※本項目ではSFC版『クロノ・トリガー』の紹介をしています。PS・DS・Win移植版の詳細はクロノ・トリガー (PS/DS/Win)を参照。
【くろの・とりがー】
ジャンル | RPG | ![]() 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 32MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | スクウェア | |
発売日 | 1995年3月11日 | |
定価 | 11,400円(税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 3個 | |
配信 | 【Wii】バーチャルコンソール:2011年4月26日/900Wiiポイント | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
『FF』と『DQ』のトップが組んだ「ドリームプロジェクト」 正統派RPGとしてあらゆる要素が高水準 海外でも国産RPGの代表作として高評価 |
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クロノシリーズ クロノ・トリガー (PS/DS/Win) - ラジカル・ドリーマーズ - クロノ・クロス |
星はかつて、夢を見た
『ファイナルファンタジー』シリーズの坂口博信氏と『ドラゴンクエスト』シリーズの堀井雄二氏・鳥山明氏が手を組んだ「ドリームプロジェクト」としてスクウェアにより制作されたRPG。
当時としては正に「夢」のような超ビッグネーム達のコラボレーションであり、ネームバリューだけではなく作品の出来もオーソドックスながら非常に高い完成度を誇る名作である。
特に海外では日本産RPGの最高傑作として挙げられることも多く、様々な機種に移植されている。
これは、「時の引き金(クロノ・トリガー)」を引いてしまった者達の物語――
ガルディア王国歴1000年。平和なこの時代に暮らす少年・クロノは、王国千年祭の日に活発な少女・マールと出会う。
成り行きから千年祭を見て回り、仲良くなった2人はクロノの幼馴染である発明少女・ルッカが発明したワープ装置の実験会場に向かった。
実験は大成功……と思いきや、マールのペンダントが共鳴し、不気味な空間の歪みが出現。マールはその中に引き込まれ消えてしまう。
クロノは消えたマールを追いかけ、空間の歪みに飛び込む。たどり着いた先は、クロノ達が生まれるよりずっと前、中世のガルディア王国であった。
ふとしたきっかけから始まったこの冒険は、時空を超えてこの星の謎を突き止める為の壮大な戦いへと発展していく。
時空を巡る物語
基本システム
戦闘
+ | キャラクター |
RPGとしての高い完成度
つよくてニューゲーム
グラフィックと音楽
時間移動を生かしたシナリオ
+ | 一例。ネタバレ含む |
ラスボスの正体
主人公の設定
難易度が低い
各キャラの能力値や技能について
その他システム面
その他イベント面
行き先に迷うことがある
反撃のシステムが中途半端に親切で誤解を招く
システム・イベント不具合(軽微なものを含む)
ドリームプロジェクトの名は伊達ではなく、極めて完成度の高い傑作RPGとしてユーザーに絶賛された。
その後はPSでシリーズ2作目となる『クロノ・クロス』が制作された他、PSとDSへ2度に渡って移植されている。
海外でも人気が高く、向こうのファン達が無許可で作った3Dリメイク、続編などが発表されることもあった(どちらもスクエニが警告を出して公開を差し止めた)ほどで、その人気ぶりが窺える。
PS・DS・携帯アプリ・スマートフォン・Steamと5回に渡って追加要素付きで移植されている。
また、オリジナルのSFC版そのままの内容でWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。
2018年2月28日には突如PC版がSteamで配信された。UIなどはスマホ版が元になっており、追加要素も収録されている。
移植版の詳細はクロノ・トリガー (PS/DS/Win)を参照。
開発経緯
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関連タイトル
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その他・ゲーム内のネタ
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その他・関連事項
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*1 RTAでさえ、研究の進んだ現在ではストーリー途中でラスボスに挑んでクリアするチャートが主流になっているものの、昔はストーリーを最後まで進めて終盤の装備品で戦力を整えないとラスボスに勝てないと思われていた
*2 落ちているスピードカプセルを取り逃さず、スピードカプセルを盗めるボスからは全て盗み、さらに終盤のとあるダンジョンに出てくる固定敵からうまく盗めば、1周目でも全員カンストは可能
*3 普通にすべてのイベントをこなしてゲームクリアした場合のサブタイトルは26個。ちょうどテレビアニメを2クール放映した時と同じ話数。
*4 一般的なRPGでは「マジックポイント」や「マジックパワー」の略であることが多いが、本作では魔法以外の技でも消費するためか「マインドポイント(精神力)」の略であるとSFC版の説明書に明記されている。
*5 いずなおとし、鉄球、ハレーション、ライフシェイバー等が該当
*6 ただし終盤のイベントで共に補強される。
*7 「マシンガンパンチ」が魔力★★の「エレキアタック」のダメージを超えるライン
*8 例えばダークミストはクロノのシャイニングの丁度半分の威力と消費MP。ダークボムは円範囲になるが敵単体に対してのコストパフォーマンスはシャイニングを上回り、ダメージは最終的に「みだれぎり」を上回る。
*9 時限イベント開始直前にその「最愛の人」の名前が分かるのだが、よりによってパスコードとして2通りの解釈がある(勿論、正解はそのうち1つ)上、事前にパスコードの入力方法の説明も時限イベント開始の合図もない。そのため、初見で正解までたどり着くには難易度が高い
*10 ATELシステム。Active Time Event Languageの略。元々の用途はシームレスに戦闘へと移行する処理のために作られた並列処理スクリプトシステムである。
*11 FC用FF4の予定があったので現在でいうFF4の企画案が出された当時はFF5だったが、FC用FF4開発中止に伴ってナンバリングを詰めてFF5からFF4になった。しかし、ややこしいので「FF4の没案」とする。
*12 実際に作中では再現出来ないパーティや装備の組み合わせのイラストが見られるのもこのため
*13 当初は基本プレイ無料の『ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶』→バージョンアップ版『ファイナルファンタジーレジェンズII』だったが、後に買い切りの完全オフライン専用アプリとしてリニューアル配信。
*14 ちなみに光田氏は結局、自分の曲を作りたいと思ってスクウェアに入社したが、当初はそれらジブリ作品の曲を作った久石譲氏のスタジオを就職先にしようと内定も取っていた。