「BeatStream アニムトライヴ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

BeatStream アニムトライヴ - (2018/09/05 (水) 20:48:36) のソース

*BeatStream アニムトライヴ
【びーとすとりーむ あにむとらいぶ】

|ジャンル|音楽シミュレーション|
|対応機種|アーケード|
|発売元・開発元|コナミデジタルエンタテインメント&br;→コナミアミューズメント|
|稼動開始日|2015年12月21日|
|稼働終了日等|2017年3月1日より『ノスタルジア』へ筐体コンバート開始&br;2017年9月1日に稼働完全終了((公式HPの告知では8月31日23時59分までとなっているが、店舗向け告知には一応9月1日4時59分までの稼働と記載されている。ただし後者ではサブタイトルが「アニムトライブ」、稼働終了時刻も8月31日28時59分と妙な記載であるため誤植の可能性あり))&br;2017年9月29日にe-AMUSEMENTサービス終了|
|判定|なし|
|ポイント|バラエティ豊かになった収録曲&br;ゲーム性もより多彩に&br;反面前作に比べ中途半端になったコンセプト&br;前作の問題点、不満点改善に努めてはいたがその甲斐虚しく…|
|>|CENTER:''[[BEMANIシリーズリンク>BEMANIシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
2015年12月21日から稼働開始したメジャーアップデートバージョン。「アニムトライヴ」には「アニメとゲームの集合体(tribe)」という意味が込められている。英語で表記する場合は「Animtribe」となる。

**新要素、変更点
-譜面レベル細分化
--Lv9の中で9-と9+、Lv10の中で10-と10+が追加され、さらにその上に''Lv神''が存在する15段階表記となった。それに伴い旧曲のレベル区分も変更されている。
---ちなみに、後述の通り「Lv神」となったのは実質「CHERNOBOG」NIGHTMARE譜面のみであった。

-ストリームノーツ、ロングノーツ仕様変更
--前作では画面の外側を曲線状になぞるタイプ、ジャッジリングを通る放射6方向×内外2方向の直線タイプしかなかったが、今作より画面随所にストリームノーツが出現するようになり、途中で方向転換するストリームノーツも新たに搭載された。
--操作性の面では上記の曲線、直線タイプについてはノーツの始点からある程度勢いを付けて指をなぞるだけで終点までカーソルが移動するようになり、例として前作での右利きプレイヤーが「画面下に出た左から右への曲線ストリームをうまくスライドできない」といった問題が解消された。
---ただし方向転換するストリームノーツについては方向転換部分で毎回タッチ判定が行われているため、形作られたストリームノーツ通りに終点までなぞりきる必要がある。
--前作に比べロングノーツを押している際の判定が甘くなり『[[REFLEC BEAT]]』シリーズのように押しっぱなし中に指を入れ替えてもコンボ継続できるようになった。
--前作ではNIGHTMARE譜面限定だった中央リップルノーツも新曲では全譜面で出現するようになっている。

-新要素「ハイテンションタイム」
--おおよそ楽曲の盛り上がる部分に置かれているゾーン。発動中はノーツ処理時に楽曲ごとに異なる追加エフェクトが表示されるようになる。

-ハイスピード設定周り
--エントリー画面、ロード画面中以外ならいつでもハイスピード設定可能になった。また、プレイ中に手が触れてしまって誤作動しないようにロック機能がついた。
---画面右下の鍵マークを長押しすることでロックのON、OFFが可能。

-Volt、Magneが廃止され楽曲解禁方式が単純明快に
--1プレイ毎に1曲必ず解禁できる単純でわかりやすいものになった。解禁画面では新たに配信された楽曲がまず表示されるが、画面端の矢印をタッチすることで過去配信の解禁曲ページへ遡ることができる。

