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OP詐欺

登録日:2010/04/07 Wed 20:46:18
更新日:2026/06/06 Sat 19:21:49
所要時間:約 10 分で読めます




アニメやゲーム、ドラマのオープニング(OP)が本編の内容やイメージと著しく違うことを揶揄した言葉。


概要

OP映像はいわばその作品の顔であり、本編中の映像よりも予算や労力がかけられて製作されることが多い。
そのため、本編中の内容と大きなギャップが発生することもあり、とりわけ大きな違いが発生した時にはOP詐欺と呼ばれることがある。

また、OPはその作品の印象を最初に決定づけるものであり、それを逆手に取った巧妙な演出を行う例もある。


詐欺と言っても大抵はネタの範疇であり、視聴者に深刻な被害を与えるものではないことに留意しておきたい。
たまにトラウマレベルのものもあるけど。


大きく分けると以下の三つがある。
  1. 演出詐欺
  2. 主題歌詐欺
  3. 作画詐欺


1.演出詐欺

最も多い例。
本編の内容と余りにもかけ離れたOPを流すというもの。
「OPムービーだけは異常な完成度なのに本編が駄作」という重度のもの以外にも

  • OPに出たキャラが出ない(原作でのキーや人気があるキャラに多い)
  • 攻略出来ない(ギャルゲー限定)
  • 存在しない組み合わせでの戦闘(一期で因縁があるキャラがぶつかるが、二期ではほとんど絡まない)
  • 絡みのないもしくは敵対するキャラが仲良くする

等々……。
なかには後述するように「万が一、作中で扱えずに次シーズンが放映できなかった場合に備え、原作を未読であってもキャラは把握できるように出す」「OPの映像が決まった段階では本編でやることになっていたのが急遽変更されて宙ぶらりんに」など、客観的にも騙す意図があったとは言いにくいケースも。

実写作品でもないわけではなく、『ウルトラマンガイア』ではOPで綺麗なバク転を決めてみせた主人公が実際には分析担当のわかりやすいインドア系*1、なんかはわかりやすいか。
『仮面ライダーギーツ』の有刺鉄線で拘束される主人公なんかも本編に無い話だったんじゃないかという解釈が見られるか。特に最強形態のギーツⅨに関しては有刺鉄線程度じゃなんの役にも立たない可能性が高い*2

稀にOPムービーの完成度が高過ぎて本編が付いて来れないケースもある。
作品によって詐欺度の幅が大きいのも特徴。


中にはOPの雰囲気が本編とは180゜違う場合も。
有名なのは、OPはハートフルなのに本編はハートフルボッコの超絶鬱ストーリーなるたる』。

こちらは良い意味で使われる事もある。
特にギャグ色の強い作品では、あえてOPをまったく別ジャンル仕様にしてギャップ自体をネタにするという手法がよく見られる。

【一例】



伝説※アニメOPの中では。
だがよく画面を見ると、アニメ範囲外を含む原作のその後の展開を超絶ネタバレしている
歌詞も「自殺した友人に捧げた唄」であるため、良く聞けばかなり物騒。

伝説※エロゲOPの中では。
なんでこうなったというと、 本編の内容をろくに知らないままOPを作成した為
こちらもよく聞くと歌詞が不穏であり、更にヒロインの衣服に血痕らしきものが…?(後から追加した)
二番目は本編の映像と不穏な意味の英単語を混ぜた、妥当な映像に仕上がっている。

アップテンポの曲にやや意味不明だけど前向きっぽい歌詞に映像も別におかしくない、人気OP。
歌詞とゲーム内容も別に詐欺ってるわけではない…しかし中身はファンも認める電波ゲーで歌詞の真意も実はとんでもない。

初っ端からとある隠しキャラのネタバレを大胆にかまし、そして全く登場しないまま第一期終了。
(裏事情としてはセールス次第では二期の放送が出来なかったらしく、その為に原作ネタを盛り込むための予防策)

