登録日:2017/08/25 Fri 01:00:46
更新日:2024/10/24 Thu 04:52:21
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『ウルトラマンジード』とは円谷プロダクションの特撮番組。2017年7月8日から2017年12月23日まで全25話で放送された。
放送終了後にYouTubeでは終了直後から最新話が1週間、ニコニコ動画では3日遅れで水曜日から金曜日までの3日間、見逃し配信が行われた。
そして、本編終了後の2018年3月10日より、劇場作品『
劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』が全国の劇場で上映された。
概要
主役はウルトラマンベリアルの息子・
ウルトラマンジードであり、同時にベリアルとゼロの物語でもある。
そのため放送するまでの間『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』というベリアルとゼロの因縁を紹介していた。
というよりは『ゼロTHE CHRONICLE』の続編が本作と言うべきか。
同時に彼らに関する細かい説明は一切なく物語が進んでいくのも(電ホビで語られているように)特徴的か。
この作品が初見でも問題ないが、世界観を深く理解するには最低でも『ゼロTHE CHRONICLE』分の物語を知っている必要がある。
俳優・声優陣インタビューで語られているように各小ネタも理解するならさらに最低でも『
ウルトラセブン』の視聴がいるが。
他の監督は『
ウルトラマンオーブ』から続投の市野龍一、武居正能、冨田卓、
田口清隆と本作で初監督となる伊藤良一、池田遼の合計7名の監督が参加している。
シリーズ構成は『
GOTH リストカット事件』等で有名な乙一氏が担当。本編の脚本では本名である安達寛高名義で掲載されている。
乙一氏本人は
「『オーブ』の事をTwitterで言及したことが円谷プロからオファーがあった理由だろう」「『ウルトラマンX』から本格的にシリーズを子供と一緒に見始めた特撮初心者なため、引き受けるのが心配だった」と明かしている。
他の脚本は10人以上いた『X』や『オーブ』と異なり乙一氏中心の少数精鋭で、
三浦有為子(シリーズ構成協力)、柳井祥緒、森江美咲、根元歳三、勝冶京子、足木淳一郎の合計7名となっている。
また乙一氏が主人公とヒロインを書くうえで念頭に置いているのが『
涼宮ハルヒの憂鬱』であり、
SOS団のような主人公と周りの女の子を意識していた様子。
物語を書く上での対象年齢は自身の子供と同じ小学1年生だが、同時に自身がリスペクトしている
小林泰三氏や山本弘氏に叱られないような作品にすることを心掛けているという。
特に「当初の予定ではジードの
ラスボスは小林氏リスペクトで『
アルファオメガ』という名前にするはずだった」とハイパーホビーのインタビューで答えている。
なお、シリーズ構成と言っても設定全部を乙一氏が考えている訳ではなく、円谷プロが元々考えている設定に乙一氏の発案した設定が組み込まれたとのこと。
また乙一氏は設定を序盤に全部バラしてバラエティーに富んだ話をしたかったらしいが、他の監督が設定は終盤まで隠す派だったため、隠す路線で行く事になったという。
なお、今作における
作中作として特撮番組『
爆裂戦記ドンシャイン』がある。
スタッフのお遊びかとも思いきや、主人公の動機や本編にも大きく関わっている。
バンダイビジュアルからリリースされたBlu-ray BOX1では、『ジード』第1話で一部だけテレビで流れたドンシャイン本編が映像特典として収録されるので、気になる方は要チェック!
あらすじ
朝倉リクは、ウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ者。
巨大怪獣スカルゴモラの襲撃を逃れた朝倉リクと相棒のペガは、地下500mに位置する謎の秘密基地を発見する。
基地の報告管理システム・レムから「ジードライザー」と「ウルトラカプセル」を与えられたリクは、
幼い頃から憧れていたヒーローになるために、ウルトラマンジードにフュージョンライズする!
