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電車でGO! プロフェッショナル2 - (2020/06/19 (金) 18:42:04) の編集履歴(バックアップ)
このページでは、
・『電車でGO! プロフェッショナル2』のPS2オリジナル版
・PS2修正後『電車でGO! プロフェッショナル2』
・Win移植作『電車でGO!プロフェッショナル2』
・その他これらの廉価版
以上を併せて取り扱っています。
電車でGO! プロフェッショナル2
【でんしゃでごー ぷろふぇっしょなるつー】
ジャンル
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トレインシミュレーター
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PS2初期版
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TAITO BEST版
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対応機種
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プレイステーション2 Windows
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発売元
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PS2
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タイトー
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Win
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アンバランス
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開発元
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オフィスクリエイト
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発売日
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PS2
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2003年2月27日
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Win
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2004年4月30日
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定価
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PS2
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7,140円
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Win
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3,980円
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廉価版
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PS2
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TAITO BEST(修正済み) 2004年7月29日 3,150円
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Win版
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Win
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本格的シリーズ 2006年10月20日 1,980円
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判定
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PS2初期版
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クソゲー
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PS2修正版
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改善
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上記以外
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なし
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ポイント
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PS2版はバグだらけ 一部無理ゲー 手抜きなグラフィック
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電車でGO!シリーズリンク
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概要
PS2で発売された電車でGOシリーズの4作目であり、PSで発売された『電車でGO! プロフェッショナル仕様』の続編。
収録路線数は少ないものの多くが新規の路線であり、線路描写は完全に一新されている。
全ての路線において上下線とも収録され、区間の種類が分かれており、運転距離が山陽新幹線編の次に長い。
収録ダイヤも80ダイヤ以上と、シリーズの中で最大級のボリュームだろう。
基本的なシステムは『電車でGO!3 通勤編』のものを継承しているが改良点もある。
収録路線
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湘南新宿ライン 横浜~新宿~大宮
当時旅客扱いを初めて間もない新路線。大崎駅のホームが建設中、E231系にグリーン車がついてない、2002年頃がモデル。
