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まものろKAI! ~まもるクンは呪われてしまった!~

【まものろかい まもるくんはのろわれてしまった】

ジャンル 呪い呪われシューティング

対応機種 Nintendo Switch
プレイステーション5
プレイステーション4
Xbox Series X/S
Windows(Steam)
発売元 シティコネクション
開発元 カヤックアキバスタジオ
グレフ
シティコネクション
発売日 2025年9月25日
レーティング CERO:B(12才以上対象)
定価 【ダウンロード版】3,960円(税込)
【パッケージ通常版】4,950円(税込)
【パッケージ特装版】9,900円(税込)
備考 PS4/XSX/Win版はDL専売
判定 良作
ポイント 「呪い弾」をどう使うかがカギ


概要

2008年にアーケードで稼働し、その後2009年にXbox 360、2011年にPS3でも移植版が発売されたグレフのシューティングゲーム『まもるクンは呪われてしまった!』の移植版。


ストーリー

まもる「…あ、れ? ここは…」
迫ってくるヘッドライト。
車に轢かれる…と思った瞬間から、どのくらい経っただろうか。
気がつくと、まもるクンは不思議な世界に飛ばされていた。
ふるる「ハーイ、皆さん~!冥界へようこそ!」
冥界の巫女“地獄谷ふるる” によると、
冥界の危機を救うため、“選ばれし魂” を召還したとのこと。
「勝手に選ぶなやドアホ」「元の世界に帰しなさい!」
などの抗議をさらっと無視し、話を続けるふるる。
今、冥界では何者かが“闇の世界” への
門を開こうとしていること。
そのため、冥界の住人達が呪われてしまった状態にあること。
冥界の危機を救うには、住人達を浄化し、
闇の世界への開門を阻止すること。
「さぁ、勇者諸君!冥界のためにしっかり働くさねー!」
かくして、 元の世界の戻るため、
冥界に召還されたまもる達の戦いが始まるのであった。
(公式サイトより引用。「元の世界の」は原文ママ)


システム

  • 自機が画面端に移動する事で画面がスクロールする、マニュアルスクロール2D縦シューティング形式。
    • クラシック操作では下方向に攻撃する事が出来ないが、ツインスティック操作で右スティックを下方向に入力することで攻撃可能。
  • 最初は前方にしか弾を発射できないが、パワーアップアイテムを一定数集める事でオプションが追従しより広範囲に攻撃出来る。最大で4基まで追従。
  • 「呪い弾」
    • 溜めずに撃つと「弱呪い弾」を放てる。前方に「呪い陣」が展開し、触れるとパワーとスピードがアップする代わりに解除後はパワーアップが一段階下がってしまう。
    • 溜めると「強呪い弾」を放てる。中型以上の敵に当てると呪い状態にしてダメージを与え続ける。ただし攻撃もより激しくなってしまうため注意。呪い状態で敵を倒すと多くのスコアがもらえる。
    • いずれも敵の弾をかき消せるため緊急回避にも使用可能。
  • 制限時間が設定されており、火の玉が分、数字が秒を表している。経過した制限時間は次のステージに持ち越される。

操作キャラクター

  • 知花まもる
    • 負けず嫌いの小学生。オプションは左右に2基ずつ追従する。
  • 深雪マユノ
    • 記憶喪失の少女。オプションは後一列に追従するためややクセが強い。
  • 西風キンヤ
    • 関西弁の高校生。オプションは前方から扇形に放たれ、広範囲の敵を攻撃できる。
  • 日向寺ベニ子
    • 狐火を従えたお嬢様。オプションは真横に発射される。
  • 地獄谷ふるる
    • まもるクン達を召喚した張本人。オプションは自身の周囲を回転するため「ぶっちゃけ最強」と喧伝されるほどに扱いやすい。
  • 鬼怒川のわ
    • からくり城の主。オプションは発射した弾がコウモリとなりランダムに飛んでいく。
  • 鳴神ルキノ&カレル・ヴェルフェル
    • 旋光の輪舞』からのゲストキャラ。常に後方のカレルが弾を放ち、パワーアップの際はカレルの弾が単純強化される特殊なスタイル。