(公式より引用)
登場人物
ちなみに登場人物の名前は乙一氏がSF作家から名付けていることが坂本監督に明言されている(視聴者からは朝倉リクの由来が明言された時点で他もそうだと推測していた)。
また、主要人物の下の名前は原則としてカタカナで表記されるが、漢字表記は設定されており、名刺や宛名が映る場面で漢字表記を見ることができる。
演:
濱田龍臣
本作の主人公。19歳のフリーター。漢字で「陸」と書く。
「99%以上の確率でベリアルの息子」という、歴代ウルトラマンの中でも異彩を放つ出生を持つが、
当人は赤ん坊の頃に天文台に捨てられ、地球人の一家に拾われたため、自分の血筋どころか、そもそも自分が
宇宙人である事も知らずに育った。
ポジティブで明るい性格の持ち主だが、幼少期に見たヒーロー番組「爆裂戦記ドンシャイン」に憧れてヒーローを志したり、
掃除機を買いに行ったはずがゲーム機を買ってくるなど、19歳にしては子供っぽいところが多々ある。ライハには頭が上がらない。
モアから受け継いだ「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」が口癖で、ウルトラマンとしての自らの姿に「ウルトラマンジード」と名付けた。
演:山本千尋
リクとペガのオカン本作のヒロインその1。漢字で「來葉」と書く。
怪獣が人間に戻ったところを殺すために、腰帯剣と呼ばれるようなペラペラの剣(暗器の一種)を普段から持ち歩く謎の女性。
間違っても魔戒法師ではない。
2話の時点でジードの正体を知り、リクとは協力関係に。その縁でレムが管理する秘密基地「星雲荘」に住み込むようになった。
生身での戦闘能力が高く、大体の宇宙人に勝利したり
重火器では倒せないバリスレイダーを剣だけで次々と撃破するなど地球人離れしている。
武術に優れていることからリクを鍛え上げている他、私生活でも叱ったり心配したりと、まるで母親のような接し方をしている。
メタ的に言うと演者が武術太極拳のジュニア選手権優勝経験者で、腰帯剣を使ったアクションが得意であることによるもの。
6年前、光瀬山麓に現れたスカルゴモラに両親を殺されており、この事件がジード世界における初の怪獣被害とされている。
この件もあり当初はなかなか過激な性格も見せていたが、徐々に本来の優しい性格に戻っていく。
CV:
潘めぐみ
本作のヒロインその2。ペガッサ星の
男の子。
こう見えても十代後半。
リクの家に住み込んでいる少年で、セブンの頃の
ペガッサ星人に比べ全体的に幼い造形になっている。
創作物の定番、造花の内職をしている他、それ以外にもなかなか多芸であるらしく、
1話ではアイスクリーム販売の冷凍庫を直し(実はどこも故障してなかったんだけどね)、6話ではネイティブが書いたであろうスペイン語を和訳していた。
伏井出の講演会の際には彼なりに「ボクも小説を書いて大ヒット作家になれないかな?」と考えるなど、
ジーっとしていないといけないなりに熱心に家計を支えている。
CV:
三森すずこ
本作のヒロインその3。
星雲荘の報告管理システムのAIであり、リクに基地の所有権を譲渡した。
必要があれば偵察機『
ユートム』を飛ばして情報収集してくれる他、変身前・後を問わず、リクを情報面でサポートしてくれる。
『
怪獣娘』放送開始時にかぷせるがーるずの二人が氏の
ラジオにゲストに来たことがあったのだが、まさかこの布石だったとは……。
AIなので声は常に冷静沈着で、丁寧だが感情が見えないキャラ…であったが、リクたちとの交流を通して「人間らしさ」を獲得しており、
冗談を言ったり、秘密基地に出入りする面々と実体をもって接したいと考えるようになり、システムAIから進化(?)しつつある。
演:長谷川眞優
本作のヒロインその4。名前の漢字表記は「萌亜」。
リクの
幼なじみのお姉さんで、かなりドジな性格だが内に秘めた正義感は強く、いざとなると勇敢な一面も見せる。
ニコニコ生命保険のセールスをしているとリクには伝えているが、本当はAIBのエージェントをしている。
リクとは昔からドンシャインごっこをする仲で、「ジーッとしてても、ドーにもならない」という言葉をリクに伝えるなど、人格形成にかなり影響を与えている。
また、リクに対して昔から異性として好意を抱いていた節があるが、リクがそういう事柄に鈍いこともあり、まったく気付かれていない。
