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EDF

  • 「Earth Defense Forces」の略称。
    • 直訳すると「地球防衛軍」、本シリーズのタイトルとなる。
    • このため「EDF」という単語は『ゲーム内に登場する組織(以下で解説)』と『地球防衛軍というゲームソフトシリーズ』の2つの意味を持つ。
      意味を取り違えないように文脈には注意しよう。
  • 主人公(プレイヤー)が所属する組織であり、作品ごとに様々な経緯を経て設立されている
    • 1&2、3&4、5&6はそれぞれ同一の世界を舞台にしていると明言されている。それ以外の作品間には直接的な繋がりはない。
    • 本作中でもネタにされているが、IAとIRは続編ものではなく完全な別世界である。
  • 総司令が語るところによると、本作のEDFは過去作で登場したすべての敵対勢力を撃退した実績を持っており、そこだけ見れば歴代最強と言える。
  • …が、ダークレジオンの攻撃で地球がバラバラになった際、一緒に壊滅状態になったらしい。やはりお約束は免れなかったか。

ブラザー

  • 本作でプレイヤーが操作することができるキャラクター達の総称。過去作で言うレンジャーなどといった兵科に近い。
  • ブラザーごとに固有のアビリティやスペシャル技を持ち、初期装備可能な武器種も異なる。
  • 過去作の兵科は多くても4種類程度だったが、本作ではバリエーション違いを除いても60種類以上のブラザーが登場する。
  • 大きく分けて過去作の各兵科を再現した正規のEDF隊員の「EDF歴代兵科」と、各国をモチーフにしたちょっと強い民間人の「ご当地EDF隊員」の2種類に大別される。
    • 歴代兵科の各々の説明に関してはこちらの項目で述べる。
    • ご当地隊員は支給された武器や自前の武器で戦う。本家隊員にはない特殊な技を使えたりもし、そこら辺のEDF隊員よりもよっぽど強いご当地隊員も存在する。
  • ブラザーの種類を問わずに装備できるのは武器1つとアクセサリー1つ。
  • プレイヤーはこのブラザー4人から成るチームを編成し戦場に赴くことになる。


侵略者

今作で対峙する過去作品の敵性勢力。

インベーダー

  • 「THE地球防衛軍」&「THE 地球防衛軍2」とその移植作品に登場する。
  • 元々のEDFが異星人との戦いではなく紛争解決を目的とした組織だったとは言え、初襲来からたった数時間で世界各地の軍事基地を壊滅させた。
  • 機械系の敵のデザインは、「マザーシップ」や「ダロガ」や「キャリアー」のように、紫色&緑色&黄色を基調としたものが多い。
  • 「ソラス」を兵器として投入するのはこの勢力だが、幼生体・成体だけではなくサイボーグ化された個体も使用してくる。
  • 母船のマザーシップは、ハッチから多数のUFO「ファイター」(今作DLCで登場予定)を投下する他、八基の「ジェノサイド・キャノン」と紫色のビーム砲台「スペースリング」で武装している。
    • 一定ダメージを受けると、ジェノサイド・キャノンを放棄して破壊不能なビーム砲台16基を発動し、画面を埋め尽くすほどの弾幕を展開する。
    • 初代EDFのラスボスで、展開中のハッチにシールドを張れないという弱点を見抜かれ撃墜される。
      EDF2では2年後に新戦力(蜘蛛型巨大生物「バゥ」や今作DLCに登場予定の「ドラゴン・センチピード」など)を引っ提げ、中ボスとして再登場する。
    • 今作では2回このタイプのマザーシップを撃退する事になる。
      フォーリナーのマザーシップの例から察するに、初代EDFとEDF2のマザーシップ2隻が別個体として参加しているのだろう。
      どっちがどっちの作品由来のものかは不明。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • EDF2ではマザーシップ撃墜後の掃討戦の最中に、インベーダーの真の母船「アダン」が上空に出現。
    マザーシップとは比べ物にならない数の砲台による一斉射撃と、更なる新兵器の投下によって、人類は再び追い詰められていく。
  • この時に投入される新型円盤「インペリアル・ファイター」と爆撃機「インペリアル・ボマー」が、今作のDLC追加ミッションに登場予定。
  • 「インベーダー」自体は英語で「侵略者」を意味しているため、今作の海外版でどう呼び分けるのかが注目される。

