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*電撃ビッグバン! 【でんげきびっぐばん】 |ジャンル|アクション|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174000384.jpg,height=180)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ビック東海|~| |発売日|1989年1月27日|~| |定価|5,800円|~| |判定|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~| |ポイント|意外に高い完成度&br()探索要素を持つ&br()ビック東海の良心とも|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[ゴルゴ13>ゴルゴ13 第一章 神々の黄昏]]』『[[突然! マッチョマン]]』『[[カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄]]』など、奇ゲー・バカゲーメーカーとして名の知れたビック東海(後にTOKAIコミュニケーションズと改名)が送り出したアクションゲーム。~ 随所に漂うバカゲー臭は相変わらずながら、硬派なゲームバランスや広大なボリュームに加えて、「アイテムの購入」「主人公の能力成長」「探索・謎解き要素」の導入など、~ 意外にも練りこまれたシステムは好評を得ており、「ビック東海の数少ない良心」((他によく挙がるのは『神聖紀オデッセリア』など。))と呼ばれることもある。 ---- **ストーリー 秘密戦隊サーベルタイガーの腕利き隊員・バンが恋人マリーとのデートを楽しんでいるところに、一通の指令書が届いた。~ > しゅつどうめいれい NO.2568623~ ここだけの はなしだが あわててきけ!~ せいきまつ ばくだん デッドエンドの はつめいしゃ~ プラムはかせが あくのそしきローブレイカーに さらわれた~ やつらは まのやま デーモンズヘッドのさんろくに~ たてこもり こうふくを せまっている! ばくだんは~ いっぱつで ちきゅうを ふっとばす! そうこうげきは~ ムリだ! ていさつのジョーも もどらない…~ もはや こうだいな さんろくから てきを さがし~ ばくはつを そしできるのは バン! おまえだけだ!~ ゴーカイ でんげきこぞうの なにかけて がんばってちょー~ ひみつせんたい サーベルタイガー~                 たいちょう ハッスルワイン デートを切り上げたバンは、ローブレイカーの野望を砕くべく単身で魔の山デーモンズヘッドに乗り込むのであった。~ ---- **システム 基本は[[ロックマン]]に似たシンプルな操作性と連射性の高いショットを駆使して戦うアクションゲーム((ビック東海はのちに『まじかるキッズどろぴー』という明らかにロックマンをオマージュしたゲームを作ったため、この頃から参考にしているのかもしれない。))。~ -各ルート((面・ステージのこと。今作ではルートと表記されている。))には決まった攻略順がなく、1ルートをクリアするごとにフィールドマップから次に進むルートを選択する。 --アイテムを使わないと発見できない隠し通路や、特定の会話を発生させてフラグを立てないとイベントの起こらないルートなどもあり、一筋縄ではいかない。次なる進行先を探してクリア済みのルートを何度も往復することもしばしば。[[メトロイド]]のような探索型アクションにも似ている。 --デッドエンドを止めるために必要な「キングメダル」はローブレイカーの七大幹部が所持しているため、幹部のいるルートを探して広大なマップを練り歩くことになる。 ---逆にキングメダルさえ集められれば全てのルートを攻略しなくてもクリアは可能。効率的なルートを選べばかなりプレイを短縮することができる。 -お金を使ってショップでアイテムを購入することにより、一時的に機動力を高めたり、強力な特殊ショットを使うことができる。 --空が飛べるようになる「ジェットラング」、移動力とジャンプ力が格段に高くなる「ハイパーブーツ」、バンの周囲を回るように曲射する「ローリングスター」、地面を這って低い位置から攻撃できる「パワーボール」、強力な4WAY弾を発射する「ビッグショット」など。 -中盤からは仙術が使えるようになる。ガッツというポイントを消費する代わりに何度でも使用可能で、攻略が大きく楽になる。 --小さくなって狭路を通れるようになる「一寸法師の術」といったルート探索に必須なものもあれば、体力が全開する「元気の術」、フィールドマップをワープできる「かっとびの術」など極めて便利なものある。 --中には''射撃ではなくカンフーのような体術で戦えるようになる''「真空拳の術」というビック東海らしい謎のセンスが垣間見える術もある。発動中は無敵状態のためそれなりに強いが、ガッツの消費が大きすぎるため使いどころが難しい。 ---- **評価点 -全43ルートという、ファミコンにしてはかなりのボリューム。 -攻略順が自由なため、苦手なボスはスルーして後回しにすることができる。他のルートを攻略するうちにライフ上限が増えたり新たな仙術を覚えることもあるため、再挑戦するころには楽に倒せることも。 -全編に漂うバカゲー臭。好みは分かれるが、ツボに入ればたまらないものがある。 --007シリーズのようなスパイ物を根幹としておきながら、仙術を教えてくれる「仙人」、仙人とともにバンを導く「妖精」、仙人を捕らえている「鬼」、ローブレイカーに取って代わらんとする第三勢力の「悪魔」、終盤で唐突に現れる「宇宙人」など、様々なファンタジー要素が混ざりあい、一言では言い表せないカオスな世界観を形成している。 --それでいてストーリーも破綻をきたしておらず、意外と面白い。 -初期のバンはライフが低く、初見殺し的な要素を備えたボスが多いこともあって、難易度はやや高め。 --一見すると回避不能なほどの弾幕を放ってくる「ガジャラ」、無数の分身体を全滅させない限り倒せないルート7のボス(公式名称は不明)、本体に見える男はダミーで、飛ばしてくるキノコの傘が本体だと見抜かなければダメージを与えられない「キノコンマ」など。 --それでいてパターンを把握すればアイテムなしでの撃破も可能。じっくりと攻略するか、アイテムや仙術を駆使してゴリ押しするかはプレイヤーの自由であり、理不尽な難しさではないためバランスがとれている。 -操作性も良好。 --通常移動はやや遅めだが、その分ハイパーブーツを装備したときの機動力はハンパではない。猛烈なスピードでルートを駆け抜けるのはとても爽快。 **問題点 -ルート数はかなり多いものの、さしたるギミックがなくただ通り抜ければよいだけのルートもいくつかある。 --マップを探索する過程でそういったルートを何往復もすることもあるため、次第に面倒に感じてしまうことも。 -ビッグショットが強すぎて他のショットアイテムが霞んでいる。 --高威力のWAY弾を前方に発射するため、敵の弾をかき消して一方的にダメージを与えることが可能。一部のボスはこれを連射するだけであっさり倒せるほど。 --やや値段が高いという欠点はあるものの、それを補って余りあるコストパフォーマンス。 --ボスの一人「ラウドン」を安全地帯から一方的に攻撃できるパワーボールはともかく、ローリングスターはほとんど使い道がない。 -空中に浮かぶ足場をジャンプで乗り継いでいくリフト面があるが、ジェットラングで空を飛んでいけば簡単にクリアできてしまう。 --普通にプレイしてクリアできない人のための救済措置ともとれるが、通常ジャンプでリフトを乗り継ぐのはかなりシビアなため、よほどのこだわりがなければジェットラングを使うのが当たり前となる。 --空中で飛行敵と激突して墜落するリスクもあるが、それでも普通に攻略するよりは楽。 -序盤は手応えある難易度だが、中盤以降は簡単になってしまう。 --ライフ上限が増えたり元気の術の習得によって倒されにくくなるのが主な原因。 --また「キラーシャケ」「バップマン」などの後半に遭遇しやすいボスはパターンが単純で、前述の序盤に遭遇しやすいボスよりも弱い。ゲーム開始地点に近いため最初に戦うことの多いガジャラが一番強いと言われることもあり、ボスの配置も難易度の低下を感じてしまう原因の一つ。 -バン一人分の高さしかなく、通るのがやっとの狭路で前方から敵弾が飛んでくる場面がある。ジャンプなどによる回避が不可能なため、ほぼ100%ダメージを受けてしまう。ゲームの設計としてはいささか問題がある。 -敵を倒すと爆発したようなエフェクトと共に消滅するが、その爆発自体にも当たり判定がある。 --そのため、眼前の敵を倒したからといって方向キーを押しっぱなしにしていると、倒したはずの敵と接触してダメージを受けてしまう。一瞬停止してから進めば問題はないが、ゲームのテンポが悪くなる場面もある。 -買い物をするには「ショップコール」というアイテムを消費してショップを呼び出す必要がある。ショップコールはショップ内で売っているため、呼び出す→買うという流れを続けていれば使い切る心配はないが、買い足しを忘れたり資金不足で切らしたりしてしまうと、ショップコールなしでショップを呼び出せるただ一つのルートまで歩いていかなければならない。 --もし離れた位置で切らしてしまった場合、そこまで歩いていくのはとてつもなく手間がかかる。自業自得とはいえ十分ありえる失敗であり、そんなケースに陥る場合があること自体、どうにも変なシステムである。 ---- **総評 ファミコンとは思えないボリューム、自由度の高い攻略順、程よく手応えのあるボス、独創的すぎるストーリーなど、多くの評価点を備えたゲームではあるが、~ ヒントが少なく総当り気味の探索を余儀なくされる点や、代わり映えのしないルートを幾度も往復しなければならない作業感など、細かな粗を感じる部分もあり、やや人を選ぶゲームでもある。~ それでもビック東海作品の中では高い完成度を誇っていることは間違いないため、バカゲーのノリが嫌いでない人ならばプレイして損はないだろう。