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鶴見線 鶴見~大川・海芝浦・扇町
都心に最も近いローカル線という触れ込みで登場。隠しダイヤで旧型国電も運転出来る。
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湖西線 大阪~京都~敦賀
厳密には北陸本線敦賀~近江塩津、東海道本線山科~大阪間も含む。
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瀬戸大橋線 岡山~高松・琴平
瀬戸大橋線の他、宇野線の岡山~茶屋町、予讃線の高松~宇多津、土讃線の多度津~琴平間も収録。
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長崎・佐世保線 博多~肥前山口~佐世保・ハウステンボス
鹿児島本線の博多~鳥栖、大村線の早岐~ハウステンボス間も含む。また通勤編収録当時は未開業だった弥生が丘駅が追加されている。
評価点
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シリーズ唯一のJR四国路線を収録
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BGMは好評
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後述するように列車の走行音やSEは不評な点も多かったが、路線選択時や運転中に流せるBGMについては好評。
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架線の描写
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本作も通勤編に引き続いて架線の描写がなされている。後発のFINALは架線がやや太めに描写されていたので、本作の細さがちょうどいいと感じる人も。
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途中セーブ
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ポーズ画面でいつでも進行状況をセーブでき、最後に止まった駅から再開できる。
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バグ修正前版は途中セーブ後に開始駅に戻るを選択し開始駅に戻ると40秒遅延した状態で運転再開となり、遅れを取り戻すのはかなり厳しい。
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列車の増解結シーンが比較的リアル
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連結の場合は場内停止→誘導信号点灯→15km/h制限で停止位置まで進む という流れになっており、プロフェッショナル仕様のこまち連結と並んでリアルに再現されている。
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ただし係員の誘導は再現されておらず、連結時の速度は1km/h以上出ていないと連結失敗になる等、リアルではない箇所もある。
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列車の解結シーンについてはシリーズで唯一の描写となっている
問題点
グラフィック
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PS2の容量の限界かそれとも処理落ち対策のためか、複々線でも並走が全く無く、対向列車も異様に少ない上、背景も建物が殆ど無い、若しくは過去作からの流用と手抜きに近い。
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オブジェクト自体はかなり遠くの方まで設置されているのだが、描画する範囲が150~200m未満とかなり狭い為、建物が殆ど設置されてないように見えてしまうのである。本作で湖西線を走っていても琵琶湖がまるで目立たないが、これが理由である。
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更に信号機に至っては50m手前まで接近しないと描写されない。信号現示自体はナビゲーションで手前から確認出来るので運転には支障が無いものの、違和感は否めない。
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先の方の描画も、架線柱や山がフェードインする形で現れるような描画となっており、特に高速で走っていると違和感を抱くものになっている。
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グラフィックもPS2であることを考慮してもクオリティは低く、全体的に暗めに描写されている。
乗客のカットイン
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本作も山陽新幹線編に続き、乗客の様子のカットインが入るのだが、本作ではこれが地味に鬱陶しい。しかも非表示設定には出来ない。
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カットインが出現するタイミングは主に「始発駅発車直後」「通過駅を通過した直後」「停車駅のホーム進入時」となっている。だが駅間距離が1km程度の区間が多く、湖西線や九州の特急を運転すると通過駅が10駅や20駅のダイヤが多いため、下手すれば1分に数回程度カットインが出現するような事態に陥って鬱陶しい。
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しかもカットインのバリエーションが少ないため、たかが十分程度で弁当やお茶を複数注文する子供、大阪始発の特急で新大阪到着時に「あ降ります!」と跳ね起きるサラリーマン等というおかしなことがよく起こる。
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乗客ではないが、速度制限を超過すると車掌と思わしきカットインが入り「もっとゆっくり!」や「速度出しすぎ!」と言われる。制限をオーバーしてることくらい見れば分かる。
運転面
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何故か駅構内再加速が減点対象になっていない。これに関しては本ゲームを難しくしている要素なので賛否両論あった所だが、ブレーキ性能が非常に強いのも相まって、シリーズ通してのファンからすれば「ヌルゲーになった」という声が非常に多かった。