**評価点
-コインプレーでも選曲難易度制限なしで必ず3曲プレイできるように
--回転率やインカム面に影響していたと思われるが、プレイヤー側にとっては純粋に喜ばしい仕様変更である。
-前作に比べバラエティ豊かになった収録曲
--楽曲ラインナップに『[[グラディウス]]』等コナミレトロタイトルや萌え以外のアニメソング、ネタ方面で大人気な''SUPER STAR 満-mitsuru-''の''「She is my wife」''、硬派とも萌えともいえる黒猫ダンジョン楽曲((楽曲自体は硬派なプログレ・テクノ等だが、バックストーリー・ムービーは美少女キャラが主役になっているためどちらとも取ることができる。))等のBEMANI移植曲等を収録。
--前作同様アニムトライヴオリジナル曲は全て専用ムービー付き。各アニメ作品OP、ED映像のようなフルアニメーションのムービーは皆無なものの、いずれもクオリティは決して低くない。
---コナミレトロタイトル楽曲それぞれの''Qrispyさんの実録プレイ動画''ムービーについては、該当ゲームのトライ&エラーなプレイ動画を流しているだけなので賛否が分かれる所であるが…。
-譜面多様化によるゲーム性向上
--上記の仕様変更により『[[jubeat]]』シリーズのように曲の歌詞に合わせた譜面や楽曲ジャケット等で見られるその曲を象徴するマークをストリームノーツで形作る譜面が登場するようになり見た目、ゲーム性ともに多彩になった。
---振付をストリームノーツで再現した「She is my wife」(BEAST)、「Help me, ERINNNNNN!!」(NIGHTMARE)、「Daisuke」(BEAST)等は話題となった。
---また、「ハイテンションタイム」の追加もこれに彩りを添えている。
-下画面の選曲リスト上において出典アニメ名とそのOP曲、ED曲であるかが表示されるように
--「あのアニメのあの曲だ」と一目でわかりやすくなった。

**賛否両論点
-イメージカラー、デザイン変更により減ったキャッチーさ
--今作のデザインテーマは「工場」とのことでそれぞれのキャラクターも黒を基調としたコスチュームとなった作風変更であるが、ぱっと見のキャッチーさは明らかに減っておりBeatStream自体があまり良い印象を持たれていない中でのこの変更は決して追い風になるものではなかったと思われる。
//---前作でも楽曲解禁画面等で見られたタカハシサンラボの内装が「廃工場」を思わせるネガティブなビジュアルであったが、今作のエントリー画面等で表示される「パイプが張り巡らされた暗闇の中を進んでゆく」といった感じのBGAは下手をすれば「下水道」に見えてしまうものである。
-やや狭苦しくなったプレイ画面
--画面内の左右に曲の進行を表すゲージ((選曲画面ではヘッドホン音量の調節メモリとなる))とハイスピード設定メモリが内蔵された装飾が配置されたが、これにより下画面ではムービーの左右が必ず見切れるようになってしまい、人によっては狭苦しさを感じさせるデザインにもなってしまっている。

**問題点
-ムービー特化であるはずなのにやはりどこか至らない点
--アニメ映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」の主題歌やTVアニメ「進撃の巨人」の主題歌((それぞれ「RPG / SEKAI NO OWARI」、「紅蓮の弓矢 / Linked Horizon」))等よりメジャーな作品の楽曲が収録されたが、稼働初期に収録されたアニメソングのうちこれらを含む半数は汎用ムービーとなっていた。後者ならOPの「巨人の弱点である脊椎を急降下しながら切り裂く」シーンを意識した譜面となっているのにあんまりな仕様である。一方、これらは汎用ムービーであったが為にライセンスの問題をクリアしやすいというメリットがあったのか、稼働終了まで楽曲削除されることがなかった…というのは何とも皮肉なものである。
---稼働が進むにつれTVアニメ「おそ松さん」第2期主題歌やTVアニメ「うしおととら」の主題歌((それぞれ「全力バタンキュー / A応P」、「混ぜるな危険 / 筋肉少女帯」))等、メジャー作品の楽曲にもちゃんとOP、ED映像を付けて複数収録していた。決して手を抜いていたわけではない事が窺える。
--今作移植曲の中にも搭載されているムービーが4:3画面サイズもしくは専用ムービーが存在しない楽曲が半数を占めており、相変わらず本機種が16:9画面のムービー特化な作風であることを考慮していない。賛否両論点にある「画面左右の装飾でムービーが見切れる」仕様は、これを誤魔化すためのものなのかと邪推したくもなる。
---しかも、そこまでやっても筺体上部画面ではちゃんと全画面表示になっており、そもそも誤魔化せていない。
---2016年9月14日の「スズキサンプレゼント大作戦」による移植曲配信以降、他機種の人気曲をムービーがあるなしに関わらず手当たり次第移植しだした感があり『ミライダガッキ』稼働末期を彷彿させ先行きが不安視されていたが、その不安はのちに現実のものとなってしまう。
--新曲のVOCALOID版権曲3曲には汎用ムービーを使用((それぞれ初音ミク、鏡音リン、巡音ルカを使用した楽曲))、画面の明るさを100%にしても下画面での背景ムービー表示が薄暗いままといった前作の問題点もそのままである。
-それでも改善し切れなかった視覚性とゲーム性
--プレイ中の画面構成については基本的に変化なし。下側3方向の矢印表示に加えジャッジリング周りの半透明の角丸長方形(判定ライン)がノーツが来る時に光るようになったが、色合い的にわかり辛く((画面の明るさの%を下げればそれ相応に目立つようにはなるが))ガイド表示としては大してあてにならない。
--主に高難易度譜面で起こりやすい「譜面ごとに特定のハイスピード値でノーマルノーツとリップルノーツが重なりタッチしても両方Miss判定になってしまう」問題((判定ラインではなくノーマルノーツそのものにタッチ判定があるため起こる現象であると言われている))が前作からそのまま継続している。
-稼働終了告知後もコナミオリジナル曲の無条件解禁はなし
--下記にある通り2017年9月1日に稼働終了となるのだが、過去にアップデート終了が告知された『[[ミライダガッキ]]』、『[[DanceEvolution ARCADE]]』のように全コナミオリジナル曲の無条件解禁がされることはなかった。前作に比べ楽曲解禁は重くはないものの、残念な結末となった。

