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チェルノブ - (2017/05/17 (水) 22:18:04) の編集履歴(バックアップ)
「要強化記事」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。
依頼内容はX68k版でバカゲー判定が外された根拠の追記です。
2017年7月27日までに改善されない場合はX68k版を判定のない付記情報とします。
注意:このページは、AC版『チェルノブ』(バカゲー)と、同MD版・X68k版(判定なし)を紹介する。
チェルノブ
【ちぇるのぶ】
ジャンル
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アクションシューティング
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対応機種
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アーケード
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販売・開発元
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データイースト
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稼動開始日
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1988年
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判定
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バカゲー
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ポイント
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あまりに不謹慎な設定 バッドエンド しかしゲームとしては普通に出来が良い
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概要
独特なセンスで持って迷作・奇作を連発してきたことで有名なゲーム会社データイーストがアーケード向けにリリースした横スクロールアクションゲーム。
独特なプレイ感覚を帯びたゲーム性が特徴だが、それ以上に設定面の不謹慎さで有名となってしまった。
ゲーム内容
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即死制の強制横スクロール2Dアクション。ショットをメインに進んでいく。
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攻撃/ジャンプ/振り返り
の3ボタン式。最大の特徴は「ボス戦以外、チェルノブは強制横スクロールにしたがって走っており、後退することができない」点である。振り返ることと立ち止まることはできるが、画面端に行くとスクロールに押し出されて走り出す。
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攻撃は射撃武器と踏みつけで、射撃はアイテムを入手することで何種類かに切り替わり、角度調節も可能。敵を踏みつけることで攻撃することもでき、後半面では踏みつけで空中を渡るシーンもある。
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ジャンプ(空中制御可)はレバー未入力で垂直ジャンプ、レバー左右入力と同時押しで左右宙返り。宙返り中にショットで回転射撃。垂直ジャンプ中か、宙返り終了時に着地してなければ敵を踏みつけ可能。
アイテム
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「UP」という文字アイテム3種はショット性能のパワーアップで、赤が火力、青が連射数、黄が射程。各3段階まで上がる。
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黄色くぶっとい「J」のロゴが入っている、赤い五角形のアイテムはジャンプ力アップ。1段階のみ。
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武器のアイコンが付いたアイテムで武器チェンジ(カッコ内はアイコン説明)。同種を複数取っても性能は上がらない。
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暗赤(銃):デフォルト武器の光線銃。弾速が速い。
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青緑(巴型):火輪。火力が上がると飛距離に応じて弾径が拡大していく。但し、かなり画面端近くから逆側に撃たないと最大径にまでならず、チェルノブが画面端にいる機会が少ないので拡大される利点も特に無い。威力は弱目らしい。
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青紫(へ):ブーメラン。射程距離分飛んで戻って来る。
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赤紫(棘球):重力分銅。複数の弾が円運動しながらゆっくり射線上を飛んで行く。青UPでショット1回で撃てる弾が最大4発一組まで増え、2回分(計8発)まで画面に滞在出来る。
張り付き撃ち出来る敵には強いが、それ以外の時は常に弾切れの危険が付き纏う。円運動のせいで障害物に吸収されまくって肝心の的に当たらない事も。
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緑(鞭):鎖鞭。伸び切った状態がいきなり表示され、表示範囲に当たった敵にダメージを与える。青UPで表示本数が3本まで増え、黄UPで長さが伸びる。
障害物を貫通し連射装置併用だとかなり強いが、鞭同士の隙間にいる敵に当たらなかったり、生えてる手とか1面ボスといった耐久力の高い相手に弱かったりする。
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灰(ミサイル):赤城山ミサイル。誘導弾で弾速と威力は低目だがサーチ性能は高く、当たった時の爆風にも範囲攻撃力がある。黄UPで弾速が上がる。
ボタン押し1回で連射可能数の分が一気に全部重なって発射される為、最初に撃った時はショボく見える。
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コインはボーナス得点。¥が円高で$がドル安。
評価点
非常にクセの強いシステムではあるが操作性は良好であり、システム面やゲーム性そのものに著しい不備、重大なバグ等もないので普通に楽しめる。
とんでもない設定に NATTE SHIMATTA
本作を有名作にして最大の問題作たらしめているのが、不謹慎すぎる設定面と演出の数々である。
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正式名称は『ATOMIC RUNNER CHELNOV
戦う人間発電所
』。とにかくタイトルで勝負をかけた危ないゲーム。折しもアーケード版が発売される
