カード名 |
レアリティ |
カテゴリ |
レベル |
詳細説明 |
長狼 アケーラ |
WR |
ソウル |
5 |
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。 〔小/中/大/特大〕 ▲スピードが上がる 〔 特殊 〕 ▲スキルを使用すると一定時間ダウン追い打ちダメージが上がる 【ソウル】巨人召喚 暴旋風 【モチーフ作品】イギリスの小説『ジャングル・ブック』より、父狼 【イラスト】伊藤未生 / 【CV】森川智之 |
「自由の民よ、己が心のままに駆けるがよい」
Ver.5.36-Hの2023/08/07に追加されたソウル
カード。
Lv5の速度特化ソウル。(7.5メモリ)
スキル発動で一定時間(5秒)ダウン追い打ちダメージが上昇する。
マスタースキルは起動用としてカウントしない。
クールタイムは20秒。効果時間こみだと実質25秒のCTとも言える。
追い打ちダメージは0~+4で3、+5~9で4、MAXで5上昇する。
他の追い打ちダメージアップ効果とはアシスト由来・スキル由来どちらでも重複する。
短時間かつスキル使用直後のみで条件が厳しめのため、効果が中時間持続する
ミクサ、リン、遮那のレベル6WR専用アシストに付いている追い打ちダメージアップより強力な効果値として調整されている。
モウグリ、アケーラと親子のソウルとあってか、どちらのソウルもルカとの相性が良い。
9月チャットでわおーんと言っているルカは実は狼達の兄妹だった?
ルカは素の足の遅さがネックだったため、Lv4からSS特大バフと「エンドルフィン」で強化したSSで相手をキルしていき圧倒的なスピードで駆け回るモウグリビルドか、Lv5である程度の速度を確保しつつ、元々追い打ちダメージ効果を持つ「びっくりさせるぜ!」でダウンした相手を容易に撃破まで持ち込めるようになるアケーラビルド...どちらもルカの短所を補い長所を伸ばすビルドとなるため、プレイヤーの立ち回り次第で運用が変わってくる。
ダウン追い打ちダメージUPはマスタースキルにも付くため、発射回数の多い「
サラマンダーアイドル」あたりと組み合わせるとどの
キャストでも一発芸が期待できる。
追い打ちダメージは【
固定ダメージ】なため防御アシストを大量に積んだ相手でも手数の暴力ができるのであれば容赦なく大きなダメージを与えることが出来る。多々良が相手の場合、庇いスキル「夜叉王ノ庇護」の肩代わり効果はダウンしたキャストに及ばないことから、多々良の相方を庇いを無視して突破するのにも有用。
+
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採用の変遷 |
実装からおよそ一ヶ月弱したVer5.36-H末の時点、相性がいいかもとされたルカを含めていずれのアタッカーでもおすすめソウルランクインはしていない。SSアタッカーなら当該バージョンでは人気ソウルがある程度バラけている(スピードが最大18メモリ上がるモウグリ・射程が大幅に伸びる雪曇・継続戦闘能力が上がるカットボビン・ほぼ常時キルダメに加えSSスピードと無駄がないグレースがそれぞれ人気で、一強でない環境)はずなのだが、それでも扱いの難しさは厳しかったらしい。
やはり5秒という効果時間が枷になっている。例えば効果量を2か3にしてスキル発動後10秒~20秒と余裕があったらそれなりのキャストで採用されていたのかもしれない。
Ver.5.36-K末では美猴のおすすめソウル2位にランクインしている。