ライハとは当初はお互い険悪な雰囲気だったが、中盤からは良好になった。
演:小澤雄太
ゼロと一体化する事になった平凡なサラリーマン。30歳。妻子持ちで、家族を愛する優しいパパでもある。名前の漢字表記は「令人」。
普段は気弱な性格だが、事故に遭いそうになった子供を自らの危険も顧みず助けようとするなど、ただ気弱なだけではない人物で、
偶然その場面を見たゼロに気に入られて半ば強引に一体化されたが、なんだかんだで上手く付き合っている様子。
ちなみにそのシーンは『帰ってきたウルトラマン』の
オマージュとなっている。
演:岩田栄慶/CV:
浅沼晋太郎
AIBの上級エージェントでモアの先輩的存在。
特殊な装置を使い地球人に擬態しており、その際は「瀬名日出樹」を名乗りニコニコ生命保険のセールスマンとして活動する。
表情筋がないため常に無表情なのが難点だが、地球の治安を守るその姿勢は本物。会話する際はテレパシーを介し、口が開かれることは基本的にない。
シャドー星人が凶悪な宇宙ゲリラとして悪名高いためか、親父がひどく世話になったゼロからはかなり警戒されていた。
ちなみにトークショーによれば、方向音痴かつ小動物好きな一面があるらしい。実際、本編でもそれらしき描写が見られる。
演じる岩田氏はジードのスーツアクターも担当しており、生身でもキレッキレのアクションが見られる。
また、モア役の長谷川氏と『ジード』放送終了後に結婚したことを公表している。
他のAIB職員としてはネリル星人、サーペント星人、グローザ星系人(人間体)、ペダン星人(レイオニクスハンター)、
ゼラン星人、ドーブル星人、セミ女等が登場している。
演:水野直
リクがバイトしている駄菓子屋『銀河マーケット』の店長。
スカルゴモラの襲撃で店を踏み潰されながらも移動販売でラムネ等を売りさばく気風のいいおやっさん。
伏井出ケイのファンであり、彼の著作「コズモクロニクル」が愛読書。
演:渡辺邦斗
本作のメイン悪役。
普段はSF小説家として活動し、ファンも多く存在するが、
裏では怪獣カプセルを使いベリアル融合獣にフュージョンライズする冷酷で獰猛な謎の男。
リトルスターを追っているらしいが、その目的は不明。
その正体はストルム星人。
演:小林涼子
新進気鋭の女性ノンフィクションライター。
ふとしたことから
記憶喪失のケイを介抱したことから彼女の運命が狂い始める。
最初は好奇心と小さな善意から彼の無実を証明しようとしたが、ケイが記憶を取り戻しジードと交戦したことから
次第に彼の秘められた狂気と闇に飲み込まれていき……。
と思っていた時期が自分たちにもありました
登場ウルトラマン
朝倉リクがジードライザーとウルトラカプセルを使うことで変身するウルトラマン。
設定的にはジードがリク本来の姿なので、変身というよりセブンのように「元の姿に戻る」という方が正しい…と思われていたが、
作品中盤に明かされた設定上そちらにも厳密には当てはまらない、かなり異色のウルトラマン。
父親譲りの目つきの悪さが特徴的な他、変身時のウルトラカプセルの組み合わせ次第で様々な形態を取る。詳しくは個別で。
CV:
宮野真守
光の国でヒカリが作ったウルトラカプセルの行方を追って、ジードの世界の地球に来た。
偶然見かけたレイトの勇気を気に入って一体化し、ベリアルを髣髴とさせる見た目のジードを警戒していたが、彼本人との接触を通じてジードをウルトラマンと認め、
まだ人間としてもウルトラマンとしても未熟なジードを見守り、手助けする先輩ポジションに収まった。要は『レオ』本編の親父のようなポジションである。変身できるけど。
ただし、第1話冒頭で負った傷のため2分間しか活動できなくなっており、ウルティメイトイージスが壊れて従来のタイプチェンジも不可能と大幅に弱体化している。十分強いけど。
第8話にてウルトラマンヒカリからニュージェネレーションカプセルを得て、
ウルトラマンゼロ ビヨンドへとネオフュージョンライズ(いわゆる強化変身)するようになる。
だが、傷が癒えたわけではないため本調子ではない。
CV:
小野友樹
かつて超時空消滅爆弾で舞台となる地球がある宇宙ごと消滅させようとした悪のウルトラマン。
クライシス・インパクトと呼ばれている事件以降、消息不明だったが第16話にてついに復活してしまう。。