論外。とりあえず本編を見れば良いかと。

何から何まで全て間違っている。
一応、理由は作内で解説されている。

OPの文化祭でのバンドのシーン自体が本編にない。DVDのおまけには一応ある。

OP:学園モノのアニメ。
本編:ファンタジーアニメ。

OP:野球アニメ。
本編:ファンタジーアニメ。

130cmですから。

OP:萌え全開。
本編:燃え全開。

本編の遥か上を行くカオスな内容。

新房監督の本気。

OP:萌えアニメ。
本編:触手・凌辱満載。

OPにある異常なまでに完成度の高い戦闘シーン。

OP:シノブと黒シノブが戦う。
本編:黒シノブ自体出てこないし、バトルもない。*3

  • うた∽かた
OP:神精霊の力で白い衣装を纏う一夏
本編:白い衣装の代わりに、色違いの黒い衣装を纏う一夏

プロローグは完成度高し。中身はお察し。

OP:シリアスなアニメ。
本編:酷い変態アニメ(いい意味で)。

あの大量の黒(ヘイ)とはなんだったのか……。

OP:DTB世界のラブコメアニメ。
本編:ラブコメは十分で終了。みんなで楽しく海になんて行かない。

公式がOP詐欺を認めたアニメ。まあ虚淵だし。
OP:ハートフル魔法少女アニメ。
本編:ハートフルボッコ魔法少女アニメ。
10話終了後:まさかの歌詞が本編とリンク。
詳しくはコネクトで。

  • シャフト作品全般
オサレすぎて本編の内容は全くわからない。

OP:ギャルゲ風(一応本編に合った真OPも有る)。
本編:16人の高校生による殺し合いを描いている、ギャルゲモードもあるにはあるが……。

OP:闇遊戯が海馬とのデュエルでブラック・マジシャンを召喚し、海馬の召喚したミノタウルスを戦闘破壊。
本編:海馬とのデュエルどころか『闇遊戯がブラック・マジシャンを使用する場面』そのものがTV本編では一切なく、劇場版にてようやく実現した。

OP:第三期OPで闇遊戯表マリクが対峙。
本編:原作通りそんな展開にはならず(というか表マリクのデュエル自体がなく)闇マリクが覚醒。
なお、原作ストック枯渇の対応で乃亜編が半年に渡って続いていたため、1年弱このOP詐欺状態であった。

OP:第一期OPで三沢大地が火の龍と水の龍を従えている。
本編:水の龍の方はウォーター・ドラゴンという名前のモンスターカードとして、万丈目とのデュエルで三沢が切り札カードとして使用したが、火の龍の方は三沢がデュエルで使用するどころか一切謎*4のままアニメが完結してしまった。

OP:第三期OPで十六夜アキがレースクイーンを担当。
本編:代理ではあるが、D-ホイーラー=選手として大会に出場。その後は公式ベンチウォーマー

OP:第二期OPで九十九遊馬Vがデュエル。
本編:遊馬とIIIがデュエル。

  • ステラ女学院高等科C3部
OP・ED:よくあるゆるゆる系百合要素ありのアニメ。
本編:ぼっちだった主人公がサバゲー部に入った結果、反則も問わないガチ勢となり一人暗黒面落ち+誘ってくれた部員と対立。

鳴海亜樹子のOPの眼鏡美人&ハードボイルダーごとリボルギャリー収納。
ただし後者についてはのちに『風都探偵』として公表されたエピソード内で披露され、同作のアニメ版のみならず「ジョーカーリボルエクストリーム」名でゲーム『ガンバライジング』でも映像化された。
また前者に関しても「『W』『風都』とこれらの補完作品に登場したメモリがすべてではない」「「画面の外」でも鳴海探偵事務所や超常犯罪捜査課は事件解決に携わっている」ことは何度も示唆されてはいるし、女性の事件関係者がやけに多いのは実写TVシリーズ時点でネタにされてはいたので、本編に無いエピソードではあるだけで*5設定上矛盾しているというほどではないか。

  • 直球表題ロボットアニメ
OPに登場するロボット軍団は本編にまったく登場せず、当然戦闘シーンも一切描かれない。
それどころか本編では「(画面外での)戦争を止める方法の模索」と称して「OPに毎回違うお笑い要素をぶち込んでカオス化させる」というメタ的な名物コーナーまで存在する。

OP:途中でヒロインっぽいのが二人登場
本編:第1巻冒頭でその片方が死亡。まだOPに入っていません。

  • ネオコントラ
「ビルを砲撃するも肉薄され破壊される装甲列車」「ビルとジャグワァの連携で破壊される巨大ロボット」など、本編に登場しない敵が登場する。
他にも「ミサイルサイロに飛び込みリフトオフ直後の弾道ミサイルにしがみ付き敵基地から脱出→ミサイルが空中で爆発
というバカゲー全開な演出もあるが、当然本編にこんなシーンはない。しかし魂斗羅シリーズの伝統であるミサイルサーフィン自体は存在する。