フォーリナー

  • 地球防衛軍3~4及びその派生作品&移植作品に登場。
  • 銀色を基調としたSFチックなデザインの機械兵器が多い。
  • 「ガンシップ」や「ヘクトル」といった無人兵器の集団や、防護能力に優れた大型円盤キャリアーや四足歩行要塞等の拠点級兵器を運用する。
  • 初交戦の2017年から遡ること4年前に人類側から認知されていたが、交渉に応じなかったため、2年前にはフォーリナーとの戦闘に備えた連合地球軍「EDF」が設立されている。
  • EDF3&3Pでは宇宙生物「ヴァラク」(DLCミッションに登場予定)とそのサイボーグ化個体を投入する。
    しかしEDF4では全く登場せず、EDF4.1では怪生物「エルギヌス」に置き換えられた。カワイヴァラク…
  • 武装を展開していない母船マザーシップは、コタローが形容したように「銀色の大玉」そのもの。
    • 下部からはジェノサイド砲を放つ巨大砲台を展開し、側面からはビーム砲台とプラズマ砲台の付いた浮遊砲台を多数展開することが可能。
    • 弱点である大気吸収口に大ダメージを与えると最終形態に移行。側面下部の大型砲台による凄まじい弾幕を放つ。
    • EDF3ではストーム1とNPC・市民達の活躍によって撃墜されるが、7年後が舞台のEDF4&4.1では10隻の大船団として再襲来。
    • それでも、戦力と技術力を向上させたEDFによって、少なくとも半数以上のマザーシップが撃墜あるいは戦闘不能に追い込まれた。
  • マザーシップ船団への大規模攻撃作戦は成功したものの、新種の飛行型巨大生物(今作で言う「ツキサスピアン」)が出現し掃討戦は難航。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • 飛行型も含めた残敵の討伐に手間取る中、砲台やハッチが付属する六角形のパネルで構成される大船団が出現。
    空から地球を埋め尽くしていこうとする様から、「アースイーター」と命名される。
    • ハッチから投下される新兵器・破壊しても続々と補充されるパネル・太陽光を遮ることによる環境の激変によって、人類を半数以下にまで減らした。
  • 更に巨大生物がドラゴンに類似した生命体に進化。エアレイダーの支援要請が一時的に不可能になるなど、主人公の周りにも大きな被害をもたらす。
    • ドラゴンの親玉である「グレーター・ワイルド・ドラゴン」まで登場。
  • フォーリナーは、巨大生物の地球への定住の手助けをしたり、進化後の巨大生物を積極的に投下したりするなどの動きを見せる。
    • そのため、地球侵略における彼らの最終目標は、自らが保有する巨大生物の更なる進化ではないかと作中で推測されている。
  • 英語として誤解を招きやすい表現なためか、海外版では呼称が「Ravager」に改められている。
    • そのため、侵略をまだ始めていない段階で「破壊者」呼ばわりされる。
    • EDF:IAの敵勢力と名前が被る点を今作の海外版でどう解決するのかが注目される。

ラヴェジャー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
  • 高度に進化した昆虫種族が絶滅前に放った、昆虫生命体を搭載した大艦隊が起源。
    行く先々にある生命が存在可能な惑星を昆虫生命体によって侵略し、地球を除く銀河系中の惑星を支配した。
    • 設定だけを見れば、デジボク世界の他の侵略者にとっても脅威となりかねない存在である。
  • 昆虫型生命体と機械型兵器を駆使してくるが、その二つが融合したもの(「デストロイ・マンティス」など)も使用する。
  • 他作品の蟻のデザイン元がクロオオアリであるのに対し、最初の雑魚敵「ブル・アント」は北米の収穫アリに類似している。
  • 殆どの雑魚敵が攻撃手段を複数持っている上に、一部の昆虫型生命体はマップ上の車をこちらに投げつけたり、地面に潜って近くにワープしてきたりする。
    • 後半ミッションでは機械化されたものが変異種として登場し、そのままの物量で投入される。
  • 弾丸は通すが人間だけは通過できないバリアーをマップ中に張り巡らし、プレイヤー達の行動を制限する。
    フォーリナーやプライマーの防御スクリーンと一緒に登場したらとんでもないことになっていた。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • 最終ミッションではマザーシップ(?)が登場。
    • この時の作戦目標は雑魚や二足歩行兵器「ヘクター」の排除とエリアからの脱出であり、マザーシップからは誘導ビームなどで一方的に攻撃される。
    • 結局、撃退できないどころか全容の把握すら叶わずストーリーが完結してしまう。
      今作でラヴェジャーのみ母船が登場しないのはおそらくこのため。
  • この消化不良な結末も、EDF:IRは続編であるという誤解が産まれる土壌を作っていると考えられる。

