ケツバトラー
【けつばとらー】
| ジャンル | 対ケツアクション |  | 
| 対応機種 | Nintendo Switch | 
| メディア | ダウンロード専売 | 
| 発売・開発元 | カヤック | 
| 発売日 | 2024年12月12日 | 
| 定価 | 500円(税込) | 
| レーティング | IARC:3+ | 
| プレイ人数 | 1~2人 | 
| 判定 | バカゲー | 
| ポイント | Joy-Conをケツに挟んで戦う対戦ゲーム 腰をいわしかねないゲーム性
 やれることは対戦のみ
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| コロコロコミックシリーズ | 
 
概要
『カブトクワガタ』『ぶっとバード』に続く「コロゲープロジェクト」のゲーム作品。
開発・発売は面白法人カヤックが担当。
特徴
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Joy-Conをズボンに挟み込んで、尻を振って遊ぶ対戦アクションゲーム。
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尻を左右に振れば、ケツバトラーの武器も左右に動く。
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尻を突き出すことで「突き攻撃」ができる。
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相手の頭に武器を当てることができればラウンドを取得できる。先に3ラウンドを取得した方が勝者となる。
 
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プレイアブルキャラクターは全部で6名
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必殺技の違いなど、キャラクター差も一応あり、動かす際もキャラによって挙動が多少異なる。
 
評価点・バカな点
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尻を振って戦うというコンセプト
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本作の最大の特徴にして最大のおバカポイント。Joy-Conを使用した体感ゲームは過去にいくつも登場してきたが、尻に挟んで遊ぶというコンセプトそのものがおバカである。
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また、ケツバトラーたちが戦う絵面もかなりふざけてる。具体的には、ケツに武器を挟んで構えているポーズを一切変えないまま、左右に回転して戦うのでシュール極まりない。
 
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バトル画面の背景もよくよく見るとおかしい
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ケツに武器を挟んで戦うという絵面だけでも十分バカゲーなのだが、背景の山や岩もよくよく見るとケツの形をしている。
 
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何故かラウンドコールの「いざ対ケツ」の表示中にも攻撃(いわゆるフライング)ができる。
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場合によっては、ラウンドコール中に決着が着いてしまうことも。
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なお、フライングをした場合のペナルティーは一切ない。
 
問題点
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腰を痛めやすい
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本作をプレイするにあたって真っ先にぶち当たる問題点。「ケツを振って戦う」というコンセプト上、当然と言えば当然なのだが、腰への負担が半端ない。
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腰を痛める要因の一つにチュートリアルで表示される尻を振る操作ガイドが間違って見えることが挙げられる。
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ガイドでは「腰ごと尻を左右に振る」ように見えるが、実際は「少しかがんで、体の軸を中心に下半身をひねる」ように尻を振らないとコントローラーが反応しない。
 
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あまりにも「腰を痛める」という報告が相次いだためか、アップデートで必要以上に激しい動きを避ける注意喚起の表示・一定時間ごとに休憩を促すアラート表示・操作ガイドの修正がされた。
 
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基本的にやれることは対戦のみ
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ストーリーモードのようなモードも無く、基本的には対戦しかできない。
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CPU対戦も一応できるものの、基本的には2人で遊ぶゲームだと思った方がいい。
 
総評
コンセプトそのものや、戦っている絵面こそ、まごうことなきバカゲーではあるが、操作ガイドの誤解や、注意喚起不足から腰を痛める報告が相次いでしまった。
500円という低価格ではあるものの、やれることが対戦しかできないのも、人によっては不満点であろう。
バカゲーとして楽しむ分には500円相応の内容なので、オフラインで一緒にプレイできる人がいるなら購入を考えてもいいかもしれない。
余談
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週刊コロコロコミックでは、本作のコミカライズ版が連載されている。作者は高出なおたか氏。
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父の形見や修行で強くなるといったオーソドックスなバトル漫画の文脈でシリアスなシーンも多いが、戦闘は尻なのでギャップがすさまじい。
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その絵面から「『クレヨンしんちゃん』に似たようなネタがあった」という意見も多く見られている。
 
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尻でJoy-Conを動かして対戦するゲームとしては本作よりも前に『エブリバディ 1-2-Switch!』の収録ゲームとして「ヒップレスリング」が存在する。
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「お尻の前でJoy-Conを構えて持つ」そちらと違い本作ではズボンでJoy-Conを挟み込むので動きの激しさも段違いなのだが。
 
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任天堂によるNintendo Switch 2での本作の動作検証では「問題なく動作する」とされていたが、実際には剣の振りや各種ゲージの増加が早くなってしまう不具合が発生している。
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これについて公式Xでは「ケツが想定よりも強くなりすぎる現象」と称し、検証には時間がかかるとした上で修正までの間Switch2では「エクストリームケツバトルeditionとしてお楽しみいただけますと幸いです」と
開き直り
お願いし話題を呼んだ。
 
最終更新:2025年06月11日 20:03