OP:サビ後のクライマックスにて、フードを被ったラスボスらしき人物が現れ、今作に登場する妖精4人をオーブに封印しながら手中に収める場面が描かれたあと、そこにプリキュア達が立ち向かう様子が描かれる。
このラスボスのズームアウトは作画に気合が入っており、中々カッコいい。
本編:そんな力の入った演出なのに、こんな人物は全く出てこない。実際のラスボスは甲冑を身にまとっており、デザインが全然違う。そもそもラスボスが妖精の力を手中に収める展開すらも存在しない(実際は姿を変えられて放浪しているだけで、救出された後もアイテムの中で平和に保護されているし、何なら奪われて困るような力も持っていない)。
20年近く続いている本シリーズでも、ここまで本編と内容が違うケースは珍しい。脚本が途中で変更されたのだろうか*6

OP:マシュマーがジュドー達と一緒にラストの締めで並ぶ(仲間?)、月面の地下から謎の基盤のようなものが出てくる、アムロとシャアの登場
本編:マシュマーは最後まで敵、謎の基盤は最後まで未登場、アムロとシャアも出てこない
ただしアムロとシャアについては初期の放映回の台本入稿時点では前作同様に出てくる予定だったことには留意。お察しのように『逆襲のシャア』の制作が決定したことで登場する展開そのものがカットされたことでの矛盾である。
マシュマーについてはノベライズでも別にアーガマ側の味方になったりはしておらず本当に謎。


OP:ウイングガンダムトールギスが宇宙で対決
本編:そもそもウイングガンダムが宇宙で戦闘してない*8
一方後期は割と本編に忠実になっている。

OP:シンステラのバックに現れるデスティニーガンダム、シンとレイの対立、カガリの下着姿
本編:デスティニー→ステラの死後に登場。
シンとレイ→結局最後までザフトのままだった。
カガリの(略→あるわけねーだろ…と言いたいところだったが、劇場版のあるシーンのせいでアスランの妄想説というトンデモ考察が生まれてしまった。
また「シンとレイの対立」についても、劇場版ではシンはデスティニープラン否定派。といえるスタンスであるため、レイとは彼の死後も変わらず友人ではあるが思想的には対立している…とも解釈できる。
これについては『FREEDOM』の公表は当初『DESTINY』のTV放映完結後すぐが予定されていたため、映画へのマイフリ前フリだったのかもしれない。

サトシのリザードンVSレシラムなんてなかった。いいね?

美琴&黒子VSアイテムなんてなかった。いいね?


2.主題歌詐欺

こちらはムービーではなく主題歌(曲)の方。
主題歌の歌詞が本編の内容とは全く関係無いもので、主な原因は、製作に全く関わっていないスタッフが勝手に作詞した為。
またはタイアップで普通の歌手の曲が使われている為。深夜帯で無い近年のアニメはこちらが多い。
ひどいときには真逆の内容だったり、興味がないまま歌い、インタビューされた歌手が適当なことを言ってファンを怒らせたり、逆に正直に言ったことで原作ファンから同情されたりする。
『るろうに剣心』アニメ版の1stOP「そばかす」を作り歌ったJUDY AND MARYのエピソードが同情パターンではやはり有名だろう。
なんとアニソン仕事初かつ作詞担当のYUKIがアニメ・漫画視聴経験ほとんどなし*9だったため、唯一調べなくても知っていた『キャンディ・キャンディ』の記憶を元に作詞を行った旨を正直に打ち明けている。名曲な上に正直に謝ったため、るろ剣原作からのファンからも一周回ってソニーミュージックの無茶ブリのほうをネタにされた
(ただし中にはバイオハザードの「夢で終わらせない…」のように、何周か回って合ってしまう場合もある)