プライマー

  • 地球防衛軍5に登場し、続編の地球防衛軍6にも登場予定の侵略者。
  • テレポーション技術や揚陸艇による高い輸送能力を誇り、一部拠点級は空爆や砲撃をも防ぐ「金色の装甲」に守られている。
  • 知能を持った人型(?)の生命体「コロニスト」&「コスモノーツ」が直々に参戦している。
    通信では「エイリアン」と呼ばれることが多い。
    • 緊急回避&建物に身を隠す&障害物をよじ登るといった、プレイヤー側だけが可能だったアクションを積極的に使用してくる。
    • アクティブ化した集団内で、視界によってタゲを共有している。
      逆に言うと、障害物を挟んで逃げれば撒くのも容易。
    • 巨大生物(作中では侵略性外来生物や怪物と呼称)を使役することが可能であり、タゲを任意の相手に向かわせたり地面から一斉に出現させたりする場面も。
    • 武器は一個体につき一個までしか装備できないが、武器の種類が多様で集団で来られると対処が難しくなる。
    • 部位破壊が可能で戦闘能力を削ることも出来るが、四肢は一定時間で再生する。
    • 汚染物質に滅法弱いらしくコロニストの大部隊が局地戦で大敗を喫したことも。
      • そのためか、コスモノーツの鎧には大気汚染から身を守る効果もある。
      • だがゲーム中で鎧を剥がしても、本体にダメージが通ようになる以外の弱体化は生じない。
    • コロニストは人型で言語を用いる(と作中で認識されていた)ことから、対話による交渉も模索されていた。
      しかし、プライマー側は初手で交渉団を殺害するなど、停戦や降伏に応じる気配を全く見せなかった。
  • フォーリナーと同じく「エルギヌス」を使役する他、より生命力の高い怪生物「アーケルス」も投入してくる。
  • マザーシップは前述の金色の装甲に覆われており、全体の形状は「インディペンデンス・デイ」などで見られる平板状のものに近い。
    • 過去作のマザーシップと異なり、最初から10隻で飛来した。
    • 大型砲台の攻撃は初代EDFのマザーシップと類似しているが、一箇所から緑色に輝く光弾を散弾状に撒くと言う点が異なる。
  • EDF5自体が現行機のナンバリングタイトルであるため、今作での登場は控えめ。
    • しかし、追加DLCで味方として登場する。詳しくは、登場人物の同項目を参照。
+ デジボク未登場のシナリオのネタバレを含むため折り畳み
  • 侵略性外来生物(怪物)を地球に送り込み、地底に潜り込んで繁殖まで手助けしようとしていたのは、怪物の体液によって汚染物質を分解させるためと作中で推測されいる。
  • また、戦闘ドローンが人間を狙うように設定したり、建造物の材質を食料とする巨大生物を投入するなど、人類だけを痕跡ごと地球から消し去ろうとしている。
  • 実は過去にも地球へ飛来しており、世界各地の神話にプライマーを指すと思しき記録が残っている。
    • 特にインドで発見されたテレポーションシップの残骸(数千年前に墜落)が決定的な証拠となり、宇宙人の襲来に備えるという目的を伏せたまま、世界規模の軍事組織EDFが設立される。
    • 人類自体がプライマーの生み出した生命体の一つに過ぎない可能性も示唆されている。
  • 新型兵器とコスモノーツの投入によって優位に立ち、最終的に人口を一割にまで減らすことに成功する。

