【ぽこ あ ぽけもん】
| ジャンル | スローライフ・サンドボックスゲーム | ![]() |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2 | |
| 発売元 | ポケモン | |
| 開発元 |
ポケモン ゲームフリーク コーエーテクモゲームス |
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| 発売日 | 2026年3月5日 | |
| 定価 | 8,980円(税込) | |
| プレイ人数 |
1人 ※最大4人でのローカル・オンライン通信要素あり |
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| レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
| 備考 | パッケージ版はキーカード | |
| 判定 | 良作 | |
| ポイント |
メタモンを主役に据えたサンドボックスゲーム 街づくりやポケモンとの生活の楽しさは高水準 ポケモンの選出基準やプレイバランスには一部不満もあり |
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| ポケットモンスターシリーズ | ||
ポケモン世界を舞台にしたサンドボックスゲーム。
地形やブロックがボクセル状で表された3Dマップの中で住民たちと交流し過ごす『牧場物語』や『Spiritfarer』の生活シム要素と素材を使ってクラフトするという点で『Minecraft』を組み合わせた『ドラゴンクエストビルダーズ』と同質のシステムとなっており、実際に『~ビルダーズ2』の開発ディレクターやアートディレクターがスタッフとして参画している。
プレイヤーはメタモンとなり、建造物などの痕跡が残された幾つかの街を辿りながら、ポケモンとのふれあいと復興を目指していく。
なぜか、ニンゲンもポケモンもいなくなってしまった世界。
1匹のモジャンボが、がらくたを拾い集めながらひとりぼっちで暮らしていたところに、突然メタモンが現れました。
まるでニンゲン――かつてのトレーナーを真似たらしいそのメタモンの姿に、がらくたの中のポケモン手帳が反応します。
モジャンボに案内された荒野で干からびかけのゼニガメを見つけたメタモンは、今度はゼニガメに「へんしん」し、「みずでっぽう」で助けます。
更に枯れ草に水をかけるとフシギダネが現れ、フシギダネの「このは」で草原を作ると……メタモンの登場によって次々にポケモンたちが姿を見せ始めます。
ポケモンが快適に住める環境を作っていけば、かつてのようにポケモンがたくさんいた世界を取り戻せるんじゃないか、ひいてはニンゲンたちも戻ってくるんじゃないか。
そう考えるモジャンボと一緒に、メタモンは少しずつ街づくりをしながら、ポケモンたちとの時間を過ごすことにしました。
| わざ | 種別 | 効果 | 教わるポケモン |
| みずでっぽう | コマンド | 干からびた地面や草にうるおいを与える | ゼニガメ |
| いあいぎり | コマンド | 木、作物、木製の人工物を破壊して素材にする | ストライク |
| いわくだき | コマンド | ブロックや固い人工物を破壊して素材にする | エビワラー |
| はねる | アクション | ジャンプができる | コイキング |
| なみのり | アクション | 泳げるようになる | ラプラス |
| 得意なこと | 効果 | 使えるポケモン |
| もやす | たきびや蝋燭など燃えるものに火をつける | ヒトカゲなど炎系ポケモン |
| きをきる | 各所で拾える「ちいさなまるた」を「ざいもく」に変える | ストライク、ドリュウズ、カモネギなど |
| けんちく | キットを用いた建築時に必ず1匹必要になる | ドッコラー、カヌチャンなど |
| ちらかす | 素材アイテムを自身の生息地周辺に落とす | イトマル、チルット、ダストダスなど |
| はつでん | 電気が必要なオブジェクトに電気を通す | ピカチュウなど電気系ポケモン |
| とりひき | ランダムなラインナップで商売を行い、手持ちのアイテムと交換してくれる | タブンネ、クチート、サーナイトなど |
| もりあげる | 音楽に合わせてムードを盛り上げてくれる | ピッピ、プリン、ニンフィアなど |
| 種別 | 撤去 | 移動 | ポケモンの住処にする | 居住可能なポケモンの数 |
| ブロックや家具で作られた建物 | 他のブロックなどと同様自力で破壊すれば可能 | 別の場所に建て直しての再現はできるが直接移動させることは不可 | 家具を3つ以上置けば可能 | 4匹 |
| それ自体が1個のオブジェクトである建物 | 解体用のキットを使っての撤去が可能 | 引っ越し用のキットを使って可能 |
家具を3つ以上置けば可能 ※一部居住不可の建物あり |
1~4匹 ※一部、大きいポケモンは住めない建物あり |
以下では、ストーリーを進行する中で必ず出会う特別な個体のポケモンを紹介する。
これらのポケモンは、それぞれ他のポケモンが所持していない唯一の「得意なこと」を持っている。
ポケモンのキャラクター性の強調
原作版『ポケットモンスター』のユーザーに向けたファンサービスの数々。
まさしくスローライフなゲーム性
ストーリー
自由度の高い開拓
プレイを心地よくする「チルい」BGM
ポケモンの選出
一度に登場できるポケモンの数に上限がある
おたからを拾うために地形の破壊が必須になる
「かんてい」と「コレクター」のテンポが悪い
序盤ミッションの達成条件がわかりにくい
生息地の問題点
「得意なこと」のバランスに偏りがある
ポケモンたちがニンゲンのいないコミュニティの中で活き活きと暮らす描写と、原作ファンにも嬉しい演出に溢れた、良質なスローライフ・サンドボックスゲームである。
バトルを排した自由度の高い街づくりや、人々の消えた謎を追うストーリーがプレイを牽引し、静かで落ち着く手触りながら時間の溶ける体験を提供している。
一部の演出テンポの悪さや、ポケモンの選出・特技のバランス調整など、ゲームを通しての不満点や粗も見られるが、それらを補う魅力が十分にあり、ポケモンファンはもちろん、ここからポケモンへの理解を深める入門ソフトにもなる一作と言えるだろう。
| + | ネタバレ注意 |
*1 モジャンボはオフラインだとはかせだけだが、クラウド島では通常個体が出現する生息地を作ることができる。
*2 ポケモン世界での動物性タンパク質の調達方法は度々ネタにされる話題だが、本作ではヤドンのしっぽのようなポケモン由来の動物性食材は「モーモーミルクコーヒー」のみで、それ以外は全て植物性の材料になっている。
*3 例外的に『SV』は4曲、『アルセウス』は1曲、発売時期の関係か『ZA』は未収録
*4 曲名こそヒワマキシティだが、第三世代の特徴的な要素である「ひみつきち」で流れる楽曲である
*5 『初代』『FRLG』『ピカブイ』があるカントーは3タイプから選べる。ただしさすがに『金銀』及び『HGSS』でのカントーのアレンジは未収録。
*6 「本作の世界観は一見ほのぼのしているように見えてその実、ハードな世界観なのではないか?」というダークな考察もあったりするが、原作のポケモンシリーズも深読みするとダークな面が見える部分が多々あるので、あまり違和感はない。
*7 メタモン自身のすみかの好みは「あかるい」に設定されている。
*8 本編シリーズでも図鑑がリセットされ、過去作のポケモンのリストラが実施されるケースがいくつか登場している。
*9 ラプラス、フリーザー、グレイシアとアマルス系の2匹を併せた計5匹