【ほしのかーびぃ すたーあらいず】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | HAL研究所 | |
発売日 | 2018年3月16日 | |
定価 | 5,980円(税抜) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
判定(ver.4.0.0) | 良作 | |
改善 | ||
ポイント |
新要素「フレンズヘルパー」で夢の共演 難易度は本編と追加モードとで両極端 全体的にキャラゲー寄りでアクション性はやや低下 大幅な謎解き要素の削減と本編のマンネリ感 |
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星のカービィシリーズリンク |
シリーズ25周年を飾る、Nintendo Switch初のHAL研究所開発タイトル。
据え置き型ハードでの本編カービィとしては『Wii』以来であり、その後の3DS作品『トリプルデラックス(TDX)』や『ロボボプラネット(ロボプラ)』の要素をも色濃く受け継ぐ。
前作『ロボプラ』はシリーズを通しても異質な世界観だったが、ハードを乗り換えた本作は、スケールの大きさを意識させつつも、基本的にどこまでもいつも通りのカービィ。
過去作の「ヘルパー」や「コピー能力ミックス」などを統合した「フレンズヘルパー」関係の新要素が本作最大の特徴。
やみの力が広がって、銀河中が大ピンチ?!
宇宙のはるかかなたで行われた、とあるなぞのぎしきのせいで平和だったポップスターにも、何やら異変が……。
やみの心「ジャマハート」をめぐって、立ちはだかる強敵たち。
そして宇宙からせまるじゃあくなたくらみからカービィとフレンズたちは世界を救うことができるのか?!
(公式サイトより引用)
コピー能力
能力名 | コスチューム | 概要 |
---|---|---|
アーティスト | ベレー帽 |
『SDX』『USDX』に登場した「ペイント」とは別物だが、明らかにそれを意識したような技はある。 絵筆を振って絵の具を飛ばすことで攻撃したり、彫刻を即興で作成して武器として振り回す。 『3』のアド・『64』のアドレーヌのようにキャンバスに描いたキャラを突撃させることも可能で、 一定時間ごとに冷蔵庫(『64』のアイススパーク)を描いて回復アイテムを出す事もできる。 また、絵の具は水の属性を持つが、属性系のフレンズ能力には対応していない。 |
スパイダー | 蜘蛛の足付きのハット |
蜘蛛の糸を出して敵を捕縛する。捕縛された敵は毛玉となり、押すことである程度跳ね返った後消滅する。 蜘蛛の巣をトランポリンとして使い、仲間をハイジャンプさせることもできる。 |
スティック | 緊箍児付きの王冠 |
伸びる棒をつかったリーチの長い地上攻撃が得意な能力。 『Wii』のスピアに似た、広範囲かつスピーディーな地上攻撃が多いが、空中絡みは苦手。 |
フェスティバル | 兵隊帽と羽根飾り |
カーニバルのように賑やかに踊り、画面上の敵を全滅させる。 クラッシュと同様にフレンズが多い程ボスへの威力がアップするが、一度使うとすっぴんに戻る。 |
フレンズヘルパー
フレンズ能力
属性
フレンズアクション
ドリームフレンズ
イラストピース・メモリアルイラスト
その他
開始時からプレイできる他のモードはJoy-Conを使って遊ぶミニゲームとなっており、どちらも難易度が3段階存在する。また複数のプレイヤーと一緒にプレイして競い合うことも可能。
ギャラクティックホームラン王
ふりふり!きこりきょうそう
+ | ストーリーモードクリア後 |
+ | ストーリーモードクリア後のネタバレ |
一部アップデートで改善されているものもある。
+ | ストーリーモードクリア後のモードについて |
+ | ストーリーモードクリア後のモードについて |
+ | ストーリーモードクリア後のモードについて |
星のカービィ25周年を締めくくるシリーズの集大成に位置づけられた作品なだけあり、積み重ねられた歴史を感じるファンサービス要素は非常に素晴らしいものとなっている。
目玉となるフレンズ関連にやや調整不足な面が見られる点や、本編部分の大幅な難易度の低下やボリュームの削減など残念な部分もいくつかあるものの、
もともと低難易度はカービィシリーズの本題でもあり、ポップな雰囲気やゲーム初心者の入りやすさといった点は損なわれていない。
Switch、Joy-Conの仕様を用いて新機軸を打ち出そうとする制作側の努力を窺える点も多く、その点を以て本作は多人数プレイで盛り上がることを視野に入れた作りであるともいえる。
つまるところ「カービィシリーズにまた一つ入門向け作品が増えた」と言ったところか。機会があるならば、身近なフレンズ(家族や友達、恋人)と一緒に遊んでみるのも一興である。
*1 離脱させない場合は4人目がコピー能力の帽子に変化し、考え直す猶予が与えられる。
*2 『スーパーデラックス』と同様
*3 例外的に普通のステージとあまり変わらない上、ボス戦後に脱出パートが入るステージもある。
*4 このモードでは初期設定の人数よりも仲間を増やせない制限があり、フレンズハートが仲間を増やす以外の用途に限られるため。
*5 新参とは言ってもかなりの経験がある人物であることは付記しておく。
*6 テレビアニメや漫画やノベライズの方で目立つキャラクターである。特にテレビアニメでは爆弾発言・狂言を連発したので記憶に残りやすいと思われる。
*7 スマブラでは『X』におけるシール収録のみだった。アシストフィギュア出演した『スマブラSP』は本作よりも後の発売。
*8 TVモードかつヘッドホン未接続時にしか発動しないうえ、純正コントローラーのある機能を使った仕掛けのためにプレイ動画では伝わらないのである。
*9 2P~4Pは20秒、1Pは1カウント2秒×5カウント=10秒。
*10 手心システムと呼ばれている
*11 ただし、パンチしている時に吸い込むとファイターをコピーする。転がっている時だとホイール、その他の時だとストーン。
*12 『TDX』のレアキーホルダーや『ロボボプラネット』のレアステッカーに該当するアイテムはある。
*13 さすがにノベライズ版では説明がされた
*14 そのためか本モードの彼女達のスペシャルページや後半戦のBGMの曲調が三魔官視点のものになっている。
*15 ベースとなった『64』のステージよりも足場が広くなっており、十分な素早さ成長前提だが前述の強制招集も利用しやすいため、グーイや三魔官と比べてフレンズを失いにくい。
*16 カッター、ファイター、ニンジャ、パラソル、ドロッチェが該当。
*17 更に、棒立ち状態で被弾後、その直前に入力していた技が暴発する遅延現象もある。
*18 この状態ではポーズ画面での操作も反応が鈍くなっている。
*19 マホロアのブラックホール等
*20 クリア後に出現するステージを除く。
*21 覚えようとはしているが、結局「アナタ」呼びもしくは名前の途中までしか言えていない。なお、別のモードでのある画面ではそれについてのコメントもあったり、本人も本作の公式Twitterにおいて言及してたりする。