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【がんばれごえもん うちゅうかいぞくあこぎんぐ】
ジャンル | アクション | |
対応機種 | プレイステーション | |
発売・開発元 | コナミ | |
発売日 | 1996年3月22日 | |
定価 | 5,800円(税抜) | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:A (全年齢対象) | |
配信 | ゲームアーカイブス:2007年9月27日 | |
判定 | なし | |
ポイント |
シリーズ最高クラスの難易度 ゲーム性とBGMは良好 |
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がんばれゴエモンシリーズリンク |
プレイステーション版「がんばれゴエモン」シリーズの第1作目。シリーズ10周年記念作品。
SFCシリーズと同じくドットグラフィックによる2Dアクションだが、一部のボス戦などで3Dグラフィックによる演出を取り入れているのが特徴。
システム面ではSFC版『3』を踏襲している。
ある真夜中のはぐれ町。
なぜか素っ裸で眠りこけていたゴエモンは、駆けつけてきたエビス丸にたたき起こされる。
彼が言うにはどうやら裏山で山火事が起きているらしい。
様子を見に行ったうらら山で、山賊ゴロクと出会いを彼を仲間に加えたゴエモンたちは探索の末、大破した謎の宇宙船と、
その持ち主である宇宙警察銀河大隊の女刑事ババンと出会う。
彼女が言うには、宇宙中の宝を我がものにしようとたくらむ宇宙海賊アコギングの船との交戦の末、船が大破し地球に流れ着いてきたという。
アコギングの魔の手が地球に及んでいるらしいと知ったゴエモンたちは、ババンも仲間に加え、新たな冒険の旅に出るのであった。
従来作同様、各キャラクターに性能差と能力差が付加されており、状況に応じて使い分けながら進んでいく。
また、本作ではダンジョンを除くフィールド上では4人全員が隊列を組んで歩くようになっており、そのままボス戦に突入する場合もある。
難易度の高さ
今作はゴエモンシリーズでも屈指の高難度を誇っているが、いずれも調整不足に起因するバランスの悪さやシステム上の不備がその要因のほとんどを占めている。
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+ | ネタバレ |
過去作の良点の踏襲と上質なBGMは十分に及第点と言えるレベルであったが、不安定なゲームバランスと難易度の高さがネックとなってしまい、難易度以外の細かい点でも不備が多いことも相まって、名作と呼ぶには今一歩足りない、惜しい出来栄えに落ち着いてしまっている。
また、お馴染みのレギュラーキャラクター4人の内、トップクラスの人気を誇っているサスケとヤエ双方が使えないというのも、シリーズファンにとっては大きなマイナスポイントとなってしまったのは否めないだろう。
とはいえ不評・悪評がほとんどを占めているプレイステーションシリーズの作品の中ではかろうじてシリーズらしい作風はキープできており、根本的なゲーム性と面白さも旧作からしっかりと引き継いでいる。
それだけに、このバランスの悪さが惜しいところであった。