おすすめアシスト4位が「心探しの新兵の銃」で明らかに端レーン用でありながら、ソウルの1~3位に端レーン特化のものがランクインしておらず、さらに3位も採用意図のわかりやすい「 火喰いのプレシデン」である。ゆえに「ソウル1位がこれ一択すぎて2位3位にネタビルドや試行錯誤で使ったものがランクイン」というパターンではなく、「一定数ちゃんと使っている人がいてのランクイン」だと推定される。バフスキル「怒髪天」は効果時間が長めでアケーラの暴発になりにくい、「『乾坤一擲』で接近→SSでダウン→追い打ちで根本SS連打」コンボ、多段攻撃の「如意暴風」でそれ自体でダウンとってそのまま追い打ち、と比較的活かす機会が多いのと、「怒髪天」やWR6専用の撃破ダメージのために自分自身でトドメを刺す価値が高いためだろう。比較的SS耐性アシストを装備されやすいため、あえて耐性アシストを無視できるアケーラを、という見方もできる。
Ver.5.36-O時点ではランク外へ落ちている。
Ver.5.36-Qではコッペリアで2位。9周年ソウルが強力なので1位ソウルはほぼ独占されているのと、「シエル・ド・バレエ」の硬質化&移動攻撃でダウンをとってもそのまま追撃しまくる立ち回り用だろう。コッペリアはゲージ供給スキルとハート消費スキルで役目がはっきり分かれているキャストなのでアケーラが暴発しづらいというのも要因だろう。
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+5,+MAXで追い打ちダメージが強化
原典はイギリスの短編小説集『ジャングル・ブック』。
直近で追加されていた「
狼群の子 モウグリ」の父狼である。イラストレーターもちゃんと同じ伊藤未生氏。
お父さん!!!!!! ケモミミ!!!
肩書きの「長狼」は「兄弟狼の長男」という意味ではなく、群れの長としての「長老」とのダブルミーニングの造語。
アシストカード「矜持を示す黒き盾」持つ。自力で狩りができないほど老い衰えたと自覚すれば狼の長老の地位を自ら手放す誇り高さ、実の子たちと同じようにモウグリを愛し、モウグリを喰おうと付け狙っていた虎から守り続けてきた彼が持つのに相応しい一品。
モウグリの持ち物「心優しき賢狼の牙」は本来アケーラの武器であり譲ったからカード絵では盾のみを獲物としているのかもしれないし、原典ではアケーラの妻でありモウグリのもう一人の育ての親にあたる母狼の存在感も大きいため彼女が「心優しき賢狼」なのかもしれない。設定資料集4の発売が待たれる。 あと左手に青いオーラの剣っぽいのが見えなくもないが、それっぽく見えるだけの装飾かもしれないので現状はまあ。
セリフ「自由の民よ、己が心のままに駆けるがよい」について。
原典にも出ている単語であり、『自由の民』は狼たちのこと。狼らは同じ自由の民、それも群れの長――アケーラの命令にしか従わず、外からの指図を受けない。
ただし彼らはただ頑固ということではなく、人間の赤子(モウグリ)を育てるか追い出すかで群れの議会が紛糾した際、本来なら狼の議会に口を出す立場ではない黒豹のバケーラが『ジャングルの掟』に基づき論理立てて行った提案は聞き入れている。必ずしも排他的というわけではないのだ。
一方、アケーラの晩年に群れが虎のシーラ・カーンに乗っ取られて若い衆が『ジャングルの掟』を破る行動が目につくようになってからは見限っており、群れと決別したモウグリを見送るときにはもう群れの同胞ではないにもかかわらず優しい言葉をかける。
単に種族が同じであるかが重要なのでなく、『自由の民』とは心の有り様、生き様とも解釈できる。
カード絵の後ろには狼の姿が描かれているが、ケモミミ人型はあくまで仮の姿であり本来はあの狼であるか、あるいはモウグリ以外の息子狼であるのだろう。前者の方が「モウグリは群れの中の異端者」という話の軸に沿ってはいる。
なぜか文字数に余裕があるにもかかわらず、カード画像では「長狼アケーラ」と空白がなく詰められている。
.netのカードリストでは空白があるので、現状は空白ありで扱っておくことにする。
最終更新:2024年05月06日 11:05