【しゃどうはーつ ふろむ ざ にゅーわーるど】
ジャンル | 純正統派超大作RPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 2枚組 | |
発売元 | アルゼ | |
開発元 | ノーチラス | |
発売日 |
通常版/限定版:2005年7月28日 スターターパック:2006年1月19日 |
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定価(税別) |
通常版:6,980円 限定版:11,800円 スターターパック:5,800円 |
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レーティング | CERO:12歳以上対象 | |
判定 | 良作 | |
シャドウハーツシリーズ I / II / フロム・ザ・ニューワールド |
前作『シャドウハーツII』から約1年半後にPS2にて発売された続編
ジャッジメントリングをはじめとしたゲームシステムは前作を踏襲、発展させた物であるが舞台や登場人物はサブタイトルが示すように一新されている。
数年前、ジョニーは大きな事故に巻き込まれ、その際に家族と、大切な記憶を失った。
1929年。
暴力と闇の力に支配されていたアメリカ大陸。
父親は莫大な額の遺産を遺したが、ジョニーはそれを継ぐのを嫌い、今はニューヨークで一人の執事と供に私立探偵を営んでいる。
ジョニーが事故から目覚めたのと同時期、アメリカの各地で、ある怪現象が噂されるようになる。
薄緑色の空間が歪み、中から怪物が生み出されるその現象を、人々は「窓」と呼んだ。
ネイティブアメリカンの血を引く女性、シャナイアは、窓から出現する怪物を退治する賞金稼ぎの仕事をしながら、各地を旅して回っていた。
ある日ジョニーの元に、一件の依頼が届く。
傷害事件の容疑者で、保釈中に逃亡した男を探し出して欲しい、と。
まるで初めから仕組まれていたかのように、簡単に男を発見するジョニー。
だが、そこで異変が起きる。
男の背後の空間が不気味に歪み、そこから姿を現す異形の怪物。
一口で男を食い殺した怪物が、次はジョニーへと牙を向けた瞬間、人影が天井を突き破って、ジョニーと怪物の間に舞い降りる。
全身を淡い光に包み、人と鳥が融合したかのような幻想的な姿で―
(公式サイトから引用)
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+ | 終盤のネタバレ |
ファンからの評判は「シナリオは△、システムは○」と言ったところ。
システム面はシリーズで最も完成度が高いが、シナリオやキャラクターはシリーズで最も評価が低く、良くも悪くも『II』の続編といった体である。
シナリオの微妙さが足を引っ張りがちだが、戦闘に関しては極めて順当に洗練されており、システム面は高く評せられて然るべきだろう。
*1 ただし、一部効果はやや効果が抑えられている。
*2 リングエリアが見えなくなる「ブラインドリング」の状態異常が常にかかる代わりに魔法ダメージが2倍になる。要するに「心眼」の魔法版。
*3 ラスボス並びに隠しダンジョンの敵や裏ボスを含む、全てのスナップを収集する必要がある。
*4 回復ステラマジックを持っているキャラが表示され、手軽に回復可能。
*5 マリスに関しては、未曽有の世界大戦や前作『2』で悪役がしでかした所業といった、本作ならではの特異的要因は一応存在する。ウィルもアクセサリーの1つとして存在していたが、設定として組み込まれていた事は無かった。
*6 全体全回復技や次のターン1度だけ物理攻撃力大幅アップ、など。
*7 アークヒールと同等の消費MPと効果の技があったり、最強の固有技のヒット数が5と非常に少ない。
*8 前者は、魔法が必中である上に一度ヒットすると回避判定が無くなる。後者は味方単体である上に、敵は複数の属性の魔法を使うことが多い。
*9 連携魔法で敵を全滅させると装備品や貴重なアイテムを貰えるため、使用価値が無いわけではないが、ストックゲージ200%は重すぎる上に状況が限られるのが難点。