- 分類:短編小説
- 初出:「季刊SUN・SUN」1994年夏号
- 雑誌時挿絵:川村昭人
- 収録短編集:単行本未収録
あらすじ
電話が鳴ったのは夜の零時近い時刻だった。
内職のミシンがけがやっと終わり、ホッとしながらも隣りの部屋で心地よさそうに眠っている夫に腹を立て、
「いい気なもんね」
そう呟き、その呟きに夫の鼾と前後して電話のベルが答えたのだった。
夫はリストラ寸前、息子は暴走族予備軍。所帯やつれした夏子のもとに、高校時代の親友の安美から電話がかかってくる。今は売れっ子漫画家の妻に収まった安美は、突然「二百万円あげる」と言い出した……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年07月15日 21:28