他には、低年齢層向けのヒーロー番組でスタッフがやりたい放題やった結果、OPは正統派の熱血ソングなのに、本編は陰鬱な内容になってしまったものもある。
中には主題歌「だけは」神だったり、主題歌だけが有名過ぎる場合もある。
これの判断が難しいケースとして、下で挙げている『鳥人戦隊ジェットマン』がある。
確かにトレンディドラマそのものの複雑な人間関係をメインとしているのも事実だが、実はこれを置いておくと「地球制服をたくらむ組織が、毎週怪人を送り込んできて、戦隊の5人が必殺バズーカと巨大ロボの剣技でこれを撃破するのがアクションドラマとしての基本的な流れ」とむしろ戦隊作品のパブリックイメージそのものの作品となっている。敵幹部も井上敏樹の美学とそれによる意向の強いトランザを別とすればちゃんと全員倒して終わっているし、ヒーロー観についても実は敏樹先生の一般イメージに反している(実際の先生の作風には沿っているが)レベルで普通*10であった。

特撮ヒーロー番組については、近年の作品だと「主人公たちの日常」がOPの題材になることもあり、これも作風次第ではOPと本編の乖離を感じるか。
例えば『仮面ライダーガヴ』は完全に大人向けだったとはいえ前例もあって組織的な人肉食を行う敵組織やその所属者たる怪人の様子を丁寧すぎるほどに描いていたが、OPは明るい曲調に「はぴぱれスタッフとしてのショウマの一日」の映像を組み合わせたポップなものとなっていた。

【一例】

  • Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-きしめん
  • 巫女みこナース(一時期ネット上で流行。ゲーム自体の評判は悪い)
  • 魔装機神サイバスター(アニバスター)
  • 天体戦士サンレッド(良い意味で)
  • 無敵超人ザンボット3(作詞担当は「日本サンライズ企画室」名義だが、実質的な作者は禿。わざとかも)
  • 超獣機神ダンクーガ(妙に可愛らしいアイドルソング2曲)
  • 鳥人戦隊ジェットマン(主題歌:未来からやってきた時空を移動するヒーロー*11/本編:現在の科学力で作られたヒーロー、空は飛べるが時間移動なんて…と思いきや、20年後本来ならとっくに死んだ者が1日だけ現世に戻ってきて後輩戦隊に激を飛ばす、という形で「時を飛び越え」が回収された)
  • ラストリベリオン(三曲)
  • トータル・イクリプス(ゴーウィゴーウィ。ただし内容も評判は良くない)
  • Saint October(「ゴスロリ少女探偵団」という設定からか如何にもミステリーっぽい歌詞だが、実際は世界征服を企むリバース社からの刺客をハイパー墨汁タイムで粛清する変身少女アニメ)
  • セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(ロマンス。曲と本編が1ミリもかすっていないが何故かマッチしてる)
  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(そばかす。先述したように、色々あってまったく無関係の作品『キャンディ・キャンディ』をイメージして作られた歌)
  • キテレツ大百科(名曲ではあるが、映像内容とは関係なく初キスの甘酸っぱい感想が語られる『はじめてのチュウ』。OPではないが、アイドル曲率の多めなEDでは初期に『レースのカーディガン』『フェルトのペンケース』で乙女の恋心が綴られ、末期には『はじめてのチュウ』の合間に『うわさのキッス』が登場。『タッチ』→『陽だまり良好!』の後番組とはいえ…。)
  • ポコニャン!(『賽は投げられた 』と人生を語り、5曲ローテーションのEDでは『おやじと話す』『けっこんしようよ』。藤子F先生原作&NHKのキッズアニメだぞ、これ。)

3.作画詐欺

OPの作画と本編の作画クオリティが全く別な例。
一昔前のロボ系アニメのそれがファンには特に有名。

OPの出来に対して本編中のクォリティが低いためにがっかりさせられることが多いが、人によってはその違いを楽しんでいたりもするので、視聴者の受け止め方によって評価の違いは大きい。

【一例】

「本編はアレだな! 見なくてもOKだな! でもOPとEDを見たいがために俺らは30分TVの前に拘束されるんだな!」

国際映画社は慢性的な低予算に悩まされており、アクが強いながらも魅力的なシナリオが評価される一方で、作画の質は基本的に低かった。だが、それでもOPと音楽には金をかけており、今なお語り継がれるものも多い。

銀河旋風ブライガーでは、半熟英雄シリーズや「金田パース」「金田光り」で有名なアニメーター、金田伊功がオープニング作画を担当。OPは最高にかっこいいが本編の作画は一部の例外を除きあまり良くない(ただし合体前後でサイズが可変なのについては「シンクロン理論」の名前によるちゃんとした作中設定)。
なんと作画の質を埋められる演技をしようと声優陣が奮起したという逸話まである。