CV:難波圭一
第1話の
回想シーンで初登場。
かつての戦いの最中でウルトラカプセルを開発した。
その後、第8話でゼロのピンチに地球へ訪れ、各種アイテム一式を彼に手渡した。
ちなみに第8話の放送日は担当声優である難波圭一氏の誕生日かつ還暦の日だった。
最終回では光の国からジードの戦いを見守っていた。
CV:森次晃嗣
クライシス・インパクトの際の回想シーンで登場。
この回想シーンで登場したウルトラ戦士ではゼロと並んで唯一喋っており、森次氏が演じている。
最終回では弟子のレオとともにジードの戦いを見守っていた。
CV:
檜山修之
クライシス・インパクトによって崩壊する宇宙を
自身自身と一体化させるというビックリな方法で修復した。
そのため、キングの意思は宇宙全体に散らばって音信不通になっていたが、ジードの戦いと心を見て「若きウルトラマン」として認めている。
また、ライハはリトルスターを介してキングの声を聞くことができるようになり、第17話にてライハをリクの精神世界に送り届けた。
最終回にて無事復活し、宇宙が修復されたことを伝えると、ウルトラの父とともに帰っていった。
クライシス・インパクトの際の回想シーンで登場。
最終回ではジードの戦いを見守っていた。
クライシス・インパクトの際の回想シーンで登場したウルトラ戦士。
CV:西岡徳馬
第24話、光の国で復活したベリアルの波動を感じ取った。
最終回ではウルトラの父がジード、ゼロのピンチにサイドスペースに降臨。ちなみに放送日はメビウスの時の降臨時と同日。ついでに声優もメビウス客演時と同じ。
ジードたちが体制を整えるまでの時間稼ぎとして、アトロシアスとなったベリアル相手にフォースフィールドを張りながら20時間に渡って戦ったが、
パワーアップした宿敵に苦戦を強いられながらも、フィールドを維持しつつ長時間戦ったにも関わらず
カラータイマーは終始青のままであるなど、
銀河伝説の時と同様歴戦の勇士としての力を見せた。
そして、ベリアルに引導を渡したジードをキング同様に「若きウルトラマン」と認め、「将来が楽しみ」と称賛した。
最終回にて登場し、遊星ジュランからジードの戦いを見守っていた。
どうやら今でも
春野ムサシの近くにいるようだ。
ちなみにM78ワールド以外のウルトラマンではニュージェネレーションカプセルメンバーを除いて本作唯一の登場となる。
本作オリジナル怪獣
第4話で
フック星人が持ちこんだ、地球に持ち込み禁止の宇宙植物。
パッと見では先っぽが変な形をした観葉植物で、その先端に少しでも触ると催眠花粉を吹き出してくる。
その催眠力は超強力で、人間くらいの大きさの生き物はすぐに眠ってしまい、遥かに大きい怪獣サイズでも動きを封じてしまうほど。
売れないお笑い芸人の新井タカシに『モコ』と名付けられた小さな怪獣。
ふわふわの毛玉のような体に、子供のように愛らしいつぶらな瞳をもつが、食事には外見に似合わない牙を出す。トコモンかお前は。
モコはリトルスターを宿していた個体のため、ヒーリング能力を持っており、タカシはこれを利用して金儲けをしていた。
お腹を空かしていたところを助けてくれたタカシにひどく懐いている。
タカシも自分を見捨てないモコのことを非常に大切にしていて、一度モアに無理矢理モコを没収された時は意地を張って悪態をついていたものの、
アーストロンに襲われそうになったモコを体を張って守るなど、2人には確かな信頼関係がある模様。
最終的には
いくら保護しても何度もタカシの元に帰って来てしまうため、AIBの監視付きでタカシと共に暮らすようになった。
他人の心を読む能力を持つため、AIBに協力している宇宙人。自身では『サトコ』と名乗る。
地球に飛来した
ザンドリアスに対処する一方で、地球人の彼氏探しに没頭する。
母星では誰も嘘をつかないので嘘をつく地球人に幻滅するが、モアとリクの会話を聞いて、相手を思いやるために必要な嘘を理解する。
第11話でさらっと登場した宇宙人。
バグバズンブルードみたいな顔をしている。AIBの職員。
劇場版でも別個体がさらっと出てきた。
シャドー星人クルトが異次元から呼び出した、「時空破壊神」の異名を冠するシャドー星の最終兵器。
水生生物の
キメラみたいな風貌と、胸のカラータイマーのような水晶体が特徴の巨大怪獣。
詳しくは
シャドー星人の項目を参照。