**総評
固定ファンが多かったのか%%はたまた無茶なイベントが功をなしてか、それともテコ入れのつもりなのか%%稼働開始した次期バージョンの本作。たしかに収録曲とゲーム性は多彩になり問題点の改善もあったものの、前作に比べビジュアル特化という当初のコンセプトはどこかあやふやになった感があり、また前述の改善を以てしても前作での悪評を覆すには至らなかった。

稼働後半年ほどは比較的積極的なアップデートが行われたが、その後%%やはりインカムが振るわなかったのか%%本作は急速に縮小。極めつけに''6th KAC(2016年公表)では現稼働にもかかわらず、選考機種から省かれてしまった''のを皮切りにプレイヤー間に広まった懸念は後に現実のものとなり2017年9月1日の稼働終了、同年9月29日のe-AMUSEMENTサービス終了をもって本機種は終焉を迎えた。

----
**余談
-ムービー特化や楽曲ラインナップ、放射状に移動するノーツ・なぞって操作するノーツ等、『[[maimai]]』を意識しているのではないかと言われることが多かった。
--尚、向こうは初期こそニコニコ動画方面特化だったが早いうちにバラエティ寄りに転化していた。
--現在はゲーム性・入るアニメ版権の方向性・イメージキャラクターのモチーフ被り(「女性型アンドロイド」と「猫型ロボット」の組み合わせ)などから『[[crossbeats REV.]]』シリーズと比較されることが多い。

-イメージキャラクター「BisCo」は登場の時点でpop'nのキャラクター「Bis子」と名前被りを起こしていたが、ポップンカードのレアイラストにて2名の共演を果たしている。

