雪の白に塗りつぶされた、暗い夜道。
少女が1人、防寒具も身に着けぬまま歩いています。
手にした銀貨を固く握りしめ、母の待つ家を目指しているのです。
そんな少女の前に雪中から、暖かく光る不思議な杖が現れました。
少女が1人、防寒具も身に着けぬまま歩いています。
手にした銀貨を固く握りしめ、母の待つ家を目指しているのです。
そんな少女の前に雪中から、暖かく光る不思議な杖が現れました。
少女はその暖かな灯に、母の手の温もりを思い出しました。
最後に頭を撫でてくれたのは、いつだったでしょうか。
その記憶に縋りつくように、少女は杖に駆け寄ります。
すると、杖の灯は強く輝き、光が少女を包みました。
最後に頭を撫でてくれたのは、いつだったでしょうか。
その記憶に縋りつくように、少女は杖に駆け寄ります。
すると、杖の灯は強く輝き、光が少女を包みました。
少女は暖かな光の中で、幸せな記憶を思い出します。
昔食べたシチュー。暖炉の前で編み物をする母親。
お気に入りだった手袋とマフラー。飼っていた犬。
杖の灯は一層輝き、おかげで少女は寒くなくなりました。
昔食べたシチュー。暖炉の前で編み物をする母親。
お気に入りだった手袋とマフラー。飼っていた犬。
杖の灯は一層輝き、おかげで少女は寒くなくなりました。
翌朝、杖を手にした少女が氷漬けの姿で発見されました。
その杖は、使用者の暖かな記憶を奪い、灯に変換する魔具でした。
少女は記憶を失い、帰る家さえ分からなくなってしまったのです。
しかし凍った少女の顔には、暖かな笑みが浮かんでいたそうです。
その杖は、使用者の暖かな記憶を奪い、灯に変換する魔具でした。
少女は記憶を失い、帰る家さえ分からなくなってしまったのです。
しかし凍った少女の顔には、暖かな笑みが浮かんでいたそうです。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年10月31日 | ||
EN | Winter's Warmth | ||
解放 | サリュ(形而上の魔女) |