- 分類:短編小説
- 初出:「オール讀物」1993年1月号
- 雑誌時挿絵:村上みどり
- 収録短編集:『前夜祭』
あらすじ
月は欠けた半分の方が闇のまま黒く光っていた。
黒い半月とでも言えばいいのか。
本当に光っている方が、闇の半分にその光を奪われて白く影のように見える。真南をはずし、少しだけ西へと落ちていた。
上司の根上の愛人をしている由子の元に、根上の妻・千枝子が訪ねてくる。千枝子は由子に、「主人と別れたいから主人と浮気をしてほしい」と頼んできて……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年07月12日 23:02