ベリアル最恐最悪の姿にして本作のラスボス。
詳しくは個別項目を参照。
アイテム
- ジードライザー
- ウルトラカプセルホルダー&ベルト
- ジードクロー
- ウルトゼロアイNEO
- キングソード
- ウルトラカプセル
各エピソード
連続性の強い物語であるため前後編が多く、単発の話も多くが前後の話と強く繋がっている。
また、それぞれ第1話~第4話、第24話と第25話は未公開シーンを追加して1本化したディレクターズカット版も製作されており、タイトルも「運命の始まり」「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」となっている(いずれもBlu-ray BOXに収録)。
エンディング後には歴代ウルトラヒーロー&怪獣を紹介するミニコーナー「リクのカプセルナビ」が放送される。
余談
- 主演の濱田龍臣氏は子役出身であり、16歳にして既に芸歴約10年というキャリアの持ち主。過去には『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』でナオ役で出演している。
弱冠16歳で主役に抜擢されたのは10年の蓄積あってのものだろう。
また、幼稚園児の頃に将来の夢として「ウルトラマンになること」を掲げ、実際にウルトラマン役となった、シリーズファン出身の俳優である。
とはいえ、「嬉しかった一方でかなり焦った」とも語っている。
- 坂本監督は本作を「光の国の世界観を踏襲している」「ウルトラマンメビウス以来久々のM78星雲出身のウルトラマンがメインの作品」とインタビューで語っていたが、ゼロが次元を超えてやって来ている、これまでほとんど怪獣が出現していないなどM78ワールドとは別の宇宙であると思われる描写が多々見られた。
後にに『ウルトラマン全戦士超ファイル(増補改訂版)』にて、明確にM78ワールドと別舞台であることが明言されたため、坂本監督の言葉の意味は「M78ワールドの面子・設定が密接に絡む世界観」ということになると思われる。
- 第1話のオープニングにおいて森次晃嗣氏と三森すずこ氏が同じ画面にクレジットされているが、森次氏の誕生日と、三森氏が演じた某スクールアイドルの誕生日はどちらも3月15日である。
- 久米ハルオ役の水野直氏は後に2018年の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に怪人(の人間態と声)役で出演したが、
その際にアドリブで「ジーッとしてても…。とおっ!」と本作のキメ台詞を(言いかけだが)放っている。
水野氏の所属事務所いわく東映側は円谷プロからきちんと許可を得ているとのこと。
- 愛崎モア役の長谷川眞優氏とシャドー星人ゼナ役の岩田栄慶氏は番組放送開始から2年後の2019年7月10日(ウルトラマンの日)に結婚を発表した。
ウルトラシリーズでの共演者が結婚したのは『ガイア』に出演した高野八誠氏と石田裕加里氏に次いで2組目となる。
僕は、暗闇の中で気が付いた。
ひとりじゃないことを。
僕には仲間がいたから。
そしてわかった。運命は変えられる。自分の力で。
果てしない運命を越えて、未来はある。
辛いことがあっても、立ち上がり、抗う。
そういう力が僕達にはあるんだ。
合言葉は……
「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」
追記・修正は覚悟を決めてからお願いします。
- ジーとしてもドーにもならねえ! -- 名無しさん (2017-08-25 08:37:44)
- 良くも悪くも特殊な立ち位置だったゼロがようやく良い意味で「普通のウルトラマン」に近づいた印象。まさか2号ポジションになるとは予想外だったけど -- 名無しさん (2017-08-25 16:06:12)
- ゼロから数えたらちょうど6人だし来年の映画でニュージェネレーション全員集合&ウルトラ6兄弟と共演とかしないかな。ちょうどタロウ45周年でもあるし -- 名無しさん (2017-08-25 16:47:39)
- タイトルこそウルトラマンジードだが、実質的にはジードとゼロでダブル主人公だな。 -- 名無しさん (2017-08-25 17:49:44)