アグレッサー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。
  • 生物兵器&機械兵器を問わず体内に「エナジージェム」と呼ばれる鉱物を内蔵しているのが特徴。
    • 地球上の生物を模した巨大生物からは青色、機械兵器からは黄色、宇宙由来の生命体(「シディロス」など)からは赤色のエナジージェムがドロップする。
    • また緑色のエナジージェムもドロップし、ゲーム中では回復剤として作用する。
    • エナジージェムは、アグレッサーの攻撃でインフラの大部分を失った人類にとって貴重なエネルギー源とされている。
    • そのため、EDFとその対抗組織「カインドレッド・レベリオン」との間で取り合いも起きている。
  • 2028年に母船「ハイヴクラフト」が地球へ飛来し、その後幾度となく人類との戦いを繰り広げる。
    • 2033年には、エナジージェムを利用して発明された強化外骨格PAギア及び新型エナジーコアを装備した兵士によって、チュートリアルで撃墜される。
    • 7年後の2040年に再び飛来し、新たな生物や兵器を率いて侵略を試みる。
  • 他作品で言うところのマザーシップである「ハイヴクラフト」は、上部がエナジージェムの鉱脈で構成されている。
    • 下部からは大規模な砲撃を展開するが、基本的にプレイヤーに狙いを定めてこない。
    • 最初の侵略では主砲も使っていた様だが、発射時に受けたミサイルが致命傷となったためか、チュートリアルより後に使われる場面は無い。
    • 再襲来時には一瞬でワープによる離脱も可能となっており、発射後のEDF衛星砲をかわす場面も。
  • 毒&火炎&電撃といった属性を持つ攻撃手段によって、プレイヤーの行動を制限してくる敵も少なくない。
  • 超巨大生物「ベイザル」を最初の怪獣枠として投入する。
    • 今作でも用いる放電攻撃は、PAギアやビークルのブースト動作を長時間使用不可にするなど、今作より危険性が高かった。
    • 終盤のミッションでは当たり前のように2体ずつ出現する。
    • 電撃攻撃が赤い変異体も追加ミッションで出現。意図していたかは不明だが、EDFの無人兵器に反乱を起こさせた。
  • 終盤になるにつれ、光学兵器に耐性のある変異種や回復武器で大ダメージを受けるゾンビ化個体も登場する。
  • 人類の殲滅だけが戦闘目的ではないことを伺わせる描写が多い。
    • 人間を捕縛してカプセルに閉じ込める「ハーベスター」という敵が登場する。
    • 多脚兵器「ガーガント」を用いてボーリング調査のような行為を行っている。
+ デジボク未登場のシナリオのネタバレを含むため折り畳み
  • ストーリー中盤で自衛機能を持った謎の塔「ピラー」が各地に登場する。
    • この塔はエネルギーを地中から吸収するためのものと判明。
      ハイヴクラフトはピラーのエネルギーを利用して、超巨大生物「ラズニード」を転送する。
    • ハイヴクラフトはラズニードを制御しようとするもEDFの妨害を受け、逆にラズニードに船体上部のエナジージェム鉱脈へのし掛かられ、海中に引きずり落とされてしまう。
  • その後のEDFは、ラズニード及びそこから発生する新種の敵「ラズニード・ラーヴァ」との戦いを余儀なくされる。
    • ラズニード出現後の地球環境は、火山活動が活発化する一方で大寒波に見舞われる地域が出るなど矛盾した状態となっていた。
    • このことから、ラズニードは自らが生息するのに適した環境を惑星単位で生み出す能力を持っており、アグレッサーがこの生物を召喚したのはテラフォーミングの過程で人類を根こそぎ消し去るためだったと推察されている。
  • ハイヴクラフトは最終ミッションにも登場するが、チュートリアルのように撃墜できないため、撃破数はずっと1のまま変わらない。

ダークレジオン

  • 今作で登場する上記4種の敵侵略者の総称。またはそれらを率いた「何者か」の呼称。
    • ダークレジオンと言う名称は、軍団を意味する「Legion」と、今作のテーマである地域を意味する「Region」の2つをかけた名前だと考えられる。ロード中のTIPでは「闇の領域」とも書かれているため、後者の意味合いが強いか。
  • もっとも、ストーリー中の通信内容では序盤から「マザーシップを残してダークレジオンは姿を消した」などと言われている。基本的に6隻のマザーシップ連合とダークレジオンは別の存在とハッキリ区別されており、侵略者連合軍という意味でこの名称が使われることはほとんど無い。
  • コマンダー率いるEDF兵士とブラザーの最終目標はダークレジオンの撃退であり、総司令は敵の実行戦力であるマザーシップの位置特定とともに、姿を隠すダークレジオンの捜索も指揮している。
  • 各マザーシップは黒いモヤモヤを纏っており、同様にモヤモヤを纏って強化された敵をボスとして召喚する。
    • ボス撃破後はモヤモヤを失うと同時にその場から去ってしまう上、バラバラにされた地球がなぜか一部修復される。
+ ストーリー終盤のネタバレを含むため折り畳み
  • 最後のマザーシップを撃退し、地球が完全に元通りになると思いきや、マザーシップのモヤモヤの中から謎の生命体が出現。
    逆に地球を飲み込もうとしてくる。
  • 姿を消していた「ダークレジオン」とはこの生命体の事であり、探しても発見できなかったのはマザーシップの中に潜り込んでいたからであった。
  • 黒いモヤモヤを纏った敵は、「ダークレジオン(DR)化した個体」と通信などで呼ばれる。
  • DR化を加味しても、ジョーやガウチョシスターの牛が攫われた理由は不明のままである。

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最終更新:2025年03月28日 01:46