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シムシティ2000 - (2012/11/30 (金) 13:00:05) の1つ前との変更点

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*シムシティ2000 【しむしてぃ2000】 |ジャンル|シミュレーション|~|~| |対応機種|Mac OS, MS-DOS, Windows|~|~| |開発元|MAXIS|~|~| |発売元|イマジニア|~|~| |発売日|1994年|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[シムシティシリーズリンク>シムシティシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 シムシティシリーズの第二作。前作同様シナリオモードを除いてゲームの目標はなく、市長の好きなように都市を作っていく。 **前作からの変更点 -視点はトップビューからクオータービューに変更。都市は自由に回転させることができる。 -地形に高低差(海底は深さ)の概念が登場。高低差や斜面をどう利用するかを考える必要ができた。 -トンネルの建設もできる。 --さらに今作から地形の造成が可能になり、資金さえあれば地形に自在に手を加えることができる。 -前作では三大地区、港、空港もマスの大きさが固定だったが今作から自由な大きさ・形に設定できるようになった。 --これにより3×3マス単位の土地がとれない部分も開発できるようになった。 -交通機関の変更 --前作では単なる道路の上位互換版だった「鉄道」に新たに「駅」の概念が追加。さらに利用者数もしっかり計算される。 --道路にもバス停を設置できるようになり前作よりも利用の幅が広がった。 --高速道路とランプ(インターチェンジ)が登場。道路利用の整理ができる。 --地下鉄が登場。高価だが地上に場所を必要とせず駅も小さい。 --地下鉄以外の交通機関は隣接する都市へ接続可能になった。接続することで都市の発展を加速できる。 -ライフラインの追加 --発電所の種類も2種類から9種類に増加。前述の高低差を利用した水力発電所ダムも登場。((水力発電所は次作『3000』では削除される。)) --新たに上下水道が登場。くわえて水域にも淡水・海水の区別が付き上水道の整備に重要な要素になった。 ---共益施設には新たに寿命が設定され、老朽化するごとに建て替えが必要になった。 -公共施設の種類が増加。 --病院・学校も今作からは市長自ら建てるようになった。 ---さらに大学・図書館・博物館も追加され、あらゆる年齢を対象に教育をする必要がある。 --刑務所が必要になった。しかも周囲の住人には嫌がられるので設置場所を考えなければいけない。 --水辺用の娯楽施設・マリーナが追加。 --SFC版の『シムシティー』でプレゼントとして登場した動物園・大きな公園が今作からは通常の建物になった。 --前作ではSFC版のアレンジだった「プレゼント」が今作からは本家で採用された。 -ひとつの建物で万単位の人が住める巨大コロニー「アルコロジー」が登場。(ただし次作『3000』からは削除される。) -一部の発電所や地下鉄などはそれが発明される年代にならないと建てられないようになった。 -新しい都市を始める際に自在に好きな地形を作って始められる。 --水域・斜面・森林の量・海岸・河の有無を指定して自動で生成させられる他、自分で手を加えられる。 -各所のプログラムの変更。 **評価点 -多くの新施設の登場やシステムの改良によりシミュレータとしての現実性やプレイの自由度は前作から大幅にアップした。 --前作での攻略法はある種「仕様との戦い」だったが今作から「現実的に考えて住みたいと思える都市づくり」ができる。 ---もちろん現実的に考えると無理があるけど面白い都市づくりも楽しめる。 **問題点 -水力発電所が便利すぎる。 --年代に関わらず最初から使える上、1タイルの滝があれば建設できてしまい、費用も極めて安く寿命もない。電力供給量が少なく、発電量の振れ幅がやや大きいという欠点があるものの、数でカバーできてしまう。都市中の使い道のない斜面を水力発電所で埋め尽くしたり、ダムの山を作ったりすると電気には困らなくなってしまう。 --発電所は使い勝手の差が激しく、後の年代に登場するからといって必ずしも便利というわけではない。 -あいかわらず飛行機が墜落しすぎる。 -「アルコロジー」が建設できるようになると、後は途端に作業ゲーになる。 --これまで苦労して築き上げてきた街並みとは比較にならないほどの人数を、少ない土地スペースに集めることができるため。人口優先でいくと最上級のアルコロジーである「ラウンチ・アルコ」をひたすら金を貯めて建設していくことになる。 **総評