- 作成乙。ギンガS、Xといい、オーブといい、最近の超面白え・・・。明日の放送をぶっちゃけ後日談である劇場版を先に見ちゃったエグゼイドより楽しみにしている俺がいる -- 名無しさん (2017-08-25 21:02:10)
- 伏井出先生の解説は無しか。やっぱり出来るとしたら個別になるよなぁ。にしても「さようなら、ウルトラマンゼロぁははぁ~はぁ~」を正確に文字化出来る気がしない・・・。 -- 名無しさん (2017-08-25 21:05:23)
- 先生はコズモクロニクルも含めてかなり立場的に濃いからねぇ…個別項目は必須なキャラでしょう。 -- 名無しさん (2017-08-25 21:09:22)
- フクイデワールドは明日のゼロビヨンドでどう反応するか気になるな。ジャグジャグのサンダーブレスター初登場時の発狂には勝てそうにはないかもしれんが -- 名無しさん (2017-08-25 21:33:43)
- モコ一匹閉じ込めておけないAIBって…と思ったけど、ゼナ先輩がモアのおっちょこちょいを逆手にとってわざと彼女に世話させる事で、「何度も脱走する」状況を作り出してタカシと一緒に居られるよう仕向けた…とかどうだろう -- 名無しさん (2017-08-25 21:44:05)
- リクが守るべきものを探す話、レイトがヒーローになる話。って感じかな。そしてヒカリさん有能(ついでに世界の裏側の事情も教えてほしかったけど)。 -- 名無しさん (2017-08-26 09:37:42)
- ヒカリは戦わないのかって思ったけど、光の玉小さかったし、アイテムと一緒にメッセージ飛ばした程度だったのかな -- 名無しさん (2017-08-26 14:11:57)
- まあ、帰りマンのときのセブンみたいな感じだったのかな -- 名無しさん (2017-08-26 15:13:46)
- いやあ、8話は控えめに言って傑作だった。個人的にはオーブ17話に匹敵する。 -- 名無しさん (2017-08-26 16:22:25)
- ようやくギャラクトロン倒した次回予告でタイラントとか修羅すぎませんかね -- 名無しさん (2017-08-26 18:38:45)
- ↑折角弱体化してたゼロが(また)強化しちゃったんだから仕方ない。 -- 名無しさん (2017-08-28 20:51:19)
- 既にopが二番に切り替わるのが楽しみ。たぶん○○○の力を手にしてからになるんだと思うけど、「ここからはネクストステージ」「宿命を塗り替えることが使命 絆を繋げて」・・・的も強力なのが出てきそうだし、楽しみ過ぎる。 -- 名無しさん (2017-09-01 18:48:09)
- ライハの過去が明らかになったか。リトルスターはどうなったのか、誰が止めたのかが気になるな -- 名無しさん (2017-09-04 00:57:39)
- ↑ライハのリトルスターなら消えてたかと。止めてた人物は気になるね。個人的にはかつてヒカリを止められなかったキングの爺さんのリベンジを希望する -- 名無しさん (2017-09-04 01:01:44)
- 次回は朝倉リクゥ!来るか? -- 名無しさん (2017-09-09 13:06:28)
- 「決められた自分のストーリー」。そして二番が「ここからはネクストステージ」。本当の戦いはここからだ! -- 名無しさん (2017-09-16 16:49:18)
- ジードの情報が出たときに、じゃあ次々回作あたりでにせウルトラマンとして誕生した存在が人々とのかかわりによって本物になっていく…って作品が見たいなぁ、とか言っていたら…まさかのジードがそれ枠だったとは…ッ -- 名無しさん (2017-09-16 17:50:52)
- ネリル星人はともかく、ペダン星人にサーペント星人がモブとはいえ味方陣営ってのに少し驚き。一昔前の作品でも、マスクだけなら何とか残ってる怪獣・宇宙人ってどれくらいなのかちょっと気になった -- 名無しさん (2017-09-16 21:16:58)
- ゼットン星人方式はマスクが残ってれば直して使える、ないしアトラク用を撮影用に改造して出せると旧作からゲストで登場させる場合には便利な方法だよね -- 名無しさん (2017-09-16 21:19:16)