-JAEPO 2017にて新機種『ノスタルジア』の着荷予定が2017年3月1日と発表されたのだが、『「ノスタルジア」はBSの筐体をコンバート改造して稼働する』『コンバートしない場合でも最長稼働は2017年8月31日まで、以後起動不能になる』とアナウンスされており、本作は更新打ち切りどころか完全消滅が確定した状況に置かれてしまった。~
更に本作には、既に更新終了した『ミライダガッキ』や『DanceEvolution ARCADE』のような''オフライン稼働対応キットすら用意されていない。''
--これらについては、ムービーなどのライセンス問題がネックになったのではないかと推測されている。シリーズを通して改善されることのなかったプレイ画面の視覚性と共に''企画面での詰めの甘さ故に、手痛いツケを払わされる格好となった''と酷評せざるを得ない。
--実際、実質的な更新終了日の2017年2月24日以降も「ミカグラ学園組曲」、「オーバーロード」、「NEW GAME!」といった各TVアニメの楽曲群が立て続けに削除された。
--また、下記の「BeatStreamのあの曲達がjubeatでも遊べちゃう!」にて「メイビー初恋!? ビスケット☆大作戦」と「夏色DIARY BisCoの思い出(>▽<)」それぞれのみjubeatへ移植されていない。
---前者はBisCoが歌っているという設定=声優の洲崎綾氏を起用している関係((本楽曲をBEMANI機種どれかに収録し続ける場合同氏ならびに所属事務所へ報酬を支払う必要がある。同じく歌唱ボーカリストへ報酬を支払い続ける関係でのコナミオリジナル曲削除はこれまでも多々あったものと思われる))、後者は「[[BEMANI SUMMER DIARY 2015>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#id_26311422]]のED曲である「夏色DIARY」はそれぞれの機種を代表するアーティストがアレンジしたものをそれぞれの機種に限定収録」という方針に起因している。
---「メイビー初恋!? ビスケット☆大作戦」については、本作稼働終了から約半年後の2018年1月18日に行われた『SOUND VOLTEX』のBS曲救済イベントにてついに他機種へ移植される事になった。またYouTubeやニコニコ動画では本楽曲が専用ムービーなども含め公式アップロードされており、今後も削除されることはないと予想されている((今のところ削除された楽曲のコナミ公式紹介動画等が一緒に削除された事例はない。動画サイトについては、個人であろうと企業であろうとあくまで「そのサイトを使わせてもらっている」立場である点も関係しているか))。
---「夏色DIARY BisCoの思い出(>▽<)」に関しては歌ものではないコナミオリジナル曲なので版権料等のしがらみがなく、今後「メイビー~」と同様に他機種へ移植される可能性も皆無ではない。また此方は「メイビー~」と異なりCD音源化もなされている((その代わり公式による動画サイトへの楽曲アップロードが行われておらず、無料でフル試聴することは不可能となっている))。

-「怪盗BisCoの予告状!!」での悪評が響いていたのか、アニムトライヴ稼働時の書き下ろし楽曲や移植曲の新規ムービーの大半は長らく他機種に移植されない事態が続いていた。しかし、beatmaniaIIDX 24 SINOBUZに「朧」と「打打打打打打打打打打」のムービーが移植された事を皮切りに様々な機種へアニムトライヴ産ムービーや楽曲が移植され始めた。
--特に『jubeat Qubell』稼働終盤に開催されたイベント「BeatStreamのあの曲達がjubeatでも遊べちゃう!」では、BeatStreamオリジナル曲ほぼ全てがjubeatへ移植されることとなった。jubeatと本機種は操作性、ゲーム性的に似た部分があるためと思われる。
--ただしjubeatにはムービーが搭載されていないため、当然ながら本機種の様々なオリジナルムービーの大半は移植されず仕舞いである。
---もっとも、BS以外にムービーを搭載したBEMANIシリーズは、ロックアレンジ縛りのGITADORA、楽曲の自由度は高いがキー音必須かつ不人気曲はオリジナル曲でも容赦なく頻繁に削除を行うIIDX、同じく自由度は高くキー音も不要なものの更新停滞気味のDDR、といったいずれも移植にはあまり向いていない機種なのがネックである。
--BeatStream自体のサントラも初代を含めて未だに発売されておらず、CD音源化された楽曲も連動や移植関連の物ばかりであった。
---現時点においてはBeatStreamオリジナル曲のほとんどは、前述した「メイビー初恋!? ビスケット☆大作戦」と同様にYouTube、ニコニコ動画それぞれにムービーを含めて公式アップロードされており、いずれもゲームサイズ音源をフル試聴できるようになってはいる。

-本機種を対象としたFLOOR INFECTION/POLICY BREAKについては、稼働終了まで''一度も復活開催が行われなかった''。
--FLOOR INFECTION解禁曲については、一応BEASTHACKERで未解禁時でもプレーが可能だったが、モードの関係でBEAST譜面でしか挑戦できず、解禁曲のうち「Dynasty」についてはプレーはおろか実機でムービーを見る手段すらも無い状態で稼働終了を迎える事になってしまった。
---ただし、FLOOR INFECTION楽曲のムービーは3曲とも公式でアップロードされているため、現在でも閲覧することは可能になっている。
--一方、POLICY BREAKの方はBeatStream稼働終了後から約半年後の2018年1月18日より通常のブロック消費で解禁できる措置が取られる事になった((これは、開催期間が大幅に間を空けてしまったGITADORAからの移植曲「8 -eight-」と同様の措置でもある。))。