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「余裕があるダイヤでは合格範囲の手前で停車し、時間を潰して停止位置まで進める」「再加速を何度も繰り返して無理やり0cm停車を決める」など、なんとも非現実的な運転が通用する点が批判点となった。停車駅については非常に余裕がある駅が多いのも拍車をかけた。
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今作は湘南新宿ラインと瀬戸大橋上に定通・定速ポイントが存在するが、このポイントまでの距離が全く表示されない。定速ポイントは速度を合わせるだけだからまだしも、距離表示無しで定通ポイントにピッタリ合わせるのはまず無理であり、それらも全て取るとなるとガチガチのパターンを組む必要がある。持ち時間の増加数は少なく、失敗してもペナルティが無いのが救いか。
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西大井~恵比寿間にある蛇窪信号場に定通ポイントがあるが、北行ではこの直後に制限60が掛かる。しかしナビゲーションでは定速ポイントに隠れて速度制限が見えず、ナビゲーションが機能していない。運転画面上でも、制限解除標の直後に制限60となるため、初見ではまず対応出来ない。
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今作は一部ダイヤが指定曜日以外運転不可能という仕様になっている。該当するダイヤは実際でも曜日限定での運転なので実車再現ではあるのだが、ゲームでわざわざ運転日まで制限する必要はあるのだろうか。
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一部路線に25km/h制限の徐行信号が存在するが徐行予告信号が無いというあってはいけないことが起こっている。
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湘南新宿ライン、与野~北浦和間(ゲーム中では駅名表記無し)と長崎線の佐賀~伊賀屋間に存在するのだが、湘南新宿の南行と長崎線下りは直前までスピードが出ている上、ナビゲーションも200m手前にならないと徐行信号が見えないため、為す術もなくゲームオーバーとなる。
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一種の初見殺しなのだが、初代の山手線で大幅に早着した時に出る徐行信号ですら予告信号があったため批判点の1つになっている。
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左上に「○○駅通過(停車)」という字幕が出るが、通過や停車地点の200m手前まで来ないと字幕が出て来ず、特に通過駅の場合は直前まで駅名が分からない。
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一応残り距離を見れば次の駅が通過か停車かは分かるし、実際の運転に於いても駅の順番を覚えるのは基本以前の話なので言わんとすることは分かるが、シリーズ中で本作初登場の路線も多い中でこの仕様は不親切ではないだろうか。
線路描写
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本作は全体的にポイントの角度、曲線半径が急になっている。
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過去作も駅間距離短縮の為の急カーブ、急な分岐もあったが、本作は割と顕著。
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また駅間距離を短縮した割に上下方向、つまり高度の方は殆ど短縮してないため、勾配も従来と比べると急になっており、鉄道では踏破出来ないレベルの急勾配も点在している。
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なおこの急勾配(しかも上り坂)で列車を止めても何故か発進できる。
SE関係
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天候が雨・雷雨のダイヤがあるが、雨の音がかなり煩い。しかもトンネルに入っても雨の音が止まらない。
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更に本作は車内放送の音量が低いため、何を言ってるか聞き取れないことも。
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オプションで音声の音量を上げることは出来るのだが、本作は運転士・車掌で共通の音量となっている。そして運転士ボイスの音量がやたらと高い上、運転士の場内信号喚呼と停車駅到着アナウンスが被ることが非常に多い為に根本的な解決にはならない。次回作のFINALでは改善されている。
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天候関連で、本作にも降雪のダイヤが存在するが、雪の降る描写が文字通り舞うような降り方となっているためかなり不自然。本作以前の雪ダイヤではさほど違和感の無い降り方だったので、かなり劣化している。
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ノッチ・ブレーキ操作の音があるのだが、一部の音が音量が高く、結構耳障り。
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修正版では訂正されているが、813系で警笛を鳴らすと何故か223系と同じミュージックホーンが流れる。実車の813系にミュージックホーンは搭載されていない。
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本作でも発車メロディが再現されているが、鳴り始めてから5秒でぶつ切りされる。それ自体はプロフェッショナル仕様でもあったことだが、本作は発車ベルが鳴り始めてから発車出来るようになるまで24秒も待つ必要がある(ただしスキップは可)。発車メロディが鳴り終え、放送が終わってから15秒待たないとドアが閉まらないというのは不自然。
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VVVF車の走行音が絶望的な程に全く似てなく、耳障りと感じる人がいる。電車でGOシリーズの走行音は実車と比べると似ているとは言えないものが多いが、他作品では「それっぽさ」は出ており、少なくとも耳障りという程酷くはなかった。
信号関係
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本作は極一部のダイヤを除き、制限信号が絶対出現しない。
