山雀 - 連城三紀彦データベース（仮）

• 分類：短編小説
• 初出：「オール讀物」1990年5月号
• 雑誌時挿絵：村上みどり
• 収録短編集：『夜のない窓』

あらすじ

　最後の客が帰ると信夫は、いつもより大きな溜息をついて、
「おヒサ、早いとこ売りあげ勘定しろよ」
　三人のバイトと一緒に店の片づけを始めた妻の久子にそう声をかけた。

炉端焼き屋を営む信夫は、客の頼みで出かけた五泊六日の海外旅行から戻ってきた。そこで飼っている九官鳥が、バイトの撩二と妻の久子の密通を声真似で露わにし……。

登場人物

• 信夫
  • 炉端焼き屋「やまがら」の店主。
• 久子
  • 信夫の妻。
• 撩二
  • バイトの青年。歌手志望。

解題

（スタブ）

関連作品

• 『夜のない窓』収録作
  • 「今夜だけ」
  • 「午後だけの島」
  • 「夜のない窓」