- restoreとmemoryでレムか、次回サブタイ -- 名無しさん (2017-09-23 13:11:44)
- まさかのダークネス一本足打法 -- 名無しさん (2017-10-01 23:17:15)
- レムも寂しさのような感情を持ったのだろうか -- 名無しさん (2017-10-04 17:01:44)
- ゼガンは胸にカラータイマーがあるせいかベリアル融合獣のボツ案(ラゴラス+レイキュバス)を流用したように見える。 -- 名無しさん (2017-10-14 11:20:04)
- 次回は閣下降臨か。去年はママだったけど、今年はパパが来るのか -- 名無しさん (2017-10-14 13:03:52)
- ↑2 ベリアル融合獣だったかはともかく、本作のテーマが融合でもあるから、ゼガンも融合要素を取り入れてるんじゃないかな? -- 名無しさん (2017-10-15 21:39:19)
- ライハにあるリトルスターはやはりキングか?ジャック、エース、タロウのカプセルもついに出るか -- 名無しさん (2017-10-21 09:39:08)
- いい最終回だった -- 名無しさん (2017-10-28 11:20:13)
- ↑そしてネクストステージへ -- 名無しさん (2017-10-28 11:21:59)
- もしかしてケイのベリアルへの祈りが邪悪なリトルスターをベリアルに与えるとかなんだろうか -- 名無しさん (2017-10-28 13:27:15)
- 次回は劇場版エックスの敵・・・敵も味方もチートだらけだよなあ・・・。 -- 名無しさん (2017-10-28 16:21:28)
- 石刈はヒルカワポジっぽいなぁ でもあっちと比べると悪人っぽさはないし、終盤自分のせいで人々に被害が及んで猛省イベはありそう -- 名無しさん (2017-11-09 21:47:23)
- ↑中立性と善意を持ってるから、ヒルカワとは比べるのはかわいそうだが、良かれと思って路線にはなるか。それとも正気を保てずルートか…… -- 名無しさん (2017-11-09 21:51:00)
- 石刈アリエはホラー作家としての乙一作品から現れたようなキャラっぽいけどなあ…名前の由来は「フランケンシュタイン」のメアリー・シェリーらしいが、彼女の理不尽なまでの不幸な出来事のつるべ打ちから石刈アリエも踏み込み過ぎて破滅する…ってパターンもありえるかも -- 名無しさん (2017-11-09 22:42:15)
- オーブのトラウマ怪獣ギャラクトロン(しかも2体)、映画Xのラスボス・ザイゴーグ、まだなお強キャラポジションのタイラント。前作のオーブもそうだったけど毎度毎度怪獣が強すぎる。 -- 名無しさん (2017-11-11 11:56:33)
- 何だかんだ目的は完全に達成されちゃってるのが…。今回の戦いはついでの嫌がらせみたいなもんだろうし -- 名無しさん (2017-11-11 12:27:40)
- アリエさん、そこから一線越えると戻れなくなるよ -- 名無しさん (2017-11-11 14:30:53)
- レキューム人の名前をクレジットで見て凄く驚いた。マスクだけとはいえ残ってたんだなぁ…… -- 名無しさん (2017-11-18 09:44:37)
- ↑劇場版オーブにも出てたのに何を今更 -- 名無しさん (2017-11-18 12:30:32)
- ネリル星人が登場したしコスモスの宇宙人が出てもよかったよね。スレイユ星人とかミゲロン星人なんかは人間と同じ姿だから予算もかからなくて済みそうだと思ったけど -- 名無しさん (2017-12-02 04:13:37)
- アリエさん、自業自得の末路やったなぁ ヒルカワと違って利他愛はあったけど、愛を向ける相手がその全てを捧げるのはべリアルだけだったのが運のつき -- 名無しさん (2017-12-02 15:28:11)
- 映画のキャスト欄に小野友樹も宮迫博之もいないという事は、やっぱりベリアル陛下は… -- 名無しさん (2017-12-02 22:14:09)
- キャラクター名は乙一さんがSF作家さんの名前をもじってつけてるって坂本監督が明言してくれたね。 -- 名無しさん (2017-12-06 12:36:48)
