ゲンジ(ポケモン)

登録日:2012/04/07 Sat 10:45:33
更新日:2025/08/09 Sat 17:30:31
所要時間:約 3 分で読めます






命を 救って くれた ポケモンに 全てを 注ぐ





出典:ポケットモンスター、88話『トライアルミッション!深海潜水調査団!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ゲンジとはポケットモンスターに登場するキャラクター。
初登場はルビー・サファイア

CV:飯塚昭三(アニポケ)、佐藤正治(ポケマス)



◆概要

ホウエンリーグ四天王の最後の砦。ドラゴンタイプを使用する。
海賊の船長を思わせる威厳のある老人。
かつてポケモンに命を救われたことがあり、ポケモントレーナーに必要なのは正しい心と考えている。

ポケモンリーグに人一倍強いプライドと思い入れを持っており、ポケモン勝負を本気で楽しむならばポケモンリーグと言っており、バトルフロンティアには対抗意識を燃やしている様子。

リメイクのORASでは、タイドリップ号の名誉船長であるハギ老人と、デボンコーポレーション社長ツワブキ・ムクゲと友好関係であったことが明かされた。


◆ゲーム版でのゲンジ

使用ポケモン

ルビー・サファイア

ポケモン 性別 レベル 技構成 持ち物 備考
コモルー 52 ドラゴンクロー
がんせきふうじ
かみくだく
まもる
- 先発
チルタリス 54 りゅうのいぶき
とっしん
りゅうのまい
リフレッシュ
-
フライゴン 53 りゅうのいぶき
あなをほる
そらをとぶ
すなあらし
フライゴン 53 りゅうのいぶき
かえんほうしゃ
かみくだく
すなかけ
ボーマンダ 55 ドラゴンクロー
そらをとぶ
かえんほうしゃ
かみくだく
オボンのみ 切り札

エメラルド

ポケモン 性別 レベル 技構成 持ち物 備考
コモルー 52 ドラゴンクロー
すてみタックル
がんせきふうじ
まもる
- 先発
チルタリス 54 りゅうのいぶき
つばめがえし
すてみタックル
りゅうのまい
-
フライゴン 53 りゅうのいぶき
じしん
かえんほうしゃ
かみくだく
キングドラ 53 なみのり
のしかかり
りゅうのまい
えんまく
ボーマンダ 55 ドラゴンクロー
かえんほうしゃ
いわなだれ
かみくだく
オボンのみ 切り札

オメガルビー・アルファサファイア

ポケモン 性別 レベル 技構成 持ち物 備考
チルタリス 53 りゅうのはどう
つばめがえし
ムーンフォース
コットンガード
- 先発
フライゴン 53 ドラゴンクロー
じしん
いわなだれ
ちょうおんぱ
-
フライゴン 53 りゅうのはどう
ばくおんぱ
かえんほうしゃ
いやなおと
キングドラ 53 りゅうのはどう
なみのり
れいとうビーム
あくび
ボーマンダ 55 ドラゴンダイブ
かみなりのキバ
しねんのずつき
かみくだく
切り札

オメガルビー・アルファサファイア(強化後)

ポケモン 性別 レベル 技構成 持ち物 備考
チルタリス 73 りゅうのはどう
つばめがえし
ムーンフォース
コットンガード
- 先発
フライゴン 73 りゅうのはどう
ばくおんぱ
かえんほうしゃ
いやなおと
-
キングドラ 73 りゅうのはどう
なみのり
れいとうビーム
あくび
オノノクス 73 ドラゴンクロー
じしん
シザークロス
シャドークロー
新参者
ドラミドロ 73 りゅうのはどう
ヘドロウェーブ
ハイドロポンプ
10まんボルト
メガボーマンダ 75 ドラゴンダイブ
かみなりのキバ
しねんのずつき
かみくだく
ボーマンダナイト 切り札兼メガシンカ


使用するポケモンはルビー・サファイアで新しく登場したドラゴンポケモン。
が、エメラルドではフライゴンのうち1匹をキングドラに変更している。
リメイクのORASではコモルーに代わってキングドラ、と言う形になっている。
何故GBA版ではコモルーを採用していたかと言うと、当時の四天王は第3世代初出のポケモンで固める傾向があり、
故にキングドラをメンバーに投入できず仕方なくコモルーを投入せざるを得なかった、と言う事もあったりする。
その割にエメラルドではコモルーは居残りだったり、肝心のダイゴさんはそれを思いっきり破ってるけど

