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Ace of Seafood - (2020/06/27 (土) 13:04:32) の編集履歴(バックアップ)
Ace of Seafood
【えーすおぶしーふーど】
ジャンル
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海鮮アクションシューティング
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対応機種
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Windows 7/8/8.1/10(Steam) Wii U プレイステーション4 Nintendo Switch
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発売元
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PLAYISM
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開発元
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Nussoft
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発売日
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【Steam】2016年4月8日 【WiiU】2016年11月30日 【PS4】2017年11月9日 【Switch】2018年2月22日
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定価
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1,180円(税込)
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判定
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良作
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バカゲー
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ポイント
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魚介類を操る3Dアクションシューティング 一発オチに終わらない完成度
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概要
タイトル通り魚やエビ・蟹といった魚介類を操り戦う3Dシューティング。いわゆるインディーズゲームであり、これ以前にSteamでリリースされていた海鮮格闘アクション『NEO AQUARIUM~甲殻王~』の後継作に当る。
パワーワードじみたタイトルに加えて「リアルなマグロや蟹がビームを撃つ」という如何にも出オチなバカゲーめいたビジュアルをしているが、完成度は非常に高い。
また、シーフードと言いつつも戦艦や潜水艦等も登場する。
その完成度と出オチ要素が評価されてセンス・オブ・ワンダーナイト2017を受賞している。
イントロダクション
遥かな未来の海、人は姿を消し、魚や蟹は光線を放ち、戦っていた。
今、目覚めた貴方もまた海産物だ。
ただし仲間を率い、戦う才能に溢れている。
やがて海を探索し、世界を知り、仲間を増やし、勝利を重ねていくだろう。
その姿はまさに海産物のエース。
エース・オブ・シーフードだ。
システム
「敵を倒し」「仲間を集め」「己を鍛え」「魚礁を確保」拠点を増やし海上海中海底全てを探索しよう。
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プレイヤーキャラと味方NPC5体で編成を組み、海中を探索・他の様々な海洋生物と戦いながら勢力を拡大していく。
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勢力を拡大するには、海中を探索して「漁礁」を制圧していく。
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漁礁を制圧するには居座っている敵生物を撃退する必要があるが、戦闘せず制圧できる「天然漁礁」も多く存在している。
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確保した漁礁の数に応じて魚群編成可能なキャパシティも増える。そのため強い編隊を組むためには各地を回り多くの漁礁を確保する必要がある。
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漁礁の中でのメニュー画面で使用する生物の強化・繁殖・編成が可能。
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敵を倒して手に入る「遺伝子」と「資源」を集めることにより、新たな生物を繁殖させて味方につけることが出来る。一度集めた遺伝子は繁殖させても無くならないので、資源が許す限り何体でも繁殖可能。
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資源を経験値として割り振り生物を成長させることも可能。
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この世界では多くの生物が射撃能力を有している。
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戦闘は主に射撃戦。生物によって使用可能な武器も異なるため、攻略目的によってうまく編成させることも重要となる。
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生物によって2~4種の武装と4種類のフォーメーションを使い分けて戦いに挑む。
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射撃武器はバルカン、貫通弾、ホーミングレーザー等の使いやすいものからプラズマ砲や魚雷といった大技に加えてデコイや墨煙幕等防御に使うものまで様々。
評価点(バカゲー要素含む)
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3Dアクションシューティングとしての完成度が高い。
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見た目が魚であること以外はスタンダードなオープンワールド型TPSとして楽しめる。
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広大な大海原を散策して拠点を広げ、群れを強化して強敵に挑んでいく…という爽快感・やりがいともにある骨太なゲーム性となっている。
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舞台が海中ということもあり、水深の概念がある。深いところに行けば行くほど水圧が強くなり、浅瀬に住む生物ではスタミナの回復が遅くなる等のペナルティがある。
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この要素が地味ながら非常に重要で、深海の敵を攻略する際にも編成が重要となってくる。
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戦闘面もただ闇雲に撃ち合いをするだけではなく、キャラクターの成長・編成や立ち回りという様々な観点で攻略を考えることができる。
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やり方によっては小魚の魚群で大型生物を打倒し、食物連鎖に下克上を起こすなんて遊び方も可能で、一種のカタルシスも味わえるだろう。
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選べるキャラ数33+隠しキャラ1と多く、どれもこれも見た目・性能ともに個性豊か。
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魚類にしても一見ひ弱だが最低コストで実は火力も良い「イワシ」、バランスが良く使いやすい「サーモン」、超スピード+超火力の「クロマグロ」、引き寄せ+高火力噛み付きの超接近型「オニキンメ」等、バリエーション豊富。