- 坂本監督のインタビューはそういうことかー! -- 名無しさん (2017-12-09 09:51:03)
- 明日最終回だから1話から見直しているけれど、やっぱ1話すごくいいなぁ… -- 名無しさん (2017-12-22 23:45:50)
- いろいろ説明不足だと思ってたら最終回で一気にピースがはまっていってなんともいえない快感 -- 名無しさん (2017-12-23 10:52:34)
- 精神世界の描写は17話でベリアルが抱き寄せたのに対して、今回はリクがやるという対比でいい感じ。残された謎はクライシス・インパクトの詳細だけど、この辺りは今後明かされるかな -- 名無しさん (2017-12-23 12:34:29)
- オーブTHEchronicleでウルトラファイトジードみたいなのやるのかなぁ -- 名無しさん (2017-12-23 14:50:01)
- 改めて見ると、劇場版やメビウスに匹敵するほど客演が豪華な作品になったなぁ -- 名無しさん (2017-12-25 21:01:01)
- さて、次回作はどんなものになるか。 -- 名無しさん (2017-12-28 11:02:58)
- 結局冒頭のシャイニングウルトラマンゼロのカプセルは何だったんだ? -- 名無しさん (2017-12-29 01:40:25)
- ↑カプセルの一例として登場させる際に、金のウルトラカプセルキャンペーンで配布予定だったシャイニングウルトラマンゼロを出したのでは? -- 名無しさん (2017-12-29 02:24:02)
- ウルトラマンのあの姿はプラズマスパークエネルギーの影響うんぬんからするに、リクのあの姿は一番プリミティブなM78星雲の宇宙人の姿ということになる。模造品のはずが最も原初のM78星雲の宇宙人の姿に近い、という設定から生まれた不思議 -- 名無しさん (2018-01-12 23:40:53)
- ↑ベリアル陛下の人間体自体は扱い的にはあの人になってしまうわけだけど、ある意味ではリクの姿がベリアル陛下の人間だった場合の可能性なんだよね -- 名無しさん (2018-01-12 23:54:21)
- リクの寿命ってどうなるんだろう。あくまで模造品だから地球人基準なのか、模造品でもウルトラマンだから何万年もの時を過ごすのか・・・ -- 名無しさん (2018-01-14 03:34:40)
- ペガとレムのキャラソン、結構良かったよ -- 名無しさん (2018-01-16 23:41:46)
- ゼロに限界は無いから数年すればビヨンドを超える形態が出るんかな -- 名無しさん (2018-01-31 21:34:53)
- 何万年も後はリクもジードオリジンにでもなってるんだろうか? -- 名無しさん (2018-03-05 20:44:06)
- まあ落ち込んだり悩んだり色々あったけど、ベリアルの息子だからって理由で安易な闇堕ちさせられずに光の道を歩んでいけてよかったと思う -- 名無しさん (2018-03-15 17:20:55)
- ニュージェネでは一番好きな作品だから個人的に作品が嫌いな人達の声がデカ過ぎる所為で平和に語れないの悲しい、平成ウルトラシリーズの項目のジードの欄もやけに淡々としてるし...............数年したら落ち着くだろうか............ -- 名無しさん (2018-10-01 18:04:37)
- 偽物云々の話だしジードがどこかチャイヨーっぽいデザインなのにも理由ありそう -- 名無しさん (2018-10-11 02:37:19)
- もうベリアルは出ないんだろな -- 名無しさん (2019-01-09 19:41:51)
- ↑まぁベリアル出したらジードの最期が台無しになるしね -- 名無しさん (2019-12-28 18:25:33)
- アースとプリンセス -- 名無しさん (2020-08-04 12:55:10)
- ジードパパ -- 名無しさん (2020-10-06 22:24:38)
- レム…親子揃って好意を抱いた存在を重ねられている(ように見える)という… -- 名無しさん (2020-12-14 22:57:27)
- 祝:スピンオフ! -- 名無しさん (2021-12-13 21:04:25)
最終更新:2024年10月24日 04:52