機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
本編 | ||||
GC | ピクミン | RTSとアクションが融合した斬新なゲームシステムと美麗なグラフィックが魅力の作品。 | 良 | |
Wii | Wiiであそぶ ピクミン | Wiiリモコン+ヌンチャクによる操作形態に変更され、ゲームバランスも細かく調整されている。 | ||
GC | ピクミン2 | 紫&白ピクミンが登場。相棒のルーイと共に地下世界でお宝探し。 | 良 | |
Wii | Wiiであそぶ ピクミン2 | 『Wiiであそぶ1』同様にWiiならではの操作で遊ぶことができる。 | ||
WiiU | ピクミン3 | 岩&羽ピクミンが登場。食糧危機に陥った惑星を救うために謎の惑星での果物集めが始まる。 | 良 | |
その他の作品 | ||||
3DS | いっしょにフォト ピクミン? | AR機能を用いてピクミンと写真を撮ることができる、ニンテンドープリペイドカードのおまけ。 | なし | |
Hey! ピクミン |
横スクロールアクションになったピクミン。 難易度も低めになっているが無犠牲クリアを目指すと鬼畜レベル。 |
なし | ||
関連作品 | ||||
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ | ピクミン&オリマー、アルフがファイターとして登場。 |
宇宙を旅して未開の星に降り立った主人公が「ピクミン」に命令をして星を探検、お宝を集めるゲーム。公称ジャンルは「AIアクション」。
謎の生物(植物?)ピクミンの生態には、繁殖力が非常に強い事を始めに多くの特徴があり、主人公自身による直接的な働きかけよりも、ピクミンたちの特性を把握して彼らを使役する事の方が攻略のポイントとなっている。
火に強い赤ピクミン、水に溺れない青ピクミンなど、ピクミンは複数種類存在する。クリアするにはそれぞれの種の特徴を活かす必要があり、シリーズが進むにつれて少しずつ新種も発見されている。
ピクミンは命令されると敵を攻撃したり物を運んだりする習性があり、プレイヤーが指示を出す事でリアルタイムでゲームが進む。それをゲームフィールドの複数個所で同時進行させる独特のプレイ感覚は「RTS(リアルタイムストラテジー)に近い」と言われる。
初代『ピクミン』は、GC発表時のデモンストレーションで強調された「従来よりも大量のキャラを動かせる」というハードの長所を十分に発揮した良質なゲームデザインや個性的なキャラクターが高く評価され、とてもキャッチーなCMソング「愛のうた」のCDと共にヒットを飛ばした。
歌詞にある通り、ピクミンはゲーム進行の中で、敵に食べられたり溺れたりして、いとも簡単に死んでしまう。と同時に、数の暴力で敵に立ち向かい、母体であるオニヨンに栄養を与える事でどんどん増える。
そんな自然界の有り様をストレートに押し出したある種の悲壮感やブラック風味も、本作の魅力である。
シリーズとしての本数は少なくともその存在感は決して小さくなく、任天堂が開発・発売したお祭りゲーム的作品には、しばしば本作の要素・キャラが登場する。最近では任天堂ハードにおいて、ユーザー情報を別本体に移す時に各ファイルをせっせと運ぶピクミンの姿を見る事ができる。