この記事では『ピクミン2』『Wiiであそぶピクミン2』『ピクミン2(Switch)』を取り扱っています。
【ぴくみんつー】
【うぃーであそぶ ぴくみんつー】
ジャンル | AIアクション | ![]() |
![]() |
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対応機種 |
ニンテンドーゲームキューブ Wii |
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発売・開発元 | 任天堂 | |||
発売日 |
【GC】2004年4月29日 【Wii】2009年3月12日 |
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定価 |
【GC】5,800円 【Wii】3,800円(全て税込) |
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配信 | 【WiiU】2017年6月21日/2,700円 | |||
判定 | 良作 | |||
ポイント |
2色増えて面白さもパワーアップ 自由度は高い反面遊びの質は変化 余りにも強過ぎた紫ピクミンの存在 |
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ピクミンシリーズ |
GCで発売されるや大ヒットとなった『ピクミン』(以下『1』)の続編。
今回は前作とは違いお宝集めのため未知の惑星を探検することになる。
新たに2色のピクミンと1名のプレイヤーキャラクター・数々の洞窟も追加と大幅なボリュームアップがなされている。
ピクミンたちの力を借り、無事に未知の惑星から帰還したホコタテ運送の社員オリマー。
しかしホコタテ星に戻ると、会社は新入社員ルーイのミスにより10100ポコの借金を抱えており、倒産の危機に直面していた。
そんな時、オリマーが未知の星から持ち帰った物体に100ポコの価値があることが判明。
社長は他にも大量にお宝が存在することを知ると、2人に未知の惑星でお宝を探し集めてくるよう命令。
こうしてオリマーは再びピクミンたちの住む未知の星へ向かうこととなった…。
+ | ストーリーのネタバレ注意 |
+ | 問題視される運要素 |
+ | (ネタバレ注意) |
前作から遊びの方向性を「深い遊び」から「長い遊び」へチェンジし、大幅なボリュームアップを果たした良作。
時間に囚われずじっくりと『ピクミン』の世界に浸ることができる。
【ぴくみんつー】
ジャンル | AIアクション | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 2023年6月22日 | |
定価 | 3,000円 | |
判定 | 良作 |
『4』の発売記念としてダウンロードでの先行配信が行われたSwitch移植版。
基本的なゲーム性やシナリオについての変化はない。
*1 今作の最短クリアはバグ無しで8日、バグ有りで5日である。
*2 待機側のリーダーが原生生物に狙われている場合は、ある程度その攻撃を自動で避ける。
*3 それぞれ火に強い・水に強い性質はそのままだが、さくらんぼによるブタドックリ系統出現以外で火と水の危険要素は出現しない。
*4 本モードのみ原生生物攻撃時と同様にピクミンを敵のリーダーにまとわりつかせて妨害することが可能。ただしピクミンの攻撃でオリマー(ルーイ)の体力が減ることはない。
*5 効果は回収時にルーレットで決定され、Xボタン(Wii版では-ボタン)で好きなタイミングで発動できる。
*6 Wii版では色はBボタンで切り替え。
*7 「隊列移動中に障害物に引っかかるとそのままひっかかり続け、隊列から外れてしまう→障害物を迂回して隊列に戻ろうとする」「橋を広がったまま渡ろうとして端のピクミンが水に落ちる → 橋では密集状態になり落ちにくくなる」「隊列のピクミンが落ちている物や敵に勝手に反応して列を離れる→Cスティックを触らない限りは反応しない」「未成熟のペレット草(倒してもペレットが出ない)でも近寄ると攻撃して枯らしてしまう → 育つまで攻撃しない」など。
*8 制限時間が短いマップで手分けして回収など。
*9 クマチャッピー以外にも強力な原生生物はいるが、一度慣れてしまうとそこまで脅威には感じなくなる。特にヘラクレスオオヨロヒグモに至っては本作のラスボスに相応しい強さではあるが、この原生生物の持つ(ルーイを含んだ)全てのお宝を回収した後に再び挑むと、ほぼ攻撃手段を失っているので、ラスボスだとは思えないほどの最弱の敵になる。
*10 前作に比べて救出可能時間が大幅に伸びたことが要因。前作ではピクミンに火が付くと2,3秒ほどで死んでしまう。そのため今作に比べて赤ピクミン以外ではブタドックリですら倒すのが驚くほど困難である。Wii版以降は救出可能時間が伸びており死ににくくなっている。
*11 というよりは紫の場合弾かれるようにして吹っ飛ばされることが多い。
*12 紫ピクミンを投げても敵が振動で怯まなくなり、攻撃力が赤ピクミンと同様の数値にされている。
*13 ただし固くなっている間は防御力が上がるので、一部のボスはほとんどダメージが入らなくなってしまうことがある。
*14 その場に寝転がることができるようになる装備で、近くにピクミンがいる場合はオニヨンや探査ポッドに運ばれる。単なるギャグ効果ではなく、寝ている間は特定の原生生物の攻撃が通じないためそれらの囮に利用する、別行動中の片方のリーダーを操作せずに拠点に戻す、「運搬中のピクミンが通過すると上空から降ってくる敵」を敢えて出現させ対策しやすくするといった使い道がある。さらに…(余談参照)。
*15 紫ピクミンなら着地時の衝撃で一掃できる。
*16 後に発売されたピクミン4の真エンディングの後で読めるルーイ本人の航海日誌の記述(「(ゴールデンピクピクニンジンの)配送の仕事、あるといいな…。」)で意図的であったことも発覚した。
*17 彼がこの様な凶行に及んだのは、「オリマーに置き去りにされたと思い込んでの逆恨み」「この星には原生生物や食べられるお宝(果実)が存在しているため帰りたくなかっただけ」「ゴールデンピクピクニンジンを食い平らげたことについての隠蔽(社長にバレて多額の借金を背負いたくなかった)」などと幾つかの可能性があるが、どれに於いても余りにも自分勝手で許される様な動機ではないのは確かであろう。
*18 ただし、パラレルワールドの可能性もあることは考慮しなければならない。
*19 ちなみに、『4』の作中で見ることができるキャラクター説明では、ルーイについて「トラブルメーカーという言葉を体現する人物」と表現されており、開発側からもそういうキャラクターとして見られていることが分かる。
*20 ちなみに、オリマーメモに書かれている和名と照らし合わせるとさらにヤバイメッセージが…。
*21 オリマーメモには「なんともそそられる食肉の棒だ。 禁欲的な私でさえ、かじったりなめたりしゃぶりたくなってしまう。」とまで書かれている。
*22 本作以外のRTA研究でもたまに用いられる表現ではあるが。
*23 変更されたのは主に前述したNationalの乾電池等。権利関係のためかテクスチャが架空の物に差し替えられている。