なお、上のセリフは漫画「アオイホノオ」にて主人公が発したものである。

前期OPを担当した大張正己により大きくアレンジされたドラグナーで有名。
大河原邦男氏によってデザインされた元々のドラグナーはややずんぐりした体形だったのだが、
OPにおいては大張氏が独特のデフォルメを加えて作画し(俗称「バリグナー*12」)、スマートかつマッシブなヒーロー体形で非常にカッコよかった。
しかし、これを再現できる作画スタッフがあまりにも少なかったため、結果的にOP詐欺となってしまった。

あまりの作画の違いにスポンサーから苦情がきたため、中盤で作画修正されたものに差し替えられた。

だが、このバリグナーがファンに愛されていたのも事実であり、後年に「魂SPEC ドラグナー1 from ”Opening Silhouette”」として立体化販売された。 時代は変わるものである。

OP作画:大張正己

テッカマンブレードは作画の質がよく話題にされる作品であり、特に序盤は作画監督によってキャラクターの顔がコロコロ変わることで有名だった。室井聖人の回は特に顕著。
OP職人として頭角を現わしていた大張氏が担当したことも相まって、なおさらOP詐欺と呼ばれやすい。

もっとも、悲惨な境遇の中でも身を削って戦う主人公に対する評価は今なお高く、それに比べれば些細な問題である。

予算g(ry
元々複数人持ち回り制ということもあり、回ごとに作画監督の個性が発揮されやすい作品の1つ。
アニメオリジナルのドーマ編では予算不足のためか、作画が不安定になりやすかった。
200話の社長は伝説。
一方で名作画についても作画監督ごとにはっきり差があったり…。

OPの変態的なCG技術、別名フロムマジック。
ゲーム内で再現しきれない程の看板機体の活躍ぶりを魅せ付けるARMORED COREシリーズだけでなく、Another Century's Episodeシリーズなどでも遺憾無く発揮されている。
特にACLRのOPで凄まじい破壊演出を見せたハンドレールガン「YWH16HR-PYTHON」は、実際に使ってみたらシリーズ屈指の産廃だったため多くのレイヴンをがっかりさせたとか。
これに限らずAC関係では「ゲーム内の実際の性能とかけ離れすぎている」「強化人間手術をありにしてもそもそもゲームの仕様上できない動作をしている」ことがちょいちょい見られるため、シリーズファンからネタにされることも。

OPではロボットが全て手描きアニメで中々かっこいい。
だが、本編の戦闘シーンはほぼ動かないフル3DCGなので違和感がすさまじい。

同時期の『ゾイド』と比べてクオリティが低すぎる……が、それ自体は比較対象が悪すぎるのもある。
今見ても十分に動いていると言えるゾイドたちを描いたCG技術は現在失われており、ロストテクノロジーだと言われている。
職人芸的に当時のソフトで描かれたものが、後発のソフトとの互換性を失ったのが一因らしい(実際に『フューザーズ』『ジェネシス』の時点で『無印』『スラゼロ』の動きの再現に苦心や苦戦したらしきシーンは散見される)*13
もっともそれは本作のOP詐欺を肯定するものでもないのだが。

ウェブダイバーのCGクオリティの問題点は、当時CGが本格的にアニメに取り入れられるようになった時代であること(前述の通りゾイドはむしろ「高い」方に異質)、
そのスタッフがわずか3名しかいなかったことが理由だと言われる。また、スタッフは手描きでやる意欲があったものの、舞台が電脳世界であることからスポンサーにCGを使うことを強いられていたとも言われている。

最終回ではその鬱憤を晴らすかのように一話丸ごと手描きアニメーションでの戦闘が繰り広げられる。

第3話に代表される作画の微妙さが度々指摘された魔法少女アニメ。
前期OPは基本ベタ塗り、多用されるハートマーク、ぼんやりした地味な背景、カクカクしたメインキャラに対しなめらかに動く花や蝶などのせいで、一応1990年作なのにそれより10年以上昔の昭和アニメっぽい印象を抱かせる。
対して後期OPは前期を挽回するかのようにキャラがよく動き、ハイライトのはっきりした現代的な塗りになるなど、作品とキャラの魅力を伝えるのに十二分な出来となった。
…が、本編は一新されたバンクシーン以外相変わらずのクオリティであり、結果的にOP詐欺となってしまっている。

さらにその後の公式配信では全話後期OPに差し替えられ、第1話からOP詐欺となることに……。
BDでも同様に差し替えられており、前期OPは特典映像として隔離収録された。



