【しぐま はーもにくす】
ジャンル | ミステリーRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
開発•発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発協力 | シンクガレージ | |
発売日 | 2008年8月21日 | |
定価 | 5,490円 | |
判定 | なし | |
ポイント |
推理ADV&RPGという異色作 ユーザビリティには欠ける 奥深いが説明不足なストーリー 良曲の宝庫 |
物語は東京区の地下にある「黒上の館」から始まる。
その館にある大時計は、はるか昔より「逢魔(おうま)」と呼ばれる魔物が封印され、
「音使い」と呼ばれる力を持つ、黒上一族によって護られている。一族の次期頭首である黒上シグマは、学生として平穏な日常を送っていた。
しかし、刹那の後、世界は全てを失う―――。
世界は廃墟と化し、逢魔が空を覆い、人々の存在が消えていた。
残されたのはシグマと、「札使い」である月弓ネオンだけ。
「過去が書き換えられた」
何者かが過去を書き換えたために、世界が一変したと考えたシグマたちは、
未来を取りもどすため、時を超え調査に赴く。そこで次々と繰り返される凄惨な殺人事件。見覚えの無い過去。
一体世界に何が起こったのか?真実を知るための物語が今、始まる―――
(こちらより引用)
ストーリーの各章は基本的に「第○楽章」と呼ばれ、本編は序章から第VI楽章までの全7章。エクストラシナリオとして「裏III楽章(*1)」「第死楽章(*2)」の2章が存在する。
+ | ネタバレ |
RPGとミステリーの融合というアイディアは良いがシステム面での問題点が目立ち、一般的に評価は低い。
新品が500円程度で投げ売られることもあった。
ミステリーだけを純粋に楽しみたい人にはお勧めできないが、ただ世界観や音楽など光る部分も少なからずあるため、変わったRPGがやりたいというのなら一度やってみるのもいいかもしれない。
*1 第III楽章とは特に関係無く、裏IIIは「うらみ」と読む。
*2 死は四と掛けて「よん」と読むが、四と言う数字に特に意味は無く、難易度の高さや内容を暗示していると思われる。
*3 証拠品や人の証言などを記録したもの
*4 主人公「黒上シグマ」の項を出す条件でさえ、まだ難易度が低い第一楽章の事件で最低ランクを出す事である。
*5 同じく音楽をテーマとしたロボットアニメ。「世界の調律」という結末など、本作に通じる部分もある。
*6 しかもこのボスと憑依されている人物が同一視されているような話運びが多い。間違ってもこの人物は本編中で悪人だった訳ではない。
*7 しかもこれ以降はどの章でもクリアの度にこのスタッフロールが流れるようになる。スキップ可能なのが救いだが。