ドラゴンポケモンの高い性能と耐性を活かした攻めの戦術を重視している。
特に切り札のボーマンダは600族と言う事もありかなりの強敵。しかし、本作ではこの後に600族がまた出てくる
幸い当時のドラゴン技は特殊依存の上、「げきりん」(ただし当時の威力は90)が実質レックウザ専用技だった事もあり最大威力が「ドラゴンクロー」といまいちだったが、
ボーマンダは特攻も十分高く、相応に痛い一撃をかましてくる為注意。

特に弱点を突けるのがドラゴン以外が数の少ないこおりタイプのみ、と言う事もあり対策もなかなか困難だった。
その為なのか氷対策が比較的甘い傾向にあり(ほのお技位)、特性『あついしぼう』を持つトドゼルガだと比較的優位に対抗することができる。
が、エメラルドでは対策技として「かえんほうしゃ」だけでなく「いわなだれ」まであるため、油断できない。

ORASでは全体的に技構成が変わっている。
一方でフェアリー技で弱点を突きやすくなった為、GBA版当時と比べると御しやすくはなっている。

強化版の手持ちの平均レベルはBDSPが出るまで歴代四天王最高を誇っていた*1
勿論、ボーマンダをメガシンカさせてくる。おかげで切り札が某人物と丸被りになった
新たにどくタイプを併せ持つドラミドロが加わっているため、ドラセナ同様、フェアリータイプでも注意が必要。


ホウエン四天王は非常に影が薄いが、彼だけはインパクトや後述のアニメに唯一登場したからか、他と比べると覚えている人も多いようだ。


二次創作ではダイゴ等、ホウエンリーグ絡みではたまに登場。
皆の保護者的な存在で扱われる他、お爺ちゃんならではの言動で癒し系キャラになることも。


その船長のような出で立ちと、過去に命を救われた設定から、すてられぶねと関係があると思われることがしばしば。
他にも、サントアンヌ号船長説ワタルの師匠説、アスナの祖父説(しかし公式に否定されたらしい)等、様々な説がある。


◆アニメ版でのゲンジ

ポケットモンスターAG101話「海の男!四天王ゲンジ登場!!」に登場。
ホウエン四天王で唯一アニメに出演。他に比べて彼の印象が強いのはこの為でもあるだろう。
サトシとバトルした際には雑念を捨て、勝負に集中することを教えた。
基本的な性格はゲームとあまり変わらないが、一人称はわしではなく俺。
行きつけの喫茶店でいつも頼むのが砂糖入りのホットミルクであるなど意外にも甘党である様子。
手持ちはコモルー、チルタリス、ボーマンダ。

ちなみにサカキみたいにロケット団の妄想が流れるシーンがある。

新無印』88話『トライアルミッション!深海潜水調査団!!』に17年ぶりに再登場した。
CVも飯塚氏が続投している。

昔キングドラを崇めている古代文明のツボを見つけた事でトレジャーハンティングが趣味となっていたらしい。
サトシの事はちゃんと覚えていたが、名前を間違って覚えていた。


ポケモンマスターズでのゲンジ

バディポケモンはボーマンダで、タイプは「ドラゴン」。
レア度は☆4。
意外にもサポーター性能であり、「面舵いっぱい」で味方全員の防御力を上げつつ技ゲージを回復したり「SPガードG」で味方全員の防御を上げれる。また、パッシブスキルの「登場時攻撃ダウン」は本家での「いかく」同様交代する度に相手のこうげきを下げることができる。
高いステータスも合わさって防御面が充実している反面、攻撃系のバフや高威力の技、メガシンカを持っていないため火力に不安が残る。攻撃力上昇系のパートナーを選択するか、素直にサポートに徹するのがいいかもしれない。
イベントではハギと船乗りとして競い合ったことやトレーナーになった理由など、自身の青春について語ってくれる。


◆余談

RSEのリメイク作品である『オメガルビー・アルファサファイア』に登場する主要人物はリメイク前と比べ、ほとんど服装や容姿が変化しているのに対し、
ゲンジは全くと言っていいほど変わっていない



さすがは ここまで やってきた Wiki籠り 追記・修正に 必要なもの 分かっている ようだな
そう! 編集に 必要なのは 正しい心!


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最終更新:2025年08月09日 17:30
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*1 BW2の「チャレンジモード」はやりこみ要素のため、除外