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「イセエビ」や「タラバガニ」等の甲殻類は魚類と違う操作性が特徴的。また「脱皮」することにより戦闘中に回復・成長・デコイ射出を同時に行うことができる。
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甲殻類は『甲殻王』からの続投であり、操作性や性能もほぼそちらから受け継いでいる。
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その他「マダコ」「コウイカ」といった有名な軟体生物から「コウモリダコ」なんていうマニアックな生き物、とてつもない巨体を誇るボスキャラの「ダイオウイカ」、海産物(Seafood)と呼ぶには疑問が残る「ヒョウアザラシ」「アデリーペンギン」といった水族館のアイドルまで古今東西様々な海洋生物が参戦している。もちろんこれらは全て自機として操作可能。
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艦船の方は「陽炎型駆逐艦」「準潜乙型潜水艦」「ビルマルク級戦艦」等6種類の有名な艦船が登場。もう1体隠しキャラとして、ラスボス撃破後にとんでもない戦艦が使用可能になる。
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なお、艦船はプラモデルという設定らしく、イワシやサンマなどの小型の魚類と同じサイズ。つまりこのゲームにおいてはマグロの方が戦艦よりでかい。
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キャラの造形が海産物・艦船共にリアル。
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リアルな魚や蟹で大海原を自由に動き回れる今作は「海産物になりたい」という、人なら誰しもが持つ(?)欲望を叶えてくれる。
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実は仕入れてきた実物の魚介類を写真で撮影し、それを基にモデルを製作している。
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コンセプトイラストであるプラズマビームを吐き出すマグロの絵に吹き出した諸兄らも多いはず。
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テキストや漁礁から読み取れるストーリーが意外にも深いのだが、一部ではバカゲー要素も忘れていない。
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多くの漁礁からは「かつて人間が住んでいた」「文明が存在していた」ということがわかり、表示されるメッセージから断片的にストーリーと世界観を読み取ることができる。
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一方でタイトルとロゴは完全にあの名作シューティングゲームのパロディーだったり、マグロボート制圧時の文章が完全に渡哲也主演のドラマのアレだったり、イセエビが居座っているのが鳥居だったりする等、思わず笑ってしまうような小ネタも豊富。
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サーモンが「戦士の見張り台(要するに櫓)」、コウイカが「塗料缶」はどう考えてもあのイカしたゲーム?を思い出してしまうだろう。
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文章も真面目な口調で割ととんでもないことを言っていることも多く、一種のシリアスな笑いを提供してくれる。
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というか、チュートリアル開始直後に出てくる「この世界では多くの生物が射撃能力を有している。」→「わかる」「わからない」の選択肢を改めて読んでしまったとき、笑わずにいられなかった人は少ないと思われる。
わかり哲也
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ホホジロサメの専用武器はトルネードは間違いなくあのバカサメ映画の名作が由来と考えて間違いないだろう。
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ここからが本番?クリア後の「防衛戦」
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とある漁礁を攻略後、そこからラスボス戦に挑むことが可能。見事撃破するとエンディングに突入する…のだが、そのあとは「敵性魚群」が襲来し、制圧した漁礁を守る防衛戦が開始される。
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この防衛戦には終わりがないので、いくらでも遊ぶことが出来る。
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当然ながら、ラスボスへの挑戦も無限に可能。
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イワシ単体でラスボスに勝利せよという最強のプレイによるトロフィー「エース・オブ・イワシ」が存在する。
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BGM楽曲も曲数こそ少ないが、良曲揃い。
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作曲は『甲殻王』や同人ゲーム『スグリ』の作曲によって高評価を得ているDEKU氏が担当。
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通常時BGMは魚介類操作時と戦艦操作時で異なり、戦闘時楽曲も通常、戦艦、一部の深海生物、ダイオウイカ専用、ラスボス戦、そして上記防衛戦が2種。
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全体的な作風としてはノリの良さの中に海特有の神秘的な雰囲気があるクラブミュージック風味。
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戦艦関連の2曲はトランペットで軍隊色を強く打ち出す楽曲となっており、雰囲気も出ている。
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ラスボス戦BGMは壮大なオーケストラ調であり、
バカゲーということを忘れて思わず聴き入ってしまう程である。
賛否両論点
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一部いそうでいない海産物のチョイス。
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ペンギンやアザラシと同じく水族館の人気者であるイルカとシャチ、そして海の王者たるクジラも不在。曲名の由来にもなっているリュウグウノツカイも残念ながら不在。
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また、シューティングゲーマーにとってもおなじみなシーラカンスやマンボウが不在なのも惜しいところである。オニキンメはいるのに…。
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一部極端に難しい漁礁が点在。
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意図的な難易度調整という点もあるかもしれないが、敵が小魚であるサンマのみながらフィーバー状態になっていて非常に手ごわい「大七輪」や、迷路を抜ける必要があり到達そのものが厄介で、待ち受けるコウモリダコも難敵な「血のバスタブ」等が点在。
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この二つは制圧するだけでトロフィーを得られるため、おそらく意図的に難易度を上げたものと思われる。両者ともに明確な攻略法があるものの、慣れないうちは後回しにしたほうがいいだろう。
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ちなみにあと二つのトロフィー条件は専用BGMまであるボス敵ポジションの「司令船(ダイオウイカ)」と、隠された場所にあるわけでもなく到達段階では特に難しくない「恐怖の廃屋(タラバガニ)」である。…前者はともかく後者は何故?