二年前(1986年)、歴史的事件である「チェルノブイリ原発事故」が発生。
だが物騒なタイトルのまま開発されてしまったこのゲームは、稼働と同時に色々な意味で伝説になった。
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ストーリー(アーケード版)も中々ぶっ飛んでいる。いくら冷戦が尾を引いていたからってこれは…。
ある日、原子力発電所の爆発事故に巻き込まれた、炭鉱夫チェルノブ。
九死に一生を得た彼ではあるが、その体には、放射線の影響で異状能力(原文ママ)が身に付いてしまっていた。
そして謎の組織デスタリアンが、その能力を狙って魔手を伸ばしてきた。
チェルノブとデスタリアンの死闘が、今ここに始まる。
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衝撃のエンディング
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自由の女神像の上での死闘の末、
ラスボスの消滅を見届けその場を走り去っていくチェルノブの背後から軍用ヘリと思しき飛行機が追いかけてきて、チェルノブと共に画面外に消えていく。その直後、銃声と悲鳴が響き渡り、そのままゲーム終了。・・・まさかの
バッドエンド
である。
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理由は異状能力ゆえに有害因子扱いされた、原発事故の口封じ、女神像破壊というテロに対するアメリカの報復…など諸説あるがそもそもゲーム内で何のフォローもないため不明。
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そしてなぜか英文ではなくローマ字表記でかかれるエンディングメッセージの最初の一文「
OWATTE SHIMATTA
」と、締めにデカデカと黄色のカタカナで表示される
「エンド」
がなんとも味わい深い。
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DECOのお茶目な言い訳
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「チェルノブはカルノフ(同名のアクションゲーの主人公)の従兄弟であり、原発事故とは何の関係もない」
「(ソ連の国旗もしくは共産主義のマークがタイトル画面にあることに)あれはチェルノブ家の家紋だ」
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ただし前記の言い訳に関しては、スラブ神話に実際にカルノフとチェルノブという
兄弟神
が存在する。(データイーストが知っていたかは定かではないが)
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確かにChernobogというスラブ神話の闇の神は存在するが、カルノフとの関係については、とあるスラブ神話紹介サイトがよく事実を確認せず兄弟神だと書いてしまったのがいつの間にWikipediaなどに広まったのが真相らしいが、詳細は不明。
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さらにこうした勘違いを某雑誌や某書でクソゲー紹介の際に掲載したのも、事実誤認が公に広まった原因となった。
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事実がどうあれ、『カルノフ』の時代設定は中世アラビア、本作は1980年代前後、どう考えても(ry
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なお、後に関係者が語った話によると、事故発生前の企画初期段階の頃にたまたまチェルノブイリ原発の話題が出て、その名前が気に入ったという理由でこんなゲームになったらしい。
事故発生時点で止める人間はいなかったのか…
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もっとも事故が起きてなかろうと「原発事故の影響で異状能力が身についた」という設定自体が不謹慎なのは変わりなく、
原発要素を抜いて「炭鉱夫が事故に遭った」というシナリオにしたところで、85年に北海道の炭鉱で死者62人が出るガス爆発事故が起きているので十分ヤバかったのだが…
総合評価に LET'S GO GO GO
全てがタイトルに集約されたゲーム。DECOセンスの極みといえる。強制スクロール制や妙に浮遊感のあるジャンプなどシステム面での癖が強く、設定面の不謹慎さからも人を選んでしまう点は否めないが、プレイを著しく阻害するような欠点はなく、ゲームそのものを見れば良作といって差し支えない作品にはなっている。
下記の家庭用移植版もあるにはあるが変更点がいろいろと多く、全編に漂う独特なノリはやはりAC版ならではのものといえる。
しかしながら、日本国内で原発事故が発生してしまった今、AC版が完全な形で改めて日の目を見ることはまずないであろう。
チェルノブ(移植版)
対応機種
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メガドライブ、X68000
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発売元
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【MD】データイースト 【X68】電波新聞社
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メディア
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【MD】8MbitROMカートリッジ 【X68】5インチFD1枚
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発売日
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【MD】1992年10月16日 【X68】1993年1月29日
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価格
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【MD】7,800円 【X68】4,900円(共に税抜)
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配信
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バーチャルコンソール 【Wii】2007年9月11日/600Wiiポイント
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判定
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なし(MD版)
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バカゲー(X68K版)
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ポイント
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MD版はアクが抜けた無難な良作