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極一部駅の場内信号と、連結作業をする駅以外は必ず進行信号しか出ない。確かに過去作の信号は早着に対するペナルティとしての意味合いが強く、先行列車との距離を示す信号としては違和感があったが、絶対変わらない信号と言うのも鉄道信号としては不自然である。
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なお早着に対するペナルティは下記のペナルティによって代替されることとなった。
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鶴見線の終着駅の場内信号では注意信号が固定で出現するが、どういう訳か制限15となっている。
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信号現示が変わることは無い癖に信号機そのものは矢鱈と密に設置されており、しかも設置間隔、配置が割とデタラメ。
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瀬戸大橋上に20機以上設置してあったり、信号機の間隔が僅か十数メートルという箇所も存在している。
早着ペナルティ
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今作は早着による制限信号が出現しなくなった代わりに、停車駅に早着するとその秒数だけ減点される「早着ペナルティ」が採用された。
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難易度が高いと1秒早着しただけでも減点される。一応延着ペナルティよりは減点が軽い上、0m停車が出来ればボーナスは入るので1秒程度なら相殺できるが、幾らプロフェッショナルと言われても理不尽さは否めない。なおご丁寧に運転士も「○○、停車。1秒、延着」と喚呼する。現実では秒単位まで寸分の狂いも無く定刻なんてそうそう無い。
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因みに本作の停車駅のダイヤは全て15秒刻みであり、余裕がある駅と余裕が無い駅とでかなり極端な差になっている。特に鶴見線は殆どの駅で、30km/hで走っても早着するくらいダイヤが緩い。
自由感が失われたフリーラン
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引き続きフリーランモードもあり、天候・時間帯を自由に設定できるが、フリーランではダイヤ設定が一切無く、最高速度に妙な制限がつく。
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通常運転では加速し続ければ180km/h程度まで出せる車両もあるが、フリーランでは100~130km/hまでしか加速出来ない。
更に運転区間によって速度を抑えられる場所がある上、一部車両は営業最高速度までの加速すら出来ないため、従来ほどの「フリー」感は楽しめなくなった。
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ちなみに通常運転では天候・時間帯の変更は出来ない。時間帯はともかく、プロフェッショナル仕様では天候を変えることは出来たのでやりごたえが少なくなった。
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従来のフリーランでは制限信号が出ないのが慣例だったが、本作の一部ダイヤでは制限信号が出現する。勿論制限速度以上で通過するとATSが作動して減速or停車させられる。
高難易度ダイヤ
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今作もプロフェッショナルという名に恥じない高難易度ダイヤが存在するが、どちらかと言うと理不尽な難しさであることが多い。
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高難易度ダイヤの具体例
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瀬戸大橋線 特急南風20号
未修正版では発車時間が遅れるためクリア自体ほぼ無理であったが、修正後も高難易度路線として健在。 善通寺、丸亀、岡山のダイヤが非常に厳しく、ギリギリまで加速してすぐブレーキを掛けないと間に合わないという、難易度相応の難しいダイヤである。
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湖西線 特急サンダーバード
線内最高速度の130km/hで走っても間に合わない駅が点在しており、140km/h近くまで出さないと定通が取れない駅がある。確かに湖西線は線形の良さから160km/h運転を検討されたこともあったが……。
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鹿児島本線 下り415系
博多~早岐まで各駅に停車するダイヤ。南福岡~春日、水城~都府楼南のダイヤが厳しく、特に後者は本作の制動力の高さをフル活用しないと定刻停車は困難。 ただし上記区間以外はそれなり、若しくは非常に余裕がある駅が多いので、運転時間が1時間以上掛かる点を除けばクリア自体は難しくない。 因みにこのダイヤ、終点の早岐到着が20時になっているが、背景は夕焼け空のままである。
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鶴見線 下りクモハ12
このダイヤは大川支線へ入るのだが、武蔵白石で2回スイッチバックしてから大川へ向かうダイヤとなっている。 この区間、スイッチバック地点まで176m+その地点から大川まで1036m、合計1212mを5分30秒掛けて走る必要がある。 その結果表定速度は13.2km/h、20km/hまでの加速に留めても早着するというダイヤになっており、前述の早着ペナルティと相まり逆の意味で難易度が非常に高い。 因みにこのダイヤ、スイッチバック地点以降でコンテニューすると現在時刻が0時1分になるというバグもある。 大川の到着時刻は18時18分30秒であるため、分速1mで走っても早着ペナルティでゲームオーバーになる。
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その他の問題点
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前作新幹線編であったアウタービューが削除された。尤も本作は列車の描写クオリティが高いとは言えないため、アウタービューがあっても評価は上がらなかったと思われるが。