*シムシティ2000 【しむしてぃ2000】 |ジャンル|シミュレーション|~|~| |対応機種|Mac OS, MS-DOS, Windows|~|~| |発売元|イマジニア|~|~| |開発元|MAXIS|~|~| |発売日|1994年|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[シムシティシリーズリンク>シムシティシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 シムシティシリーズの第二作。前作同様シナリオモードを除いてゲームの目標はなく、市長の好きなように都市を作っていく。 **前作からの変更点 -視点はトップビューからクオータービューに変更。都市は自由に回転させることができる。 -地形に高低差(海底は深さ)の概念が登場。高低差や斜面をどう利用するかを考える必要ができた。 -トンネルの建設もできる。 --さらに今作から地形の造成が可能になり、資金さえあれば地形に自在に手を加えることができる。 -前作では三大地区、港、空港もマスの大きさが固定だったが今作から自由な大きさ・形に設定できるようになった。 --これにより3×3マス単位の土地がとれない部分も開発できるようになった。 -交通機関の変更 --前作では単なる道路の上位互換版だった「鉄道」に新たに「駅」の概念が追加。さらに利用者数もしっかり計算される。 --道路にもバス停を設置できるようになり前作よりも利用の幅が広がった。 --高速道路とランプ(インターチェンジ)が登場。道路利用の整理ができる。 --地下鉄が登場。高価だが地上に場所を必要とせず駅も小さい。 --地下鉄以外の交通機関は隣接する都市へ接続可能になった。接続することで都市の発展を加速できる。 -ライフラインの追加 --発電所の種類も2種類から9種類に増加。前述の高低差を利用した水力発電所ダムも登場。((水力発電所は次作『3000』では削除される。)) --新たに上下水道が登場。くわえて水域にも淡水・海水の区別が付き上水道の整備に重要な要素になった。 ---共益施設には新たに寿命が設定され、老朽化するごとに建て替えが必要になった。 -公共施設の種類が増加。 --病院・学校も今作からは市長自ら建てるようになった。 ---さらに大学・図書館・博物館も追加され、あらゆる年齢を対象に教育をする必要がある。 --刑務所が必要になった。しかも周囲の住人には嫌がられるので設置場所を考えなければいけない。 --水辺用の娯楽施設・マリーナが追加。 --SFC版の『シムシティー』でプレゼントとして登場した動物園・大きな公園が今作からは通常の建物になった。 --前作ではSFC版のアレンジだった「プレゼント」が今作からは本家で採用された。 -ひとつの建物で万単位の人が住める巨大コロニー「アルコロジー」が登場。(ただし次作『3000』からは削除される。) -一部の発電所や地下鉄などはそれが発明される年代にならないと建てられないようになった。 -新しい都市を始める際に自在に好きな地形を作って始められる。 --水域・斜面・森林の量・海岸・河の有無を指定して自動で生成させられる他、自分で手を加えられる。 -各所のプログラムの変更。 **評価点 -多くの新施設の登場やシステムの改良によりシミュレータとしての現実性やプレイの自由度は前作から大幅にアップした。 --前作での攻略法はある種「仕様との戦い」だったが今作から「現実的に考えて住みたいと思える都市づくり」ができる。 ---もちろん現実的に考えると無理があるけど面白い都市づくりも楽しめる。 **問題点 -水力発電所が便利すぎる。 --年代に関わらず最初から使える上、1タイルの滝があれば建設できてしまい、費用も極めて安く寿命もない。電力供給量が少なく、発電量の振れ幅がやや大きいという欠点があるものの、数でカバーできてしまう。都市中の使い道のない斜面を水力発電所で埋め尽くしたり、ダムの山を作ったりすると電気には困らなくなってしまう。 --発電所は使い勝手の差が激しく、後の年代に登場するからといって必ずしも便利というわけではない。 -あいかわらず飛行機が墜落しすぎる。 -「アルコロジー」が建設できるようになると、後は途端に作業ゲーになる。 --これまで苦労して築き上げてきた街並みとは比較にならないほどの人数を、少ない土地スペースに集めることができるため。人口優先でいくと最上級のアルコロジーである「ラウンチ・アルコ」をひたすら金を貯めて建設していくことになる。 **総評

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