ゲームモード

  • 冥界活劇
    • ステージを選択し、3人のキャラを選んで攻略する。
    • コンティニューは出来ず、最後の1人が倒されるとその時点で即終了となる。
  • STORY
    • 5人のキャラの順番を選び、ストーリーに合わせたステージを攻略していく。
    • デモムービーはフルボイス。
  • ARCADE
    • AC版と同様に1人のキャラを選んで最後にラスボスを倒すのが目的となる。
    • 制限時間内にステージをクリアできないと強制バッドエンド。
  • PRACTICE
    • ステージやキャラクター、制限時間を選び練習が可能。
  • RANKING
    • ローカル及びオンラインで各モードのスコアを競える。
  • GALLERY
    • ARCADEモードやSTORYモードで一度見たイラストやムービーを閲覧可能。
  • OPTIONS
    • 難易度調整や画面の調整、過去作の衣装切替が可能。
    • Switchの携帯モードに合わせ、画面を回転させる事も出来る。
  • SOUND
    • BGMを好きなだけ聞けるサウンドテストモード。

評価点

  • 攻防一体の「呪い弾」
    • 敵を「呪って」弱体化させるか、自身が「呪われて」パワーアップするかの戦略性が楽しめる。
    • 多くのスコアが得られるため爽快感も高い。
    • 高難度では弾幕が飛び交って非常に歯ごたえがあり、ノーコンティニューでのクリアには呪い弾が必要不可欠。
  • 個性豊かで可愛らしいキャラクター
    • キャラによって弾の弾道が大きく異なるため、どの局面で誰を使うかが重要となる。
    • プレイ中のボイスも豊富で、ふるるとの会話も非常に和むものが多い。
    • 左上にはふるるのアドバイスが表示される。
    • ステージをクリアするごとに一枚絵を見る事が可能で、一度見た一枚絵はギャラリーに記録されていく。
  • 安井洋介氏による高品質なBGM。
    • 特に第2面「冥界入口」の「YO-KAI Disco」は非常に評価が高く、数々のアレンジが作曲されている。

賛否両論点

  • ポップな作風に似合わずグロテスクな敵キャラのデザイン
    • リアルな大ムカデや、ラスボスはイソギンチャクに眼球が付いたような姿だったり人を選ぶデザインの敵が多い。

問題点

  • 攻撃アイテムがない。
    • 他のシューティングゲームにありがちなボムなどの攻撃アイテムが一切存在せず、呪い弾だけで攻略する必要があるので上級者にはやや単調に感じやすい。
  • ARCADEモードの途中セーブは不可能。
  • STORYモード及び冥界活劇モードでは残機を回復できない。
    • 特にSTORYモードでは、ステージをクリアしても残機が保持されてしまうため厄介。残ったキャラによっては難易度が上がってしまう。
  • ARCADEモードはワイド画面に非対応。
  • 過去2作の移植版と比較すると、新要素に乏しい。
    • 追加されたのはツインスティックモードとSTORYモードのワイド画面対応、BGMの切り替えのみで新キャラクターなどは存在せず。

総評

安井洋介氏によるBGMだけでなく、シューティングゲームとしての完成度も高い一作。
独自の「呪い弾」システムや個性豊かなキャラクター達を使い分けるなど戦略性も高く、難易度調整もできるのでシューティング初心者にもオススメの作品だ。


参考

  • AC『まもるクンは呪われてしまった!』
    • 2008年7月30日稼働。隠しコマンドを入れると地獄谷ふるるが使用可能。
  • 360『まもるクンは呪われてしまった!』
    • 2009年6月25日発売。STORYモードと新キャラクター・鬼怒川のわが追加され、地獄谷ふるるも最初から使用可能。
  • PS3『まもるクンは呪われてしまった!』
    • 2011年3月31日発売。冥界活劇モードと新キャラクター・鳴神ルキノ&カレル・ヴェルフェルが追加。

その後の展開

  • 2025年9月26日には続編『まもるクンは呪われてしまった!2』が開発中である事が発表された。
最終更新:2026年06月30日 08:12