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高松駅発車後、非電化線である高徳線が左手に別れるが、どういう訳か架線が張られて電化されている。
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没ダイヤにサンライズ瀬戸が発見されている。ダイヤが作り込まれている事から大人の都合でカットされたのだろうが実装されていれば評価が上がっていたかも知れないだけに非常に惜しい。
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車両紹介でJR四国のキハ58系の写真がキハ65形になっている。まあ、基本的にブースター用で一緒に連結されてはいるのだが・・・
修正版・Win版で改善された問題点
80ダイヤ以上というボリュームが仇となったか、初期版には多くのバグがあった。これらのプレイに支障があるバグは、バグ修正CDやWindows移植版、BEST版では修正されている。
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無意味な位置の制限速度
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当該ダイヤは瀬戸大橋線上りの快速マリンライナー18号。この無意味な速度制限のせいで大元駅の定通が絶対出来ない。
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大元の1駅前である備前西市は、1線スルーで通過するにも関わらず50km/hの速度制限が掛かる。備前西市通過後に制限解除となるが、その後は上り勾配なので速度が中々上がらない。なのにこの区間の平均速度は85km/h程度なので、速度制限をキッチリ守ると大元は10秒以上延通となる。
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こちらはダイヤの難易度は低く、ゲーム設定の難易度を簡単にしていれば7秒遅れまでは定刻扱いになるため、頑張れば備前西市、岡山はどうにか間に合う。
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どんなに速度を出しても間に合わない無理ダイヤ
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当該ダイヤは瀬戸大橋線上りの特急南風20号。児島駅の停車が困難を極める。
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宇多津で高松からの「うずしお」と連結をしてから児島へ向けて発車するのだが、ここで何をミスしたのか宇多津の発車時間が1分遅れている。瀬戸大橋上は最高速度120km/hなのだが、170km/hまで加速しても児島に10秒以上の延着確定という無理ダイヤとなっている。しかもこのダイヤの難易度は最大レベルであるため延着ペナルティも非常に重く、正攻法ではクリア自体ほぼ無理である。
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隠し警笛で減点
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隠し警笛ポイントで警笛を鳴らすと「隠し警笛 -○○」と出て隠し警笛ボーナスで持ち時間が減点される。それどころか隠し警笛でゲームオーバーになることすらある。
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これは瀬戸大橋線や、長崎・佐世保線ダイヤで発生することがあるが、発生するダイヤ、発生条件、減点秒数は不明瞭。
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条件を満たしても解禁されない隠しダイヤ
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「トワイライトエクスプレス」「シーサイドライナー3号」「シーサイドライナー18号」がバグのせいで条件を満たしても解禁されないため、どうあがいても運転は不可能である。
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特にトワイライトエクスプレスは本作の売りの一つだっただけに落胆も大きいものだった。
バグ修正CD
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初期版が発売されてから2ヶ月後、上記の解禁されないダイヤが開放されたセーブデータを収録したCDを、知名度の低いPS系の雑誌に付録という形で配布された。
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その更に5ヶ月後に無償交換という形で修正版への交換対応が行われた。
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しかし前者は大々的な告知は無く、隠し路線のために決して安い訳ではない雑誌を購入させられるという問題があった。
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更に後者に至っては公式からのアナウンスが一切無かったことから、多くの『電GO!』ファンに怒りを与えた。
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詳しい経緯はかつて存在した公式サイトのインフォメーションを参照。
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こちらのサイトによるとディスクをPCにセットした時に確認できるデータの日付が2003年9月であれば修正版であるようである。
総評
未修正版はとにかく致命的なバグが際立ち、一部ダイヤはクリア自体不可能だったことが槍玉に上げられた。
またそれを抜きにしても、前作のプロフェッショナル仕様の続編として相応のクオリティが期待されていたが、駅構内再加速減点の廃止と緩いダイヤが多いこと、ブレーキ性能の大幅強化が重なってヌルゲー化、それ以外の描画も微妙な点が目立ち、ゲームとしての評価は実らなかった。
現時点ではシリーズ唯一の四国路線が収録されているなど、本作でしか運転出来ない列車は非常に多く、汚い画質に我慢出来るならプレイする価値があるかもしれない。
その後の展開
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この作品がきっかけでPS2での開発が限界とみたタイトーは、次回作で次世代機の登場を期待するという意味での『FINAL』を出し、シリーズが一旦中断することになる。こちらはやや不満点もあったが好評であり、後にPSP版も発売される。