-上記の『ノスタルジア』稼働直後にネット上で本機種プレイヤーがノスタルジアならびに同機種プレイヤーを誹謗中傷する行為がわずかに見られた。
--「本機種と同じ筺体を使用している=ノスタルジアが稼働開始するせいでBeatStreamが終わるはめに」という短絡的かつ的外れな発想によるものと思われ((中にはBeatStreamに大して思い入れが無い、BeatStream自体をプレイしたことすらないという便乗犯、愉快犯もいたと思われる))、奇しくも「怪盗BisCoの予告状!!」開催中にBeatStreamプレイヤーが他機種プレイヤーから白い目で見られていたのとは真逆の構図になっていたと言える。
---もちろんこれはBeatStream自体ではなく一部プレイヤー達のモラルの問題だが。
--ちなみに『ノスタルジア』側にも「PLEASURE STREAM((作曲者はシリーズを通してサウンドディレクターを勤めたQrispy Joybox氏。アニムトライヴではシステムBGMおよびそれをプレイアブル楽曲化した「トキメキストリーム」を手掛けている))」という、あからさまにBeatStreamを意識した様な楽曲((楽曲ジャケットや楽曲解禁時のムービーにシルエット表示のBeatStreamキャラクター達が登場、選曲画面の収録曲紹介文が「迷い込んだ秘密基地で出会ったのは……??」となっている等))が存在しているのだが、本曲の配信時期がノスタルジア自体の稼働開始直後=BeatStreamシリーズの実質的な更新終了日であった事からBS側のプレイヤーから「実質的なBeatStreamのED曲」%%、「BeatStreamの亡霊」%%と認識されているらしい。

-お蔵入りとなったもう一つの''Lv神''譜面。
--前述の通り譜面レベルが15段階表記となったアニムトライヴであるが、最高難易度「Lv神」に位置するものがボス曲「CHERNOBOG」NIGHTMARE譜面の他に当初もう一つ存在した。それは『[[beatmainaIIDX19 Lincle]]』からの移植曲「恋する☆宇宙戦争っ!!」のNIGHTMARE譜面である。
--サウンドディレクターのQrispy Joybox氏曰く「この譜面を作った理由は社員だけではわからないBeatStreamの限界を見てみたかったから」、「この曲が選ばれたのは過去の最難関の一角であったから」とのことで、ロケテストにて一人でも同譜面のクリア者が出れば本稼働時にオリジナル曲「蟲の住む処」が無条件解禁になるという制作チームからのBeatStream上級者達への挑戦状と言える位置付けであった。最終的なクリアレートは21%。
--その後アニムトライヴ稼働を迎え上記の通り「蟲の住む処」が全プレイヤーへ無条件解放されたが「恋する☆宇宙戦争っ!!」NIGHTMARE譜面については一向に解禁、プレイ可能となる機会が訪れず、ついには''そのままBeatStream稼働終了を迎えてしまい''幻の譜面と化した。
---ロケテストは大方の例にもれず撮影禁止であったため今となってはどのような譜面であったかを知るすべはないが、前述の「CHERNOBOG」NIGHTMARE譜面よりも難しいという声が一部で挙がっているあたりにその恐ろしさの一端を窺い知ることができる。

-A応P(アニメ“勝手に”応援プロジェクト)
--本機種を語るにはA応Pの存在が欠かせない。
---同ユニットは2012年の結成当初は非常にマイナーなアイドルユニットであったが、彼女らの冠番組「A応Pのあにむす!」が本機種とのコラボレーションを行った事による縁からBEMANI側に着目され、その後は大日本鉄倶楽部(あさき&96)が手掛けたTVアニメ「おそ松さん」OPテーマ「はなまるひっぴはよいこだけ」の歌唱を行った事から大ブレイクを果たす事になった。
---知る人ぞ知る存在から有名人に仕立て上げた事から、ビーストは彼女らの「育ての親」として語られている事もあるのだが、件の「おそ松さん」の第2期の放送開始年月が2017年10月と''BeatStreamシリーズ自体のオンラインサービス終了後''という事になっているのは皮肉としか言いようが無い…

-本作ではその略称を意識したのか、''とあるビデオ作品((ジャンルがジャンルのため詳しくは一切書けない。知りたい人は「ビースト」の日本語訳の単語で検索してみるといいかも…。))のスラング的な顔文字''を多用している。%%なんだこれは・・・。たまげたなあ。%%
--テキスト面ではその方面のスラングを臭わせることはほとんどない。
//…なかったですよね?
//新難易度「Nightmare」が元ビデオタイトルを意識…してるのかもしれない…。
----