【こうそくかーどばとる かーどひーろー】
ジャンル | 高速カードバトル | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | インテリジェントシステムズ | |
発売日 | 2007年12月20日 | |
定価 | 4,571円(税別) | |
判定 | 良作 | |
カードヒーローシリーズ トレード&バトル / 高速カードバトル / スピードバトルカスタム |
『トレード&バトル カードヒーロー』から7年の時を経て発売された実質的な続編。
前作の不満点をいくつか解消しつつ、新カードや新システム、DSならではのタッチペン操作やWi-Fi対応といった様々な改良が行われている。
後 |
デッキはモンスター10枚にマジック・スーパーが計4枚で固定。マジック・スーパーの4枚は最初から手札にあり、 モンスターカードは最初に3枚引き、以後1体やられる毎に1枚ドローする。 スーパーカードを出すと無条件で相手のモンスターを一掃でき、レベルアップ自体が勝利の決め手となる事も。 ストーン周りの仕様は全く異なる。最初の手持ちストーンの最大数は1個で、1体倒れる度に最大数が増えていく。 消費しても次のターン開始時に回復するため倒されるほどストーンの所有数が増えるが、最大数が6個に達する(*1)と敗北。 設置できるモンスターは前衛・後衛の2体のみで、気合だめ、準備中などの概念は存在しない。 |
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以下、本作のカード名は《》で括り、カッコ内に/で表記されているものは前作でのそのカードの名称としている。
ゲームシステムは7年の月日が経っているだけに正統進化と言ってもいい進化、改良が加わっている。
見落とせない粗はあるものの、全体的に見ればゲームバランスも上手く保てており、良作と言って差し支えない出来栄え。
特にスピードバトルの登場はカードヒーローらしさを損なうことなく、シリーズの新たな可能性を切り開いた。
しかし、前作に引き続いて出荷しすぎたのか、それとも公式サイトはスピードバトルをプッシュしていて、パッケージにも通常ルールの存在が描かれておらず、今までのルールがないと思ってしまった前作のファンが警戒して購入しなかったのか、一時期は新品が500円で購入可能なほどまで値崩れを起こしていた。
それを差し引いても、やはり粗があることには変わりなく、ストーリーの薄さやクセの強いキャラ付けがネックとなっている。
総じて、前作と同様「隠れた名作」という評価に良くも悪くも落ち着いている。
【かーどひーろー すぴーどばとるかすたむ】
ジャンル | サクサクカードゲーム | |
対応機種 | ニンテンドーDS(DSiウェア) | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | インテリジェントシステムズ | |
配信日 | 2009年7月29日 | |
定価 | 800DSiポイント | |
判定 | 良作 | |
カードヒーローシリーズ トレード&バトル / 高速カードバトル / スピードバトルカスタム |
単なる機能制限版かと思いきや、むしろそれ以外の要素を排した調整によってスピードバトルに特化させた良作。
DS版をやりつくした人にも、DS版キャラの親類や疑似ダブルスロットなどといった楽しめる要素もあった。現在では新規入手不可なことが惜しまれる。