初出:第182話
容姿
髪の色:青味の強い紫
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瞳の色:藍
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ジルヴェスター譲りの青紫の髪に、フロレンツィア譲りの青の瞳。
顔立ちもフロレンツィア譲りで、おっとりと優しい感じに見える。
ローゼマインと髪の色が似ていて、本当に姉弟のようにみえる。
地位
年齢と属性関連
- ローゼマインとの学年差:-4
- 誕生季:春
- 洗礼時の属性(適性):5属性(闇水火風土)
メルヒオール視点の回
書籍第二十巻 プロローグ
作中での活躍
ジルヴェスターの次男。
フロレンツィアの下で伸び伸び育った。
ヴィルフリートやシャルロッテからローゼマインのすごさを教えられつつ成長。
洗礼式より前からローゼマインが作った玩具や聖典絵本が好き。
ローゼマインの様な領民から頼られる神殿長を目指しており、自分で聖杯を出して祈念式を行う事や、儀式で祝福を贈れるようになる事を当面の目標としている。
また、領主の実子が神殿を守る神殿長になることは、神殿の者達にとって大きな意味があると捉えられている。
作中で唯一
ローゼマインの騎獣をカッコいいと評した人物で、側近に「グリュンは…」と止められている。
ローゼマインとの繋がりを示す紋章入りペンダントを贈られている。
13年冬にお披露目を行ったものの、粛清の影響ですぐに子供部屋に向かうのを禁止され、北の離れで過ごした。
ジルヴェスターは元々神殿長の後任をメルヒオールに任せるつもりだったが、神殿の人員不足が深刻になり、本人が領主候補生としての役目を求め、ローゼマインが側近も含めた教育を引き受けたことで、本格的に神殿業務に携わる事となった。
春を寿ぐ宴では、ローゼマインが成人退任するまでの3年間を引継ぎ期間とし、次期神殿長として
青色神官見習いとなる領主命令を得た。
既に神事が中央から見直され、領主候補生が神事に参加しているエーレンフェストがその最先端にいる状況がジルヴェスターより説明された為、この事は領内でスムーズに受け入れられた。
引継ぎが開始され、神殿長ローゼマインと神官長
ハルトムートによる教育を側近共々受ける事となった。
代々神官長付き側仕えだった
ロータルを始め、ハルトムートに選ばれた者達の中から灰色神官の
側仕えを選び、下町の商人達との顔合わせや、ハッセでの兵士達との顔合わせなど、平民関係の業務も次々引き継いでいく。
魔石を使った神具への魔力奉納や祝詞の勉強、祈念式など儀式関係の引継ぎも開始し、ハッセでの祈念式見学後には青色神官見習いとしての
部屋を得て、
誓いの儀式を行った。
領主会議期間の礎への魔力供給も、神殿での練習で鍛えられたことで倒れる事がなくなった。
そんな中、領主会議にてローゼマインの中央入りが内定した事で、ヴィルフリートの次期アウブ内定が消え、シャルロッテ同様アウブを目指しても良い立場となる。
が、当初3年想定だった引継ぎ期間が1年と短くなった事もあり、神殿長の業務を優先し、アウブについては成人してから考えたいと主張した。
神殿長としてお祈りで加護を増やす事も今後のアウブに必要な為、この選択は領主夫妻に受け入れられた。
引継ぎ期間が足りない事は自明な為、孤児院長に就任する
フィリーネや、
ダームエルにも頼る事となり、協力体制を作る事となった。
2人に神殿業務を頼む時は別料金を支払うようにローゼマインに釘を刺されるが、この別料金設定は自身の側近達にも喜ばれ、上に立つ者として正当な報酬の支払い時や、予算の引っ張り出し方も同時に教えられる事となった。
中央への移動準備で多忙となったローゼマインの目は届かなくなったが、ハルトムートによる教育は継続し、この期間で聖典を読めるように古語の勉強を始めたり、
神殿内の工房見学をする事はもちろん、
孤児院に何度も顔を出して
ニコラウスや
ベルトラムなどの青色見習い達とお茶会を開いたり、勉強の様子を見るなどの気遣いも見せた。
このことでベルトラムは領主一族への名捧げの対象としてメルヒオールを選んでいる。
また、ローゼマインはメルヒオールがニコラウスを庇護してくれると助かると思っている。
収穫祭の祝詞も覚え、14年秋には
ハッセの小神殿を引き継ぐと同時に、領主候補生の務めとして直轄地を担当した。
14年冬の子供部屋は神殿での経験を活かして子供達を導き、上手く運営した。
貴族院へ行く
学生側近達の教育はローゼマインが引き受け、ローゼマインの側近達が協力したが、自身でもローゼマインの帰還スケジュールに合わせた早めの講義終了を命じ、学生側近達もそれに応えて努力するなど、頼もしい関係を築いている。
また、貴族院の奉納式にも希望して自らの若手成人側近2人を参加させた。
この奉納式でローゼマインが失踪し、ハルトムートの思惑も多分に働いていると思われるものの、ローゼマインが戻った頃には神殿業務の引継ぎが完了し、この冬の成人式は魔石を使用しながらも神殿長としての務めを果たした。
15年春の
礎争奪戦では直接戦いの場には出ずに神殿及び下町を中心に守るように命じられ、神殿にイロイロな罠を仕掛けて防衛に徹した。
神殿でのまとめ役も務めて孤児院は守りきったものの、ジルヴェスターからゲオルギーネの記憶内容を聞いて
貴族区域で犠牲者が出た事を知り、心を痛めながらも面識の薄かった
フェルディナンド相手に過不足のない報告を行った。
その後エーレンフェストの神殿長に就任し、新ツェントの継承の儀式には神殿長の儀式服を着て参列した。
ローゼマイン式魔力圧縮法を教えられない世代となる一方、
貴族院の地下書庫の資料にある圧縮方法を試すことが可能となるはずの世代となる。
また、
領地の礎への関与が可能となる
聖典の鍵を次期アウブと定まっていない者に譲っても良いのかどうかは全領地共通の検討課題であるが、その事実がジルヴェスターに伝わった後、14年冬の成人式をメルヒオールは執り行っており、その後の神事でも聖典を使用していると思われるが、詳細は不明である。
加護によってシュタープの品質に違いが出る事等が判明したことや、
1年生で神の意志を取得するカリキュラムが変更になったことで、エーレンフェストの領主候補生の中でただ一人品質が悪いシュタープ獲得を避けられ、神事と神殿(神殿長)の重要性が周知され始めたことから、次期領主の最有力候補と他領からは目されている。
経歴
13年春 洗礼式
13年冬 お披露目をする
粛清の影響で子供部屋ではなく北の離れで過ごす
春を寿ぐ宴で次期神殿長となる領主命令を受ける
14年春 ハッセの祈念式を見学する
誓いの儀式を行い、
青色神官見習いに就任する
14年夏 下町の夏の成人式を見学する
14年秋 収穫祭でハッセの
小神殿の守りや
隠し部屋を引継ぎ、直轄地を回る
以降、神殿の神事に従事する
14年冬 神殿長代理として下町の冬の成人式を執り行う
15年春 エーレンフェスト防衛で下町と神殿を担当
神殿長に就任し、白の衣装を纏って継承の儀式に参列する
16年冬 貴族院入学予定
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