その他

パターン的にはまどマギと同じ例1に入るが、第二話以降は映像のみ化けの皮を剥がした。
更に話が進むと…

いきなり違うアニメ(星色ガールドロップ)が始まり、OP(しかもやたら歌手やスタッフも豪華)まで流す。
視聴者は約100秒間「あれ?見る番組間違えた??」となるのであった。
なお、次回予告詐欺も行う模様。
もともとなんでもありの本作らしいといえばらしい。

  • 星のデデデ
アニメカービィ49話における作中作
OPはアニカビのものを差し替えただけだが本編の作画があまりにも酷すぎる。
まあ、この回自体がアニメ製作をネタにした回なので…。


余談

海外のドラマ(『24 -TWENTY FOUR-』など)や日本の一部のドラマ(『相棒』など)は、OPはほぼ無く、あっても数秒程度のあっさりしている内容(タイトルロゴが出るだけ)なことが多いので、OP詐欺となることはほとんどない。





OPに騙された方、追記・修正お願いします。

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最終更新:2026年06月06日 19:21

*1 筋トレを課される展開はあるが、前線対応担当の隊員に比べて明らかに「できていない」のがお約束であった。演出としてもどちらかと言えば「一緒に過ごすことでほかの部署を理解し、自分が現場指揮を執ることになった時に活かす」のほうが強め。

*2 簡単に言うと特殊能力の「創造の力」で有刺鉄線をただのゴム紐に変えたり、逆に敵の近くにあった毛糸を電流爆破ロープに変えたりできる。作中でも変身前の時点で事情があったためサレンダーした1回以外はギーツⅨになってしまえば無敗だし、『劇場版』でもはや英寿のほうがよっぽど無法レベルの強さを見せたギーツワンネスも外見的にはⅨが下地。

*3 ちなみに黒シノブは作者の古賀先生も全くのノータッチで、ご本人も「アニオリで出るもんだと思ってた」そうな。(公式X/旧Twitterより)

*4 アニメ公式サイトによると『ハルマゲドン』という名前のモンスターカードらしい

*5 『Zを継ぐ者』の依頼人は女性だが、「彫刻のような端正な顔立ちの美女」と説明されており、かつ基本的に裸眼と思われるため、当該キャラの香澄とは別人と考えたほうがいいと思われる

*6 近年の作品では初期案から内容が変更されたものが本採用となることが恒例化している。有名な例として『スイート』では当初アコ/キュアミューズと「黒コスチュームのあの子」とはまったく別の人物としてプロットが作られていた。このためアコ=ミューズかつアコ=黒服ミューズに変更されて以降に脚本内容が決まったエピソードと比べると、黒服ミューズしか出てきていない時期とでちょくちょく描写の食い違いが見られていた

*7 マシュマーが並ぶ場面のみ最初期だけで以後はルー・ルカに差し替え

*8 オペレーション・メテオ開始のため地球に降下した際にゼクスと交戦しているが、この際も演出上は完全に大気圏内での戦闘が主

*9 そしておそらくるろ剣の原作を確認している時間的余裕はなかったと思われる

*10 しいて言えば、それまでの「ヒーロー」に近いのがレッドたる竜で、一般的に挙げられる「井上敏樹の書いた主役ヒーロー」に近い、一般人の感覚・価値観とヒーローとしての使命の両方を持っているある意味等身大的な人物が凱、という差はある。このため序盤のエピソードでは「じゃあ悪への復讐を行い、あるいは平和を守るためなら私生活すべてを捨てるのかお前(竜)は!?」と「プライベート優先なうえにどう見ても不良青年なお前(凱)にジェットマンのひとり・ブラックコンドルとしての自覚はあるのか!?」での口論は定番の描写だったし、1年の放映で描かれたエピソード群で分かり合えたからこその最終回のあのカットである

*11 1番で「未来戦士」や「時を飛び越え」、2番で「時のどこかで」と歌われている

*12 対して大河原版は俗称「ガワラグナー」

*13 例として『ジェネシス』のED映像は当初、『無印』や『スラゼロ』同様に主役ゾイドが真っすぐ走るだけの映像であったが、本編中で『無印』的なアクションが減っていったためか、楽曲の差し替えに合わせて「普通のセルアニメによるヒロイン陣のパフォーマンス」に映像の内容そのものが変更された