問題点
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「素性」(初期キャラ選択)で「サーモン」か「イセエビ」以外を選ぶメリットが薄い。
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サーモンが非常に使いやすいということもあるが、イワシ、サバ、クルマエビは序盤でほぼ解放可能。それに対してサーモンとイセエビは普通にプレイした場合の解放がゲーム中盤辺りである。
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イセエビは上記通り魚と操作系統が異なりやや癖がある性能。おそらくは『甲殻王』をプレイ済のプレイヤーに向けたチョイスと思われる。
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大型の魚だとよく座礁する。
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クロマグロやダイオウイカといった大型の生物で浅瀬や入り組んだ岩場に無理やり入ろうとすると座礁して身動きが取れなくなってしまう。
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マグロの場合動きの速さに身を任せて体当たりで強引に動いて海に戻ることも不可能ではないが、動きが遅いダイオウイカやホホジロサメでこうなってしまうとゲーム進行が不可能で餓死するのを待つしかなくなってしまう。
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「ハリセンボン」が妙に不気味な顔をしている。
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現実のハリセンボンはひょうきんでコミカルな顔をしているのだが、今作のハリセンボンは目が真っ黒で妙に不気味。
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神出鬼没すぎる「ホホジロサメ」
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隠しキャラを除いた33キャラのうち、唯一漁礁を持たずにランダム出現のみとなる生物、それが海のハンターともいえるホホジロサメである。機動力こそ遅いが、攻撃判定のでかいトルネードに加えて最強クラスの噛み付きをもつ難敵。
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一番の問題点はゲーム序盤だろうが、他の敵と交戦中だろうが構わず登場することであろう。幸いこちらから手を出さなければ襲ってこないので、勝てる見込みが無ければ避ければいいのだが、ほかの敵と交戦中に流れ弾が当たってしまって襲ってくるという事故が発生する可能性も大いに存在する。
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一方で開発するために撃破数を稼ぎたい時にもランダム出現を願うのみであり、確実に撃破数を稼ぐ明確な方法が存在しない。仲間に引き入れれば最も心強い魚の1体なのだが…。
総評
「ビームを撃ち合う魚」という見た目のインパクトに負けない骨太なゲーム性、探索や戦闘といったゲームそのものの完成度もまさにエース級である一作。
好きな生物で群れを組むもよし、小魚で難敵に挑むもよし、敢えて艦船のみで艦隊を築くもよしといった、遊び方の自由度も非常に高い。
Steamに始まり3度のコンシューマ機移植、上記コンテストの受賞などが今作の完成度と人気を物語っている。海産物好きは勿論のこと、3Dシューティングが好きなプレイヤーに是非プレイしていただきたいタイトル。
次のエースはこの記事を見ている貴方かもしれない。
余談
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開発者であるNussoft代表のNusso氏は今作や『甲殻王』に続いて、現在『カニノケンカ』という文字通り蟹が殴り合う格闘アクションゲームを開発しており、筋金入りの海洋生物好きとして知られている。
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ちなみにNussoftのシンボルマークは'エビのイラスト''である。
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コンシューマー移植の他、iOS/Android向けアプリとしても移植されている。
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こちらは体験版無料、製品版720円とSteam及びコンシューマー機より安価なので、まずこちらから雰囲気を味わうのもいいかもしれない。
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この手のゲームのお約束ともいえるが、サウンドトラックでのBGMの曲名が割とやりたい放題している。