜しい所。
-
戦闘から逃げられないため、単調な戦闘を何度もこなさねばならない。証拠を探してあちこちを往復する際はとにかく面倒。
-
一応、一定時間エンカウントを避ける能力を使うことができるため、戦闘そのものを回避することはできる。
-
「業逢魔(カルマ)」という普通に進めている場合は勝つのが難しいシンボルエンカウントが存在する。
-
一定のルートをただ徘徊しているだけなので、うまく動きを読めば戦闘は回避できる…と説明されるが、実際はこちらを追尾したり待ち伏せするものがほとんどなので、スムーズに捜査を進められない。
-
倒す事は不可能ではないが、その章を初めてプレイしている段階ではかなり厳しい。但し、もし撃破できればそれなりの恩恵がある。
-
ゲームバランスも大味で、ザコからはあまり経験値が得られないのに、ボスを倒すと数レベルは一気に上がるほどの経験値が手に入る。
-
SP稼ぎにしても、ザコでは特定の敵しか持っていない上、大逢魔以外は獲得値も雀の涙なので非効率。また、その所為でSPは倍率アップを狙った上で意図して稼ぎに取り組まないと貯まりにくく、最強の神降ろしが手に入る頃にはもう完全攻略済と言う事も。
-
よって、ザコ戦は単調な上にメリットがほとんど無い。
-
推理
-
推理が間違っていてもそのまま先へ進んでしまうため、その場合は真相がわからないままになる。
-
その場で何度もやり直せるが、そもそも刻音自体を取り忘れていた場合はどうしようもない。
-
最終楽章で物語の謎を解く際も、それまでの事件を正しく解決していなければ正解が解らない。
-
シナリオの設定上、事件は同じ場所で起こり、登場人物も基本的に同じなので、混乱しやすい。
-
イベントCGや殺害方法も使い回しが多いので、混乱に拍車がかかる。
-
その一方で章によって同じ人物でも根本的な設定が違ったりする場合もあり、混乱に(ry
-
ミステリーにおけるタブーである「双子」が登場する。
総評
RPGとミステリーの融合というアイディアは良いがシステム面での問題点が目立ち、一般的に評価は低い。
新品が500円程度で投げ売られることもあった。
ミステリーだけを純粋に楽しみたい人にはお勧めできないが、ただ世界観や音楽など光る部分も少なからずあるため、変わったRPGがやりたいというのなら一度やってみるのもいいかもしれない。
その後の展開
-
後に携帯アプリに『シグマハーモニクス コーダ』のタイトルで移植されている。
-
本作での問題点はいくつか改善されている他、完全招待制のイベントでしか試遊できなかったシナリオも収録されている。