【しゃどうはーつ つー】
ジャンル | RPG(*1) | ![]() 裏を見る ![]() 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 2枚組 | |
発売元 | アルゼ | |
開発元 | ノーチラス | |
発売日 | 2004年2月19日 | |
定価(税別) |
通常版:6,800円 限定DXパック:9,800円 |
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プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 58KB以上の空きが必要 | |
周辺機器 | PlayStation BB Unit対応 | |
レーティング | CERO:15歳以上対象 | |
判定 | 良作 | |
シャドウハーツシリーズ I / II / フロム・ザ・ニューワールド |
幸せとは何か、正義とは何か。
1915年、第一次世界大戦が始まって半年。
フランスに進出したドイツ帝国軍は、魔物が棲むと恐れられるフランス北部の小さな寒村・ドンレミを制圧できずにいた。
ドンレミに派遣されたドイツ帝国陸軍少尉、カレン・ケーニッヒの小隊は村の古い教会へ突入する。
そこで小隊の隊員たちが見たものは、硬質の黒い翼を持つ[悪魔]の姿だった。
カレンを除く全員は[悪魔]に倒され、薄れゆく意識の中でカレンが最後に見たのは、人の姿へ戻る[悪魔]の後ろ姿だった。
(解説書より)
ホラーな雰囲気とジャンジメントリングシステムが特徴的だった『シャドウハーツ』の2作目。
世界観は共通しており、前作終了から半年後が舞台となっている。
シナリオは前作と同じく前半・後半で分かれ、欧州編・日本編の2つに分かれている。
グラフィック
サウンド
戦闘システム
その他、前作に存在した要素も健在。
細やかな調整点
+ | ... |
+ | ウルと愉快な仲間たち |
【しゃどうはーつ つー でぃれくたーずかっと】
※共通項目は省略
本作の廉価版は、追加要素が入ったディレクターズカットとして発売。事実上の完全版といえる。
ただし、し流通量の問題で中古であってもやや高めであることが多い。
以下追加・変更点
1つのタイトルとして見た場合は充分に良作以上の域にあると言っても良いのだが、過去作とのリンクを強固に打ち出しているタイトルとしては粗が少なくないのも事実。
ギャグゲーか何かと勘違いしてもおかしくないほどに異常に増殖してしまったギャグイベントや、前作の持っていたダークな世界観がほとんど無くなってしまっている。
そして前作を経験しているからこそ余計に違和感が強くなってしまう後付け設定、描写などが目立つ点は続き物のタイトルとして見た時に前作、『1』からのファンが不満を募らせることもまた致し方ない点であると言える。
だが、それでも他のゲームでは持ち得ない独特な(もはや異質なレベル)雰囲気は確かにあり、ゲームそのものの作り込みも(明後日向きすぎなモノもあるが)かなりのモノで、制作陣の気合いを充分に感じることのできる上質な仕上がりであることは間違いない。
*1 ウル曰く「純正統派超大作RPG」とのこと。
*2 前作では「ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ」でファミリーネームが「ヒューガ」表記だったが、本作以降は「ヒュウガ」表記となった。
*3 タイトルは『Shadow Hearts: Covenant』となっている。
*4 INTELLIGENCE。インテリジェンス、つまり知能。
*5 ちなみに、最強の服はウルがデザインしたアリスの服。
*6 ただし、本作をクリアしそのまま前作をプレイすると、とある点で矛盾が発生するためエンディングのみで補完するか「もしもこの時…」と独自に考えて補完する必要がある。
*7 DC版ではさらにもう1個手に入る。ただしラスボスよりも遥かに強いボスから。
*8 次のターンの物理攻撃力が2.25倍(テクニカルリングなら最大2.5倍)。
*9 リングの「バー」だけでなく「エリア」も見えなくなる代わりに通常攻撃のダメージが3倍になるアクセサリー。
*10 特殊攻撃力が25%上がる代わりに特殊被ダメージが25%増加するアクセサリ。
*11 回復が売りの水と光ですらランク1では回復特技が使えない、どころか回復特技を使えるランク1フュージョン自体が存在しない。