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無難(?)な設定に なってしまった…(MD版)
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このままでは反社会的集団に認定されかねないことにデータイーストもようやく感づいたのか、家庭用移植に当たってストーリーやキャラデザインを無難なモノに修正したのがメガドライブ版である。
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メガドライブ版ストーリー
デスタリアンに父が殺され、そしてさらわれた妹を助けるために、
科学者であるチェルノブが父が開発したコンバットスーツで戦う。
始めからこうしとけ
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AC版から大いに世界観が変わったが、怪しげな古代文明の混ざったステージ(この関係でオリジナル版だと違和感のあった土偶のボスがステージとマッチしている)やBGMがこれまた素敵なテイストを放っている。
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タイトルも「アトミックランナー」は削られて『CHELNOV』のみとなっている。(海外版ではアトミックランナーと副題があるが)
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エンディングも変更されており、女神像は爆発炎上せず、チェルノブを攻撃してくるヘリ(ステージ3ボスの同型)の形状が普通の軍用ヘリ風だったオリジナルと異なり未来風の飛行メカになっている他、炎上している(恐らくデスタリアンの生き残り)。チェルノブが画面外に逃げた後に死亡音が流れるのは同じ(さらにMD版ではヘルメットが画面内に飛んでくる)
だが、この後に後日談が流れる。夢とも現とも取れる内容で、一応は救いがある(最後は受け手次第だが)。
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しかし相変わらず
おわってしまった…
である。それ以外にも文字のフォントがわざわざ世界観ガン無視で根岸流(大相撲などで使われる筆で力強く書いたようなぶっとい字)になってたり、
「LET'S GO GO」(MD版ではGOが一つ抜けている)
といった珍妙な言い回しも相変わらずである。さすがデコゲー恐るべし。
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AC版ではBGMがステージごとに変わらなかったのに対し、MD版は1ステージごとにちゃんとBGMが用意されている。コンティニューは可能だがクレジット制になっている。オプションで回数増やすことが出来る。
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グラフィックも全体的にリニューアルされてて、AC版を見慣れてるとちょっと新鮮。
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配置やら何やらあちこち微妙な変更がされて難度も変に上がっている。
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初っ端のアイテム地帯からいきなり取り逃しを促す敵配置。どうしてこうなった・・・。
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2面から出て来る盾持ちのザコが死ぬと、残った盾が吹っ飛んで来る。当たるとミス。どうしてこうなった・・・。
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2面ボスの土偶が腕を振る。当然プレイヤーへの当たり判定が広がる。弾も遮られる。どうしてこうなった・・・。
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鞭が変に伸び縮みする連鉄球みたいになっている。射程のすごく短い3ウェイブーメランという感じ。
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重力分銅は軌道が螺旋ぽく、弾速も連射数も増して使用感はマシになった。
X68k版
余談
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その後、チェルノブはデータイーストの他作品でも敵キャラとして活躍。『ファイターズヒストリー 溝口危機一髪!!』(
スーパーファミコン
)ではなんとラスボスに大出世した。
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溝口編での登場シーンでは「あるときは正義のロウドウシャ あるときは科学のギセイシャ!」と上記のAC版とMD版の設定にかけているセリフを言う。
だがその時の背景は無数の「タコギライ」の文字と
放射能のマーク
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一方、MD版が発売された3ヶ月後に
例のアーケード版を完全移植した
X68000版が発売された。パソコンゲーと考慮しても危険臭が漂うアーケード版をよく移植出来たものである。
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ちなみにX68k版の開発はマイコンソフト、発売元は電波新聞社。同社がX68000で展開していた「ビデオゲームアンソロジーシリーズ」の第2弾にこれを持ってきたという根性は感服するばかりである。
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X68kの標準コントローラは2ボタンだったため、メガドライブ用のコントローラを使用できるアダプタ(通称「チェルノブアダプタ」)が付属している。
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因みにメガドラパッドは移植版ストリートファイターIIダッシュ?付属のアダプタでも使える。SFC用CPS FIGHTERはどうか不明。
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セガサターンで完全移植版の発売が予定されていたがお蔵入りになった。
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2011年に、とあるニュースサイト内にあるテレビゲーム関連のコラムコーナーにて、本作が取り上げられた。
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しかも記事の掲載は、
福島原発事故発生からわずか半年後
である。
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不謹慎すぎる設定で顰蹙を買ってしまった本作だが、当のチェルノブイリでは、年月が過ぎ事故当時を知らない若い世代に原発事故のことを知ってもらおうと、事故後のチェルノブイリ原発を舞台にしたSFアクションシューティングゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズが開発されており、人気を博している。
参考動画