「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。~ 依頼内容は「バカゲー判定の根拠の補強」です。 ---- *電撃ビッグバン! 【でんげきびっぐばん】 |ジャンル|アクション|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174000384.jpg,height=180)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ビック東海|~| |発売日|1989年1月27日|~| |定価|5,800円|~| |判定|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~| |ポイント|意外に高い完成度&br()探索要素を持つ&br()ビック東海の良心とも|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[ゴルゴ13>ゴルゴ13 第一章 神々の黄昏]]』『[[突然! マッチョマン]]』『[[カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄]]』など、奇ゲー・バカゲーメーカーとして名の知れたビック東海(後にTOKAIコミュニケーションズと改名)が送り出したアクションゲーム。~ 随所に漂うバカゲー臭は相変わらずながら、硬派なゲームバランスや広大なボリュームに加えて、「アイテムの購入」「主人公の能力成長」「探索・謎解き要素」の導入など、~ 意外にも練りこまれたシステムは好評を得ており、「ビック東海の数少ない良心」((他によく挙がるのは『神聖紀オデッセリア』など。))と呼ばれることもある。 ---- **ストーリー 秘密戦隊サーベルタイガーの腕利き隊員・バンが恋人マリーとのデートを楽しんでいるところに、一通の指令書が届いた。~ > しゅつどうめいれい NO.2568623~ ここだけの はなしだが あわててきけ!~ せいきまつ ばくだん デッドエンドの はつめいしゃ~ プラムはかせが あくのそしきローブレイカーに さらわれた~ やつらは まのやま デーモンズヘッドのさんろくに~ たてこもり こうふくを せまっている! ばくだんは~ いっぱつで ちきゅうを ふっとばす! そうこうげきは~ ムリだ! ていさつのジョーも もどらない…~ もはや こうだいな さんろくから てきを さがし~ ばくはつを そしできるのは バン! おまえだけだ!~ ゴーカイ でんげきこぞうの なにかけて がんばってちょー~ ひみつせんたい サーベルタイガー~                 たいちょう ハッスルワイン デートを切り上げたバンは、ローブレイカーの野望を砕くべく単身で魔の山デーモンズヘッドに乗り込むのであった。~ ---- **システム 基本は[[ロックマン]]に似たシンプルな操作性と連射性の高いショットを駆使して戦うアクションゲーム((ビック東海はのちに『まじかるキッズどろぴー』という明らかにロックマンをオマージュしたゲームを作ったため、この頃から参考にしているのかもしれない。))。~ -各ルート((面・ステージのこと。今作ではルートと表記されている。))には決まった攻略順がなく、1ルートをクリアするごとにフィールドマップから次に進むルートを選択する。 --アイテムを使わないと発見できない隠し通路や、特定の会話を発生させてフラグを立てないとイベントの起こらないルートなどもあり、一筋縄ではいかない。次なる進行先を探してクリア済みのルートを何度も往復することもしばしば。[[メトロイド]]のような探索型アクションにも似ている。 --デッドエンドを止めるために必要な「キングメダル」はローブレイカーの七大幹部が所持しているため、幹部のいるルートを探して広大なマップを練り歩くことになる。 ---逆にキングメダルさえ集められれば全てのルートを攻略しなくてもクリアは可能。効率的なルートを選べばかなりプレイを短縮することができる。 -お金を使ってショップでアイテムを購入することにより、一時的に機動力を高めたり、強力な特殊ショットを使うことができる。 --空が飛べるようになる「ジェットラング」、移動力とジャンプ力が格段に高くなる「ハイパーブーツ」、バンの周囲を回るように曲射する「ローリングスター」、地面を這って低い位置から攻撃できる「パワーボール」、強力な4WAY弾を発射する「ビッグショット」など。 -中盤からは仙術が使えるようになる。ガッツというポイントを消費する代わりに何度でも使用可能で、攻略が大きく楽になる。 --小さくなって狭路を通れるようになる「一寸法師の術」といったルート探索に必須なものもあれば、体力が全開する「元気の術」、フィールドマップをワープできる「かっとびの術」など極めて便利なものある。 --中には''射撃ではなくカンフーのような体術で戦えるようになる''「真空拳の術」というビック東海らしい謎のセンスが垣間見える術もある。発動中は無敵状態のためそれなりに強いが、ガッツの消費が大きすぎるため使いどころが難しい。 ---- **評価点 -全43ルートという、ファミコンにしてはかなりのボリューム。 -攻略順が自由なため、苦手なボスはスルーして後回しにすることができる。他のルートを攻略するうちにライフ上限が増えたり新たな仙術を覚えることもあるため、再挑戦するころには楽に倒せることも。 -全編に漂うバカゲー臭。好みは分かれるが、ツボに入ればたまらないものがある。 --007シリーズのようなスパイ物を根幹としておきながら、仙術を教えてくれる「仙人」、仙人とともにバンを導く「妖精」、仙人を捕らえている「鬼」、ローブレイカーに取って代わらんとする第三勢力の「悪魔」、終盤で唐突に現れる「宇宙人」など、様々なファンタジー要素が混ざりあい、一言では言い表せないカオスな世界観を形成している。 --それでいてストーリーも破綻をきたしておらず、意外と面白い。 -初期のバンはライフが低く、初見殺し的な要素を備えたボスが多いこともあって、難易度はやや高め。 --一見すると回避不能なほどの弾幕を放ってくる「ガジャラ」、無数の分身体を全滅させない限り倒せないルート7のボス(公式名称は不明)、本体に見える男はダミーで、飛ばしてくるキノコの傘が本体だと見抜かなければダメージを与えられない「キノコンマ」など。 --それでいてパターンを把握すればアイテムなしでの撃破も可能。じっくりと攻略するか、アイテムや仙術を駆使してゴリ押しするかはプレイヤーの自由であり、理不尽な難しさではないためバランスがとれている。 -操作性も良好。 --通常移動はやや遅めだが、その分ハイパーブーツを装備したときの機動力はハンパではない。猛烈なスピードでルートを駆け抜けるのはとても爽快。 **問題点 -ルート数はかなり多いものの、さしたるギミックがなくただ通り抜ければよいだけのルートもいくつかある。 --マップを探索する過程でそういったルートを何往復もすることもあるため、次第に面倒に感じてしまうことも。 -ビッグショットが強すぎて他のショットアイテムが霞んでいる。 --高威力のWAY弾を前方に発射するため、敵の弾をかき消して一方的にダメージを与えることが可能。一部のボスはこれを連射するだけであっさり倒せるほど。 --やや値段が高いという欠点はあるものの、それを補って余りあるコストパフォーマンス。 --ボスの一人「ラウドン」を安全地帯から一方的に攻撃できるパワーボールはともかく、ローリングスターはほとんど使い道がない。 -空中に浮かぶ足場をジャンプで乗り継いでいくリフト面があるが、ジェットラングで空を飛んでいけば簡単にクリアできてしまう。 --普通にプレイしてクリアできない人のための救済措置ともとれるが、通常ジャンプでリフトを乗り継ぐのはかなりシビアなため、よほどのこだわりがなければジェットラングを使うのが当たり前となる。 --空中で飛行敵と激突して墜落するリスクもあるが、それでも普通に攻略するよりは楽。 -序盤は手応えある難易度だが、中盤以降は簡単になってしまう。 --ライフ上限が増えたり元気の術の習得によって倒されにくくなるのが主な原因。 --また「キラーシャケ」「バップマン」などの後半に遭遇しやすいボスはパターンが単純で、前述の序盤に遭遇しやすいボスよりも弱い。ゲーム開始地点に近いため最初に戦うことの多いガジャラが一番強いと言われることもあり、ボスの配置も難易度の低下を感じてしまう原因の一つ。 -バン一人分の高さしかなく、通るのがやっとの狭路で前方から敵弾が飛んでくる場面がある。ジャンプなどによる回避が不可能なため、ほぼ100%ダメージを受けてしまう。ゲームの設計としてはいささか問題がある。 -敵を倒すと爆発したようなエフェクトと共に消滅するが、その爆発自体にも当たり判定がある。 --そのため、眼前の敵を倒したからといって方向キーを押しっぱなしにしていると、倒したはずの敵と接触してダメージを受けてしまう。一瞬停止してから進めば問題はないが、ゲームのテンポが悪くなる場面もある。 -買い物をするには「ショップコール」というアイテムを消費してショップを呼び出す必要がある。ショップコールはショップ内で売っているため、呼び出す→買うという流れを続けていれば使い切る心配はないが、買い足しを忘れたり資金不足で切らしたりしてしまうと、ショップコールなしでショップを呼び出せるただ一つのルートまで歩いていかなければならない。 --もし離れた位置で切らしてしまった場合、そこまで歩いていくのはとてつもなく手間がかかる。自業自得とはいえ十分ありえる失敗であり、そんなケースに陥る場合があること自体、どうにも変なシステムである。 ---- **総評 ファミコンとは思えないボリューム、自由度の高い攻略順、程よく手応えのあるボス、独創的すぎるストーリーなど、多くの評価点を備えたゲームではあるが、~ ヒントが少なく総当り気味の探索を余儀なくされる点や、代わり映えのしないルートを幾度も往復しなければならない作業感など、細かな粗を感じる部分もあり、やや人を選ぶゲームでもある。~ それでもビック東海作品の中では高い完成度を誇っていることは間違いないため、バカゲーのノリが嫌いでない人ならばプレイして損はないだろう。

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